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(男子部)執念の攻め響かず惜敗 勝負は1部2部入替戦へ/関東大学秋季リーグ戦
バドミントン 2019.09.23秋季リーグ戦も最終日を迎えた。対戦相手は明大と同じく4連敗の中大。第1シングルスを任された池田佑介(農2=札幌第一)がセットカウント2-0でストレート勝ちを収めたが、その後は流れつかめず。チームカウント1―4で敗北し、1部2部入替戦の出場が決定した。 ◆9・14〜22 関東大学秋季1部リーグ戦(日体大米本記念体育館) ▼男子○池田2―0佐藤●農口0―2辻●酒井・仁平澄組0―2森岡・斎藤組●武井・遠藤組0―2栗田・辻組●岡田0―2中川 起死回生のチャンスをモノにできなかった。第1シングルスの池田は、序盤から軽快なフットワークで前後の揺さぶりに対応。相手の得意なネット際のプレーを封じ込め、1セット目を21―14で難なく奪った。続く2セット目も「どんな球でもレシーブする」持ち前の泥臭さで勝利をもぎ取り、チームに貢献した。 この良い流れを持ち越したいところだったが、一気に暗雲が立ち込める。第2シングルス、第1ダブルスともにミスが目立ち、長いラリーに耐えることができない。中大特有の〝勢いに乗った攻め〟の戦法に加えて「勝たないと後がないというプレッシャーで、自分のプレーをしにくかった」(酒井健登主将・政経4=埼玉栄)。エースペアの酒井主将・仁平澄也(政経3=埼玉栄)組をもってしても、追い込まれた状況から打開することはできなかった。チームカウント1-4で敗れたことで、明大の1部最下位が確定。1勝も挙げることができずに秋季リーグ戦の幕は閉じた。 次なる舞台は1部2部入替戦。対戦相手は、昨季まで1部に所属していた筑波大だ。2部を5戦全勝で勝ち上がってきた相手に対し「どんな形でも勝ちにいく」と主将の酒井。チーム力で勝利につなげる「明治らしいプレー」で1部残留を誓った。 [素宮愛結] 試合後のコメント 酒井主将――今日はチームとしても大事な試合だったと思います。「大事なところで勝てないのがダメなところで。脆さというか甘さというか。そのようなものが完全に出てしまいました」 ――入替戦にはどのようなことに備えていきますか。「絶対に負けたくないです。今回の自分の戦績としては3勝2敗という形だったんですけれども。自分が勝ってチームが負けることも度々あったのですが、チームが負けることの方が本当に悔しくて。とにかく次の入替戦はどんな形でも勝ちにいきます」 池田 ――今日の試合の振り返りをお願いします。「今日の相手は2回当たったことがあるのですが、全部負けていて。相手はスマッシュネットが得意な選手だったのですが、相手の得意なプレーを封じさせて自分の得意なプレーに回せたことが今日の勝因だと思います」 ――第1シングルスではプレッシャーも感じられるのでは。「プレッシャーになるとガチガチになるタイプです。自分の思うようなプレーができなくなるので入念にしっかりアップして試合に臨まないとダメですね」READ MORE -
(女子部)日体大に敗れ秋季リーグ3連敗 前半戦を全敗で折り返す/関東大学秋季1部リーグ戦
バドミントン 2019.09.17秋季リーグ第3戦、相手は直近の東日本インカレで勝利している日体大。今リーグ初の勝利が期待されたが、試合開始早々、第1、第2シングルスを落としてしまう。何とか第1ダブルスを取ると勝負の行方は第2ダブルスへ。接戦の末に敗れ、前半戦を全敗で終えた。 ◆9・14~9・22 関東大学秋季1部リーグ戦(日体大米本記念体育館)▼女子●西口0―2池内●上杉杏1―2辻田〇上杉夏・鈴木成組2―1杉田・福田組●小原・由良組1―2油上・宮内組●正田1―2神山 チームの流れを変えられなかった。第2シングルスに上杉杏(商1=埼玉栄)が出場。「秋季リーグ始まって2敗して、自信を持ってプレーできなかった」(上杉杏)と第1ゲーム序盤から主導権を握られ、12―21で完敗を喫する。「不安が大きくなって焦った」(上杉杏)と第2ゲームこそ21―18で奪取したものの、第3ゲームも序盤からミスが連発。