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リーグ開幕戦 東海大相手に白星発進ならず/関東学生リーグ戦
ラクロス(女子) 2018.08.18リーグ開幕戦の相手は昨年度の同リーグ準決勝で勝利した東海大。幸先の良いスタートといきたかったが、前半は相手の堅いディフェンスに得点を阻まれ、1─3で折り返す。後半はチャンスを生かし2点を返すも、失点が響き3─5で試合終了。初戦を白星で飾ることはかなわなかった。◆8・13~11・10 関東学生リーグ(富士通スタジアム川崎他)▼8・17 対東海大戦(アミノバイタルフィールド) 明大3{1─3、2─2}5東海大〇チャンスを生かし切れなかった。前半4分に先制点を奪われると、主導権を奪えないまま1─3で前半を折り返す。後半4分、MF平島千萌(営3=東京成徳大)が待ちに待った追加点を決めるが、その直後に相手の正確なパス回し、オフェンスに圧倒され再び失点を許すと、差はさらに広がり2─5に。何とか巻き返したい状況で、主将が魅せた。ポジションはDFの江口菜々子主将(商4=横浜市立南)。オフェンスにはなかなか関わらないが「自然とやらなきゃという気持ちになった」(江口)。アシストを生かし、冷静に放ったボールはゴールネットへ吸い込まれ、3点目。しかし反撃も及ばず、3─5で試合終了。リーグ初戦は苦い敗戦となった。一人一人が上を目指す。今試合を通して挙がった課題の一つが「パスのミス」(江口)といった基本の部分。課題を克服し、さらに上へ。目標は「日本一」(江口)。チームの挑戦はこれからも続く。[垣内萌恵]試合後のコメント井川裕之ヘッドコーチ――チームとして力を入れて取り組んできたことは何ですか。「ディフェンスですね。今日のディフェンスは120点です。非常にうまく機能していたなと思います。選手としては江口がディフェンスでありながら、攻撃でも力を発揮していましたね。攻撃的なポジションで活躍してくれるんじゃないかなと新しい発見にもなりました」 ――次戦に向けての課題と意気込みをお願いします。「狙ったところに投げる、取る、相手をよける。そういったところの基礎力を上げないといけないなと思いますね。上を見るよりもまずは足元を見て基本的なボールの扱いを一歩ずつやっていくことが必要だなと思います。次戦は攻撃ですね。少しでもチャンスをモノにできたっていう試合にしたいなと思います」江口――試合を振り返っていかがですか。「ニュートラルなボールとか、相手に対してどうプレッシャーをかけるかとかはできたんですけど、練習でうまくできなかった部分、オフェンスの決定力不足やパスミス、そういうミスが目立った試合でした。ディフェンスでは相手が得意とするパスを短くつなげてシュートまでいくところで、詰めの甘い部分が出てきてしまったなと思います」READ MORE -
後半に一挙5得点! 逆転で東海大下し決勝へ/関東学生リーグ戦
ラクロス(女子) 2017.11.04鮮やかな逆転劇だった。準決勝の相手は昨年のリーグ戦で敗戦を喫した東海大。序盤に木島朱里(文4=国立)が先制点を挙げるも、2点を返され1-2のまま前半を折り返す。迎えた後半、この日2得点目となる木島の同点ゴールを皮切りに森岡友菜主将(農4=湘南)がハットトリックを達成するなど一挙5得点。6-3で逆転勝利を収め、決勝の舞台へと駒を進めた。 辛抱強い守りがチームに勝機をもたらした。相手の東海大は昨年も決勝で顔を合わせた強豪チームなだけに、ゲーム開始から苦しい展開が続く。先制点こそ奪うものの、相手の早い攻撃に押されすぐさま2点を献上。リードを許したまま試合は進んだが「相手が強いことも分かっていたので、ビハインドで後半を迎えることも想定内」(森岡)と焦りは感じず。なかなか得点を奪えない中でも、ゴーリー清水百佳(法4=明大明治)のファインセーブや江口菜々子(商3=横浜市立南)をはじめとするディフェンス陣の体を張ったプレーで追加点を与えなかった。この粘り強い守りに応えるかのようにオフェンス陣が奮起。ハーフタイムを挟み迎えた後半。「強引にでも決めてやろうと思った」(木島)と、フィジカルで相手ディフェンスを押しのけ放った執念のシュートは同点のゴールに。このゴールがオフェンス陣を着火。1点を追加され再び逆転を許すが「とにかく点を取ることに必死だった」と森岡の同点ゴールで振り出しに。その3分後には梶田ひかり(商4=倉敷南)も意地を見せ、逆転のゴールネットを揺らした。その後も「とどめを刺してやろう」と森岡がダメ押しの2ゴール。今年のスローガンに掲げる「ぶち壊せ」の通り、破壊力抜群の攻撃を見せつける形となった。 いよいよ大詰めを迎える。運命を分ける決勝の相手は優勝候補と目されている慶大だ。「目の前の相手に勝つことに焦点を当てて全員で勝ちにいく」(森岡)と対戦相手に対する特別な感情は抱かない。チームの勢いは最高潮を迎えた今、自分たちのプレーを確実にするのみだ。悲願の大会4連覇を目指し、選手の闘志はすでに燃えている。[丸山拓郎]試合後のコメント黒岩茜コーチ「勝って良かったですね。(前半はリードを許したが)想定ではあったので、後半は逆に吹っ切れて思いっきり伸び伸びプレーできたのが良かったですね。相手がブレークが早い、足が速い、クリアで運べる、ミスが少ないので競るだろうなというのは想定していたので、極力自分たちのミスを少なくして伸び伸びやることを後半からスイッチ入れてできたのが良かったです。(ハーフタイムの指示は)これといった指示はしてないんですけど、点数以上に負けの雰囲気がチームに漂っていたので、ゲームの入りからしっかりやって、ボールを守るんじゃなくて、積極的に奪いに行くということを言っていきました。(後半流れが来たのは)ドローが取れるようになったのは流れが来た要因だと思います。(4年生の活躍は大きかったが)執念だなと思いました。(守備は3失点で粘ったが)ゴーリーに救われたというところは大きかったんですけど、江口とかが守備の時に粘ってボールを取ってくれて、得点を取ったのは確かに4年生なんですけど、細かいところは下級生が頑張ってくれたなと思います。(前半はミスが目立ったが後半は修正した)練習でやっていることをもう一回頭に入れてやろうとやっていきました。(決勝までの1週間はどう過ごしたいか)チームのベースになるところはできあがっているので、あとは微調整していくだけかなと思います。あとは一人一人が伸び伸び自分の得意なプレーをしっかりできるように、一人一人が心技体をしっかり高めていければいいなと思います(決勝への意気込み)絶対勝ちます」森岡「(今のお気持ち)最高にうれしいです。それだけです、本当に。(苦戦も想定内)相手が強いということも分かってたので、ビハインドで後半迎えることも想定内というか、自分たちが逆転しなければいけない展開になることも予想した上で準備をしてきました。焦りとかも全然。やることやるだけという気持ちで全員が戦ってたと思います。(同点のポイント)とにかく自分たちが取る点数しか考えてなかったので、その時に同点になったという感じはあまり覚えてなくて、とにかく点を取ることに必死でした。スキがあったらいこうと思ってたので、それがアタックとして自分がやることかなと。強い気持ちを持ってやってたので、多分直感です(笑)。(ダメ押しの5、6点目)いけるって確信を持って。ゴーリーとの勝負だったので、とどめ刺してやろうと思って入れました(笑)。(ビハインド時はゴーリーの活躍が大きかった)本当にそうですね。ゴーリーがいいところでセーブをしてくれたので流れが持ってこれたかなと思います。(終盤までスタミナが持続、練習などは)特に何をしたってわけでもないです。(精神面)今日はみんなどんな状況になっても立ち向かうという気持ちを忘れずに戦ってたから、終盤とか関係なしにそこの強さかなと思います。(4年生の活躍が顕著)一人一人がチームのために戦う、自分のやることをやるってだけだと思います。負けたら引退とかは全然考えてなかったです。(東海大戦対策)相手がどういう攻撃してくるかとか、相手が得意とするプレーには対策をしていました。スピードがあるプレーヤーが多かったので、それに対してですかね。(昨年までのチームの違い)今年は"ぶち壊せ"ってスローガンがある通り、どのカテゴリーでもどの学年でも一人一人が毎日ステップアップすることをこだわってやってきました。みんなで勝ちにいくチームに段々近付いてるのかなと思います。試合で言ったら全員が点を取れるところが一番の特徴かなと思います。(ここから1週間)一番準備するのは今日挙がった課題をつぶして、自分たちを磨くってところですかね。(次戦に向けての意気込み)関東4連覇に気負いせずに、とにかく目の前の相手に勝つことに焦点を当てて今日みたいに全員で勝ちにいきます。絶対勝利つかみます」梶田「勝ててほっとしているっていうのと良かったっていうのが1番ですね。まあヒヤヒヤした場面も多かったですし、結構長い時間苦しい状況だったんですけど、全員で最後までやることをやろうって言って前向いて戦えたんで良かったなって思います。(強化してきた点)自分たちは基礎的なところがまだまだできてないので、相手が東海だからとかじゃなくて自分たちのやれることを増やそうってずっと取り組んできて、そのあとにじゃあ東海に対してどう戦うかっていうのを詰めていった感じです。(チームの雰囲気)試合が近付くにつれて『これで行ける』っていう自信や、勝てる確信をチームだけじゃなくて128人全員で持って、どんどん高めていけたと思います。最後までブレずに自分たちのやることをしっかり出し切る。で相手はうまいですけど、しっかり立ち向かっていこうっていうっていう、そういう覚悟は4年生にはあったと思います。4点目を決めた時は強気で空いてたら(攻めて)いこうっていうだけだったんで、点取るぞとか意気込んだわけじゃなくてその時もできることをしっかりやるっていうだけでした。決勝も今日と同じくらい苦しい状況とか展開になるとは思うんですけど、今日の経験をしてやっぱり自分たちのやることを最後まで明確にそれを信じて全員で戦えば、必ず結果はついてくるってわかったので、決勝も最後までブレないで慶應に立ち向かって勝ちたいと思います」木島「(試合を通して抱いた東海大の印象)相手が強いというのは分かっていました。ミスも少なかったのですが、そこは今まで想定していた通りのチームでした。(この一戦に向けて)自分たちが下手というのは自覚していたので、とにかく基礎力を上げていこうと取り組んできました。(序盤は苦しい展開)そうですね。でも、点が入らなかったのは自分たちのミスからチャンスを失っていた部分が多かったので、とりあえず無駄なミスはなくして自分たちのボールにしっかりとできれば点を取ることはできると思っていました。(そんな中での先制点)いい感じにスペースが空いてチャンスが生まれたので、あとはゴールを決めるだけという思いだけでシュートを打ちました。あの1点でチームに勢いも出てきたと思います。でも、2点目の方が良かったのかな。同点のゴールだったのですが、あそこは強引にでも決めてやろうと思って打ちました(笑)。(ハーフタイムを挟んでの得点でした)チアの人にも勇気づけられましたね。ハーフタイムのパフォーマンスもそうですし、応援席が近かったので声もすごく聞こえていて、みんなが応援してくれていると分かったので心強かったです。(応援は大きな励みになりましたか)そうですね。家族と友人が来てくれるということは知っていて、見てくれているんだなという思いはありました。見られているから緊張するとかはなかったのですが、応援してくれるからには自分の役割はしっかりと果たしたいなという気持ちはありました。(主将はやれることはできたと言っていました)練習からできないことは試合ではできないので、練習ではできることをとにかく増やそうとやってきて、その練習通りのことが今日は出せたのではないかなと思います。(今日は4年生で全得点)全員気持ちがこもってたのかなというところはありますね。4年生とは、まとまっていこうという話したりしましたし、メンバーだけでなく応援する人も含めてチーム全体でこの試合に勝ちにいこうというのは言っていました。(決勝に向けて)慶応も逆ブロックで圧倒的な強さを持っている印象です。去年は優勝しているというのはありますけど、今年はまた違うチームだと自分たちも思っているので、挑戦者の気持ちでしっかりと相手に臨んでいけたらいいなと思います。