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上水が2位で表彰台に 新体制の幕開けだ!/全日本学生選抜選手権
ウエイトリフティング 2022.03.07各階級のランキング上位10人がエントリー可能である全日本学生選抜大会。ハイレベルな戦いに明大からは、上水良介(政経3=埼玉栄)と藤谷柊(政経3=那賀)が出場した。上水は落ち着いた試技を見せ、総合2位で表彰台に。一方で藤谷は総合6位と悔しさが残る結果となった。 ◆3・5〜6 第18回全日本大学選抜選手権(上尾市総合スポーツセンター)▼89キロ級 2位 上水(S131 J161 T292)▼+109キロ級 6位 藤谷(S120 J167 T287) 新体制となり、初めて行われた今大会。上水は最上級生としての意地を見せつけた。スナッチ1本目は、エントリーよりも1キロ増やした状態の126キロに挑戦。それでも落ち着いて立ち上がり、成功してみせた。続く2本目は131キロを成功させ、安定した試技を披露。そしてラスト3本目。挙げれば大会新記録となる136キロへの挑戦を決意する。しかし、踏ん張るものの立ち上がることができず。「取れたのに落としてしまったことが悔しかった。大会記録は一瞬でも塗り替えてみたかった」。床に手を突き、悔しさをあらわにした。 スナッチ2位で迎えたジャーク。1本目、2本目は順調に成功。167キロに挑戦した3本目は、持ち上げることができなかった。「最近苦手だったジャークは、練習不足が見えてしまった」。ジャークは3位で競技を終えた。 反省点もあったものの、総合2位で表彰台に登った上水。「結果的に2位が取れたのでチーム的にも良かった」。個人としても明大としても自信につながる結果となった。また対照的に今大会では力を振るうことのできなかった藤谷は6位に終わり「納得のいく試合ではなかった」と悔しさをにじませた。総合2位になった上水の今年度の目標は、「個人戦もインカレも1位で大学に貢献したい」(上水)。最上級生としてチームを引っ張っていく2人に今年度も目が離せない。 [豊澤風香] 試合後のコメント上水――今試合は100点満点中何点でしたか。 「スナッチは80、90点くらいでジャークは20点くらいです。トータルだと50点くらいですね」 ――全日本学生新人選手権はご覧になっていていかがでしたか。 「結果が出た選手もいていいなと思いましたが、思うように結果を出せなかった選手を見ているともう少し頑張れたのではないかと思いました。自分も上級生なのでもう少し指導をしないといけないと思いました」 藤谷――今回の大会を振り返ってみていかがでしたか。 「納得のいく試合ではなかったですね。スナッチに関しては元々インカレが終わってからは調子が悪くて、これから調子を上げていこうと思っていたのですが、ジャークに関してはインカレが終わった直後から調子が良くて、今日は5キロ下からのスタートで調子が良いなりにきれなくて。そこがやはり課題点なので、最後刺せるように上半身の筋トレをもっとしていこうと思います」 ――今後の意気込みについてお願いします。 「次は自己新記録を出せるように更に頑張って行きたいと思います」READ MORE -
足立と木下が準優勝!若き紫紺が成長誓う/全日本学生新人選手権
ウエイトリフティング 2022.03.05若き力が試された。2日間にわたって繰り広げられた今大会では、各大学下級生が多く、フレッシュな面々が名を連ねた。その中で、明大は81キロ級の足立涼馬(法2=舞子)と102キロ級の木下裕介(法3=名城大付)が準優勝。しかし、9選手が出場したものの表彰台はその2人のみと、少し物足りなさを感じる結果に終わった。 ◆3・3〜4 第66回全日本学生新人選手権(上尾市スポーツ総合センター)▼55・61キロ級 4位 加藤(S100 J108 T208) 5位 坂口(S87 J118 T205)▼67キロ級 5位 佐藤(S97 J121 T218)▼81キロ級 2位 足立(S121 J149 T270)7位 森本(S105 J130 T235)▼89キロ級 道畑 記録なし(S116 J0 T0)▼96キロ級 6位 青柳(S115 J146 T261)▼102キロ級 2位 木下(S125 J150 T275) 4位 寺西(S116 J150 T266)※S…スナッチ、J…ジャーク、T…トータル 明大勢が次々と苦しむ中、足立は動じることなく銀メダルを手にした。「今日の目標は5月に行われる個人戦の基準をクリアすること」。試合前から今大会に照準を合わせるのではなく、次戦に目を向けていた足立。目標を達成するためにも、表彰台に入るためにも重要であったジャークの2本目。重圧がかかる場面で動じることなく、冷静に149キロを拳上。試技を通して冷静沈着に見えたが、上位3人の激しい順位争いに「自分以外は1年生、年下には負けられない」とポーカーフェースの裏側に、確かな闘志を感じさせた。結果的には3本目を失敗してしまい2位に終わったものの、目標には到達。個人戦に向けては「レベルは高くなるが、少しでも高い順位で終えるために新記録に挑戦していきたい」とさらなる進化を誓った。 