その隙を相手に攻め立てられ17―21で落とした。 第1ダブルスをなんとか取ると、勝負の行方は第2ダブルスの小原凛々子(文3=聖ウルスラ)・由良なぎさ(政経2=ふたば未来学園)組へ。序盤から一進一退の攻防が続く。どちらが先取してもおかしくない展開の中、緩急ある攻撃に翻弄(ほんろう)される。第1ゲームを19―21で落とすと、続く第2ゲームも同じく拮抗(きっこう)。激闘の末、21―19で制した。運命の第3ゲーム。「勝って後ろに回したい」(小原)と気合いは十分。しかし、序盤ミスも絡み連続失点を食らい一時4―8に。中盤は持ち直すも「ファイナルに近づくにつれて緊張感が高まっていった」(小原)。終盤再び相手のプレッシャーにのまれ、17―21で敗れた。 日体大は東日本インカレで勝利している相手だけに、この負けには大きな悔しさが残る。それでも落ち込んだままではいられない。「切り替えて、1週間の練習を集中して取り組む」(小原)。悪い流れを一新し、残りの試合全勝を目指す。 [下神大生] 試合後のコメント上杉杏――試合振り返っていかがでしたか。 「秋季リーグ始まって2敗して、流れが良くなくて、自信持ってプレーできなかったのがダメだったなと思います」 ――東日本インカレでの準優勝は、リーグ戦で戦う上でどのような自信になりましたか。 「1試合目は自信持って入れたけど、気持ちがだんだん落ちていって、そこできちんと切り替えられるようにならないとダメだなと思います」 ――リーグ前半戦を振り返っていかがでしたか。 「前半戦は上手くいかない結果だったので、後半戦はしっかり振り返って戦っていきたいです」 小原 ――調子はいかがでしたか。 「東日本インカレでは結構よくて、団体戦でも勝つことができたのですが、リーグ戦になって違う雰囲気になった時に、あまり自分の力を緊張で出せなくなってしまいました」 ――前半戦振り返っていかがでしたか。 「ダブルス2本取れたら結構楽になるかなと思っていたので、勝ちたい気持ちはあったのですが、負けてしまって申し訳ないなという気持ちはすごくあります。切り替えて1週間の練習を集中して取り組んで、後半戦に臨みたいと思います」 READ MORE -
(男子部)日体大に一歩届かず 連敗は3に/関東大学秋季リーグ戦
バドミントン 2019.09.17秋季リーグ第3戦の相手は日体大。開幕から連敗中の明大は白星が欲しいところだったが、チームカウント1-4で敗戦を喫した。前半戦を0勝3敗で終え、5日後の21日から始まる後半戦に挑む。 ◆9・14〜22 関東大学秋季1部リーグ戦(日体大米本記念体育館)▼男子 日体大戦●岡田0―2村本●池田1―2霜上●酒井・仁平澄組1―2山下・山田組○武井・遠藤組2―1三上・霜上組●農口0―2山田 相手のホームゲームということもあり、アウェーな状態で始まった今回の一戦。流れを決める第1、第2シングルスは善戦むなしくも落としてしまう。そしてチームカウント0―2で迎えた第1ダブルス。度々後がない状況を任されるエースペアの酒井健登主将(政経4=埼玉栄)・仁平澄也(政経3=埼玉栄)組だが、相手の強烈なスマッシュに追い付けず攻撃の態勢を作ることができない。第3セット終盤では相手に連続7得点を許し、14―21で勝負あり。悪い流れを払拭できずに無念の黒星となった。 今回の戦いで唯一白星を挙げたのが、第2ダブルスの遠藤彩斗(政経1=埼玉栄)・武井優太(商1=埼玉栄)組だ。既にチームとしては負けが決まっていたが、腐ることなく相手のスマッシュに食らい付く。第2、第3セットでは2人の息の合った連携が光り、格上の相手を圧倒。23―21、21―19とギリギリの戦いを勝ち抜いた。「2人で連携してしっかり我慢してプレーできたところが良かった」(武井)。明大を支える次世代の成長から目が離せない。 次回は中大との一戦。今まで白星を挙げられていない明大にとっては何としても勝ちが欲しい場面だ。「負けが続いているので勝ちに貢献できるように頑張りたい」(農口拓弥・農1=福井工大福井)。全員の力を合わせ、勝利をつかみにいく。 [伊藤理子] 試合後のコメント武井――今回の試合を振り返っていかがでしたか。 