(ご自身の目標は)今日は2点だったので、今度も2点取れたらいいなと思います(笑)」清水「前半は1―2の状況がずっと続いていて苦しい展開でした。責めている中でも点が取れず、こっちはずっとしのぐだけでした。東海はどんどんシュートを打ってくるのでとにかく決めさせないっていう気持ちでした。『いつか流れはくる』ってずっと信じていたので、辛抱強く守ることができたと思います。(ブロック予選ではリードを許す展開は少なかった)リードされた状況のことを想定していましたし、リードしている状況とされている状況、両方とも想定していたのであまり焦ることなく、いつか自分たちのペースになると思っていました。(東海大の攻撃で苦しんだところは)相手の1番の選手はシュートがうまいとか、ドローがうまいとかだったり、15の選手はどんどんシュートにカットで来たりっていうのは試合前から注意していました。でも、みんな知っていたというか、チーム内での共通認識だったので、やられる中でもしっかりと守ることはできたと思います。(TO中はどんなお話が)オフェンスが責めている中でもなかなかうまくいっていなかったので、そこの修正点とかですね。でもタイムアウトの時間もないので『大丈夫、大丈夫!』みたいな感じでしたね(笑)。早くセットしようとか。(チームを救った森岡のゴール)本当に頼もしいというか、これまでもずっとチームを引っ張ってきてくれたので、小さいながらも強気のプレーで頑張って決めてくれました。(決まった瞬間は)本当にうれしかったですね。頼もしいです。(最上級生の活躍)こういった舞台でプレーできるのはAチームだけですけど、B、Cチームの活躍だったり、他の4年生が下級生の育成係をしたり、チームにプラスになることをしてくれています。本当に対等な立場でチームを引っ張ってくれているので、4年生の力は大きいと思います。(同期に対する信頼は)全員がお互いを信頼し合っていると思います。Vリーグが明日あるんですけど、それも絶対に勝ってほしいですし、しかも相手は慶応なので、うちらよりも先に勝って次の試合にもつなげてほしいと思います。(今日見つかった課題は)ディフェンスはブロック予選の時からいつも通り出来たと思うので、あとはより精度を上げていくことです。オフェンスは自分たちでどう流れをつくっていくのか、そういったところは個人個人が突き詰めていくことです。次もそういった感じだと厳しい戦いになってしまうと思うので。でも『いつか明治の流れがくる』ってみんな思いながら今日プレーして逆転できたので、そこはブレずに来週もやっていきたいと思います。(この試合に向けての練習は)相手の攻撃が速かったりとか、シュートを遠目からでもガンガン打ってくるとか分かっていたので、いつもより早めに構えるとか最後まで付いていくとかは考えていました。でもこれはどの相手に対しても一緒だと思うので、ディフェンス陣は自分たちのプレーができたかなと思います。(決勝の相手は慶大)いつも通り自分たちのプレーをするということは変わらないので、128人一丸となって立ち向かっていきたいと思います。(決勝に対する意気込み)今日も前半苦しかったですけどいつも通りのプレーができたのでこの結果になったと思います。試合まで一週間しかないですけど、みんなが少しでも成長して今日よりもさらにいい試合ができればいいなと思います」高野裕美(情コミ4=富山)「東海大が強いのは最初から分かっていて、自分達は挑戦者という気持ちで臨みました。今までやって来たことを出せば勝てるという強い気持ちでいきました。(去年のブロックで負けてる相手だった。特別な感情は)去年はブロックではたしかに負けましたが、このファイナルのトーナメントでは勝てました。それが自信ではありました。ただ、新しいチームでは試合をしたことがなかったので、嫌な意識は全くなかったですけど、強い相手だというのはとても分かっていました。(3点に抑えた)ゴーリーがしっかりとセーブもしてくれましたし、今まで練習で多くのパターンを想定してきました。具体的には相手のキーマンやシステムに対して備えてきたので、不安がないまま臨めたのが、その要因だと思います。(序盤の失点)相手の強いところでやられたので、自分達が甘かった部分が多くありました。どういう攻撃をして来るかしっかり絞るというところで。ただ、三点とられるのも試合の前にはしっかりと想定していたので、そんなに気にせずに修正できるところを修正してやれました。(相手の攻め)厳しかった。攻めるのが上手なチームだし、1―1も強いですし、フィールドも強かったですし、うまいなとは思いました。でも自分達もやってきたことで対応できたので3点に抑えることができてよかったと思います。(後半の点数を多く決めた)オフェンス陣が強い気持ちでシュートまでいってくれたのと、ディフェンスは耐える時間なので。そこから、ダブルドパスで相手のボールを奪うところにシフトして、オフェンス時間を長くできたことが要因だす。(前半からの切り替え)それも想定してたので、まだ1―2だよねという気持ちで、スタートからの気持ちで、やり直しました。こっちがやりたいようにやれば大丈夫という気持ちで後半に入れました。(久しぶりの試合)リーグは開幕戦と最終戦のみ入ってました。出られなかった悔しさが自分としてもすごくあったので、その分、今日絶対に返してやろうという気持ちでいきました。(去年の変化)去年は年上の先輩方についていくだけになってました。今年は自分がディフェンスに入ることで危ないシーンを守ろうという気持ちになりました。自分がディフェンスの軸になってやろうという気持ちです。(チームの強み)オフェンスが誰でも得点できるところですね。ディフェンスも一人一人の能力は高くないですが、みんなでカバーできるところをカバーしています。全員で一枚岩になってやれてるところが強みだと思います。(チームはスタミナがある)今年は春からフィジカル面で勝負しようということになりました。フィジカル鍛えたりとか、長時間練習し、ケアしてという形で体造りをかなり重視してきました。あとは疲れる前にフライというのをやって来たので、みんなが全力で出られるような試合作りができました。(次の相手について)スピードのあるチームです。東海でやってきたことをそのまま継続してやれば大丈夫というか慶応が相手でも勝負になるとは思います。勝とうという気持ちが一番大事なので強い気持ちを持ってやりたいです。(意気込み)関東4連覇するために、自分のやることをやりきるだけです」READ 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日体大に勝利 全勝でファイナル4進出決める/関東学生リーグ戦
ラクロス(女子) 2017.10.09見事にファイナル4進出を決めた。リーグ戦第6戦目、相手の日体大はウインターステージで敗れタイトル獲得を阻まれた因縁の相手。試合は序盤から明大が主導権を握る展開となった。開始5分に木島朱里(文4=国立)が先制ゴールを決めると、その後も立て続けにゴールを量産。前半を5点リードの6─1で折り返した。後半は相手の堅いディフェンスに得点を阻まれる苦しい展開となったが、前半の大量リードが奏功し8─4で試合終了。猛追を振り切り、全勝でリーグ4連覇へ望みをつなげた。 全勝を守り切った。後半は前半とは打って変わって、相手の強固なディフェンスを崩せず思うように得点につながらない。それでもここぞの場面でチャンスを生かし、1点を返された2分後、木島のアシストを受けた山口怜奈(営3=桐蔭学園)が今試合2得点目を挙げ7─2とする。その後も一進一退の攻防戦が続いたが、8─4で逃げ切り勝利を収めた。 勝利こそしたものの、課題も見つかった今試合。「前半の終わりごろから後半は苦しんだ」(森岡友菜主将・農4=湘南)とギアを上げた相手ディフェンスへの対応が課題として再確認された。課題を克服し、リーグ4連覇へ突き進むのみだ。 下級生が躍動した。今回チーム最多の2得点を挙げたのは安達裕美(法3=松商学園)と山口の3年生。前回は惜しくも得点を決められなかった安達。「得点を決めたいなと思っていた」(安達)。その思いを体現する見事なプレーでチームの勝利に貢献した。また、5月のあすなろカップで最多得点を挙げた平島千萌(営2=東京成徳)も得点を挙げ、2年生ながら実力の高さを見せつけた。頼れる下級生の活躍に「2、3年生はとても頼もしい」(森岡)と太鼓判を押す。下級生の活躍がチームを勢いづける。 次戦は東海大との試合となる。東海大は昨年はリーグ準優勝の実力校。熱戦が予想されるが、チームの力を最大限発揮することができれば、リーグ4連覇への道は開かれるだろう。関東制覇、そしてその先にあるのは「日本一」(安達)。昨年は全日本学生選手権、全日本選手権ともに準優勝に終わり全国タイトル獲得を逃した。まずはリーグ優勝を果たし、タイトル奪還へ。チームの挑戦はこれからも続く。[垣内萌恵]試合後のコメント森岡「負けられない試合でした。昨日の立教と成蹊の結果次第で、負けたとしてもどれくらいの点数にしなければならないかも決まっていました。立教もかなり点数とってきてあとは日体大との勝負でした。負けても二点ビハインドまでしか許されない、引退がかかった試合なんで緊張はしたんですけど、やって来たことをやろうと話しました。明治のラクロスはしつこく、泥臭くいくのが持ち味なので、それをみんなでミーティングで確認して泥臭い試合で、明治らしくできました。(日体大は)ブロックで意識してた相手の一つです。日体大と立教が大きな山でした。ポテンシャルも高く、足も速く、身長が高い選手もいるので、脅威になる選手は多かったです。どうやって自分で点をとるか、どれだけ相手の点を抑えられるかっていうのを視野にいれてました。立教の試合が終わった辺りから意識していましたね。(前半うまくいっていた)自分達のペースでオフェンスができたのですが、前半戦の最後の方から向こうも三点差つけて勝たないと引退になる危機感からか、とにかくプレッシャーをかけてくるディフェンスに変わってきてそれに対応するのに時間がかかって、前半の終わりごろから後半は苦しみました。(スタミナ切れなどは)メンバー交替をちゃんと見てくれる人がいたので、しっかり交替ができたので、スタミナ切れなどはなかったです。(後半のスコア2─3)後半が弱いということは自覚してます。相手が自分達のオフェンス、ディフェンスに対応し返すことが課題だと思います。ファイナル4までに相手がどういうチームかどうかをしっかり見て、こういうプレーを封じたいとかそういうことをしっかり分かることが重要だと思いました。(下級生の活躍)2、3年が思いっきりやってくれたのもあり、いいところでグラブを拾ってくれたり、4年生としてはとても頼もしいです。一人一人が強いチームにするためにもっとレベルをあげたいです。学年関係なくレベルをあげられれば強いチームになるので、2、3年生はとても頼もしいです。そのような後輩が出てきてくれてとてもうれしいし、心強いです。4年生だけでは絶対勝てません。今日の試合もみんなで勝ちにいこうという話もしていました。誰か一人のミスを全員でカバーしようという気持ちも最初からみんなで持ってたので、そういう部分もできたのかなと思います。(次の試合は)向こうのブロックは本当に接戦で、三つ巴に近い状態で勝ち上がってきてるので、どこがきてもおかしくはない状態ではあります。東海大はスピードもあるし、自分達が一番苦手なブレークでの得点が強いチームです。そこは課題を潰したいです。まずは東海に勝つことが第一なので、自分達の弱味を最小限にして、強みの一対一を生かせるようにしたいです。(3冠への思い)したいですよ(笑)日本一を目指してるとは言ってますけど、私も欲張りなんで(笑)全部とりたいです(笑)(これからどんな感じでやっていきたいか)基礎をあげたいです。私自身も基礎を上げたいので。ベースを作り上げることを重視したいです。ベースがあってプラスで判断力をどうするかという練習を意識したいです。(次の試合以降の意気込み)とにかく1点差でも勝てればいいので、下手くそでもいいけど、泥臭く拾いまくっていきます。とにかく勝ちたいです。頑張ります」安達「前回の試合で得点を決められなくて、得点を決めたいなと思っていたので、2点決められて良かったです。(チームとして)前半はいいペースで押せていたんですけど、後半は自分たちのミスから相手に点を取られてしまって、流れを上手く作れなかったのが課題だと思うので次の試合までに修正して、次の試合も勝ちたいと思います。(2得点について)もう、うれしいです(笑)。