来年度ラストイヤーを迎える3年生も意地を見せつけた。スナッチで2人が大会新記録を更新するというハイレベルな争いの中で木下が2位で見事に表彰台入り。それでも「色々反省点があるので詰めていかないといけない」と、優勝できなかったことを悔んだ。「最後の年は、全日本大学対抗選手権(以下インカレ)で明大のために活躍したい」。自分自身の願いのために、日々努力を続ける。 全9選手が出場し、表彰台が二つのみと完全に満足のいく結果を残すことはできなかった明大。結果を残した2人も決して慢心している様子はない。よりレベルが高いインカレで結果を残すために。新たな世代が最初の一歩を踏み出した。 [中村謙吾] 試合後のコメント木下――課題として上げられた集中力は今後どのようにして改善していくでしょうか。 「普段の練習から試合と同じように100%落とさないように意識をして、練習と試合を同じように取り組んでいくことが大事だと思います」 ――来年度の目標と意気込みをお願いします。 「来年度、自分は最後の年なので、インカレで上位に入れるように明治に点を入れられるように成長していきたいと思います」 足立――本日の試技を振り返っていかがでしたか。 「アップの時に調子が悪かったのですが、セコンドの二人に背中をたたかれたり、試合と関係のない話をして、緊張がほどけて硬い動きが取れました。そのおかげで、いい動きができたと思います」 ――本大会に向けてはどのような調整をされましたか。 「5月に個人戦があり、その標準記録であるトータル260キロを超えるために頑張ってきました。今回、270キロ挙げられたので個人戦には出られると思うので目標は達成しました」READ MORE -
団体6位 4年生の思いは後輩へ/全日本大学対抗選手権
ウエイトリフティング 2021.12.103日間におよぶ熱き戦いが幕を下ろした。大会3日目は重量級の選手が出場。109キロ級に出場した村上堅信(政経4=滑川)が6位。藤谷柊(政経3=和歌山県立那賀)も+109キロ級で6位と着実に得点を重ねた。その結果、合計112点で団体6位入賞。目標の3位以内には届かなかったものの来年度へつながる結果となった。 ◆12・7~9 第67回全日本大学対抗選手権(サイデン化学アリーナ)▼109キロ級6位 村上(S136 J166 T302)▼+109キロ級6位 藤谷(S132 J165 T297) ※S…スナッチ、J…ジャーク、T…トータル 「挑戦させていただき監督には感謝している」(村上)。肘のケガを治療しながら今大会に臨んだ村上。医者からも今大会までに間に合わないと言われていたが、4年生としての意地とウエイト人生の集大成への思いが勝り調整してきた。村上の順番がコールされるとチームからの大きな声援が体育館に響き渡る。「お願いします」と一礼し、最後の試技へ。ジャークの3本目は173キロに挑戦。ケガの痛みがある中、記録に挑んだ。「よしっ」と気合を入れ、右手を軽く突き上げる。両手を頭上へ伸ばし大きく息を吐くとシャフトへ手を伸ばした。勢いよく肩まで持ち上げ、頭上へ挙げるタイミングを計る。最後の力を振り絞り挙げるも、173キロを支えることはできなかった。「いろんな思いが込み上げてきた」。シャフトを落とすと同時に天を仰いだ村上。一礼をすると静かに試技場を後にした。 今大会を締めくくったのは藤谷。「結果に満足はしていないが、いい試合はできた」(藤谷)。ジャークでは自己ベストまであと1キロとなる165キロを成功。6位に入り点数を稼いだ。今大会の全日程が終了し、明大は112点で団体6位入賞を果たした。例年7、8位で他大学と点差を広げられる明大だったが、5位まで5点差。「3位以内を目指せる段階に着実にきている」(中田健太郎監督)。コロナ禍で約2カ月間練習ができなかった時期もあったが、4年生を筆頭に困難を乗り越えてきた明大ウエイトリフティング部。「上水(良介・政経3=埼玉栄)と藤谷を筆頭に新4年生6人でしっかり引っ張っていってほしい」(中田監督)。4年生の思いは後輩へ受け継がれる。 [大橋直輝] 試合後のコメント中田監督――澤浦智之進選手(営4=利根実)の結果はいかがでしたか。 「彼の実力からすると相当やれる子なので1位を取ってほしかったと思います。最後の3本目を取れれば1位だったので。しかしそこに行けたのはこれまでの努力があってのことなのですごいと思います。本当によくやったという気持ちです」 ――岸本龍太郎主将(法4=常翔学園)はどんな主将でしたか。 「同じ大阪出身で高校の先輩後輩という関係から監督と主将という関係でした。とても厳しい練習もして、チームのことも非常に厳しく指導してきたので、彼の負担はとても大きかったと思います。最後、肩のケガもあって上手くできなかった部分もありますが、くじけずに最後まで頑張ってくれた彼を尊敬しています」 ――4年生はどのような代でしたか。 「彼らの元々の実力からすると、上位争いや優勝争いをするような選手ではなかったです。コロナ禍で2カ月間くらい練習できない期間もあり、試合もなくなったのですが、毎日毎日必死に練習をしていました。