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準決勝で龍谷大に敗北 男子団体ベスト4/全日本学生選手権
バドミントン 2022.10.18全日本学生選手権(以下、インカレ)団体戦。準決勝に駒を進めた明大は関西の強豪・龍谷大と対戦。3回戦まで全勝していた明大だったが、第1シングルス、第2シングルスで惜しくも敗れる。第1ダブルスの武井優太(商4=埼玉栄)・遠藤彩斗(政経4=埼玉栄)組が辛勝するも1―3で龍谷大の勝利となった。目標の2連覇達成とはならずベスト4という結果に終わった。 ◆10・14~20 全日本学生選手権(小瀬スポーツ公園体育館他)▼男子団体準決勝 明大1―3○龍谷大 百上0―2○川原 宮下1―2○西 武井・遠藤組○2―1西・宇治組 農口・岡田組0―2○佐藤・木田組 「周りの空気に飲まれて、いつものプレーができなかった」(百上拓海・政経3=埼玉栄)。2連覇を目指す明大に大きなプレッシャーがのしかかっていた。2回戦、3回戦でストレート勝ちを収めた百上だったが、準決勝の第1シングルスではなかなか自分のプレーができない。ラリーでも相手にうまく返され、第1ゲームを11-21で先取される。第2ゲームでも相手に押されたまま攻めることができず。「自分がゲームを取らなければいけないと、どこか勝ちを意識してしまった」。自分のプレーができないまま、第2ゲーム16-21でストレート負けとなった。 勝負の第1シングルス、第2シングルスを落とし、後がない状況でエースの武井・遠藤組が第1ダブルスに臨んだ。「自分たちが負けたら終わってしまう場面で、本当に緊張してしまった」(武井)。第1ゲームを中盤まで先制するもミスから一気に相手の流れに。18-21で第1ゲームを落とすも、第2ゲームは21-13で取り返した。第3ゲームでは序盤から両者互角の攻防が続く。相手が先にマッチポイントとなった状況でも「ここからまだいける」(遠藤)。後衛の武井がミスに苦しんだ際には、前衛の遠藤が後ろからスマッシュを決める場面も。追い込まれた状況から2人の強さが光り、23-21で勝利をつかみ取った。 その後第2ダブルスの農口拓弥(農4=福井工大福井)・岡田侑生(政経4=高松商)組が0-2で敗れると、明大の準決勝敗退が決定。優勝決定戦へ駒を進めることはできなかった。予想外の初優勝を果たしてから1年。今年度も「優勝する実力は十分にあった」(百上)。その分悔しいベスト4となったが、残す個人戦にこの悔しさをぶつける。 [覺前日向子] 試合後のコメント岡田――今日の試合を振り返っていかがでしたか。 「団体でダブルスに出てから負けたら終わりという場面になったことがなくて、最初から力を入れずにいつも通りやろうとしました。ですが、プレー中粗が出たりして崩れたのが悪かったと思っています」 農口――この結果を個人戦にどうつなげていきますか。 「後は個人戦しかないので、最後は岡田と2人で楽しみたいです。そうすれば、結果も付いてくると思うので頑張りたいと思います」 宮下怜(政経1=埼玉栄)――試合を振り返っていかがですか。 「第1ゲームは良かったのですが、2ゲーム目の中盤あたりから相手に流れを渡してしまっていいプレーができなかったので、そこは頭を使ってやっていきたいです」 ――個人戦に向けての意気込みをお願いします。 「非常にいい経験ができたと思うので、大事なところで勝てる選手になれるように、個人戦でも頑張ります」READ MORE -
男子団体 準決勝出場へ/全日本学生選手権
バドミントン 2022.10.17全日本学生選手権(以下、インカレ)が幕を開けた。試合初日は団体戦の1~3回戦が行われ、全て3―0で勝ち進み翌日の準決勝に進出。昨年度王者が目指す二連覇に向け、好調な結果となった。◆10・14~20 全日本学生選手権(小瀬スポーツ公園体育館他)▼男子団体1回戦 明大○3―0甲南大 武田○2―0益田 菊川○2―1孫田 農口・岡田組○2―0益田・宇野組 2回戦 明大○3―0立命大 宮下○2―0笹井 百上○2―0早川 武井・遠藤組○2―0岡田・永井組 3回戦 明大○3―0敬和学園大 宮下○2―0中山 百上○2―0柴田 武井・遠藤組○2―0酒井・仁平組 1回戦の相手は甲南大。第1シングルスの武田航太(政経2=埼玉栄)は21―14、21―15で白星を挙げる。続く第2シングルスの菊川旭飛(商3=聖ウルスラ学院英智)は第1ゲームを危なげなく制するも、第2ゲームのマッチポイントで争う展開に。結果は23―25で第3ゲームにもつれ込む。迎えた第3ゲームでは攻めの姿勢を崩さず17―21でポイントを勝ち取った。第1ダブルスの岡田侑生(政経4=高松商)・農口拓弥(農4=福井工大福井)組は序盤から果敢に攻め込みストレート勝ちを見せた。2回戦は立命大との対戦。