(日体大という相手について)お互い、負けたら引退という試合だったので、絶対勝ちたいという思いでやりました。(ディフェンスやオフェンスについて)日体大のディフェンスがけっこう、途中から上げてきたので、すごくそれは嫌だったのでそこでしっかり自分たちのペースでやれなかったのは、弱いところだなとは思って、なんかディフェンス上手いなと思いました。(ファイナル4進出が決まったことについて)ホッとしました(笑)。本当に良かったなって感じで、4年生ともっといっぱいやりたいので、一緒にプレーする時間が長くなったのはうれしいです。(次戦への意気込み)今日はドローで上げたんですけど、しっかり次の試合も、ドローを取り切れるようにするというのと、得点をまたしっかり取りたいなというのは思います。(目標)日本一です」山口「ファイナル4に向けて絶対負けられない試合だったのでいつも以上に頑張りました。ただ今までやったことは変えずにやりました。今日はナイターだったし相手のホームということで相手に有利な条件だったんで、そこまで想定して練習していたんですけど最後は崩れてしまいました。(日体大が相手だったが)日体さんはフィードっていう中にパスを出してくるチームだったので、ディフェンスはクロスアップしたり、右手を使う選手が多いのでそこを突くとかいろいろ考えてやってきました。(実践できたか)五分五分ぐらいですかね。(個人としては)最近はチャンスの次とボールの持ち方を意識しています。チャンスの次というのは7対7でやっているので、どこかでずれをつくってくれたら数的有利ができるんですけど、自分がチャンスを作った時にそこをもっと広げられるように、チャンスになってもゴールに向かわずに外に開いてもっとチャンスを広げるっていうのを意識しました。ボールの持ち方というのはいつでもボールが出せるであったりボールを持ち替えることができる持ち方をやってきました。(攻撃の起点となる機会が多かったが)明治のオフェンスはみんな点が取れる力があると思うのでたまたまかなと思います。(2得点という結果は)満足です。普通にやってチャンスが来たら決めるという意識でした。(次の東海大戦への課題)私の代は東海大が新人戦で3連覇していてずっと負けていたので絶対勝ちたいと思ってますし、さらに強い相手になるので、もっとレベルアップして1カ月後を迎えられたらいいなと思います。今まで通り力まずに自分ができることを最大限できればいいなと思います。(チーム全体として意識したいことは)たくさんあるんですけど、失い方が悪かったと思うのでそこをオフェンスがもっと調整できるのと、ブレークのケアはディフェンスの課題だなと思います。(関東リーグはここまで連覇が続いているが)プレッシャーは感じますけど、やって来たことをしっかり出せれば勝てると、私はこのリーグ戦ですごく実感したので、このままやっていけばいい結果は出ると思います。(次への意気込み)東海には3年生としては絶対負けたくないので応援お願いします」READ MORE -
青学大に勝利 リーグ戦3連勝/関東学生リーグ戦
ラクロス(女子) 2017.09.18猛追を振り切り、何とか勝ち切った。降りしきる雨の中行われたリーグ戦第3戦。前半は3点リードの4─1で折り返すも、後半の立ち上がりは相手に主導権を握られ一時は1点差まで迫られる。しかしその後は流れを取り戻し追加点を決めると、ゴーリー・清水百佳(法4=明大明治)の好セーブも奏功し7─4で勝利。リーグ戦3連勝を決め、連覇へ一歩前進した。 ここぞの場面で決めた。前半を4─1で折り返した明大だが、後半は相手の勢いに圧倒されミスを連発。なかなかパスがつながらず、立て続けに2失点を許してしまう。この窮地を救ったのが梶田ひかり(商4=倉敷南)だった。フリーシュートのチャンスに「しっかり確実に決めよう」(梶田)と狙ったボールは相手のネットを揺らし見事ゴール。この得点が流れを引き寄せ、その後も順調に点を加え7─4で試合終了。見事に逃げ切り、リーグ戦全勝を守った。 雨というコンディションのもと、ミスも目立った今試合。その中で、最上級生が躍動した。前半9分、1─1の状況でパスが回ってきたのは木島朱里(文4=国立)。ボールを受けると一気にゴールへ走り込み、そのままシュートを決めた。これがチームの起爆剤となり、追加点を量産。その後も木島は得点を重ね、チーム最多の3得点を挙げた。勝利へ貢献するも「まだ改善しなきゃいけない点がたくさんある」とあくまで謙虚。次戦は「ドローマンという立場でもあるから、流れを作りたい」と語った。今後のさらなる活躍に期待が懸かる。 リーグ戦も残りあと2戦。確実に勝ちを決め、インカレへ弾みをつけたい。今試合の課題として挙げられたのは「キャッチミスやキープのミス」(梶田)。挙げられた課題を克服し、次戦の明学大戦でも難なく勝利をしたい。リーグ連覇、その先に選手たちが見据えるのは“日本一”。挑戦はまだ終わらない。[垣内萌恵]試合後のコメント梶田「(5点目を決めた場面)しっかり確実に決めようってだけだったので、構えた時からゴーリー見て空いてるところに確実に打とうと、いつも通り自分のシュートを打とうという気持ちでした。(追い上げられた場面)前半後のロッカールームでこれぐらいの失点はするだろうと想定して、じゃあ自分たちはあと何点必要なんだろうと話をして入ったので、一応想定内ではありました。流石にちょっとヤバいとは思ってたんですけど。(雨は影響したか)クロスが雨に濡れていつもと違ったのでパスとかに支障が出たりもしたんですけど、それも考慮してパス距離を短くしようとか声かけをしながらやってました。影響はあったんですけどカバーできた感じです。(オフェンスの働き)まだまだミスも多いので、そのミスが無くなればもっと点は取れたと思います。キャッチミスだったりキープのミスが目立ったので、そういう基礎的なミスを減らす必要があると思います。(残りのリーグ戦の意気込み)基礎技術を一人一人上げていって、チーム全体でもっとレベルの高いラクロスをしていきたいと思います」木島「やっぱり、天候が悪くてミスも多い試合だったんですけど、でも味方同士でしっかりフォローして得点につなげることができたので、良かったと思います。(3得点という活躍について)そうですね、私は毎試合得点するタイプではないんですけど、今日の試合はいい形で前線でボールを渡してくれる味方がいたので、しっかりそこは決め切ろうという形でシュートは打ちました。(オフェンスについて)やっぱり、雨だったのでしっかりミスを減らして攻めていこうというのは言っていたんですけど、結果的にそんなにポジションができたかというとそうではないんですけど、どうですかね、まだ次の試合に向けて改善しなきゃいけない点がたくさんあるなというのは今回の試合で感じました。(具体的な改善すべき点について)もっとミスを減らせると思うので、自分たちのミスでボールを渡すというのはないようにしていけたらいいなと思います。(雨というコンディションについて)練習は雨の日もやっているので、試合だけが雨というわけではないんですけど、やっぱり晴れた方が(笑)、地面がどうしても滑ったりとかしてしまうので、次は晴れてほしいなと思います(笑)。(リーグ戦の残りの2戦への意気込み)私はドローマンという立場でもあるので、今日の試合はあまりドローから流れを作るということができなかったので、次の試合はドローからしっかり流れを作って、自分自身も得点して、リーグ戦を勝って、日本一に向かってやっていけたらいいなと思います」READ MORE -
男子は初戦敗退 女子は課題の残る準優勝/新人戦サマーステージ
ラクロス(女子) 2017.09.08悔いを残したままサマーステージが幕を閉じた。男子は1回戦、立教βと対戦するも2―9と大差を付けられ敗北した。女子は着実に勝利を収め、決勝へ進出したものの、立教αのスキのないプレーに圧倒され無得点のまま0―6で試合終了。悲願の初優勝とはならなかった。<男子> 無念の1回戦敗退となった。立大の的確なパス回しと無駄のないプレーに反撃できず、0―4と差をつけられ第1Q(クオーター)が終了。何としても追い付きたい第2Q。今回のサマーステージで4得点を挙げていた清水宏孝(政経1=都立城東)が魅せた。「とにかく確実に決めてやる」(清水)と冷静に相手のスキを見極めシュート。次いで熊倉弘樹(商1=昭和学院秀英)も加点し巻き返しを見せるかと思われたが、立大は一歩も引かず。攻撃的なプレーで次々と点を決められ2―9と差を埋められないまま敗北を喫した。 課題は山積みだ。相手校の対策として対人や攻撃につなげるためのボールへの寄りを鍛えてきた明大。しかし試合では十分に発揮できず「出し切れなくて悔しい」(清水)。立大と比べると詰めの甘さが際立ってしまう試合となった。次なる目標はウィンターステージ。出場人数も増えコートも広くなる次戦では「絶対優勝したい」(清水)。この夏味わった苦渋が、彼らを頂点へと押し上げる。<女子> あと一歩が遠かった。負けたら終わりの決勝トーナメント。初戦の相手である東大から、1ー0と苦戦を強いられる。続く青学大、日大との戦いも延長戦で辛くも勝利を収め、迎えた立大αとの決勝戦。序盤から相手の強靭なフィジカルと正確なパス回しに翻弄(ほんろう)され、前半だけで4失点。「ボールを落とさず前線まで上がってきて、とても勢いがあった」(桃井美沙・農1=鶴嶺)と立大に圧倒され、覇気のあった選手たちの顔が徐々に曇り始める。反撃の糸口をつかむため後半は果敢に相手ゴールに向かうも、相手の素早いチェックで攻撃の芽を摘まれる。「攻め急いでしまって周りが見えていなかった」(駒林万実・営1=山形商)。チームが初戦から意識していたグラウンドボールを相手よりも先に拾い、自分たちのボール支配率を高めることも実現できず、敗戦を告げるホイッスルが鳴り響いた。 堅固な守備でゴールに壁を築いた。結成したばかりの1年生チームで初戦からゴーリーを務めた桃井。今大会を通して、明大ディフェンス陣が相手のエースに強行突破され一対一となっても、最後の砦(とりで)である桃井がことごとく相手のシュートを防ぐ場面が目立った。「自分が止めてやるという気持ちだった」(桃井)。圧巻だったのは1回戦の東大戦。前後半合わせて7度の決定的瞬間を好セーブでしのぎ、チームの完封勝利に大いに貢献した。桃井はこの夏、先輩の力も借りながら、徹底して自身が苦手とするコースをセーブする練習を繰り返してきた。この大会でルーキーが見せた、神がかったセーブは日頃の努力のたまものだ。満足のいくようなプレーをしたように思われたが、決勝戦では6失点。「自分の責任。もっとうまくなりたい」(桃井)と向上心を忘れなかった。新たな「明治の守護神」誕生の日はそう遠くはない。 この時流した涙が原動力となる。大学トップクラスに成長するであろう選手たちのプレーを肌で感じ、課題が浮き彫りとなった。パスの精度やグラウンドボールへの反応、1試合を走り切る体力から、試合で普段の力を発揮できる精神力。チーム力以前に個々人の成長が必要とされている。明大ラクロス部の一員であるという自覚を持ち、練習から気持ちを引き締める。次に立大との再戦が実現するのは冬に行われるウィンターステージ。「次は勝ちます」(駒林)。そう語る目の奥に静かな闘志を感じた。二度も同じ相手にやられるわけにはいかない。[上代梨加・桐山雄希]試合後のコメント<男子>清水「実際相手がどういうレベルなのかっていうのは全然わからなくて、今日戦ってみて感じたんですけど、相手はパスだったりとかボールを拾う技術とか当たり方とかが激しくて、試合をしてる中で結構押されてるなっていうのは感じたんですけど、自分たちが今までやってきたことを全部出せたかなって考えてみるとやっぱり出し切れなくて、悔しいなと思います。(今日に向けての対策)ボールがグラウンドに落ちた時の寄りっていうのを、落ちた瞬間に相手よりも多く取って自分たちのボールにして攻撃につなげていこうっていうのはしっかり対策としてしてきました。(どんな思いでシュートを決めたか)自分が決めた時は結構点差がついてしまっていて、試合の時間も短いので、とりあえず1点1点取っていかないと(と思っていた)。一気に3点4点取れるスポーツじゃないので、とにかく確実に決めてやるっていう気持ちで打ちました。(今後の目標)次自分たちの学年で戦う試合は冬にあるんですけど、今日の試合で出た反省(を改善する)だけじゃなくて、冬は今のグラウンドよりも広くなって出る人数も増えて結構難しくなると思うので、組織とかをしっかり学んで夏みたいに悔しい思いをせずに冬は絶対優勝したいです」関「(敗因)先制点を取られてしまったのはそうなんですけど、失点後のパスがつながらなかったりしたので、それが敗因かなと思います。