
4位タイで最終日迎えるも前半に崩れ上位入賞ならず/日本女子学生選手権
上位進出が見込まれるも悔しさが残る結果となった。女子学生一を決める日本女子学生選手権が26日から3日間行われた。明大から唯一出場の田中友理奈(法2=埼玉栄)は最終日首位と3打差でスタートしたものの「考えすぎてしまった」と、前半からそれまで好調だったパットが決まらずスコアを六つ落とし通算9オーバーの11位タイで終えた。
2日目までは伸び伸びとプレーしていた。悪天候で風もある中「ショットが悪くてもアプローチとパターでまとめることができた」(田中)と大崩れせず初日2オーバー、2日目を1オーバーで回る我慢のプレーを続けた。それが結果的に首位と3打差の4位タイで最終日を迎えることにつなげることができた。
ショットの好調は5月の対抗戦での反省を生かしたことにある。この時はドライバーショットでつまずき「チームに貢献できなかった」と、田中は責任を感じていた。今回はその修正点を十分に見直し、今大会前の合宿でベストスコアを記録。フェアウェイキープ率も上がったという。
新たな課題をまた次に生かす。最終日は「パターが悪かった。考えすぎてしまうと緊張すると思ったのでできるだけ考えないようにやったが」とパット数が多くなり、ドライバーショットも打った後に手を放す場面が多く見られた。「こういうときでも安定して打てるような練習をしなければいけない」と田中。9月の秋季対抗戦では春の対抗戦で全国大会に行けなかった悔しさを晴らす。
[吉田周平]
選手のコメント
田中
「2日目まではあまり緊張せずにプレーできたが、今日の最初は緊張してしまって思うように全然いかず前半スコアが40を超えてしまった。後半は割と平常心に戻れたがやっぱりうまくいかなくてパターも悪かった。2日目まで4位だったので3位以内に入ったらいいと思っていたが、この結果になってしまって悔しい思いがある。2日目まではショットが悪くてもアプローチとパターでまとめることができた。今日は全然パターが悪かった。考えすぎてしまうと緊張すると思ったのでできるだけ考えないようにやったが。(5月の関東女子大学対抗戦では)本当にチームに貢献できなくてその自分が悔しくて個人戦では絶対その分頑張ろうと思っていたので、関東学生の時から気合いは入っていたが今日最後の最後で駄目だった。でも対抗戦で悪かった点を修正して今回はできたと思う。ドライバーが駄目で何か分からない緊張になってドライバーが打てなかった。けれど今回ドライバーは割と良い方だった。ショットは良かったけれど今日は駄目だったから次は緊張するときでも安定して打てるような練習をしなければいけないと思ったのでそれを次に生かしていこうと思った」
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