シングルスの宮下怜(政経1=埼玉栄)、百上拓海(政経3=埼玉栄)がともに21―11、21―10で2ポイントを確保する。「相手に付き合うことなく、自分たちのプレーをしっかり出せた」(武井優太・商4=埼玉栄)と、武井・遠藤彩斗(政経4=埼玉栄)組も21―8、21―11で勝利し3回戦へと駒を進めた。(写真:1回戦第2シングルスの菊川) 準々決勝となる3回戦。対する相手は敬和学園大。第1シングルスの宮下は、第1ゲーム後半で相手に得点を連取され「正直に言うと19―14くらいの時は負けを覚悟した」(宮下)。だが、チームメイトの声掛けが支えとなり22―20と追い上げに成功。第2ゲームは21―18で勝ち切り、大きなガッツポーズが飛び出した。第2シングルスの百上も点差を詰められる場面が見られたが、21―17、21―10で勝利。続く第1ダブルスは21―12、21―18で武井・遠藤組が3ポイント目を獲得し、明大の準決勝進出が決まった。 (写真:3回戦第1ダブルスで戦う武井) リードを許す展開もあったものの、見事に3試合とも3―0で勝ち進む結果となった男子団体。「二連覇を狙っていける力はそろっていると思う」(武井)。昨年度、団体優勝を果たした男子勢の快進撃に期待がかかる。 [守屋沙弥香] 試合後のコメント菊川――第2ゲーム終盤で得点を争っていた時はどのような心境でしたか。 「もう点を取ってしまいたいと思う気持ちはありましたが、みんながこの大会に懸けてやってくるので、気持ちの面でどちらが勝つか分からない状態でした。これからもそのような場面が出てくると思うので、そういった場面で少しでも多く勝っていければ団体としての勝利にもつながると思うので頑張っていこうと思います」 宮下――相手のプレーの印象はいかがでしたか。 「しっかり入ってしっかり打つといった感じで、とても丁寧なプレーをしてきました。ヘアピンもどんなところからでもきれいに落とせて、すごくうまい人だなと思いました」READ MORE -
女子団体 法大に惜敗しインカレ3回戦敗退/全日本学生選手権
バドミントン 2022.10.17全日本学生選手権(以下、インカレ)が開幕。1日目は団体戦の3回戦までを終えた。女子は1回戦・2回戦を勝ち進み、2―3で惜しくも3回戦敗退に終わった。◆10・14~20 第73回全日本学生選手権(小瀬スポーツ公園体育館他)▼女子団体・1回戦 明大〇3―2東日本国際大 高橋〇2―0関 田代〇2―0千葉 木村・松本組1―2〇小吹・新田組 中村・本田組1―2〇関・仁田組 上杉〇2―0柿沼・2回戦 明大〇3―2金沢学大 上杉〇2―0清田 杉山1―2〇縣 中村・本田組1―2〇髙木・江里口組 上杉・木村組〇2―0多崎・松井組 高橋〇2―0五十嵐・3回戦 明大2―3〇法大 上杉〇2―1宮﨑 高橋0―2〇内田 上杉・木村組〇2―1海老原・宮組 中村・本田組1―2〇宮﨑・三輪組 杉山1―2〇森 1回戦の対戦相手は東日本国際大。第1シングルス・高橋千夏(商3=甲斐清和)と第2シングルス・田代葵楓(商1=埼玉栄)は2―0と危なげなくストレートで勝利。ところが第1ダブルス・第2ダブルスを続けて落としてしまう。第3シングルスの上杉杏(商4=埼玉栄)がエースの意地を見せ1回戦を突破した。 2回戦ではシングルス2セット、ダブルス2セットを終えた時点で2―2。2回戦突破が懸かった中で迎えた第3シングルス。高橋は第1ゲームを確実に取り、第2ゲームではインターバル後にリードされ危ない局面もあったが、落ち着いて点を重ね金沢学大に勝利した。しかし「初戦から3―2という厳しい展開が続いて、良くない勝ち上がり方だった」(上杉)と、2試合を終えた時点で明大は体力をかなり消耗していた。 3回戦の対戦相手は先月のリーグ戦で唯一黒星を挙げることとなった法大。第1シングルスの上杉は第2ゲームを落とすも何とか勝利。第2シングルスで出場した高橋は、相手にくまなくミスを拾われ第1ゲームを落としたそのままの流れを変えることができず、第2ゲームも落としてしまう。第1ダブルスの上杉・木村早希副将(文4=青森山田)組は、第1ゲーム序盤から相手に押され、5─11でインターバルを迎えた。その後じりじりと点を追加し逆転、このゲームを勝利。第2ゲームでは19─21と僅差で負けてしまうが、第3ゲームで粘り勝ちを果たした。第2ダブルスの中村優希(文3=青森山田)・本田胡桃(政経2=埼玉栄)組は第3ゲームでデュースにもつれ込み白熱した戦いを繰り広げるが、最後は競り負けてしまう。いよいよ準決勝進出が懸かった第3シングルス。杉山凛(文1=西武台千葉)が第3ゲームまで粘るも、最後は法大に軍配が上がった。「あと少しというところまでいけただけに悔しい結果にはなったものの、みんなで頑張って思い出になった」(上杉)。これまでインカレでは3位が続き、次こそは優勝をと意気込んできただけに悔しい結果となった。 