(立大の強み)ルーズボールをいかに拾う精度が高いのと、パス回しのミスが少ないのが強みだと思いました。(明大の課題)最初の失点を許してしまった自分の責任もあると思いますし、2点で終わってしまったので全体的に決定力がなかったなと。それが弱いところだと思いました。(決定力を鍛えるためには)相手の強いプッシュに負けてしまう部分があったので、普段の練習からそれぐらいの緊張感の中でシュート練習をやっていけたら決定率も上がると思います。(立大対策は)そもそも明治は対人が強みなので、立大に対しても対人を鍛えてました。(想定としては)立大に勝って優勝する目標だったので、今回1回戦で負けたのはふがいない結果だと思います」<女子>駒林「1試合目からなかなか自分たちの流れっていうのがつくれなくて、同点とか1点差とかの試合が続いたんですけど、サドンビクトリーでしっかり勝ちあがれたのは良かったと思います。でも決勝では相手のしたいプレーをさせてしまって、こっちの流れがつかめなかったです。相手(立大)は経験者が多いチームで上手い人もたくさんいたんですけど、そこをしのげなくて相手に点数を決められてしまったことが大きかったです。一人一人が成長してもっと個人技を磨かないといけないなと思いました。(予選からの練習は)自分たちはグラウンドボールを取ってポゼッションを多くするっていうのを意識してきました。(今日は実践できたか)できたところもあったんですけど、まだ少し引いてるところとかもあって、本気で取りに行けば取れたところもあったかなと思います。(ゲームキャプテンから見て今日のチームは)最初にチームが決まった時はバラバラで、意見とかもぶつかり合ったんですけど、だんだんお互いをわかり合って、成長してここまで来れたと思います。(このチームの武器は)一人一人の役割がはっきりしているところです。自分の強みをもっと出せればよかったかなと思います。(得点力不足が目立ったが)一対一を強みにしてその人が決め切るっていうのをやってきたんですけど、相手のディフェンスが上手くてうまくいかない部分がありました。あとは攻め急いだりしたので、まだ周りがしっかり見えてないなと思いました。(守備は)1試合目とかは完全にゴーリー頼りになってしまって、もっと上のところで守りきれなかったのが反省点です。(今日の敗戦を糧に生かしていきたいところは)まだチームとしてというよりも、一人一人の個人の技術が足りてないので、そこを上げていって、その力を集めればチームとしての力も上がって行くと思うので、まずは個人技だと思います。(ウインターステージまでに意識していきたいことは)練習の質が悪くて、だらけてしまうところがあるので、普段の練習の質を上げていければ試合にも勝てるようになるかと思います。(この代に浸透させていきたいところは)強い明治の一員っていうことをしっかり認識させて、伝統を引き継いでいかなければならないので、もっと先輩を追い越すって気持ちを持っていかないと行けないと思います。(意気込み)次もまた立大αと当たると思うんですけど、今度はリベンジして勝つ、普段の練習から次は勝つんだということを意識してやって、次は勝ちます」佐藤啓(農1=星稜)「(6点中4点得点)そんな意識はしてなかったんですけど、決めにいこうと思ってたので決められてよかったです。(決勝は0点)ディフェンスの張りとかも良かったです。決勝までのディフェンスとは違った、しっかり付いてくるディフェンスで。それにも対応できるようなシュート精度が足りなかったので、そこも伸ばしていかなければと感じました。(トーナメントの攻撃を見て)2回のサドンでしっかり先制点を取れたのでその時の一体感とかは良かったと思いました。まとまったチームになったと思いました」桃井「前とは違ってみんなが緊張感を持ちながらも、楽しくやれるような雰囲気でやれていたので、自分もとても楽しくプレーすることができました。守備はとりあえず相手に正面では打たせないようにコースを切るディフェンスを心がけました。後は自分が止めてやるっていう気持ちでした。(この夏は)苦手なコースを先輩に打ってもらって、苦手を克服することを重点的にやりました。夏合宿でもセーブ重視の練習をして、夏はとにかくセーブの練習をしました。今日の試合で少しは成果が出てよかったです。(試合前は)とても緊張しました。(明治のユニフォームに袖を通すのは)わくわくでした。このユニフォームを着ると公式戦なんだって意識して少し緊張するんですけど、やってやろうっていう気持ちになります。課題はまだまだセーブですね。速い球とかコースに打ち分けられるとなかなか止められないので、自分が動いてゴールを守れるように練習していきたいです。(立大の選手は)ボールを落とさないまま前線まで持ち上がってきてシュートを打ってくる感じでとても勢いがありました。(今後立大に勝つためには)もっと一人一人のボールを持つ時間が長くなればいいと思います。(立大戦の6失点は)自分の責任ですね。もっとうまくなりたいです。(今後は)セーブ率とセーブする回数を上げていきたいです」READ MORE -
苦しみながらも予選通過/関東学生フレッシュマントーナメント
ラクロス(女子) 2017.08.21勝負強さを見せつけた。1年生のみで編成されたチームで競われる今大会が大学入学後初の公式戦となった。明大から2チームが参戦したこの日は、各ブロック3チームずつの総当たり戦で予選が行われた。主力選手を擁するαチームは攻守に精彩を欠き、初戦は引き分けに終わった。持ち前の攻撃力で2試合目は相手を圧倒。この結果、ブロック1位通過のαチームが本選への出場を決めた。一方で、βチームは守備に課題を残し、連敗。ブロック最下位に終わり、予選敗退となった。 課題が浮き彫りになった。初戦は成蹊大との一戦。前半から佐藤啓(農1=星稜)と信田満里奈(農1=恵泉女学園)のゴールで2点を先取。しかし、試合が進むにつれて「相手の雰囲気にのまれてしまった」(信田)。積極的な攻めを展開し始めた成蹊大に対し、守備への切り替えができなかった。パスミスからボールを奪われると、素早いカウンター攻撃に対応できずに連続失点を喫し同点とされてしまう。「抜かれた後の連動ができていなかった」(信田)とディフェンス面での弱点が露呈した。攻撃も決定力に欠け、後半は1点も挙げることができず引き分けに終わった。「引き分けは予想外だった」(信田)。自分たちのプレーができず、初戦を勝利で飾ることができなかった。 修正力が垣間見えた。迎えた大妻女大・白百合女大との2試合目。「先制点を取れてみんなのモチベーションが上がった」(佐藤啓)。ドローからボールを獲得した佐藤啓の先制点を機にチームが勢いづいた。徐々に選手一人一人の緊張がほぐれていく中、佐藤啓と信田がそれぞれ3得点を挙げた。攻撃力の高さを見せつけ8-2で相手に快勝。課題だったディフェンスも、厳しいマークを徹底し相手の攻撃を封じた。守りの意識を強く持つことで、攻守のバランスがうまく取れた試合になった。 勝負はこれからだ。決勝トーナメントへの出場が決まったαチーム。目指すは悲願の初優勝だ。「ディフェンス強化が最優先」(信田)。「オフェンスはもっとフィールドを広く使えればいい」(佐藤啓)。試合を通じて生じたそれぞれの課題を克服し、さらなるレベルアップを図る。頂点を目指すべく、歩み続ける。[丸山拓郎]選手のコメント佐藤啓「楽しめました。(これまでの練習は)個々の力を伸ばして、みんなでもカバーできるような練習ですね。(この試合の目標は)とにかく楽しむってことですね。それは今日できたと思います。(初戦は2点を先行しながら追いつかれたが)もっと緊張せずにできたら自分たちのいいプレーができたかなと思いますね。(1試合目が終わってからの話し合いでは)気持ちを落ち着かせて自分たちのプレーをすれば勝てると思っていたので、それを意識しました。(勝因は)1試合目より緊張感も取れて、ガチガチになれずにできたところかなと思います。(緊張感が取れた要因は)先制点を取れてみんなのモチベーションが上がったところですかね。(ドローからの先取点は)ドローで勝てたらそのまま狙っていきたいとは思ってました。(決勝トーナメントへ向けて練習していきたいところ)無失点で勝ってるわけではないので、点数を決められていることを振り返りつつディフェンスを強化していきたいですね。(オフェンスは)コートをもっと広く使って個々の技術とかを伸ばしていければなと思います。(個人的に3得点という結果は)満足です。(本戦での目標は)一試合で3点ぐらいはいきたいと思います。(本戦への意気込み)最初のドローから今日は点を決められたので、自分が次もドロー役を任されたらしっかりと得点に結びつけていきたいと思います」信田「みんな勝てると思っていたので1試合目の引き分けは予想外でした。入りは勝ちにいこうという感じだったのですが、がんがんプレッシャーをかけられる中で緊張してしまい、焦りから引き分けという結果になってしまったのだと思います。相手は盛り上がりあって雰囲気作りが上手く、相手の雰囲気にのみ込まれてしまいました。自分たちはその盛り上がりに欠けていたと思います。(公式戦初得点)率直にうれしかったです。ワンワンを得意にしていて、大会に向けてワンワンからシュートに持っていけるように練習していました。パスミスが多かったかなと思います。自分でボールをキープしていて落としてしまったり、途中で落としたりなど普段よりミスが多かったと思います。(2試合目)1試合目がガチガチに緊張していたので、リラックスして自分たちのプレーができるようにしていこうと声を掛けていきました。1試合経ることで気持ちも全然違っていました。試合開始前にコーチが余裕を持っていこうと前向きな言葉をかけてくれたのも大きかったです。(本戦に向けて)ディフェンスの一人抜かれた後の連動がしっかりとできていなかったので、そこを直していきたいです。個人としては次の試合も得点を決めたいですし、ディフェンスで簡単に抜かれないようにしたいです。チームとしてはディフェンスの強化が最優先だと思います。まだ優勝したことがないので優勝目指して頑張っていきたいです」READ MORE -
緋田、平島の2発など7得点 立大に快勝/関東学生リーグ戦
ラクロス(女子) 2017.08.15今年で30回目を迎える関東学生リーグ戦。初戦から昨年度ベスト4・立大との大一番となった。試合開始から相手陣内へと攻め込み、わずか2分足らずで先制点を物にした。その後は互いに点を取り合う一進一退の攻防を繰り広げ、前半を5―3とリードで折り返す。後半は一転、攻め込まれる展開となったが、練習から取り組んできた粘りのディフェンスで猛攻をしのぎ7―4で見事開幕戦を白星で飾った。 鮮やかな先制攻撃だった。リーグ戦の開幕を告げるホイッスルの余韻がまだ会場に残る中、ドロー後のボールをキープした明大は、素早く正確なパス回しで相手ゴール前へ。パスを受けた最後はMFの安逹裕美(法3=松商学園)が鋭いステップで抜け出し、すかさずシュート。開始2分で相手ゴールのネットを揺らし、勢いづいた明大はその3分後も点を決め開始5分で早くも2点を奪う。その後は立大も効果的なカウンター攻撃で得点を重ね、5―4の膠着(こうちゃく)状態で試合は終盤へ突入した。 次の1点が勝負の分かれ目となる場面で本領を発揮した。この試合の先制点を決めた安逹が個人技で持ち上がり、ゴール前で巧みなスティックさばきを見せボールをキープする。相手ディフェンス陣が安逹を止めようとボールを取りに行ったところでMFの緋田江身(農4=花咲徳栄)へ絶妙なタイミングでパスを選択。「相手もすごい攻めてきていた。最後は気持ち」(緋田)。緋田のシュートはゴールに吸い込まれ、勝利を決定づけた。今年の明大を象徴する個人力の高さが光った試合だった。 これまで何度も対戦してきた立大について、井川裕之ヘッドコーチや選手たちが口々に語るのは、落ちたボールに対する反応の早さだ。この試合でも相手の積極的なプレッシャーからボールを落としてしまったときには、ことごとく相手に回収された。「落ちてるボールの奪い合いを根こそぎ取られるのは予想外だった」(井川コーチ)。しかし、選手たちは落ち着いていた。緋田と並びこの試合2得点を挙げた平島千萌(営2=東京成徳)は「立教はプレッシャーが強いので、それに当たらないようにどうゴールに近づけるかを考えた」と、相手をうまくかいくぐる頭を使った冷静なプレーで得点を重ねた。