「自分たちのプレーは低い展開でやるプレーで、それを結構分かられていてやりづらい部分があったんですけど、自分は最後まで我慢できてやれたので良かったと思います」 ――チームとしては負けが決まっていましたが、気持ちの面はどうでしたか。 「まだ中大との試合があって、中大に勝てば1勝1敗になった時にゲーム数差で決まったりするかもしれないので『しっかり1勝を取ろう』という気持ちで臨みました」 農口――今回の試合を振り返っていかがでしたか。 「元々は自分が出る予定ではなかったので気持ちの整理がついていなくて、でも昨日おとといよりは良くなっているという実感はあるので、あと2日あるので今の状態よりもっと良い状態に進めたらいいと思います」 ――次戦までにやりたいことは何ですか。 「気持ちをしっかり固めて臨むというのと、その気持ちを忘れずに勝ちに貪欲に頑張っていきたいと思います」READ MORE -
(女子部)〝あと1勝〟に手届かず… 筑波大との初戦を惜しくも落とす/関東大学秋季リーグ戦
バドミントン 2019.09.15秋季リーグが開幕した。初戦は直近の東日本インカレ決勝で敗北した筑波大と対決。シングルスの連敗が響き、2―3で惜しくも敗れリベンジとはならず。最下位に終わった春季リーグの雪辱に燃える明大女子に早くも暗雲が立ち込める。 ◆9・14~9・22 関東大学秋季1部リーグ戦(日体大米本記念体育館)▼女子●上杉杏1―2香山●正田0―2佐川〇上杉夏・鈴木成組2―0大関・大石組●上杉杏・木村組0―2香山・佐川組○西口2―0溝口 第1シングルスを任された上杉杏(商1=埼玉栄)は、東日本インカレでシングルス準優勝と勢いに乗る。「攻撃的な自分のプレーができた」第1ゲームは、1度もリードを譲らず21―8と完勝。第2ゲームもこのまま押し切ると思われたが「しっかり分析された」と、得意コースを読まれ始め思うようにショットが決まらない。終盤に4連続失点で逆転を許し、18―21と僅差で勝ち星を逃す。相手に流れを渡した第3ゲームもスマッシュを封殺され、11―21で勝負あり。確かに勝機が見えただけに悔しい黒星となった。 好調ぶりを見せたのは第3シングルスの西口涼子(農4=埼玉栄)だ。春季リーグではシングルス5敗と辛酸をなめただけに、今リーグ戦に懸ける思いは強い。第1ゲーム、第2ゲームともにミスによる失点を最小限にまとめ上げ、冷静に試合を進めた。「粘り強いプレーが出せたことで、相手のミスも増えた」。21―18、21―7と順風満帆に勝利を収めた。「今まで悔しい思いをしてきた」からこそ大学最後のリーグ戦では〝5勝〟を目指す。 「チームを優勝させて引退したい」(重松花苗主将・政経4=埼玉栄)。試合に出場する機会こそ少ない重松主将だが、コート外では誰よりも声を上げ、選手を鼓舞する。「外にいることで見えるものもある。アドバイスもできる」。勝ちたい気持ちはチーム一丸だ。 大事な初戦を落とした明大女子。それでもここから4連勝できれば光は見えてくる。次戦の相手は明大と同じく初戦を落とした早大。必ずや、初白星を挙げてみせる。 [山根太輝] 試合後のコメント重松主将――筑波大にリベンジとはなりませんでした。 「オーダーをすごく考えて組んだのですが、うまい具合に合ってくれなくて。こっちが嫌だなという形のオーダーでこられたのは反省というか、悔しいという思いです。チーム力自体は前より上がっていると思います」 ――最後のリーグ戦に懸ける思いをお願いします。 「私が今年全然活躍できていない分、このチームを優勝できるチームにしたいと思っています。自分が出ることを諦めた訳ではないけど、自分がチームにプラスになることを残して卒業したいと思っています」 上杉杏――東日本インカレでのシングルス準優勝は自信になりましたか。 「はい。春とは違って自信持ってプレーできているかなと思います」 ――秋季リーグの意気込みをお願いします。 「春季リーグは1個も勝てていないので、明日から切り替えてチームに1勝を挙げられるように頑張りたいです」 西口――今日は完勝と言っても良いのではないでしょうか。 「今までの不調期にしては良い試合ができたかなと思っています」 ――西口選手が勝ったことで2―3となりました。やはり1―4とでは同じ敗北でも意味が違いますか。 「そうですね。これから勝ったり負けたりしていく中で、一つの勝敗が順位に大きく関係していくので、ポイントを取れたのは良かったと思います」READ MORE -