1日に3試合と体力的にも負担が大きくかかった。団体戦は悔しい結果に終わったが、17日からは個人戦が始まる。この悔しさを糧に連戦をケガなく戦い抜き、それぞれが力を出し切れることを期待したい。[増田杏]試合後のコメント上杉――ベスト8という結果についてはいかがですか。 「優勝を目標にしていた分ベスト8という結果は本当に悔しいのですが、力をしっかり出し切って、4年生としてできることは全てやってこの結果になってしまったので、個人戦に切り替えるしかないかなと思います」――チームメートに掛けた言葉はありますか。 「4年生として戦う最後の団体戦だったので、ここで代替わりという形になります。4年生に付いてきてくれてありがとうというのと、最後まで諦めずに目標に向かって頑張ってくれてありがとうと伝えました」――個人戦に向けての意気込みをお願いします。 「団体から個人は一回切り替えて、明治を背負っている分、勝ち上がろうという気持ちは忘れずに、一戦一戦勝ち上がって二冠を目指せたらいいなと思います」READ MORE -
男女ともに筑波大に勝利 女子2位、男子4位でリーグ戦閉幕/関東大学秋季リーグ戦
バドミントン 2022.09.265戦目を迎え、最終最終日となったリーグ戦。男女ともに筑波大と対戦し、3―2で勝利した。少数精鋭で健闘した男子は、最終で4位につけた。女子は安定した強さを見せ付け、上杉杏(商4=埼玉栄)は個人で敢闘賞を受賞。ゲーム数の差により、筑波大に続く最終2位となり今大会の幕を閉じた。 ◆ 9・17~19、9・24~25 関東大学秋季1部リーグ戦(日体大健志台キャンパス米本記念体育館)▼ 1部男子――4位▼ 1部女子――2位 ▼男子 菊川〇2-1野口 本田光〇2-0川島 農口・菊川組1-2〇藤澤・永渕組 百上・山下組〇2-1中村・野口組 百上1-2〇永渕 ▼女子 杉山0-20佐川 上杉〇2-1栗原 中村・本田胡組〇2-1大石・神山組 上杉・木村組〇2-0青木・長廻組 高橋1-2〇溝口 男子は4戦目に引き続き大幅な欠員がありながらも、最後の大一番を勝ち抜いた。第2シングルスに登場した本田光(商2=埼玉栄)は、第1ゲームを21-11で先取。勢いそのままに第2ゲームを21-14で取り、見事ストレート勝ち。前日からの欠員の影響をより大きく受けたのはダブルスだ。第1シングルスの試合を終え、そのまま第2ダブルスの試合に臨んだ菊川旭飛(商3=聖ウルスラ学院英智)。「普段はシングルスしか出ないため、体力的にきつい部分があった」(菊川)。第3ゲームまで競った試合展開を見せるが、勝ち切ることはできなかった。しかしペアを組んだ農口拓弥主将(農4=福井工大福井)は「内容としては悪くはなくて、即興で組んだペアではあるものの最後まで戦えてよかった」と振り返る。第2ダブルスの百上拓海(政経3=埼玉栄)・山下啓輔(商2=ふたば未来学園)組も普段は見ることのない組み合わせだ。接戦を制し第1ゲームを先取。第2ゲームは落とすも、第3ゲームで見事巻き返し勝利。「欠員の中で自分たちは開き直ってやるだけだったため、勝ち負けにこだわらず楽しめた」(山下)。1部リーグに復帰し挑んだ今大会で、上々の結果を残した。 女子はここまで無敗の筑波大との対戦に勝ち星を挙げた。第1シングルスの杉山凛(文1=西武台千葉)は第1ゲームを19-21と僅差で落とす。続く第2ゲームでも20-22とぎりぎりで競り負け、悔しさをにじませた。第2シングルス・第2ダブルスに出場した上杉は向かうところ敵なしだ。第2ダブルスでは、第1ゲームを21-12で危なげなく先取。第2ゲームではデュースにもつれ込むも、見事ストレート勝ちを果たした。ペアの木村早希主将(文4=青森山田)は最後の接戦を「絶対に勝てるなという感じがしたため、落ち着いて急がず頑張ろうと思っていた」と振り返る。第1ダブルスの中村優希(文3=青森山田)・本田胡桃(政経2=埼玉栄)組は、第3ゲームの終盤に15-20と相手にマッチポイントを握られた状態に。しかしそこから一気にデュースに持ち込み、勝利を勝ち取った。「今まで経験した5試合の中で、一番いい動きができて気持ちも乗っていた」(本田)。会場を沸かせる熱戦を繰り広げ、3-2で筑波大に初の黒星を挙げさせた。しかし最終順位では、ゲーム数の差で筑波大に続く2位となった。「自分たちのダブルスでもう1セット取って、そこのポイントを取れていたら優勝できた可能性があった」(中村)。惜しい結果ではあったものの、この大会で対戦した5校のうち法大以外全ての大学に勝利した。 次なる舞台は目前に控える全日本学生選手権(以下、インカレ)だ。ここまで明大は高い実力に加えて調子も上々。ここでつかんだ感触を生かし、さらなる高みを目指す。 [増田杏] 試合後のコメント農口――今回の秋季リーグ戦について、チームとして振り返っていかがですか。 