私生活も非常に規則正しくやっていて、本当に人間のお手本になるような4年生だと思っています。そういうところからこのようないい勝負ができるレベルにつながっているのではないかと思います。そして厳しい状況でも明大のためにと思ってやってくれた4年生には非常に感謝しています」 村上――ウエイト人生振り返っていかがですか。 「自分は4年間兄のしがらみが1番大きかったと思います。強い兄がいるのですが、その兄に追い付きたい追い越したい気持ちで一生懸命やってきました。最後まで勝てませんでしたが、追い掛けるのが本当に楽しい4年間でした。そして監督の存在がやはり自分の中で大きかったと思います。自分を追い込んでくれて。優しい言葉も掛けてくれて。今では本当にとても感謝しています。最後の締めはやはり監督に気持ちを伝えたいと思います」READ MORE -
流れをつかんだ明大 73点獲得で表彰台へ望みをつなぐ/全日本大学対抗選手権
ウエイトリフティング 2021.12.09大会2日目は6名と多くの選手が出場した明大。この日最初の試合であった89キロ級の上水良介(政経3=埼玉栄)、岸本龍太郎主将(法4=常翔学園)がそれぞれ3位、5位と好結果を残し、流れを呼び込んだ。続く96キロ級でも澤浦智之進(営4=利根実)、川上直哉(政経2=尼崎工)がいずれも2位、4位と好成績を収め、団体総合は5位に浮上。目標の表彰台も狙える位置へ。運命は最終日の2人に託された。 ◆12・7~9 第67回全日本大学対抗戦選手権(サイデン化学アリーナ)▼89キロ級3位 上水(S133 J166 T299)5位 岸本(S127 J163 T290)▼96キロ級2位 澤浦(S130 J167 T297)4位 川上(S133 J159 T292)▼102キロ級7位 佐々木(S124 J162 T286)10位 寺西(S124 J156 T280) ※S…スナッチ、J…ジャーク、T…トータル 喜びを爆発させた。「今までの大会で一度もないくらい調子がいい」と試合前に期待を膨らませていた上水。スナッチでは2本目に失敗してしまうが、落ち着いて臨んだ3本目に見事成功し、3位という好位置に順位を付けた。続くジャークでは圧巻の試技を披露する。表彰台のためには練習ですら未知の領域である166キロを挙げる必要があった。しかしそのような状況にも動じず「今の自分なら上げられる」と自信をつけ、自己ベストを更新。目標であった表彰台を宣言通り達成した。 競技人生の最後に花を添えた。澤浦は前半のスナッチで本人も納得の130キロを上げ、得意のジャークに勢いをつけた。しかし、ジャークの練習中に太ももをつるアクシデントが発生。「スタートを下げて、2位を狙った」と、思わぬ形で目標を変更。ところがそのような様子は一切見せず、ジャークの1本目では周りを魅了した。ほとんどの選手が3本目を終えた後に気迫がこもった声を上げながら登場した澤浦。するとこの時点で最重量の167キロを堂々と成功させた。その後は逆転を狙って、果敢に170キロ台に挑戦するが惜しくも失敗に終わる。それでも目標の順位を達成し「今までは信じていなかったが、努力は裏切らない」と晴れやかな表情で銀メダルを手にした。 明大の全出場選手10選手のうち、大半の6選手が出場した2日目。初日は8位とやや出遅れたが、2日目終了時点で5位と目標の3位に向けて猛追を見せた。3日間にわたる大学の頂点を決める争いもいよいよ大詰めだ。最終日には村上堅信(政経4=滑川)を中心とする重量級2人が控える。「学校に恩返しをするという意味も込めて頑張りたい」(村上)。最後の大一番で紫紺の意地を見せつける。 [中村謙吾] 試合後のコメント岸本――今回の試合を振り返っていかがでしたか。 「もったいないという感じです。1ヶ月ほど前に肩を痛めてしまって練習ができない状態が続いていました。ここまで戻せて最低限の点数を入れられたことは良かったと思うのですが、求めていた順位に届かなかった悔しさがあるのでそこは残念でした」 澤浦――競技人生を振り返っていかがでしたか。 「今回が本当に最後のウエイトリフティングだったのですが、一つだけ言えることは努力は裏切らないということです。今まで信じていなかったのですが本当にそのように思えたので今後に生かせていけたらと考えています」 上水――今回の大会で今までの大会と異なった部分はありましたか。 「やはり大会までの準備の部分で、今までの大会で良くなかった部分を反省して、改善できた結果が今回に結び付いたと思っています」 川上――来年度に向けて取り組みたいことありますか。 「今年はケガがあって、今回も痛み止めを飲んでの出場になってしまったので、来年度は万全な状態を整え、しっかり強化を重ねて、表彰台ではなく1番を狙える選手になります」READ MORE -
志村が4位 仲間へ思いを託す/全日本大学対抗選手権