試合中に考えながらプレーをできる選手がいることが「一人一人が得点力を持つ」(森岡友菜・農4=湘南)と言わしめるゆえんだ。 リーグ優勝へ一直線だ。攻撃面では、中盤での梶田ひかり(商4=倉敷商)の安定したボール運びで攻撃の起点を作り、緋田や安逹、平島をはじめとする、決定力のある選手たちが確実にゴールを奪う。試合終了間際の疲労がたまった場面でも、練習から意識してきた正確なパス回しでダメ押し点を取るなど抜け目がない。守備面も攻め込まれる場面こそあったものの球際での粘りのディフェンスで立大を4点に抑えた。完成されたチームが目指すのはリーグ優勝のその先。「ファイナル4に進んで、その後全日本学生決勝、全日本決勝まで駆け上がっていきたい」(森岡)。明大女子ラクロス部の挑戦が幕を開けた。[桐山雄希] コーチ・選手のコメント 井川ヘッドコーチ「(今日の試合を振り返って)想定内の部分と想定外の部分が両方ある中で想定してた部分での対応はしっかりでき、ぶれずにやり抜けたと思います。(具体的に)落ちてるボールの奪い合いを根こそぎ取られるというのは予想外でした。相手がもの凄いプレッシャーをかけてボールを奪いに来るだろうということであるとか、カウンター攻撃で強く向かってくるだろうということは想定していました。(立大戦に向けて)相手の強いプレッシャーに耐え切ることとカウンターの強くて速い攻撃を人数をかけて守るということを対策していました。(活躍した選手)平島、緋田ですね。平島は2年生ながらチームの中心になっています。(課題)落ちてるボールの奪い合いでは負けていたので、泥臭い部分での勝負強さをつけられたらなと思います」 森岡「(本日の試合への意気込み)立大が強いというのはわかってました。今まで明大が勝ち続けてきて、それを倒そうと意気込んでくると考えていたので、とにかく明治は明治らしく一人一人が得点力を持つということを強みに、それを伸ばすことを常にやってきました。立大に対してももちろん分析は怠らずやったんですけど、それにこだわらず自分たちの形、自分らしいプレーを出すことが一番勝率が高くなるかなと考えて。そこにこだわってやってきました。(自分も1点決めた)いつも通りです。本当はもっと取りたかったんですけど、自分の強みであるところから得点ができたことはうれしかったです。(リーグ戦に向けてやってきた練習)クリアやライドであったりとか、全力でやるチームで合わせる練習はABCチーム関係なくやってきました。(本日の試合のMVP)背番号5番の梶田さんですかね。オールコートでボールを運ぶ起点になっていたところと、クリアの部分で一番中心となって確実に運んでくれていたことで、そこからオフェンスの流れが来てるなと思いました。(リーグ戦全体の意気込み)ヒーローインタビューで緋田さんも言ってたんですけど、目の前の一戦一戦を大事にして勝ち進んでいく。次に大きな試合になるのは最終戦の日体大戦だと思うんですけど、そこを勝ち切ってファイナル4に進んで、その後全日本学生決勝、全日本決勝まで駆け上がっていきたいです」 緋田「立教とやるって決まったのが5月か6月くらい。ずっとこの日のために準備してきたので、やっと来たなって感じですね。今までやってきたことを出しただけなので、今日はほんとに勝ててよかったです。(立大は)個人力が高かったり、今日見た通り落ちたボールに対する反応が早いので、そこで負けないってことは全員が意識して練習していたと思います。(1点目は)本当に良いところで回ってきたなって感じです。ここは絶対決めないとって思って、最後決めるのは自分の仕事だと思っているので、そこまでつないできてくれたディフェンス陣からの気持ちがあったので、決めることができて本当に良かったです。(2点目は)相手もすごい攻めてきていたので、最後は気持ちだったと思います。あとみんなやることはやってきていたので。あそこでもらうことは練習の中でもあったので、決められてよかったです。(課題は)落ちたボールに対する反応が遅かったですね。そこに関しては負けてしまったなっていう意識があったので、次の試合でそこは圧倒できるようにしていきたいです。他の部分は良かったなって思える部分が多かったです。(チーム全体で7得点)まだまだもっと伸ばせるなって感じですね。7点は非常に競った試合出ったので多いと言えば多いんですけど、今年は個人能力が高いので、個人力でもっともっと点を取れたと思うので、リーグ戦を通してもっと伸ばしていきたいと思います。(相手を4点に抑えた)ディフェンス陣の粘りだったり、守るところで守れていたので、4点で抑えられたのは個人力が上がったなって思います。(終盤での精度)パスとかキャッチ、落ちたボールへの反応だったりっていうのは練習の時から意識してきたことなので、今日は試合の緊張感がある中でしっかり出せたので良かったと思います。(運動量が多かったが)そうですね、今日はいっぱい走りましたね。それも練習で体力を上げていくことは課題だったので、最後まで走り切れてよかったです。(次戦に向けて)さっき言ったみたいに落ちたボールへの反応だったり、得点力だったり、まだまだ伸ばせる部分はあると思うのでそこをしっかり改善して次の試合に臨みたいと思います」平島「今日はチーム一丸となって挑む大事な試合だったので、勝てて嬉しいです。(どういった練習をしてきたか)常に立教を意識して立教に勝てる練習をやってきました。特に意識したのは立教はプレッシャーが強いので、それに当たらないようにどうゴールに近づけるかを考えていました。(2ゴールを振り返って)1点目は相手がゴーリーに返すだろうなというところを狙っていたので、そこを狙ってあとは決めるだけと思って決めました。2点目は練習していた通りのシュートだったので打てば決まると思って打ちました。(あすなろカップとは違い先輩とのプレーとなったが)同級生がいると頼ってしまう部分があるので、今日はその部分を捨てようという気持ちで臨んで、その通りできたと思います。(リーグ戦の雰囲気は)めちゃめちゃ緊張します。緊張には弱いタイプなんですけど、今日は自分のプレーはできたと思います。(チーム全体の攻撃陣は)前半はすごく良くて、後半は少し手こずったところもあったんですけど、4年生のラフさん(緋田)が決めてくれたので良かったです。先輩の存在は本当に頼もしいです。(今日一番良かったプレーは)点が決められたことです。(1年生で出場していた時との心境の変化は)あんまりないんですけど、去年よりも自分が試合に出られるチャンスが大きかったぶん、責任も大きかったです。(去年から成長した部分は)自分がオフェンスにどう絡んでいくかということが明確になったことですね。去年はいまいち自分の役割がわかってなかったんですけど、それを今年は見つけて攻めることができたので良かったです。力強く1対1をつくることです。(今後の試合は)また日本一を達成できるようチーム一丸となって一歩一歩頑張っていきたいです。(次戦への意気込みは)次の試合も絶対勝つっていう気持ちで、チーム全員で頑張って、自分としても点を決めたいと思います」READ MORE -
男子は予選敗退、女子は準優勝 男女ともに目標に届かず/あすなろカップ
ラクロス(女子) 2017.05.06ほろ苦い新年度のスタートだ。新2年生のみが出場できるあすなろカップ。国士大とのチームで挑んだ女子は決勝に進出するも、ウインターステージでも同カードで敗北を喫した日体大と東女体大の合同チームに再敗し惜しくも準優勝となった。男子は千葉大との合同チームで参加するも予選リーグで1勝もできず、決勝トーナメントを前にして敗退が決まった。[男子] 相手の力に圧倒された。初戦は昨年のリーグ戦において2位という好成績を残した強豪・日体大との試合。格上の相手だけにいつも以上に自分たちのプレーができるかがカギを握っていた。しかし、試合開始後わずか1分、相手の素早い巧みなパス回しをカットすることができず、あっさりと先制点を許してしまう。「スタートから悪い流れになってしまった」(廣津泰雅・商2=明大中野)と、その後も積極的な攻撃を展開する相手にゲームの主導権を完全に握られてしまう。なんとかボールを奪い果敢に攻めに転じるも、相手DFの堅い守備を前になかなかシュートを打つことができない。相手の迫力に押されゲームの中でうまく相手に対応できず、2点ビハインドで前半を折り返す。エンドが変わった後半も相手の正確なボール回しから繰り出される激しい攻撃の前に歯が立たずに失点を重ねる。一方、明大は少ない攻撃のチャンスを細かいミスで潰してしまう場面が目立ち、うまく攻撃へと流れを作ることができない。結果、1ゴールも挙げることができず、0-4で初戦を落とした。「相手に比べ技術力で劣っていた」(小林賢人・政経2=明大中野)と実力の差を痛感する試合となった。後がない2戦目は、春の練習試合で敗戦を喫している東大との一戦。日体大戦とは打って変わり明大がゲームの主導権を握る中、前半開始早々にゲームが動く。素早いパス回しで前線へとボールを運び、最後は代の中心選手でもある竹内大貴(政経2=蕨)が先制のゴールネットを揺らす。先制点を挙げたことでチームに勢いが出始め、「1試合目よりは自分たちのやりたいことができた」(小林)と、その後も自分たちの攻撃スタイルを展開することができた。相手も果敢に攻める中ディフェンスの選手たちも粘りのある守りを見せ、流れを渡さず前半を1-0で折り返す。後半もその勢いは続き、5分に相手のフラッグダウンからフリーシュートを獲得する。勝利に向け追加点が欲しいこの場面で蝦名陸(営2=東農大三)がしっかりとゴールを決め、チームに勢いをもたらす。しかし、そのわずか1分後にグラウンドボールからゴールを決められ1点を返される。さらに、試合終了間際の後半9分、フェイスオフで奪われたボールを決められ同点にされると試合はそのまま終了。勝ち切れる試合であっただけに、悔いの残る1戦になった。 多くの課題が浮き彫りになった。個々の技術力をはじめ、試合への対応力や思考力のレベルアップを図る。「まずはチームメイトの気持ちの面での統一から」(竹内)と精神的な面での強化も行っていく。まだまだ代としては成長過程である。今大会を含めて学年大会での結果が残せていない悔しさをばねに、チームのスタイルを一から築き直し、日々まい進していく。[女子] 力の差を見せつけられた。日体大・東女体大の巧みなドローと、自らのミスが相まり、立ち上がりから主導権を握られると、パスも通じず攻めの姿勢に転じることが出来ない。「一人一人の技術の差、全てが強い」(仲田流海・文2=東葛飾)相手の勢いを止められず、得点することができないまま0-6というまさかの展開で前半を終えた。 それでも、粘り強さを見せる。開始早々2失点を許すも、後半3分。「自分が引っ張っていこうと思ってやった」と平島千萌(営2=東京成徳)が待ちに待った1点を加えると、一気に試合の流れを引き寄せる。後半8分には菊地夏子(商2=明大中野八王子)が気迫のプレーで相手のディフェンスを振り切り、さらなる追加点を決めた。また交代したゴーリー・小松宥花(政経2=竜ケ崎一)の好セーブも光り、後半は序盤の2失点で抑えきった。しかし、前半の大量失点が響き2-8で敗戦。ウインターステージに続く悔しい準優勝となった。 敗北を糧に、前へ進む。7月には新人戦が控えている。今回の敗因として挙げられる「一対一でシュートしていこうという気持ちがなかったこと」(武者あさひ・情コミ2=中村)。この反省を今後に生かし、目標のタイトル獲得へつなげることができるか。選手たちの目標はあくまで「日本一」(平島)。さらなる活躍に期待だ。[丸山拓郎・垣内萌恵]選手のコメント小林 「2年生だけの大会で、人数の関係で千葉大と合同になったんですけど、あまり一緒に練習する機会がなくて、そういう難しいところがあったんですけど、試合の中ではチームというよりは個人の技術のところでまだ足りないところが大きかったので、こういう結果につながったのかなと思います。(日体大と感じた力の差は)試合の中での対応力というか、ただ攻めればいいというものでもなくて、プレーの中で考えるという面がまだ足りなくて、考えたらミスしてしまうし、ミスしないようにすると考えなくなってしまうし、二つの面がまだ同時にできてなかったので、そういうところが日体大に比べてまだ劣っているなと感じました。(東大戦について)1試合目はプレーの激しさとかも日体大に押され気味で、そのままズルズル終わってしまったというところで、2試合目はプレーの激しさの面とかで改善できて、自分たちの攻撃の時間を確保できたのかなという感じでした。