(男子部)早大に惜敗 悔しい黒星発進となる/関東大学秋季リーグ戦
バドミントン 2019.09.15秋季リーグ第1戦、相手は春季リーグで惨敗を喫した早大。第1、第2シングルスを落とすも、勝負の第1ダブルスを酒井健登主将(政経4=埼玉栄)・仁平澄也(政経3=埼玉栄)組が競り勝った。しかし第3シングルスを僅差で落とし、開幕戦は黒星スタートとなった。 ◆9・14〜22 関東大学秋季1部リーグ戦(日体大米本記念体育館)▼男子農口●0―2吉村池田●1―2渡辺酒井・仁平澄組○2―1小野寺・友金組筑後・川端組○2―0浅原・吉村組仁平澄●1―2小野寺 チームの危機を救った。第1、2シングルスを落とし、追い詰められた第1ダブルスの酒井・仁平澄組。「後がない試合は何度も経験している」(酒井主将)と、プレッシャーを感じることなく臨んだ。1ゲーム目を落としたものの、2ゲーム目では相手のミスから主導権を握り21―15で奪取。3ゲーム目も中盤に流れを引き寄せ21―19で制した。 勝負の行方は第3シングルスへ。ジュースに持ち込み23―21で1ゲーム目を制した仁平澄。だが2ゲーム目では序盤から8点差をつけられ、追いつくことができずに16―21でゲームを落とした。「勝敗を意識しないようにした」(仁平澄)という3ゲーム目。序盤5点リードされたが中盤、自分の持ち味を十分に発揮し17―17の同点にまで巻き返す。しかし最終盤、「雰囲気にのまれてしまった」(仁平澄)と相手の猛攻によって一歩及ばず18―21で破れた。 春に惨敗し、強敵である早大。しかし、主力メンバーである大林、緑川を欠いており明大にとっては絶好の勝機だった。それだけに勝ち切ることができなかったのは「甘さが出た」(酒井主将)。チームとして非常に悔いが残るリーグ初戦となった。「目標は優勝。残りの試合で全部勝てるように頑張りたい」(酒井主将)。1部リーグ優勝を果たすべく、敗戦を糧に次戦へ挑む。 [下神大生] 試合後のコメント酒井主将――主将としての振り返りをお願いします。 「今日勝てなかったことがまずチームとして情けないなと思いました。勝てなかったのは自分のせいなのかなと。今までの練習の取り組み方や練習の雰囲気がよくも悪くも締まっていなかったかもしれないのが、自分のせいなのかなと感じました」 ――個人として試合の振り返りをお願いします。 「勝たないといけないという立場で勝てたことは良かったと思います。ただ、内容としてはまだまだかなと思います」 仁平澄――第3シングルスを振り返っての感想をお願いします。 「2-2の大事な場面に回ってきて、任されて勝てなかったのがダメだなと思います。今の明治はシングルが1本でも取れればだいぶ楽になると思っているので、そこで自分が出ているからには取りたかったです」 ――次戦への意気込みをお願いします。 「シングル負けてしまったので、明日以降出る機会があれば、そこは必ずみんな2本とって、チームの勝利に繋げるよう頑張りたいと思います」 川端直人(商2=埼玉栄)――本日の試合を振り返っていかがですか。 「劣勢というかところどころリードされることもあったんですけど、我慢し切れて2―0で勝てました。サーブ周りとかもしぶとくできたのでそこが勝因だと思います」READ MORE -
ルーキーが快進撃! 女子単複共に準優勝/関東学生選手権