ウエイトリフティング 2021.12.08大学の誇りを懸けた大会が開幕した。全日本大学対校選手権(インカレ)1日目は軽量級の選手が出場。55キロ級では坂口颯基(政経2=須磨友が丘)が8位。67キロ級では志村優人(政経4=埼玉栄)が4位となり、1部残留そして目標の3位以内に向けて得点を重ねた。志村は表彰台にあと一歩届かなかったものの、気迫のある試技で引退試合を飾った。 ◆12・7~9 第67回全日本大学対校戦選手権(サイデン化学アリーナ)▼55キロ級8位 坂口(S86 J111 T197)▼67キロ級4位 志村(S112 J145 T257) ※S…スナッチ、J…ジャーク、T…トータル 静寂に包まれた体育館に雄叫びが響き渡る。今日が引退試合となる志村。「ベストを尽くし、後輩に魅せられるいい試合にしたい」。試技順をコールされると気持ちを全面に押し出した。インカレという大舞台。そして引退試合の重圧から、スナッチの1本目を失敗してしまう。「気持ちが先行して絡まってしまった」。短い時間でうまく立て直し、2本目は112キロを成功。3本目は監督から116キロ挑戦の許可をもらうも成功することはできなかった。スナッチ終了時点で7位。目標の表彰台に向けて追い詰められる。それでも「ジャークの方が得意なので、区切りをつけて挑むよう意識している」。その言葉通り1本目から145キロを成功。ジャークでは一本目から3位以上が確定した。2、3本目はこの階級での競技人生で初めて150キロ以上に挑戦。最後の大会で初めてに挑むも151キロを挙げることはできなかった。この結果、トータル4位が確定。表彰台まであと一歩。あと1キロ挙げていれば3位だったことから「僅差での敗北は心にくるものがありました」と悔しさをにじませた。試合後の志村をチームは温かい拍手で迎える。志村は仲間へ「ありがとう」。志村の思いは仲間へ確かに届いていた。 [大橋直輝] 試合後のコメント志村――インカレの雰囲気はいかがでしたか。 「前半は固くなってスナッチを失敗してしまったのですが、後半のジャークからは気持ち切り替えて楽しんでいこうと前向きな気持ちで試技に挑めたかなと思います」 ――チームとしてはまだ2日間残っています。仲間へエールをお願いします。 「インカレはどうしても緊張してしまい普段通りの試技というのがあまりできなくなってくる選手も多いと思います。リラックスして何も気負わずに挑んでベストが尽くせれば自ずと結果も付いてくると思うので、みんな頑張ってほしいです」 坂口――今大会はいかがでしたか。 「スナッチ7位、ジャークは6位でトータル8位でした。3本目に練習で成功したことない重量に挑戦できたのは良かったのですが、モノにできなかったのが悔しいです」 ――収穫は何かありましたか。 「緊張した中で1本目を取れたというのがとても大きいと思います。これを自信に変えて緊張しないメンタルをつくりたいと思います」READ MORE -
インカレ開幕直前特集 座談会③
ウエイトリフティング 2021.12.07今年度の最後を彩る大会が幕を開ける。12月7日から3日間にわたって行われる全国大学対抗戦(インカレ)。昨年度は無観客での開催であったため2年ぶりの有観客開催となる。4年生の集大成となる今大会でチームが掲げる3位入賞を目指し、最後まで戦い抜く。 本特集ではインカレ登録メンバーによる生の声をお届けします。第3回は岸本龍太郎主将(法4=常翔学園)、澤浦智之進(営4=利根実)、川上直哉(政経2=尼崎工)、寺西洸志郎(営1=滑川)ら4選手による対談です。(なお、この取材は11月7日に行われたものです)――インカレのメンバーに選ばれた感想をお願いします。寺西 大学に入学して1年目でインカレのメンバーに選んでもらって光栄な部分もあるのですが、プレッシャーもあるのでしっかりと点数を取っていきたいと思います。川上 去年度に引き続き今年度も出していただけることが本当に光栄に思います。澤浦 自分は4年生で最後なので部として貢献できるように優勝目指してやっていきたいです。岸本 最後の年なのでやることを果たしていきたいと思います。 ――コンディションはいかがですか。寺西 スナッチとジャークがあってスナッチは結構いいと思うのですが、ジャークがまだ少し重たいと思う時があります。さらに調子を上げていきたいと思っています。川上 あと1ヵ月と考えた時にまだ少し不安要素があると思うので、後どれだけ不安を減らせるかというところですかね。不安はまだあります。澤浦 いい意味で言えばいつも通りですが、逆にもう30日しかないという状況の中でまだ足りないところが多いと思います。そこも含めて残りの30日間やっていきたいという感じです。足りないところは補強やスクワットなのですが、上の順位に上がっていくにはジャークやスナッチの記録も更新しなければ戦えないです。そこも伸ばしてインカレに挑みたいです。 ――この1年で成長したことはありますか。澤浦 自分は4年生になったということもあったので、今まで自分のことしか考えていなかったのですが、学年が上がって自分を客観的に見られるようになり、冷静な判断ができるようになりました。岸本 メンタルですね。打たれ強くなりました。コロナの関係で練習などが止まって結構きつい部分とかもありました。その時に今まで積み上げたものが一気になくなってまた頑張らなければと思い、4年生で団結してできたところは山を越えたなと感じています。寺西 今年度入学してこの部に入部してウエイトも強くなったのですが、それと同時に生活面でも規則などを学べたのは成長でした。 ――趣味は何かありますか。澤浦 川上とか多趣味だろ。川上 美味しいものを食べたいですね。この辺のお店は大体行ったので。時期が時期なのでもう少しコロナが収まったら遠出して食べに行きたいですね。(寮の近くでおすすめのお店ありますか)明大前の焼肉のお店のソウル苑という所ですね。一番美味しかったです。岸本 趣味は就活で書いたのは料理ですけど最近は映画鑑賞にしようと思っています(料理はできますか)料理は一年生で寮食を交代で作るのでそこで。それだけでは足りないので自分で作る感じですね。(得意料理は何ですか)チャーハンです。 ――インカレに向けての意気込みをお願いします。寺西 1年生ということでしっかりチームに貢献できるように1点でも多く自分が得点を取って優勝できるように頑張ります。川上 去年度は初めてで動きががちがちだったのですが、去年度の雰囲気とかはつかんだので今年度は楽しみながら先輩たちに付いて行きたいと思います。澤浦 自分は引退した後はウエイトをやらないと思うので、気持ち良く終われるように得意なジャーク競技を頑張って個人的には3位以内を目指して表彰台に立てたらと思います。岸本 団体優勝。そのための個人優勝を目標にしたいです。 ――ありがとうございました。 [小井土大裕]READ MORE -
インカレ開幕直前特集 座談会②
ウエイトリフティング 2021.12.07今年度の最後を彩る大会が幕を開ける。12月7日から3日間にわたって行われる全国大学対抗戦(インカレ)。昨年度は無観客での開催であったため2年ぶりの有観客開催となる。4年生の集大成となる今大会でチームが掲げる3位入賞を目指し、最後まで戦い抜く。 本特集ではインカレ登録メンバーによる生の声をお届けします。第2回は村上堅信(政経4=滑川)、上水良介(政経3=埼玉栄)、坂口颯基(政経2=須磨友が丘)ら3選手による対談です。(なお、この取材は11月7日に行われたものです) ――インカレメンバーに選ばれた感想をお願いします。村上 4年生としてとてもうれしいですし、自分は前回大会で肘を痛めていたのですが、選んでいただけて良かったです。調子もあまり良くなく、選ばれるか不安だったので、選ばれてほっとしています。上水 自分は選ばれてうれしいという気持ちでいっぱいなので何とかチームの役に立てるように頑張りたいです。坂口 今回初めて選ばれて緊張しているのですが、チームの役に少しでも立てたらいいなという思いです。 ――チームとしての目標と、個人としての目標を教えてください。村上 チームは団体3位以内。個人としては3位入賞を目指して自分はやりたいと思っています。ケガもあるのでしっかり治して戦いに出たいなと。成功率が自分は悪いので6本成功したいです。上水 自分も6本成功で3位以内をとれるように頑張りたいです。坂口 自分も6本成功で点数を10点くらい取りたいと思っています。 ――それぞれの強みを教えてください。上水 自分は人よりも負けず嫌いなので勝つか負けるかのところでプレッシャーがかかる場面でも自分の負けず嫌いを生かして勝ちに行きたいなと思います。 ――ご自身のコンディションはいかかがですか。村上 前の試合で少し頑張りすぎたのが原因で左肘をケガしてしまいました。自分のコンディションは良くはないですが、120%出せるように最後まで調整を頑張っていきたいです。上水 なかなか今までの試合の中でもないくらいに調子が良いので実力以上の結果を残せるようにやれたらなと思っています。坂口 自分は8月から減量を始めて5キロくらい減らしました。しんどい部分はあるのですが、これから調子を上げられるようにしていきたいなと思います。 ――現在の練習の雰囲気はいかがですか。村上 結構いいよね。一同 そうですね(笑)。村上 インカレに向けて一丸となって記録を伸ばそう伸ばそうという雰囲気でできています。 ――私生活で意識していることはありますか。村上 自分は結構サプリメントを取ることを意識しています。日常生活でしっかりとご飯を食べたりしていますね。普段は食事です。体重を落としてしまうともったいないので。上水 自分は毎朝8時くらいに起きるのがルーティンみたいになっています。試合の時も大体それくらいの時間なので、変えないように今後もしていこうと思います。坂口 睡眠です(笑)。 ――この1年間で成長したことを教えてください。村上 コロナ禍で自分からやらなくてはいけない場面が増えました。そういった時に自分から動けることが増えたと思います。上水 自分はコロナの影響で練習場が使えない状態で自分の競技レベルが下がった状態から上げ直す部分で知識や力がついたと思います。坂口 減量に関する動画ばかり見ていたのでその知識はつきました(笑)。 ――競技を続けるためのモチベーションはどこからきていますか。村上 自分は兄が同じ競技をやっていて探求熱心なので、兄の話を聞いて自分もやってみたいという気持ちから自分のモチベーションを維持していました。上水 自分は負けず嫌いなので同じ階級で1位になるまでは辞められない気持ちです。坂口 あと2年と少しは逃げられないのでどうせやるなら全力でやろうという感じです。 ――インカレに向けて意気込みをお願いします村上 しっかりとできればある程度の順位はいけると思うので、まずはケガを治して活躍したいと思います。このインカレでは成功率も高めて何とか学校に恩返しをするという意味も込めて頑張りたいと思います。上水 自分は同じ階級に出る4年生の先輩がいるのですが、その先輩と一緒に表彰台に乗れるように頑張りたいです。坂口 自分は一本一本集中して少しでもチームのためになれるように頑張っていきたいです。 ――ありがとうございました。 [中村謙吾]READ MORE -