最後はもったいない追いつかれ方をしてしまったんですけど、そういう面では1試合目よりは自分たちのやりたいことができたのかなと思います。(今後この代で伸ばしていきたいところは)正直に言うと僕らのブロックでは日体大がすごく強かったと思うので、そこに追いつかないと自分たちが4年生になった時もその実力差が埋まらないまま行ってしまうと思うので、個人技術とプレーの中で考えるってことを伸ばしていくように改善していかなければと思いました。(この代はどういう風に成長していかなければならないか)試合の結果にも直結してると思うんですけど、激しさの部分とかが足りなくて、ボールを失ってしまう機会が多くて、一球の重みっていうのが大会だと顕著に出ると思うので、練習の時から意識して「このボール失ったら相手に10分ぐらいボールを持たれてしまう」というぐらい強い意識を持って今まで以上に取り組んでいきたいと思います。(今後に向けての意気込み)自分たちは学年大会でいずれも成績を残せていないんで、それを学年が上がるごとにコンプレックスにするのではなくて、悔しさをバネにというか、至らない部分は多いことは痛いほど分かったので、そこを絶対に埋めなきゃ関東制覇も遠いと思いますし、2部にも落ちてしまうと思うので、そういう危機感を持って取り組んでいきたいです」竹内 「(日体大戦振り返って)チームとしては日体大がかなり強いというのは知っていて、その上で自分たちができることをやれば勝てると信じてやっていたのですが、入りから日体大の迫力に押され、自分たちのできることもできずに、押し負けてしまいました。(東大戦振り返って)日体大戦の時よりも、1試合を経たことで皆も自分たちのやりたいラクロスを体現することができたと思います。(今後のラクロス部)夏、冬、今日という3回の学年での試合全てで勝ちきれてなくて、自分たちも結果が残せていないので、自分たちの学年になったときに結果を残せるような同期を作っていきたいです。現状として、皆の気持ちの面での入れ違いや、言いたい事が言えてない状況があって、気持ちの面での統一が先ずはするべきことかなと思っていて、ラクロスの練習をするのも当然なのですが、チームとして切磋琢磨してどんどん上手くなっていくというスタイルを築けるように頑張っていきたいです」廣津 「(日体大戦振り返って)低めに絞るのがいつもの課題だったのですが、それができず、絞りきれてなかったことでクリースに通され、先制点を与えてしまい、課題が顕著になったことで試合の入りから悪い流れになってしまいました。2失点目は相手が1枚上手だった感じがします。ビハインドになった時にDFとして積極的にタックルしていくという形を取ったのですが、抜かれてしまい、失点を重ねてしまって雰囲気が少しずつ悪くなってしまい、そのまま負けてしまいました。。(東大戦振り返って)春に練習試合をして負けていた相手であったため、2点リードした形で前半を終えた時のチームの雰囲気は良く、その中で勝ち切りたかったのですが、ちょっとしたところから相手に付け込まれて一気に得点を与えてしまい、非常に悔しい試合になってしまいました。(今後の課題、目標)サマー、ウィンター、あすなろと自分たちの代は結果が残せておらす、結果が残せていないということはまだ全体的にレベルが低いということなので、先ずは同期でレベルをどんどん高め合いながら、最終的には自分たちの代のリーグ戦でいい結果が残せるようにしていきたいと思います」仲田 「(敗因)先輩も言ってたことなんですけど、前半にバンバン点を入れられて、試合中にそれに対する反省ができてなかったとのと、勢いに飲まれた。ラクロスをして負けたって感じがしました。(準決勝までと決勝で調子は変わりましたか)日体大戦だとドロー後すぐに、ディフェンスが付かないまま一方的に来られて、それが今までにないスピードにやられた。そういうとこで自分にも敗因があるので、反省しなくちゃなっていうのはあります。調子が悪いっていうか普通に練習不足かなって思いました。(明らかに勢いが違うと思った場面は)前半で点を取られた時に、攻めてる時間が全然こっちになかったのでまず自分がセーブして流れを保たないとって思ったんですけど、それが駄目だったから結構最初の方から勢いは感じました。(ハーフタイムのミーティングではどんなお話をされましたか)バンバンやられてるのはわかってるから、とりあえず後半に対する反省と、今できることの確認、何が駄目だったっていうよりも次に向けての反省をしてました。(キーパーの視点から見た日体大チームの強さ)一人一人がちゃんとゴールに向かえてるってところが全然違いました。誰がキーマンっていうのは全然わかんなくて。一人一人の技術の差、全てですね。シュートの勢いも感じました。今までのチームだと打ってこない遠い場所から打ったり、あと力強いというかスピードもあるし技術が高かったなと思いました。(自分の改善点)状況を読んでディフェンスを動かすとか。準決勝までだとセーブでセーブでって感じだったので。自分で直すところもありすぎるんですけど、まずは状況把握の仕方だとか仕組みをもっと理解しないとなってのはすごい反省で決勝見て思いました。(年度最初のこの試合を受け、1年間どう戦っていくか)今年の明治が始まった最初の試合なので、これを勝って日本一につなげていこうって話を私の学年でしてたんですけど準優勝になっちゃったので、いっぱい反省が出たので、この反省を一つ一つつぶして、日本一までに一つでも自分たちが駄目なところを直していきたいなと思います」平島 「(今回の試合を振り返って)今回は、みんなで勝つっていうことをメンバーでやってきたので、それができたと思うのでよかったです。(今回の試合はどんな気持ちで臨んだのか)決勝で、ウインターカップのときと同じようにまた日体大と当たると思って、絶対勝とうと思ったんですけど、力の差があったので、この悔しさはリーグ戦で晴らそうと思いました。(決勝戦以前4試合と決勝戦の決定的な違いについて)今回はウインターカップの悔しさを晴らそうとみんなで頑張ってやってきたので、やっぱり最後の試合の重みは結構すごかったです。(日体大との差について)普通に技術面、特に基礎技術が日体大は上手かったし、色んな面でラクロスに関しては負けてると思ったので、頑張っていかなきゃいけないなと思いました。(自身のプレーについて)自分が引っ張っていこうと思ってやりました。(今後の試合に対する意気込みについて)同期で戦う最後の試合は今回で終わってしまったので、リベンジは果たせないんですけど、もう日本一取るしかないなと思っています」武者 「今大会は試合まではメンバー内でぶつかることが多かったです。練習の雰囲気が良くないとか、(練習が)うまくいってないとか、自分達だけでパスを回しているとか、色々ありました。ただ、どんどん試合に近づいていくにつれて自分のやることが明確になってきて、要求する声や、意見の声、反省の声が聞こえるようになりました。最終的にはチームがまとまっていい雰囲気でできたかなと思います。(チームをまとめるのは)ほんとに大変でしたね。笑 初めてリーダーとかやったんですけど、個人のこととチームのことを両立するのが一番難しかったです。どういう風にやればムードが良くなるかもかなり考えました。優勝に近付くために何が必要かっていうのもありましたし、やることが多くて。笑 てんやわんやでした。でも、リーダーをやったことは本当によかったなと思います。同期内での気持ち的な問題とかが目に見えてわかるので、やってみてよかったなと思いますね。(冬負けた日体大との対戦について)冬も準々決勝から同じカードで、デジャビュかなと思いました。絶対に負けたくないなと思ってたんですけど、最初の流れから見てみんなまずいなとは思ってました。盛り上げようとはしたんですけど、技術的にも相手の方が上でした。決勝では1点入れられてから優勝しかないっていう始まる前の雰囲気が崩れてしまって、慌ててしまいました。そこで立て直せなかったのも、チーム力の不足です。(前半大量失点の原因は)相手がかなりドローを取っていて、ドローを取られてのブレークとか自分のミスでのブレークとか、自分達のミスが多かったことです。(後半始まる前に何を言ったか)あったことは全部受け入れようと思い、雰囲気だけは絶対に壊さないようにって思ったので、過去は振り返らなくていいから、やって来たことを出すだけだからここで逆転できたらかっこいいよねと言いました。 (敗因は)コーチも言ってたんですが、他人任せなプレーが多くて、自分達が出ていくって気持ちが少なかったことです。1ー1でシュートでいこうという気持ちがなかったのが敗因です。(日体大との差は)シュート力です。(次の目標は)リーグ戦でも1部リーグでやるので、まずは同期がAチームに入ることを目標にしたいです。2年になるとリーグ戦で出てくる人も多くなるので、リーグ戦でリベンジしたいです。(チームはよくなっていきそうか)本質的な問題は見つかったので、どう立て直していくかです。これから自分達の代になるので修正するべき部分はたくさんあります」READ MORE -
激闘の末関西学大に逆転負け 3連覇には惜しくも届かず/全日本選手権
ラクロス(女子) 2016.12.19学生初の3連覇には惜しくも及ばなかった。クラブと大学の上位2チームによって真のラクロス日本一を争う全日本選手権。準決勝を8―7で勝ち抜いて迎えた決勝の相手は関西学大。21年ぶりに学生同士の対戦となった決勝は、開始早々に先制点を許す展開となったが、4分に木島朱理(文3=都立国立)がゴールを奪うとそこから勢いづき一気に逆転。前半を3―1で折り返す。ところが、後半は運動量で勝る関西学大に攻め込まれると、残り5分に追いつかれ、4―4でタイムアップ。サドンビクトリー方式で争われる延長戦にもつれ込む。ドロー後に関西学大にボールを奪われると、勢いを持った関西学大の攻撃を止められず失点。全日本大学選手権の決勝で敗れた相手に苦杯をなめた。 3連覇の夢ははかなく散った。3週間前の全日本大学選手権で敗れた関西学大との再戦となった決勝。開始早々に先制を許すも、木島、松本紗来良主将(商4=都立国分寺)、森岡友菜(農3=湘南)のゴールで逆転し、前半を3―1とリードして折り返した。しかし、後半は一転して関西学大が押し込む展開。清水百佳(法3=明大明治)の好セーブなどディフェンス陣も粘ったが、残り5分についに同点に追いつかれてしまう。明大もチャンスを作ったが、相手ゴーリーが幾度となく好セーブを連発し、ゴールを奪えず、4―4でタイムアップ。決着は先にゴールを奪った方が勝利となるサドンビクトリー方式に持ち込まれた。なんとか1点を奪いたかったが、追いついてきた関西学大の勢いを止められない。ドロー後にボールを奪われるとそのまま攻め込まれ、開始2分足らずに無情にも関西学大のシュートがゴールネットを揺らした。「4年間がこの1点で終わってしまったのか」(松本)。あまりにも残酷な幕切れだった。 それでもその強さが色あせることはない。3連覇を目指した全日本学生選手権と全日本選手権は準優勝に終わったが、関東学生リーグ戦は3連覇を達成。関東女王の座を確固たるものとした。「本当に弱い世代と言われていた」(松本)。昨季三冠の原動力となった4年生が卒業したこともあり、春先は苦戦。だからこそ「4年生全員でチームを作ろう」(松本)とチームは一つにまとまった。その結果、OGも多く顔をそろえるクラブ女王のNeOとの準決勝では優秀選手に選ばれた寺西志保美(農4=都立駒場)の活躍もあり、8―7で勝利。大きな成長を見せた。結果的に関西学大に優勝は阻まれたが、その戦いぶりに「弱い世代」の面影はもうなかった。 明治時代を築き上げる。この日ゴールを決めた木島や森岡、好セーブを連発した清水百など3年生を中心に来季は打倒・関西学大への挑戦が始まる。今日もスタメン12人中7人が3年生と各個人の能力の高さは確かだ。「先輩の分まで日本一になる」と清水百は意気込む。「2連覇、3連覇してまた新たな明治の歴史を作ってほしい」(寺西)と4年生も期待する。「日本一のリベンジをしてもらいたい」(松本)。主将の熱い思いを胸に、頼もしい後輩たちがリベンジを果たしてみせる。[加藤真人]試合後のコメント松本「決まった瞬間はあーという感じで決まってしまったか、4年間がこの1点で終わってしまったのかと。何も考えられなくて頭が真っ白になった。