「武井優太(商4=埼玉栄)・遠藤彩斗(政経4=埼玉栄)が海外遠征で不在でしたが、その穴を埋めようとみんなで一致団結できました。さらに6人で戦うとなった途端に、他のメンバーがいない中で責任を持って、逆にやるしかないという精神で戦えて、内容も良かったと思います」 ――インカレに向けての意気込みをお願いします。 「インカレは絶対に優勝して2連覇するつもりです。武井と遠藤もそう言ってくれているので、チームみんなで2連覇したいです」 菊川――秋季リーグ全体を振り返っていかがですか。 「最初の前半3戦目までシングルスで2回負けてしまいましたが、最後ダブルスとシングルス合わせて3勝1敗で勝率を上げて終わることができました。インカレまであと1カ月を切っているので、インカレでしっかりと戦って去年と同じように優勝できるように頑張っていきたいと思います」 山下――大会を通しての感想をお願いします。 「自分が初めてチームの役に立てたという実感がありました。4年生まであっという間に終わってしまうと思うのですが、少しはチームのためになれたなと思っています。次のインカレでも、今日みたいに楽しみながら自分のプレーができたらいいなと思います」 上杉――リーグ戦を振り返っていかがですか。 「秋リーグ10戦10勝という形でしっかり戦い切ることができたのですごくいい大会になったなと思います。チームとして筑波に勝てたというのが本当に大きくて、インカレに対していい一歩になったのかなと思うのでこの勢いのままインカレに持っていければと思います」 木村――インカレに向けての意気込みをお願いします。 「東日本学生選手権でも団体戦で3位という結果で終わってしまい、勝てない相手ではなかったのですごく悔しい思いをしました。今回ももしかしたら優勝できるかもという状況の中で2位で終わってしまいましたが、少しずつチームとしてはよくなってきている結果だと思います。インカレではずっと明大は3位なので、まずは決勝に進むことも一つだと思いますが、団体で優勝できればなと思います」 中村――今日の試合の振り返りをお願いします。 「相手が筑波ということで、勝ちたいという気持ちもあったのですが、とにかく進んでいく気持ちで最初から最後まで臨んで2人でやっていけたのが今日の勝利につながったと思います」 本田――大会を通しての感想をお願いします。「全体的に見て個人で3勝2敗ではあったのですが、2敗したのも全然勝てない相手ではなかったので、もっと最初から自信を持ってやっていれば2勝もできていたと思うで、インカレでは思い切ってできるようにしたいです」READ MORE -
リーグ戦4日目 男子は日体大に惜しくも敗戦 女子は5-0で快勝/関東大学秋季リーグ戦
バドミントン 2022.09.25秋季リーグ4戦目は男女それぞれ日体大、早大と対戦。男子は菊川旭飛(商3=聖ウルスラ学院英智)がシングルス・ダブルスで勝利に貢献するも、2-3で勝ちを逃す。女子はおのおのが役割を果たし、全ての試合を制してリーグ戦三つ目の白星を挙げた。 ◆9・17~19、9・24~25 関東大学秋季リーグ戦(日体大米本記念体育館)▼男子 百上1-2〇野田 菊川〇2-0馬屋原 百上・山下組0-2〇杉本・吉田組 農口・菊川組〇2-1江藤・石橋組 本田1-2〇中村 ▼女子 上杉〇2-0吉田 高橋〇2-0佐原 上杉・木村組〇2-0吉田・石橋組 中村・本田組〇2-1佐原・宇都組 杉山〇2-0岩崎 第2シングルス、第2ダブルスに出場した菊川は危なげなく1ゲーム目を先取。続く第2ゲームも相手に流れを渡さず21-15で獲得し、明大の1勝に貢献した。公式試合では初めてペアを組んだ農口拓弥(農4=福井工大福井)・菊川組。「農口さんが球をつくってくれたので、その勢いに乗って打つだけだと思い攻め切れた」(菊川)。相手のミスにも助けられ、1ゲーム目中盤に4連続得点を獲得する。さらに差を広げ、21-14でゲームを先取した。第2ゲームはインターバルの時点で11-8と3点リードの明大。そのまま逃げ切りたいところだったが、打球がネットにかかる惜しいミスなどで連続得点を許しゲームを落とした。勝負が決まる第3ゲーム。4点差をつけられる苦しい展開だが、菊川のショットがネットインすると、そこから6連続で得点を重ねゲームカウントは19-18に。ジュースに持ち込ませることなく、2-1で接戦を制した。 女子は圧倒的な強さを見せつけた。全ての試合で白星を挙げ、うち4試合はストレート勝ち。エース上杉杏(商4=埼玉栄)は難なく第1シングルスを突破し、第1ダブルスでも相手に一歩も譲らない確固たる強さを見せた。第2ダブルスに登場した中村優希(文3=青森山田)・本田胡桃(政経2=埼玉栄)組は相手に第1ゲームを先取されてしまう。「自分たちのミスで相手に点を与えてしまうことが多かった」(中村)。