バドミントン 2019.06.24関東学生選手権最終日。明大からは、上杉杏(商1=埼玉栄)と上杉夏(商3=埼玉栄)・鈴木(商3=埼玉栄)組が出場し、上杉杏がルーキーながら堂々としたプレーを繰り広げ準優勝、上杉夏・鈴木組も同じく準優勝を果たした。 ◆6・1~23 関東学生選手権(千葉大西千葉キャンパス他)▼女子シングルス 上杉杏――2位▼女子ダブルス 上杉夏・鈴木組――2位 ルーキーが大奮闘を見せた。女子シングルス決勝の相手は、同じく埼玉栄高出身の1年生、吉田瑠実(早大)。「ずっと一緒にやってきたから、やりづらかった。でもその分相手のことも分かっているから、考えながらプレ―できた」(上杉杏)と高いリーチを生かしたコートを広く使う攻撃を繰り広げ、相手を翻弄(ほんろう)する。しかし、相手の粘りもあり第1ゲームはジュースの末、21—23で落とす。第2ゲームでは、序盤ミスが続き一時0—5まで差を広げられる場面も。しかし、怒濤(どとう)の8連続得点で逆転に成功し、勢いそのままに6連続得点を含む攻撃で21—18で制した。第3ゲームは、拮抗した試合が続くものの「ミスで失点すると、相手に流れを持っていかれるのが悪いところ」と中盤のミスが痛手となり18—21で敗れた。 ダブルス決勝に進出した上杉夏・鈴木組。「足が動かなくて、相手のスマッシュも速くて体が引いてしまった」(鈴木成)と第1ゲーム序盤から相手に攻め込まれ、18—21で落とす。続く第2セットも序盤から相手にリードを渡し、終始リードを奪うことができず15—21で敗れた。 今大会に上杉杏は「プレッシャーはなかった。1年生だから思いっきりやろうと思った」と強気の姿勢で挑んだ。「東日本学生選手権で1回戦勝てば全日本学生選手権(インカレ)に出られる」(上杉杏)。持ち前の強気な姿勢で、東日本学生選手権で上位進出を果たし、インカレへ弾みを付けていきたい。 [下神大生] 試合後のコメント上杉杏--姉妹で意識していることはありますか。 「絶対に負けないって思ってます!(家でバドミントンの話をしますか)ちょっとします。でも、普通に家族っていう感じです。(シングルスとダブルスで種目違うが、それぞれで優勝したいですか)二人共両方の種目やるので、対戦することになったら絶対に負けたくないです!」--自分のプレースタイルはどういう形でしょうか。 「足、スピードを使った攻撃です。(短所は)なんだろ。連続失点。自分のミスとかが続くと相手の流れに持っていかれて、連続失点が多くなることです」 鈴木--インカレ優勝してからプレッシャーは感じましたか。 「優勝した後、直後とかは結構プレッシャーあったんですけど、最近は優勝したこと自体結構忘れているので、プレッシャーとかは全然ないですね」 --今後へ向けての意気込みをお願いします。 「まず次の大会で東日本があるので、インカレの出場権は取っているんですけど、やっぱりインカレで優勝するってなったら東日本も絶対優勝しないとインカレでは絶対に2連覇できないと思うので、東日本ではまた1から挑戦者のつもりで集中して自分たちのいいかたちが試合に出せたら勝てると思うので、自分たちが一番なうまくいくパターンを作って、2人で話し合いながらまず東日本の優勝に向けて練習頑張っていきたいと思います」 上杉夏--リーグ戦終わって話し合ったことや改善したことはありますか。 「話し合ったことですか。順序話しあったりとか練習終わった後とか結構2人でこうしないといけないとか話しあったことがあったので…。足、打った後が遅いからそこを速くして、スピードを出したいみたいな話をしていたんですけど、まだできてないです」 --今後の意気込みをお願いします。 「東日本、インカレ、リーグ、団体で出たら全部勝って優勝して、個人で出ても優勝したいと思います」READ MORE -
奮戦むなしく 男子ダブルスベスト4/関東学生選手権
バドミントン 2019.06.24関東学生選手権も終盤戦。春季リーグで惜敗した法大との対戦は序盤から流れをつかめず、準々決勝で敗退。惜しくも課題の残る結果となった。 ◆6・1~6・23 関東学生選手権(千葉大西千葉キャンパス他)▼男子ダブルス 遠藤・武井組――ベスト4 慢心が油断を生んだ。1年生ながらベスト4まで勝ち進んだ遠藤(商1=埼玉栄)・武井(政経1=埼玉栄)組。優勝に向け順調かに思われたが「勝てると思っていたことが敗因」(武井)。原口・日光組(法大)に序盤からリードを許す想定外の展開。相手の力強い球に圧倒され、思い通りのプレーができないまま20-22で第1ゲームを落としてしまう。続く第2ゲームでは武井のジャンプスマッシュが光り、意地の勝利。