この前のインカレでは関学がマークしていて、自分たちがセーブして相手陣地に運ぶ間もマークして何もできなかったが、今回はされると思っていたので自分の中では対策はできていた。チームとしてもインカレ決勝の時にできなかったオフェンスはずっと調整してきて、うまくいったときは練習通りだった。相手のゴーリーがうまくて自分たちのシュートが下手だったということもあるが、相手のゴーリーの弱点を突いていけば決まると思っていた。だが、相手も修正してきていたので単純にうまいと感じました。1年間主将として当たり前だが、辛かった。後輩から先輩大丈夫ですかみたいなことを言われたりしたが、自分が一生懸命になりすぎた部分があった。そうではなく4年生全員でチームを作ろうという話になって、どうすればいいときは4年生に聞いてそのときはみんなでこうしていこうというように決められたので、主将をやってきたが私が導いたというよりみんなで作り上げたチームだと思っている。昨日まで練習してきて手応えを感じていた部分もあっていけると思っていたが、最後の最後で詰めの甘さが出てしまった試合だったと思う。正直本当に弱い世代といわれていて、新人戦でも成績を残せていなかったのでここまでよくやってこれたという思いはありつつ、やっぱり悔しい。私たちは4年生だから練習に送れてやってくるとか早く帰るということはなくて、だからこそ誰よりも早くきて練習したし、誰よりも遅く残っていた代。私たちはAチームだけではなくBチームやCチームの4年生もこの1年間でラクロスの技術がすごく伸びたと思う。3年生はよく細かいことまでちゃんと考えて理解しようとする学年だと思う。森岡が来年の主将で、よく考えて行動するしプレーでもそれが分かる。ここぞの場面で決めてくれるので信頼できる選手。日本一のリベンジをしてもらいたい。本当は私がしたいけど。超負けず嫌いなのでもう一回やりたいけど私は学生終わりなのでもう託すしかない。期待している」寺西「悔しいですけど、実力通りの結果だなと思います。(インカレからはどう言った練習を積んできたか)一人一人の能力を上げるっていうのと、チーム全体で攻めたり守ったりするというところに注力してやってきました。(前半押せたのは)練習の成果が出ましたね。(試合を通じて自分たちの理想的な展開で試合はできたか)前半はすごい自分たちの理想の形だったんですけど、後半に詰められたりだとか、逆に自分たちがボール持ってるところでのラクロスには納得は行ってないです。そこで、相手に乗らせちゃったなというところはあります。(関西学大に対する意識はあったか)相手が本当に強いのも知ってたし、個人個人の技術が高いのも知ってたので、意識というよりかはあそこに負けないぐらい個人能力をつけないと、やられちゃうよねっていうのは思っていました。(最後の失点シーンについて)相手の勢いとか取ってやるっていうところでのぶつかり合いで、自分の目の前でシュートが決まったので、気持ちが相手の方がすごく出てたなというのを感じました。(今年の1年間を振り返って)チームとしてのリーダーをやらせていただいて、リーダー1年目っていうことで、絶対うまくいかないとは思っていたんですけど、ヘッドコーチの井川さんとかとも会話しながら、どうすれば勝てるチームになるかというのを考えながらずっと1年やってきて、勝てるチームを作るのはずっと難しいとは思っていたんですけど、少しずつ形にできていたので、最後勝ちで終わりたかったなとは思いました。(一緒にチームを作ってきた松本について)主将としてチームを引っ張る立場だったんですけど、松本さんだけに任せているわけではなくて、サポートしたりだとか、自分自身が思ったことを素直に伝えたりだとか、松本さんだけに頼らず4年生でこのチームを作ってきたという感じですね。(同期について)4年生は本当に思いが強くて、一緒に日本一になりたいと思ってたし、一人一人が問題意識も持っていたし、どうやってチームを勝たせるかということも考えてくれてたし、本当に頼りになる同期だなと思っています。(連覇していた中でプレッシャーを感じたこともあったか)先輩が抜けたりだとかいうプレッシャーは最初の方はあったんですけど、それは別に去年のチームだし、今年のチームを作るという面では何も意識せず、今年のチームの強みとか弱みはなんだろうということを考えながらやっていたので、去年がどうとかいうよりは今年らしいチームを作っていきたいなと思っていました。(このチームの良さは)本当に下手くそなんですけど、下手くそなりに工夫してやるっていうところで、能力があったりだとか運動神経が優れていいとかそういったことがあるわけでもなかったので、下手だけどしっかりやるとか、下手を言い訳にしないで他のところをしっかりやるとか、工夫してるところはすごく良かったなと思います。(優秀選手に選ばれたことについて)全然そういうことは考えてなくて、優秀選手って言われた時に「あ、そうなんだ」って思ったぐらいで、個人的にシュートもすごい外してしまいましたし、なんで選ばれたのかなと思っていたんですけど、周りからはすごい「良かったよ」と言ってもらえていたので、自分的には満足はいってないんですけど、こういう賞をいただけて本当に嬉しいなと思います。(自分自身の今大会への評価)準決勝でNeOと戦った時とか今日もそうなんですけど、自分自身のプレーをしっかりやる、チームとか相手がどうなのかということをしっかりやるというのが自分のリーダーとしての役割だったので、そういった面では今日も落ち着いてできてましたし、そこについては満足いってますし、やりたいことはできたかなと思います。(4年間を振り返ってみて)1年生の時から4年生まで、とにかくラクロスが好きで、うまくなりたいっていう一心で、今日も昨日までもやってきた4年間だったので、本当にあっという間で、これから先、もっとラクロス上手くなりたいなっていう思いがありますし、ずっと成長し続けられた4年間だったと思いますし、その成長がわかった時に楽しいなっていうことを思えた4年間でした。(得たものは)ラクロスの技術を上手くしていく中で、考え方がすごく大切で、自分自身の相手との関わり方とか、言動とか、何が一番プラスになるのかとかそういう考え方がヘッドコーチの井川さんとかからもすごく教えてもらえて、仲間からも感じることがすごくたくさんあって、物事の考え方をすごくたくさん学んだなと思いました。(後輩たちに期待すること)今年とは違ったチームが、来年も再来年もその次もできてくると思うんですけど、そのチームでベストの状態にしていくことに力を注いで、またこの舞台に帰ってきてほしいと思いますし、2連覇、3連覇してまた新たな明治の歴史を作ってほしいなと思います。」清水百「(今の心境)最後自分が止めれなかったのが、負けに直結しているので、悔しい気持ちももちろんありますけど、今明治が持ってる力は全て出し切れたと思います。(インカレに引き続き関西学大に敗れましたが)ずっとオフを返上して、この間の試合から修正できるところは全て修正してきました。悔しいですけど、全力でやった結果なので受け入れています。(今日の試合展開を振り返ってみて)前半をリードで終わらせて、オフェンス陣に少しでもリラックスして点を取らせてあげたいというのをリーグ戦から毎試合思っていました。今回の試合もそれはできたので、それは良かったことですけど、やっぱり後半で点数が伸びなかったことが敗因だと思います。(ゴーリーとして後ろから見ていて感じたこと)前半の最後の方も攻め気がないというわけではないが、もっとゴールに向かって欲しかったので、タイムアウトの最中もそういう話していました。でも、後半は自分たちのオフェンスができていなくて、点数が伸びなかったと思います。(後半は足が止まってる印象を受けましたが)そうですね。オフェンス陣がゴール前の選手任せになってしまっていました。そこは来年に向けて頑張っていきたいところです。(3連覇を逃したということについては)先輩たちが残してくれたものであって、明治として3連覇というは目指さなければいけないものだったんですけど、自分たちがまず日本一になるということが第一目標だったので、そこを逃したということがまず悔しいです。(最後の失点シーン)こっちはゾーンのディフェンスをしてたんですけど、右サイドから来た成地さん(関西学大)にカバーを出せずに、一対一で中に抉られて、そのまま対角に打たれました。止めたらヒーローだったんだなという感じです。でも、それが私の実力で、今のチームの実力なんだと重く受け止めてます。(今日で4年生が引退ですが先輩からは)『来年頑張れよ』だったり、お世話になったディフェンスの先輩には『来年絶対日本一になってくれ』と言われました。最初は先輩方とは、すごい仲が良かったというわけではなかったです。でも、そういう人間関係のところから絆を深めていかないと日本一にはなれないと思っていました。3年生ながらスタートとして出場させてもらっていて、またゴーリーというポジション柄、先輩を相手に言わないといけないこともあるんですけど、そういうことを言いやすい関係性も先輩方がアプローチしてくれました。(ゴーリーとしての声掛けは)今季始まってからずっと意識はしてきていたので、自分が思ったことは素直にズバッとは言えないけど、しっかり伝えるということはしてきました。(松本主将の存在)小柄ながら、本当に背中は大きく見えて、頼りになる主将でした。誰よりも元気で、雨が降ってもどんなに寒くてもどんなに暑くても一番声出してて、その姿を見て自分もしっかりやらなきゃっていう気持ちに毎回させてもらってました。誰よりもみんなをうまく巻き込んで引っ張っていく先輩です。ラクロスの練習中もそうですけど、そうじゃない時も元気です。(4年生へ伝えたいこと)『まず、4年間お疲れ様でしたということと一緒に日本一になりたかったけど、来年は自分たちが先輩たちの分も学生日本一と関東制覇はもちろん全日本一を獲るので、これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました』ということです。(最後、松本主将が涙ながら『来年は後輩が獲るってくれる』と言っていましたが)獲らなきゃいけないと感じました。獲りますというか獲らなきゃいけないという感じがしました。責任感とプレッシャーと期待を全て感じました。(4年生の存在)怖いとは思ったことはなくて、一緒に日本一になるために常に一歩前を歩いてくれている存在です。付いて行く時もあったけど、背中を押す時もあった関係性で支えあってきたから、今ここにいるのかなと思います。(来年は自身も4年生になるが)全然実感はないんですけど、最高学年になるということで、全てのことが下級生から見られるので、一つ一つのことに責任が乗ってくるのかなと思います。今まで通りに自由にはできないだろうなというのは前から思っていました。(来年に向けての意気込み)今年は東海大にも負けて、結果関西学院には2回とも負けてしまいました。でもそういうチームでもここまで来れたっていうことが分かりました。去年、一昨年は負けなしでずっと勝ち上がってきました。来年どういうストーリーでここまで来れるかわからないけど、絶対またここに来て金メダルをもらって帰りたいので、また明日から頑張ります」READ 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惜しくも3連覇ならず 関西学大との決勝に敗れる/全日本大学選手権