続く第2ゲームでは接戦にもつれ込むも、ジュースに持ち込ませず21-18でこのゲームを制した。第3ゲームでは序盤から完全に流れをつかみ、21-11と確実に勝利を重ねた。初日からメンバーの変更はなく、安定したチームワークを印象づけた。 いよいよ次の試合が今大会最後の1戦となる。男女ともに筑波大との対戦だが、それぞれがベストを尽くし、いい形で次のステップへ進めることを期待したい。 [上原朋子、増田杏] 試合後のコメント農口――試合の振り返りをお願いします。 「コロナの関係で当日の朝に急遽6人しか出られなくなりました。ダブルスプレーヤーが2人しかおらず、限られたメンバーで組んだのですが、勝てたので良かったです。相手はアタックが強いという印象で、作戦的には自分たちから攻撃するのももちろんですが、レシーブに回ったときにいかに相手の攻撃をしのぐかというのを2人でテーマにしてやりました」 菊川――試合の振り返りをお願いします。 「1部リーグに上がってまだシングルスの試合で勝てていなかったので、何とか1勝をもぎ取ろうという気持ちで臨みました。ダブルスは普段練習していないので、簡単なショットのミスだったり決め球のコースなど、細かいところの精度を上げられればもう少し楽に勝てると感じました」 中村――次戦への意気込みをお願いします。 「次は今無敗中の筑波とやるので、勝ちたい気持ちを持ってやるのはもちろんなのですが、自分たちはチャレンジャーの気持ちで思い切って楽しみたいと思います」 本田――試合の振り返りをお願いします。 「第1ゲームで上手くいかなくなった時に、それを立て直すことが最近はずっとできていませんでした。第2ゲームに入って少し足も動いて、やっと自分たちの形を作れました。第3ゲームは自分が前に入って中村さんに後ろを打ってもらうという形が作れたため、怖がらずにプレーができて良かったと思います」READ MORE -
リーグ戦3日目 男子は日大相手に黒星 女子は接戦制する/関東大学秋季リーグ戦
バドミントン 2022.09.203連戦の最後の相手は日大。男子は第1シングルスの百上拓海(政経3=埼玉栄)と第3シングルスの宮下怜(政経1=埼玉栄)が勝利するも、2―3で法大戦に続く黒星となった。女子は第2シングルスの杉山凛(文1=西武台千葉)が接戦を制し、3-2で勝利を収めた。 ◆9・17~19、9・24~25 関東大学秋季リーグ戦(日体大米本記念体育館)▼男子 百上〇2-0阿部 武田0-2〇奈良岡 荻原・宮下組0-2〇小川・熊谷組 吉岡・柳川組1-2〇寺島・奈良岡組 宮下〇2-1小川 ▼女子 上杉〇2-0森本 杉山〇2-1田中 上杉・木村組〇2-0石井・山浦組 中村・本田組0-2〇石田・森本組 高橋0-2〇織田 男子は宮下が第1ダブルスと第3シングルスに出場。第1ダブルスは相手に第1ゲームを取られるも第2ゲームは先制し、点差を6点まで広げる。しかし終盤で逆転され、18-21で日大の勝利となった。その後臨んだ第3シングルスはダブルスの相手だった小川(日大)と再び対戦。3日間で5試合出場の宮下は「集中が続かなかった」と連戦の疲れもある中での試合だった。第1ゲームは20―22で接戦に敗れるも、第2ゲームは16-19から追い上げ連続得点を決めると、21-19でゲームを取り返す。第3ゲームでも粘りのプレーを見せ、勝利をつかみ取った。 女子は初日からメンバー変更なしでの出場。第2シングルスの杉山は日体大戦、法大戦と敗北を喫していた。日大戦でも第1ゲームを14-21で先取される。しかし第2ゲームで「自分から攻めの展開を作ることができた」と、流れは杉山のものに。第3ゲームも勢いそのままに有利な展開が続く。終盤追い上げられジュースにもつれ込むも、22-20で相手を封じ込めた。第1シングルス、第1ダブルスでも快勝した明大は、3―2で日大相手に白星を飾った。 次戦は9月24日。男子は2位の日体大、女子は5位の早大と対戦する。リーグ戦も折り返し地点。残り2戦も負けられない試合となる。 [覺前日向子] 試合後のコメント百上――試合の振り返りをお願いします。 「今回の相手と以前2回ほど対戦した試合のどちらも負けていて、今回3度目の正直と言いますか絶対勝ちたいと思っていました。いつもよりもさらに気持ちが入っていたのかなと思います」 ――次の日体大戦に向けて意気込みをお願いします。 「日体大のエースシングルスにインカレ(全日本学生選手権)の時に個人戦で負けているので、そこと当たったらまず自分自身に勝ちに行くというのと、チームも勝てない相手ではないと思うので今回以上にさらに気持ちや意識を高めていって臨めたらなと思います」 宮下――ダブルスの試合を振り返っていかがでしたか。 「相手が格上だったので向かっていくだけでした。スマッシュも速いし前に向かってきたのでスキがなかったです。