勝ちの流れができたかと思いきや、最終ゲームでも細かいミスが目立ち17-21と敗北を喫した。 今回の結果で課題が見えた。「簡単なミスを減らして、大事な時にミスが出ないようにしたい」(遠藤)。埼玉栄高時代には高校選抜で準優勝を収めた経験を持つ2人。これからの明治を背負う若きルーキーとして落ち込む暇はない。この苦い経験を糧に大きく成長した姿を見せ、インカレでは雪辱を果たす。 [伊藤理子] 試合後のコメント遠藤――今日の試合はいつもと違うところはありましたか。「今日は結構ミスが多くて、自分たちの得意なプレーをしている中でもミスが結構多かったので、そこはいつもと違いました」 ――どの試合も接戦でしたが、勝ちきれなかった要因はなんだと思いますか。「先を見てしまったりとか、ここまで来たら勝つしかないでしょと周りからも言われたりして、挑戦者の気持ちが足りなかったので、もっと強く挑戦者の気持ちで向かっていく気持ちを持っていた方が良かったなと思います」 武井――今日の試合をどのように評価していますか。「1ゲーム目取っておけば、2ゲーム目も取れて勝てた試合だったので、競った時にしっかりもっと取れるようにしたいと思います。評価は10点満点だったら今日は7点くらいですかね」 ――お二人は長い期間ダブルスを組んでいらっしゃいますが、高校と比べて大学で苦戦していることはありますか。「大学生はみんな力があって、速い球に慣れているので、対応がされてしまっていて攻撃力が通用しないので、もっと力をつけて攻撃力を上げていけるように頑張りたいです」READ MORE -
(女子部)2年生の躍動で圧巻の勝利 1部残留を果たす/関東大学春季リーグ戦1部2部入替戦
バドミントン 2019.05.121部リーグ校の意地をみせた。春季リーグ戦は5連敗で終わった女子部。しかし入替戦では2年生を軸としたオーダーを組み、日大相手に3―0でストレート勝ちを収め1部リーグ残留を果たした。 ◆5・12 関東大学春季リーグ戦1部2部入替戦(千葉商大体育館) ▼女子○正田2―1上村○由良2―1柳原○上杉夏・鈴木成組2―0福島・石田組 2年生が躍進を見せた。試合の流れを決める大事な第1シングルスを任されたのは正田捺実(商2=埼玉栄)。「本人的にもすごくプレッシャーがかかっていたと思うが、うまく気持ちを切り替えられていた」(重松花苗主将・政経4=埼玉栄)と第1ゲームを7連続ポイントを含む21—13で制した。しかし第2ゲーム、11—7とリードしていたが、ポイントを決めにいこうとするプレーがミスにつながり19—21で落とす。ここで「相手に合わせず、いつも通りいこうと思った」(正田)と第3ゲームでは終始主導権を握り21—8で圧倒した。 第2シングルスも同じく2年の由良なぎさ(政経2=ふたば未来学園)が務めた。第1シングルスからの勢いそのまま第1ゲームを21—13で危なげなく制した。しかし「勝ちに焦りすぎていた」(由良)と第2ゲームは、相手の動きについていけなくなる場面もあり17—21で落とす。迎えた第3ゲームは15—13の場面、給水し気持ちを切り替えると縦横無尽にスマッシュを打ち分け21—17で制した。続く第1ダブルスを上杉夏美(商3=埼玉栄)・鈴木成美(商3=埼玉栄)組が第1ゲームこそジュースにもつれこむ接戦を繰り広げたものの、第2ゲームは21—16と危なげなく制し、ストレート勝ちで1部残留を決めた。 安心している暇はない。次戦の関東学生選手権へ向けて「まだダブルス、シングルスともにレベルが低い。今一度自分のやるべきことを見直して修正していきたい」(由良)と高い向上心を見せる。優勝へ向けて飛躍に期待が高まる。 [下神大生]試合後のコメント重松主将——今後チームをどういう風にしていきたいですか。 「自分たちの特徴は学生主体であることだと思うので、他のチームはコーチとか監督に指示されてやっているけど、自分たちはいつも毎日練習している仲間だからこそできるアドバイスとかもあるし、試合に出た時に自分で考えながらプレーできることを強みにしたかったけど、今回は監督から指示されているチームの方が気持ちの準備ができていて、学生主体の強みを出すことができなかったです。