ラクロス(女子) 2016.11.29前人未到の3連覇には惜しくも手が届かなかった。全日本大学選手権の決勝戦の相手は、昨年も対戦している関西学大。前半、1点を先制するも、相手に3連続得点を許す。しかし残り9分から横川蒔穂(法4=明大中野八王子)のフリーシュートからの得点を皮切りに3連続得点で一気に逆転し、4―3で前半を終える。1点差を守り切りたい明大だったが、後半は相手の猛攻を浴び、6点を与えてしまう。何とか逆転を試みるが、相手の固いディフェンスに阻まれ、一歩及ばず。7―9で敗れ、大学女王の座をつかむことはできなかった。 一気に攻めたてられた。前半を4―3の1点リードで終え、後半に突入。開始から4分、ゴールを決められ同点に追い付かれる。そこから一進一退の攻防が続き、7―8の1点ビハインドで残り2分。木島朱理(文3=都立国立)が同点のゴールを決めるも、その直前のプレーがファウルとみなされ、ノーゴールに。「最後シュートが決めきれなくて負けてしまった」(木島)。その後とどめの9点目を浴び、7―9と2点差で敗れた。 『打倒明治』を掲げた関西学大の猛攻を受けた。「一人一人の気持ちがすごくにじみ出ているのは感じた」(松本紗来良主将・商4=都立国分寺)。相手の個人技術の高さとスピードに圧倒され、後半は6点を与えてしまう。一方、後半終了間際は、果敢にゴールに攻め込むも、相手の固いディフェンスに阻まれ決め切れず。「3連覇って難しいんだなって感じた」(松本)と、勝ち続けることの難しさを感じた試合となった。 次に挑むのは全日本の舞台だ。「リベンジしたい」(松本)。準決勝に勝ち、決勝に上がれば、再び関西学大との対戦が濃厚となる。準決勝の相手は明大のOGも在籍するクラブチームだが「一戦一戦絶対に勝って行きたい」(木島)と、日本一を見据える。「私たちは負けたからこそ強くなれる集団」(松本)。この悔しさを糧に、4年間の集大成となる全日本に挑む。[織田有衣子]試合後のコメント松本「単純に相手が上手いなって感じました。もちろん一人一人の個人技術が高いのは知ってたけど、その上にスピードだったり、球の速さとかシュートの速さだったり、一人一人の気持ちがすごくにじみ出ているのは感じました。自分たちも、もちろん3連覇に向けての気持ちでいて、今まで2連覇っていうのは他の大学でもあって、3連覇っていう、今までに誰も成し遂げたことの無いことをしてみたいっていうのはあったんですけど、やっぱり単純に、3連覇って難しいんだなって感じた試合でした。(気持ちの面で圧倒された部分は)自分たちも1回負けを経験していて、負けたくないっていう気持ちもあったし、勝ちたいっていう気持ちもあったけど、向こうは『打倒明治』っていう気持ちでいて、絶対今年こそリベンジを果たすっていう気持ちでいたので、もしかしたら負けていたのかもしれないですね。でも自分たちも勝ちへの気持ちはあったので何とも言えない。(3連覇へのプレッシャーは)ありましたね。私は主将で『3連覇楽しみにしてるよ』とか言われる中、自分たちは練習試合とかでも結構負けていて、本当に日本一になれるのか、3連覇できるのか、っていう思いはあって、プレッシャーには感じてたけど、逆に『3連覇したらかっこよくない?』っていう気持ちでもいたので、そのプレッシャーも楽しむっていう思いでもやっていました。(あと一歩及ばなかった原因は)これと言ってはないけど、相手の一人一人の技術の高さっていうところと、スピードだと思う。(最後のシュートはノーゴールになったが)ノーゴールにはなったけど、木島がしっかりシュート決めたっていう点では、実際は決まったって思っているので、そんなに特に何か思うっていうのは無い。(今年1年主将としてチームを引っ張ってきた上での苦労は)苦労はあるはずだけど、こう思い返すと無いのかなって思う。本当は副将をやって主将に上がってくるけど、自分自身、副将の経験は無くて、オフェンスのサブリーダーをやっていて、『主将をやってほしい』って言われました。私は引っ張るタイプではなくて、いろんな人に支えられながらここまで来れたので、苦しい時に後輩に見せられない顔は同期に見せて、どうすればいいか分からない時は相談できる同期とか先輩とかコーチがいたので、もちろん苦しい時もあったけど、周りの人に支えられてここまでやってきたので、本当に感謝しかないですね。(主将としての努力は)主将とかリーダーが、苦しい時に苦しい顔をしたりとか、うまくいかない時に沈んだ顔をしたりとかすると、絶対周りは不安に思うので、苦しい時だからこそ、そこで自分がいい顔で、笑顔で、「切り替えよう」とか、プラスの言葉を言うようには意識していました。それが主将の役目だと思う。とにかく元気よく明るく楽しくやるっていうのは意識していました。(次は全日本選手権だが)やっぱり関西学院にリベンジしたい。さっきも表彰の時に『すごかったよ』っていう言葉を相手に言って『全日の決勝でも当たろうね』って言った。私たちは負けたからこそ強くなれる集団なので、まずは準決勝で勝ち切って、もう1回関西学院と戦ってリベンジして、全国制覇、3連覇っていうのを目指していきたい」寺西志保美(農4=都立駒場)「前半は互角の流れだったと思うんですけどこっちがディフェンスを厚めにかけてたこともあって、相手のミスが多かったと思います。なのに、オフェンスが攻められなくて流れをつかみ切れなかったのが良くなかったです。本当は前半でもっと点差をつけられるはずの流れではあったと思うんですけど。後半も流れ自体は悪くなかったけど、ここぞというシュートを決められるかどうかというところで相手との差が出てしまいました。こっちの小さいミスで相手にスキを与えて、それを相手がしっかりとものにしてきたというのが今日の試合でした。自分らのミスが多かったっていうのが今日の敗因です。(持ち味は)スピード力とボールを持っていないところでどれだけ頑張れるかっていうのが自信にしているところで、ディフェンスでも目の前の相手は絶対に止めるっていうのはいつも考えています。あとはボールを持ったときの勢いっていうのは誰にも負けないようにしていて、ボールを持ったときは『自分はゴールまで行けるんだぞ』っていうのを相手に意識させて、ディフェンスを寄せ付けられるようにしています。(今日は)自分が得点を決めたシーンとかは良い流れでいけたと思うんですけど、自分に回ってくるまでにオフェンスでミスがあったりだとか。全体としてのミスを減らさないと、一人一人の良いところも生かせないんだなと感じました。(去年はMVP)今年は4年生としてチームを引っ張る立場なので、自分自分というよりはゲームメークだったり行程の方を重要視していました。(弱い世代という前評判のあった今年のチームの特徴は)今年のチームはとにかく下手っぴなので、成長することでしか強いチームには勝てないと思っていて。毎回毎回練習を積み重ねて次の相手に挑んでいて、その成長度合いっていうのが強みだったんですけど、今回の関学はそれが勝てるところまで達していなかったんだと思います。(惜しくも3連覇を逃しましたがチームの雰囲気は)自分たちの目標はあくまでも今年のチームで日本一になることで、3連覇といっても去年、一昨年の先輩が日本一を達成できたっていうだけなので。自分たちはまだ日本一には達していなかったということで、全日本でもう一度日本一を目指すというだけのことです。悔しさはありますが『3連覇』ということを意識していたわけではないので、全日本こそは自分たちのチームで頂点をつかみたいと思います。今はこのチームで成長する機会を得られたということの方が大きいです。(関学との決勝は3年連続)向こうは『明治』というのをライバル視しているところがあって、2年連続で負けているということもあって気持ちも入っていたと思うんですけど、自分らは『対関学』という意識よりも、『目の前の相手に対して、今の自分たちの力で戦って勝つ』ということを常に考えているので、相手の方がそういう気持ちは強かったかもしれませんが自分たちにはあまり関係ありません。(全日本でも関学との決勝が予想されますが)全日本で当たるのが関学だろうがクラブチームだろうが、自分たちがやることは特に変わりません。どこと当たるからと言って練習を変えるつもりもありませんし、自分たちがやるべきことは今自分たちに足りないところを直して、全日本では今より成長したチームで相手に勝つということだけなので。下手なので、今からどれだけレベルアップできるかが勝負だと思っています。(ラストイヤーに懸ける思い)一応最後の年ではありますが『最後だから』というよりは『この’16メイジで日本一になりたい』という気持ちが強くて、それが4年生という立場に当たっているということだけなので。最後だから絶対に勝つというよりは、今年のチームで日本一をつかみ取りたいと思っています。そのために、私たちのやり方や考えはぶらさずにやっていきたいです」横川「一番感じたのは基礎技術と判断力の差です。プレッシャーがある時の1つ1つの判断やシュートをきっちり決め切る詰めの甘さが全体的に出たと感じました。もちろんスピード感のある1対1やグラボやライドなど強みはあったが、ボールをしっかり支配する安定感が今のチームには足りなかったと思います。気持ちの面で負けたとは思ってない。関学が打倒明治といってるのはSNSや新聞を見て知っていた。自分たちも相手をリスペクトはしているが、自分たちの目標はあくまで日本一でこの試合は通過点だと思っていたので、打倒関学だけにはならないで自分たちのラクロスで勝負することを心掛けてやっていました。学生日本一を取れなかったのは素直に悔しいです。もちろん、ここで勝てなくても全日本選手権でクラブチームに勝って日本一になれたらうれしいけど、史上初の学生日本一3連覇のタイトルを取れなかったという事実はすごく悔しいです。(今年は弱い世代といわれていたが)試合に勝ってもまだまだ改善点はたくさんあり、自分たちの技術に驕ることなく挑戦者の気持ちを持ちながら1年間やってきた。今期リーグ開幕から始まり、ブロック戦の東海大では負けを経験しました。1戦1戦を重ねるごとに少しずつチームは成長してきたと思います。(東海大の負けは)今まで公式戦で勝ちしかしらない後輩もいる中で、今の自分たちの技術では負けるというところから、改めて自分たちの技術や考え方を見直すきっかけになったのかなと思います。チームに対して自分が感じていることは試合に出ているAチームだけではなくて、BチームもCチームも1年生も自分たちの技術と向き合って、全員がチームに対して働きかけるようになり、組織としても良くなってきたと思います。(ケガしたときは)個人的なことだが、夏合宿直前でケガしてしまって今シーズン終わったかもと正直思いました。辛い時期もありましたが、結果的には自分自身驚異的な回復力もあり、今シーズンしっかりコートに立てていることに本当に感謝しています。(今日の得点シーンは)マンダウンで流れを変えたい中で自分がフリーシュートをもらってきっちり決められたのはよかったと思う。(全日本では)クラブチームに勝って、日本一を取りたい。全学選手権で負けて全日本選手権での優勝は今までにないことだし、今年は負けてもリベンジして成長していくチームだと思うので、どのチームと戦うことになっても、チームと個人の課題に向き合い成長し続けていきたいと思います」木島「今日の試合は出だしから向こうの勢いに乗ってしまって苦しい展開が多かったんですけど最後シュートとか決めきれなくて負けてしまったのが悔しかったです。良かったと思う部分はどれだけビハインドになっても誰1人諦めないで点を取って勝ちに行くぞという気持ちが切れなかったことだと思います。今日特に意識したことはどうしても試合になるとヒートアップしがちなんですけどそこを最後まで冷静な判断ができるようにということを1番意識して臨みました。(優秀選手賞を取れた要因)強みにしているドローを気持ちで負けないように取りきっていけたのが良かったなと思います。取れたのはいいんですけどそれを点にまで結びつけられなかったのでそこを修正して全日本では頑張っていきたいと思います。(この1年で変わったこと)去年はリーグにも全然出れなくて悔しい思いをしたんですけど代が変わって去年までスタープレイヤーだった先輩たちがいなくなって自分が頑張らなければと思って責任の重さが変わったのがプレーにも出たかなと思います。チーム全体では誰かに頼るというよりも一人一人が自分の役割を果たすというところに意識を持って臨んだのが今年だったかなと思います。(これから伸ばしていきたい部分)得点力がないとどんなチームにも向かっていけないと思うので得点力を上げていきたいと思います。(全日本に向けて)この悔しさは絶対に味わいたくないし次からは負けたら終わりなので一戦一戦絶対に勝って行きたいです。関学にもリベンジしたいしクラブチームに自分たちの先輩たちもいるので勝っていきたいと思います」READ 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部の紹介 INTRODUCTION
ラクロス部は平成30年度より体育会に加盟した新興の部だ。歴史こそ浅いものの、2016年には全日本学生選手権を制し学生王者として君臨。その後の全日本選手権も制覇し正真正銘の日本一へと輝いた。関東屈指の強豪校としてその地位を築いている。スポーツ推薦での入学者はおらず、部員の大多数が大学からラクロスを始める。部員数は100名近くを誇り、その他の体育会各部と比べても群を抜いた大所帯だ。限られたポジションを獲得すべく、熾烈なレギュラー争いが繰り広げられている。目標に掲げる日本一に向けて、選手は今日も練習に励む。