第2ゲームはいい感じで押し切れていたと思いますが、最後に相手に立て直されてしまったのでそこを改善できればなと思います」 ――シングルスの試合を振り返ってはいかがでしたか。 「第1、第2ゲームと途中まで勝っていて、中盤でチャンスボールを何回かミスしてそこから流れが変わってしまったので、ラリーの最後のチャンスボールを決められるように、最後まで油断せずにやれたらよかったなと思います」 杉山――相手に勝った瞬間はどう思いましたか。 「高校生で1回対戦した時はすぐに負けてしまったので、今回第3ゲームでジュースでも勝てたことは成長したのかなと思います」 ――次戦に向けての意気込みを教えてください。 「毎回第3ゲームまでいって体力を消耗してしまうので、次の早大戦では2―0で勝って筑波大戦に向けても勢いをつけられたらと思います」READ MORE -
リーグ戦2日目 男女ともに法大に惜敗/関東大学秋季リーグ戦
バドミントン 2022.09.19秋季リーグ戦2戦目の相手は法大。男子は第1シングルスの百上拓海(政経3=埼玉栄)が劣勢から逆転での勝利。第2ダブルスでは1年生コンビの宮下怜(政経1=埼玉栄)・荻原聖也(政経1=ふたば未来学園)組が接戦を制した。女子は上杉杏(商4=埼玉栄)が実力を見せつけ、第1シングルスと第2ダブルスでチームに貢献。善戦するも、男女ともに2-3で敗れる惜しい結果となった。◆9・17~19、9・24~25 関東大学秋季リーグ戦(日体大米本記念体育館)▼男子 百上〇2-0一井 宮下1-2〇増本 野口・岡田組0-2〇小川・佐野組 宮下・荻原組〇2-1野田・中島組 菊川0-2〇小川▼女子 上杉〇2-0森 杉山1-2〇宮崎 中村・本田組0-2〇海老原・宮組 上杉・木村組〇2-0宮崎・高橋0-2〇内田 前日と同様シングルスに出場した百上。「逆に吹っ切れて、いつも通りの自分が出せた」(百上)。1ゲーム目の序盤は劣勢だったが、連続得点で逆転。ジュースにもつれ込ませることなく、21-18でゲームを先取した。続く第2ゲーム。相手の鋭いスマッシュを体勢を崩しながらも返球すると、相手の打球はアウトとなった。最後は相手のショットがネットにかかり、ゲーム終了。ストレートで相手を下した。第2ダブルスに起用された1年生コンビの宮下・荻原組。1ゲーム目は最後に5連続得点を許してしまい11-21の大差で落とした。切り替えて臨みたい第2ゲーム。荻原が渾身のスマッシュを決めるなど、中盤に6連続で得点を重ねる。そのまま逆転を許さず2ゲーム目を獲得した。第3ゲームでは序盤に長いラリーを落とすと、流れを渡してしまう。そこから少しずつリードを巻き返し、最終的には21-18で勝利した。 ルーキーの杉山凛(文1=西武台千葉)は第2シングルスに出場した。1-1で迎えた最終ゲーム。中盤で6点差をつけられる苦しい展開となる。踏ん張りを見せ4連続で得点を獲得するも、差を詰めることができず18-21で敗戦。もう少しのところで勝ちを譲った。「ラリーの勝負に持ち込めば絶対勝てると思っていた」(上杉)。第2ダブルスに出場した上杉杏(商4=埼玉栄)・木村早希(文4=青森山田)組は圧巻のプレーを見せた。最初から5連続得点を生むと、勢いそのままに21-10で相手を圧倒。続く第2ゲームでも実力を見せつけた。後ろに下がった相手に上杉がドロップショットを決め、ゲームカウントは11-5に。攻めの姿勢が相手のミスを誘い、着実に点差を広げていく。最後は木村がスマッシュを打ち込み、危なげなく勝利を収めた。 結果は男女ともに2-3。良い場面もあったが、あと一歩のところで1勝を取り切れず敗戦した。次こそはチームで勝利をつかむ。[上原朋子]試合後のコメント百上――1部リーグで春までとの違いはありますか。 「全然相手のレベルが違います。相手が強いので前日から本当に緊張していて。でもそれが試合だなという感じがするので、自分にとってはとても良い経験になっていると思います」荻原――今日の試合を振り返っていかがですか。 「序盤は相手の思うようなプレーばかりで自分たちの持ち味を出せなかったのですが、途中からプレースタイルを変えて、自分たちが有利なようにゲームを進めることができました」宮下――今日の試合を振り返っていかがですか。 「シングルスで負けたので、シングルスで負けた分ダブルスで取り返そうと思って頑張りました」上杉――意識したことはありますか。「団体戦なので、やはりシングルス1に出ると次の流れも大事になってくるので、しっかり良い勝ち方をして次のダブルスに繋げられるように意識しました」木村――明日の意気込みをお願いします。「明日は日本大学で2部から上がってきたばかりのチームなのですが、ずっと1部で戦っている意地を見せて、それぞれがそれぞれの場所で全力を尽くせれば5-0で勝てる相手でもあると思うので、オーダーからしっかり考えて全力で戦えれば良いと思います」READ MORE -