学生主体の強みを生かせるようにみんなで話し合っていきたいと思います」 正田——今日の試合を振り返ってみていかがですか。 「第1シングルスとして出るから、その後の試合の流れや雰囲気も全て自分の試合で決まってしまうので、手が震えるくらい緊張しました。それで、第1ゲームは取れたんですけど、第2ゲームで11—7で勝っていたところから自分がポイントを決めようとしてミスして、相手に追い付かれ始めました。そしたら相手に勝てると思わせてしまって、第2ゲームを落としました。第3ゲームでは、相手のスピードに合わせているから実力を発揮できないのだと気付き、普段の練習通りにやろうと決めてやっていました」 ——関東学生選手権への意気込みをお願いします。 「上位にいけるように頑張ります」 由良——日大の応援に圧を感じましたか。 「試合になったら、応援の声は聞こえないし、別に聞こえたとしても自分の応援をしてくれているんだなっていう風に捉えるので、圧は感じませんでした」 READ MORE -
(女子部)まさかの最下位 勝負は1部2部入替戦へ/関東大学春季リーグ戦
バドミントン 2019.05.05波乱の結果となった。春季リーグ最終戦は日体大と対戦。これまで4連敗と、もう後がない明大女子だったが1―3で敗北。日大との1部2部入替戦へ回ることとなった。 ◆4・27~5・4 関東大学春季1部リーグ戦(日体大米本記念体育館) ▼女子●西口0―2池内●由良0―2神山〇上杉夏・鈴木成組2―0田代・鈴木組●上杉杏・木村組0―2池内・神山組 作戦成功とはならなかった。連敗の悪い流れを断ち切るため、前半戦からオーダーに変化を加えた明大女子。「気分を変えさせる。自分で考えてプレーできる」(重松花苗主将・政経4=埼玉栄)と、本来ダブルスをメインとする由良なぎさ(政経2=ふたば未来学園)を第2シングルスに起用した。試合は第1ゲーム序盤から接戦の展開に。9―7の場面では激しいラリー戦を制し、この日1番のガッツポーズが出るも後が続かない。相手に逆転を許し迎えた19―20の場面では渾身(こんしん)のスマッシュを振り抜くもアウトに。第2ゲームは序盤に9―2と大量リードするものの「いろいろ考えてしまい気が切れてしまった。気持ちの部分で負けていた」(由良)とポイント連取で差を詰められ、15―21で逆転負けを喫した。 唯一勝ち星を挙げたのは第1ダブルスの上杉夏美(商3=埼玉栄)・鈴木成美(商3=埼玉栄)組だ。これで春季リーグ5連勝、昨秋リーグも含めれば10連勝と無類の強さを誇る。一方で「自分たちは勝たなければいけない立場」(鈴木成)と慢心はしない。この春季リーグ、チームカウント0―2というプレッシャーの中で何度も1勝をもぎとってくれたエースコンビは、入替戦でも頼りになること間違いなしだ。 落ち込んでいる暇はない。春季リーグは0勝5敗の最下位と無念の結果に終わった明大女子。しかし日大との入替戦は1週間後とすぐそこに迫っている。「負けられないという気持ちをチームで一つにしてぶつかる」(重松主将)。チームを再び立て直して決戦に臨む。 [山根太輝] 試合後のコメント 重松主将――春季リーグの総括をお願いします。「1番の敗因は気持ちの準備が足りていなかったところです。春季リーグはシーズンの中で1番緊張する試合なのですが、それに対する準備が足りていなかったなと。明大は学生主体のチームだからこそ、気持ちの準備というのは大変ですが、そこを強みにしていけるように、次の大会は今回の結果を生かしていきたいと思います」 ――収穫はどういったところでしょうか。「前半戦、特に初日にとても惜しいところで負けてしまい、そこから崩れていってしまいました。優勝を狙える力のあるメンバーでもこういうことになるし、そのための準備もしておく必要があるなと思いました。勢いだけでいけると考えていると、それがうまくいかなかった時に何もできずに終わってしまうので、そのための準備を怠らないようにしようと思いました」 由良 ――今日の試合についてお願いします。 「チームとして勝たなきゃいけないところではあったのですが、試合中に弱気になってしまうこともあって。自分で動きをコントロールできた感触はありましたが、スピードもまだまだ足りないですし、そういうところの不安から決め急いでしまったり、引いてしまうこともありました。自分に自信を持てるくらい日頃から意識を高く持って練習しなければと思いました」 鈴木成 ――入替戦に向けてお願いします。 「入替戦はリーグ戦と違って独特な雰囲気だと思うので、その雰囲気にのまれずに、自分たちができることをコート上で出したいです。絶対勝って1部に残れるように頑張ります」READ MORE -