インカレ開幕直前特集 座談会①
ウエイトリフティング 2021.12.06今年度の最後を彩る大会が幕を開ける。12月7日から3日間にわたって行われる全国大学対抗戦(インカレ)。昨年度は無観客での開催であったため2年ぶりの有観客開催となる。4年生の集大成となる今大会でチームが掲げる3位入賞を目指し、最後まで戦い抜く。 本特集ではインカレ登録メンバーによる生の声をお届けします。第1回は志村優人(政経4=埼玉栄)、佐々木洋光(政経4=柴田)、藤谷柊(政経3=那賀)ら3選手による対談です。(なお、この取材は11月7日に行われたものです) ――インカレのメンバーに選ばれた感想を聞かせて下さい。佐々木 自分は今回2回目のインカレで最後のインカレになります。引退試合になるのですが、しっかりチームに貢献できるように頑張りたいです。志村 自分は今回3回目のインカレで、しっかりチームに貢献できるように頑張っていきたいと思います。藤谷 自分は今回3回目のインカレで、今年も選んでいただきました。1点でも多く取れるようにして、最後に先輩方に貢献できるように頑張りたいと思います。 ――チームの雰囲気はいかがですか。志村 声出しもみんな頑張っています。ベスト記録を取る選手もいて、結構雰囲気はいいと思います。藤谷 だんだん士気が上がってきていると思います。 ――ご自身の強みを教えて下さい。佐々木 やはり体の強さです。けがをしない体が強いかなと思います。志村 筋トレをやっていて、けがをしない体を作っているので練習でけがをしないっていうところは強みだと思います。藤谷 瞬発力ですかね。 ――けがをしないために心がけていることを教えて下さい。佐々木 無理をしないことです。志村 腹筋です。腹筋のトレーニングは全員毎日やっているので、腰などのけがをしたらまずい部分をけがをしないようにするということは意識しています。藤谷 けがは結構やってきているので、ある程度やったらけがをするということが分かります。そこで練習を止めることは心掛けています。 ――モチベーションの上げ方を教えて下さい。志村 自己ベストを更新できれば自然と上がっていきます。周りを見て、自分も頑張らなければいけないということが原動力になっています。藤谷 目標の重量を設定して、それを達成するためにひたすら練習していたらモチベーションは上がっていきます。佐々木 自分は周りの後輩が頑張っているのを見るのが楽しいので、それで練習を頑張っています。 ――チーム内での自分の役割を教えて下さい。佐々木 自分はリーダー的存在です。新人教育長という役職でもあるので、リーダー的存在として頑張っています。志村 自分は副将ですが、副将というよりも競技を頑張って、その姿を後輩にしっかり見せて後輩につなげていければと思っています。藤谷 自分は新人教育係なので、下級生の指導をしています。競技面では、1番最後の階級なので最後に決めて終わることができる役割ではありますね。 ――4年生のお二人は4年間を振り返っていかがでしたか。佐々木 4年間いい経験ができたと思っています。今振り返ると、いろいろと大学選びを迷う中で明治を選んで一番良い選択だったなとおもっています。志村 とても長くてつらい4年間でした。でももう終わるので、最後はしっかり結果を残して、スッキリして引退できればいいなと思います。 ――3年生から見てお二人はどのような先輩ですか。藤谷 二人とも気楽で優しい先輩です。 ――団体戦と個人戦の気持ちの違いを教えて下さい。佐々木 個人戦は1年に何回もありますが、1部や2部が決まる大事な試合は1年に1回しかないので、その部分では変わってくるところだなと思います。志村 自分の上げたい重量はあると思いますが、チームのために試合に出るので、そこはしっかり押さえて自分のできることを最低限やるということを頑張っていきたいなと思います。藤谷 大体は一緒ですが、団体戦の方が点数を取らなければいけないので緊張の度合いが違いますね。 ――試合前のルーティンを教えて下さい。佐々木 大事な大会の時は自分のシューズを磨いて試合に臨んでいます。あとはあまり作らないようにしています。動きを決めることによって、できなかったときに動揺するのでやらないようにしています。吉村 コーラを飲みます。特に意味はないですけど好きなので(笑)。藤谷 試合の前日はホテルに泊まっているので、大浴場があれば行ってお風呂に少し浸かって、その後に少しストレッチをして寝ます。 ――意気込みをお願いします。佐々木 しっかりチームに貢献して、後輩にバトンをつなげられるようにしたいです。志村 最後の試合になるので、4年生として6本成功させたいです。今まで自分はインカレで24点中10点以上を取ったことなかったので、最後は10点以上取れるように頑張りたいです。藤谷 言われた重量でしっかりと点を取れるようにしたいです。自分は最後の階級なのでバシっと終わりたいです。 ――ありがとうございました。 [豊澤風香]READ MORE -