リーグ戦開幕 男女ともに白星スタート/関東大学秋季リーグ戦
バドミントン 2022.09.18秋季リーグ戦が幕を開けた。春季リーグ戦で男子が1部昇格を果たし、男女共に1部で挑む今大会。粘りながら初戦を制し、優勝に向けての一歩を踏み出した。 ◆9・17~19、9・24~25 関東大学秋季リーグ戦(日体大米本記念体育館)▼男子 菊川1-2池端○ ○百上2-0富田 農口・岡田組1-2池端・町田組○ ○宮下・柳川組2-0清水・富田組 ○武田2-0清水 ▼女子 杉山1-2神山○ ○上杉2-0釜谷 ○中村・本田組2-1小川・阿部組 ○上杉・木村組2-0千葉・関野組 ○高橋2-0木林 強さを見せつけた。1部リーグで秋季リーグ戦を迎えた男子は早大と対戦。第1シングルスの菊川旭飛(商3=聖ウルトラ学院英智)は第1ゲームを奪うも「(後半は)守りに入ってしまうことが多くなり、相手の流れに持っていかれた」と粘り切れず逆転負け。悔しさをあらわにした。しかし、第2シングルスの百上拓海(政経3=埼玉栄)は相手を寄せ付けず2-0のストレートで圧勝。第1ダブルスの岡田侑生(政経4=高松商業)・農口拓弥(農4=福井工大福井)は接戦をモノにできず敗れたが、第2ダブルスの宮下怜(政経1=埼玉栄)・柳川蓮(商1=瓊浦)組は力強いスマッシュで相手を圧倒し21-6、21-10で勝利した。第3シングルスには武田航太(政経2=埼玉栄)が出場。「しっかりやれば勝てる相手」と落ち着いて挑み、ストレートで勝利を収めた。 女子は春季リーグ1位の日体大を相手に勝利を収めた。第1シングルスの杉山凛(文1=西武台千葉)は「相手が格上なのは知っていた。自分は1年生だから向かっていくだけ」と意気込んで挑んだ。第1ゲームを落とすも第2ゲームでは21―19で粘り勝ち。第3ゲームは17-21と接戦で勝ち切れなかったが「(試合の感触は)良かった。足は最後まで動いていた。もっと自分のミスを減らしていかないといけない」と収穫の多い試合となった。第2シングルスの上杉杏(商4=埼玉栄)は「落ち着いて自分のプレーができた」と持ち味であるスピードを生かしたプレーで相手を攻め、21―11、21―16で勝利を収めた。第1ダブルスの中村優希(文3=青森山田)・本田胡桃(政経2=埼玉栄)は第1ゲームを落とすもその後は21-18、21-15で粘り勝ち。第2ダブルスの上杉・木村早希(文4=青森山田)組は「前回負けた相手だったので絶対負けない」(上杉)と強気の姿勢で挑んだ。第2ゲームは点の取り合いになったが、息の合ったプレーで勝ち切った。第3シングルスには高橋千夏(商3=甲斐清和)が出場。日体大の応援が響くアウェーの中でも落ち着いてプレーをし、最後は4連続得点で白星を挙げた。 男女ともに勝利を挙げた初日。「これから強い大学もいっぱいいるので一戦一戦大事に戦いたい」(上杉)。優勝に向け、好調な滑り出しを切った。 [髙本都] 試合後のコメント 菊川――今日のプレーを振り返っていかがですか。 「序盤は自分からアタックして攻めていけたのですが、守りに入ってしまうことが多くなり、相手の流れに持っていかれました。少しずつ修正して次は勝てるようにしたいです」 武田――今日の試合で良かったところはどこですか。 「相手は格下でしたが、ペースを上げたり下げたり上手くいったのが良かったです」 杉山――今日の試合を振り返っていかがですか。 「相手が格上なのは知っていて、自分が1年生なので向かっていくだけと先輩に言われていて、あまり緊張せずに臨めました。自分のプレースタイルがつなげてつなげて粘って点を取るというプレーの仕方なので、相手にとっては嫌だったのかなと思います」 上杉――今日の試合で課題は見つかりましたか。 「しっかり勝ち切れたのであまりありませんが、ダブルスで相手にペースを持っていかれた時に焦らずプレーできた方が良かったかなと思い、レシーブ場面を強化する必要があると思いました」 ――チームの雰囲気はいかがですか。 「前回優勝した日体大で向かっていく気持ちの中でいい勝ち方ができて本当に良かったですし、いつも仲良くて明るいチームなのですが、もっと笑顔でいて楽しく試合ができました」READ MORE -
(男子)中大に快勝 1部昇格を勝ち取る/関東大学春季リーグ戦1部2部入替戦
