
硬式庭球部 日大に圧勝! 大一番に向け弾みをつける /関東大学男子1部リーグ戦
ルーキーが存在感を見せた。第1セットはプレッシャーに押され、実力を出しきれず1ー6とねじ伏せられる。しかし第2セット前に「ただ負けるのではなく、後悔しないよう思いっ切りやれ」とベンチコーチの諱に声を掛けられる。それが奏功し、第2セットは積極的に攻め6ー1と圧勝。第3セットは接戦となるも、4ー3のカウントで相手がネットに触れたボールをうまく押し込んでブレーク。そこから一気に突き放し6ー3で勝利した。リーグ戦初出場ながら、明大の勝利に貢献する活躍を見せた。
大一番に向け慢心は無い。快勝を果たした中でも弓立は「なんでゲームを落としたか、ファイナルセットまで持ち込んだか反省しなければならない」と気を引き締める。次戦で慶大で勝利すれば、目標である王座進出へ大きく近づくこととなる。「死ぬ気で勝ちに行く」(弓立)覚悟で慶大戦を迎える。
[島村昭二]
試合後のコメント
弓立主将
「今日の相手は格下の相手だったのですが、前日のミーティングなどで王座行くためにも9―0で勝つというプレッシャーをかけて危機感をチームに持たせました。ですが、ダブルスを1本落とす結果になりました。ファイナルに入ってしまった試合も2つあったので、なんでそうなってしまったかを今日しっかり反省します。今回の結果には満足していません。ダブルスは6―1、6―1というスコアでしたが、格下という相手だったのでそれくらいじゃなきゃいけないと思います。タブルスは最初は順調でしたが、2ゲーム目はミスが目立ち6―4となりましたが何とか勝ちました。自分が勝った時点でチームの勝ちとは知らなかったです。もうみんな勝ってくれると思っていたので。次の慶応戦がヤマ場です。法政に勝てても、慶応に負けては王座に行けないので、明後日は死ぬ気で勝ちに行きたいと思います」
本城
「初めてのリーグ戦で緊張しました。9-0で勝たなくちゃいけないプレッシャーもあって、第1セットはそれで体が動かなかったりしました。でもその時に『このまま負けるんじゃなくて、どうせなら悔いの無いように思い切りにやれ』とベンチコーチの諱さんが言ってくれたおかげで吹っ切れました。そこからは自分のプレーをできたかなと思いました。第3セットは相手も気合い入れてきたので、少し手こずりましたが、何とか勝ちました。もし次の慶応戦に出場させてもらえるのであれば、必ず1本取って帰ってきたいです」
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