インカレ開幕直前特集 座談会③
ウエイトリフティング 2021.03.06今年度最後を締めくくる大会が幕を開ける。本来であれば12月に行われていた全国大学対抗選手権(インカレ)。しかし、新型コロナウイルスの影響で開催は3月6日~7日となり、無観客開催に。多くの大学で4年生が引退していく中、明大からは中村響主将(政経4=愛工大名電)を含む2名の4年生が出場する。約1年ぶりの公式戦となる今大会で、練習の成果を出し切り表彰台を狙う。 本特集ではインカレ登録メンバーによる生の声をお届けします。第3回は澤浦智之進(営3=利根実)、佐々木洋光(政経3=柴田)、村上堅信(政経3=滑川)、藤谷柊(政経2=和歌山県立那賀)ら4選手による対談です。(澤浦さんは文書でのやりとりとなっています。なお、この取材は2月25日に行われたものです) ――インカレメンバーに選ばれた感想をお願いします。村上 結構調子も上がってきている中でメンバーに選ばれたので嬉しかったです。頑張りたいと思っています。藤谷 自分も、今年もメンバーに選んでいただいたことを光栄に思っています。なので、しっかり言われた重量を上げられるよう頑張りたいと思います。佐々木 自分は初めてのインカレ出場なんですけれども、点数が狙える位置にいるのでしっかり点数をとって貢献できるように頑張りたいと思います。澤浦 今回のインカレが初出場であり、前回の試合から1年以上経って緊張していますが、成長した状態で挑めるので楽しみです。 ――ご自身のコンディションはいかがですか。村上 結構自分は自己新記録も何キロか出てきていて調子もいい中での試合なので逆に調子づいてこけないように気を付けながら試合に出たいと思います。藤谷 ケガとかで調子が悪かったんですけど、ここ1か月間でコンディションを戻すことができて結構調子も良いのでこのまま頑張りたいと思います。佐々木 自分は良くも悪くも自分が考えていた通りのコンディションで、このままインカレもうまくいければと思います。澤浦 ここ最近ではちょっとしたけがなどにより決して良いコンディションではないですが、この時が来るまで頑張ってきたので良い結果がでると思います。 ――インカレに向けてチームの雰囲気はいかがですか。さ 自分らの代のエースが村上なんですけど。村上 ちょっと待って(笑)。佐々木 ランキング表を作って誰が何点取れるかというのを計算していて、そのデータ上、村上がエースなんですよ。なので、村上を中心に…村上 いやいやこの人が勝手にそう言っているだけなんですよ。まあそんな感じでランキング表を作って士気を高めているところはありますね。藤谷 全体的に士気は高まっていますね。佐々木 そして結果的に村上がエースと。村上 いや、それはちょっとわかんないすけど(笑)ハードルを高めようとしてくるんですよね。 ――私生活で心がけていることはありますか。村上 自分は食事に気を付けています。コロナ時期は好きなものを食べていたんですけど、実家から帰ってきて、少し体型を引き締めようと思って糖質制限とかを頑張った時期がありました。藤谷 自分も体調を崩さんように、人混みを避けたりとかしていました。佐々木 自分もコロナ太りしてしまって、それの影響で糖質制限をしていました。澤浦 ストレスを溜めないようにすることです。自分は寝ることが好きなので、ストレスや疲れがあったときは、とにかく寝ます。 ――監督が変わられましたが、部内に変化はありましたか。村上 筋トレが変わりましたね。30分、長ければ1時間くらいかかるような筋トレを毎日やっていましたね。今までは指定される練習とかはあまりなかったんですけど。佐々木 夏場の筋トレがかなりしんどくて、練習場が使えなかったので食堂でやっていました。すごく暑くて。そういう面ではメンタル面もかなり鍛えられましたね。藤谷 自分は実家から帰ってきてまだ1か月ほどしか経っていないので、そこまでその筋トレをやっていなくて。でもこのインカレも終わったら、そこからまたしっかりと体づくりしていこうと思っています。澤浦 監督が考えたトレーニングメニューを選手全員が実施したことにより、より一層団結力が増しました。また、過去のデータや数値を知ることにより前よりも成長できたのだと自信を持つことができました。 ――今回のインカレで4年生は引退です。村上 1年生次からお世話になった先輩なのでだいぶ寂しいですね。藤谷 本来ならば既に引退して自由な期間なのに、まだ練習とかをされていていろいろ思うところはあると思うんですけど、最後力を出し切って頑張ってほしいですね。佐々木 そうですね。澤浦 4年生には迷惑しかかけてこなかったので、このインカレで貢献し恩返しができるようにしたいと思っています。また、4年生と一緒に居られる時間も少ないため寂しく感じます。 ――来年度に向けて考えていることはありますか。澤浦 来年は自分達の代が主体になるため、後輩に憧れられる先輩になれるよう、得意のジャーク種目で2位と圧倒的な差をつけられる1位になれるように頑張ります。村上 練習とかをどんどん自由にできたらなと思っていますね。練習は楽しくやれば伸びると思っているので。筋トレはきついですけど、それぞれ自分なりに考えれば身になるはずなので。佐々木 筋トレをみんなはきつくてやりたくないと思っていると思うんですけど、自分は他人がきつそうにしているのを見ているのが楽しくて(笑)。藤谷 ばり煽ってくるんですよ。『もっとやれや!』って(笑)。 ――インカレに向けて意気込みをお願いします。村上 インカレは久々の大会なので、緊張しないように成功率を高めてこのままの調子で自己新記録を出せたらなと思います。頑張ります。藤谷 しっかり本数をとるのが目標で、緊張もするとは思うんですけれど、楽しんでやっていきたいと思います。あとは、小さくならないように大きくプレーできればと思います。佐々木 初めてのインカレでありながらも自分は3年生という立場もあるので、しっかりと結果を残しつつ後輩の助けにもなれるよう、インカレまでの間サポートできればと思います。澤浦 ここまで育ててくれた明治大学と地元の群馬県に貢献できるよう全力を尽くし、6本成功を目指します。 ――ありがとうございました。 [伊藤理子]READ MORE -
インカレ開幕直前特集 座談会②
ウエイトリフティング 2021.03.05今年度最後を締めくくる大会が幕を開ける。本来であれば12月に行われていた全国大学対抗選手権(インカレ)。しかし、新型コロナウイルスの影響で開催は3月6日~7日となり、無観客開催に。多くの大学で4年生が引退していく中、明大からは中村響主将(政経4=愛工大名電)を含む2名の4年生が出場する。約1年ぶりの公式戦となる今大会で、練習の成果を出し切り表彰台を狙う。 本特集ではインカレ登録メンバーによる生の声をお届けします。第2回は岸本龍太郎(法3=常翔学園)、中村響、川上直哉(政経1=尼崎工)ら3選手による対談です。(なお、この取材は2月25日に行われたものです) ――メンバーに選ばれた感想はいかがですか。川上 初めてなので先輩たちの足手まといにならないように頑張りたいと思います。岸本 この期間全然試合がなかったので緊張しています。中村 大学生活最後の試合なので、悔いなく終われればなと思います。 ――コロナ禍での活動についてはどうでしたか。中村 最後の年で1年間試合ができるのか、練習場が開くのかもまだわからなかったので、1年間不安を感じながらやっていましたね。地元で練習できる人は帰省することになっていたのですが、僕は寮に残っていました。寮に残っていた理由としてはみんなが帰ってきやすい環境を作っていようと思って。主将として僕はずっと寮に残って向かい入れる側になろうと思っていました。 ――何が原動力でしたか。中村 プライドですかね。他の大学の人は最後まで続けずに引退する人も多々いて、でも自分はその人たちと一緒になっちゃだめだなって。 ――チーム目標や個人目標な何ですか。中村 チームとしてインカレ3番。個人では去年はスナッチで優勝しているので最後も優勝できたらなと。岸本 中村先輩がスナッチを頑張っている分、自分はクリーンアンドジャークで優勝を目指します。 ――インカレに向けての戦略は何かありますか。中村 成功率ですかね。どれだけ強い選手でも勝負の場面、競る場面があるのでそこで落とさなければ順位につながってくると思います。 ――それぞれの強みな何ですか。川上 中村先輩は去年のインカレでのスナッチの印象が強いです。ここぞというときにとるのがすごく印象的です。岸本先輩はこの期間ですごくパワーアップされていて、インカレはダークホース的な感じで楽しみです。岸本 川上は高校生チャンピオンなので普通に強いです。毎日負けないようにビクビクしながら一緒に練習させてもらっています。下からの追い上げがすごくてハングリーさがありますね。中村先輩は本番に強いです。試合前は緊張しているのに本番になったら全部軽くやってしまうので強いです。 ――意気込みを教えてください。川上 6本の試技全てしっかり成功させます。岸本 チームあっての個人だと思っているのでチームのためにがんばります。中村 言われた重量を上げるだけだと思っているので、もうマシンになるつもりで、ただただ上げて帰るだけです。 ――ありがとうございました。 [大橋直輝]READ MORE
部の紹介 INTRODUCTION
1952年創部。練習は週5回、和泉キャンパス体育館内で行う。創部当時は、全国の大学で最初の体育会ウエイトリフティング部として注目された。以来、五輪入賞者を多く輩出。さらには全日本団体インカレ優勝多数を誇る古豪である。個人戦では、他大学の競技力も上がっている中、全日本インカレ入賞を果たしている。チームのモットーは〝質実剛健〟、〝文武両道〟。己の体と日々向き合いながら地道な練習にひたすら励んでいる。まずは一人一人の自己ベスト更新、そして個人戦、団体インカレでの上位入賞を目指している。