(男子部)最終戦は法大相手に惜敗 1部リーグ5位に終わる/関東大学春季リーグ戦
バドミントン 2019.05.05春季リーグ最終戦、相手は昨年度4位の法大。第1、2シングルスを接戦で落としたものの、第1ダブルスの酒井健登主将(政経4=埼玉栄)・仁平澄也(政経3=埼玉栄)組が競り勝った。しかし第2ダブルスを僅差で落とし、1勝4敗で5位という結果で春季リーグの幕を閉じた。 ◆4・27~5・4 関東大学春季1部リーグ戦(日体大米本記念体育館) ▼男子池田●0―2嶺岸農口●1―2原口酒井・仁平澄組○2―1山澤・藤原組川端・筑後組●1―2野村・長峰組 激しいラリーを制し、接戦をものにした。第1ダブルスの酒井主将・仁平澄組は1ゲーム目を21―19で先取したものの、2ゲーム目は「足が思うように動かなかった」(酒井主将)と終始相手に主導権を握られ15―21で敗れた。しかし3ゲーム目は序盤から6点差をつけ流れを引き寄せると、最後まで集中を切らすことなく21―18で勝利。「内容としては良くなかったが、勝ち切れたことは良かった」(酒井主将)。フルセットの激戦の末、唯一の白星を挙げた。 第2ダブルス、筑後恵太(政経2=ふたば未来学園)・川端直人(商2=埼玉栄)組は1ゲーム目を落とし、後がない重圧の中迎えた2ゲーム目。「難しいことは考えず、いつも通りプレーした」(川端)とプレッシャーをはねのけ、21―16で制した。しかし3ゲーム目は序盤からミスが続き、相手に6点差をつけられリードを許す場面も。中盤からは「柄ではないが、声を出して自分を奮い立たせた」(川端)と気合いを入れ直し、追い上げを見せ攻め続けたが、序盤の失点が響き惜しくも18―21で敗れた。 さらなる飛躍に期待が高まる。今季1部リーグ残留を果たしたが「残留を目指していたわけではないので、悔しい結果だった」(酒井主将)と向上心は止まらない。次の大会は関東学生選手権。武石・西谷組以来の2年ぶりの優勝を目指し、レベルアップを誓う。 [下神大生] 試合後のコメント酒井主将――次の関東学生選手権までに改善したいことはございますか。 「まずは今の練習を変えていく必要があるのかなと思います。普段の練習からもっと意識を高くして、自分にも周りにも厳しくしていく必要があるのかなと思いました。あとは、体力的にもフィジカル的にも弱い部分があるので、やれることをやっていきたいです」 ――昨年と比較してチームカラーはどう変わりましたか。 「そこまで変わっていないと思います。昨年度の先輩たちは、シングルス、ダブルスも出て活躍していて、練習から引っ張っていました。そういう面を見習いつつ、キャプテンとして引っ張っていきたいです」 川端――今後修正していきたい点はどこですか。 「サーブ周りとかですかね。改めて大切さを痛感したのと、初めて1部で試合をしましたが、あまり差はないと感じたので練習から試合を意識して、反省を修正していきたいと思います」READ MORE
部の紹介 INTRODUCTION
バドミントン部は2017年に創部70周年を迎えた伝統のある部だ。主な大会としては、春秋年2回開催され大学ごとに単複のチーム戦で競う関東大学リーグ戦や、関東学生選手権。そして秋季リーグ後に控える大学の頂点を決める全日本インカレなどがある。
〝最速のスポーツ〟と称されるバドミントン。トップレベルの選手になるとスマッシュの初速は400km/hを超える。しかし鳥の羽が使われているシャトルの軽さによって速度は急激に低下する。速度の緩急差が激しく、緊張感が漂うプレーもバドミントンの魅力であり、見る者を魅了してやまない。