バドミントン 2022.05.08ここ数年開催が延期されていた関東大学春季リーグ戦1部2部入替戦(以下、入替戦)。明大は男子が2019年の秋季リーグ戦以来2部という状況が続いていたが、今回の入替戦で中大に勝利し念願の1部復帰を成し遂げた。 ◆5・7 関東大学春季リーグ戦1部2部入替戦(大網白里アリーナ)▼男子 ◯百上2―0小林 ◯菊川2―1小野 ◯武井・遠藤組2―0楠・大髙組 「普段通りの実力が出せた」(百上拓海・政経3=埼玉栄)。流れをつくる第1シングルスを任された百上はラリーをつなぎながら、力のあるスマッシュで第1ゲームを21―16で先取。相手について「練習試合で対戦して嫌だなと思っていた」(百上)。しかし、第2ゲームでもフィジカルを生かしたスマッシュで連続ポイントを奪い試合を優位に進める。終盤には相手のミスも乗じて得点を量産。21―13で快勝し明大に流れを引き寄せた。 第2シングルスには菊川旭飛(商3=聖ウルスラ学院英智)が登場。「自分がここで勝ち切って流れを持ってこなくてはいけない」(菊川)。第1ゲームは21―18で先取したが、第2ゲームでは相手に攻められ自分から攻撃を仕掛けられず。18―21で試合はファイナルゲームに突入。「体力はきつかったが、いつも強い相手と練習しているので問題はなかった」(菊川)。連続ポイントを奪い合う形で両者一歩も引かない展開。「緊張する部分も大きかったが、最後まで諦めないでやり切った」(菊川)。最終的には21―19で痺れる接戦をモノにした。 あと1勝で1部復帰が決まる場面で登場したのは武井優太(商4=埼玉栄)・遠藤彩斗(政経4=埼玉栄)組。「シングル陣が頑張ってくれたので、あとは自分たちが仕事をこなすだけ」(遠藤)。インカレ王者の貫禄を見せ、第1ゲームを21―6で制する。続く第2ゲームでは相手の楠・大髙組(中大)も意地を見せる。「4年生で向かってくる相手だったが、自分たちも向かっていけたのが良かった」(遠藤)。プレッシャーがかかる終盤も常に冷静だった武井・遠藤組。21―18で相手を振り切り1部昇格を決めた。 この入替戦をもって春季リーグを終えた明大バドミントン部。「明治大学としてはまだまだ通過点だと思っている」(遠藤)。全日本学生選手権(以下、インカレ)の連覇、そして秋季1部リーグでの優勝を見据え、邁進(まいしん)を続ける。 [桑原涼也] 試合後のコメント遠藤――今日はどのような気持ちで入替戦に臨みましたか。 「1年生の時に2部に落ちて、それまで入替戦というものをやってこなかったのでずっとやりたいと言ってきた中で開催されて、本当に待ち遠しかったですし、いいプレーができていたと思います」 武井――国際大会への出場が増えてくる中で、今後に向けてはいかがですか。 「今までは高校生や大学生で通じてきたプレーが日本のトップや海外になると通じなくなってくるので、その中で自分たちのプレーも変えていかなくてはいけないし、練習でもどれだけ意識を持ってやれるかがこれから強くなるために大事だと思うので頑張っていきたいと思います」 菊川――春季リーグ全体を振り返ってみていかがですか。 「入替戦がずっとなかったので2部で優勝しても自分たちは1部でできないという厳しい状況でしたが、今回入替戦を開催してくれるということで春季リーグから気を引き締めてやっていけたのでいい大会だったと思います」 百上――今シーズンの意気込みをお願いします。 「リーグで勝つことはもちろんですが、インカレが最大の目標だと思っているので優勝して、これでは(リーグで勝ったのは)たまたまだと言われるかもしれないので、2連覇して個人戦で優勝して、明治強いなと言われるようなチームになりたいです」READ MORE -
リーグ戦最終日 女子1部残留 男子2部優勝を果たす/関東大学春季リーグ戦
バドミントン 2022.05.06関東大学春季リーグ戦最終日。男女それぞれ1部昇格、1部残留に向け気は緩めない。男子はリーグ戦の試合全てに勝利を収め、2部優勝。女子は早大相手に全勝し、4位で1部残留を果たした。 ◆4・30~5・5 関東大学春季リーグ戦(トッケイセキュリティ平塚総合体育館)▼1部女子――4位上杉〇2―0佐原高橋〇2―0石橋上杉・木村組〇2―0佐原・宇都組中村・本田組〇2―0吉田・石橋組田代〇2―1宇都 ▼2部男子――1位武田○2―1吾妻宮下○2―0江口武井・遠藤組○2―1吾妻・福村組農口・岡田組○2―0町田・渡邊組 序盤3戦で強豪相手に惜敗し、残り2日間が勝負となった女子。前日に青学大に4―1で白星を挙げると、最終日の早大戦でも難なく勝利を収めていく。第2シングルスの高橋千夏(商3=甲斐清和)は「自分の流れでゲームができた」。序盤は接戦するも、早いタッチで攻めたプレーを見せ、第1ゲームを21―17で終える。勢いそのままに、第2ゲームは21―12で終え、早大に勝利した。第1ダブルスには上杉杏(商4=埼玉栄)・木村早希(文4=青森山田)組が出場。第1ゲームは押される場面があるも「自分たちから足を動かして攻めていくことができた」(上杉)。第2ゲームも自分たちのプレーを展開し21―4。危なげなく試合を制した。 ここまでの試合を全て5―0で全勝中の男子。最終戦の相手は、リーグ2位参加の青学大。「他大よりも明大に向かってくる感じが強かった」(遠藤彩斗・政経4=埼玉栄)。連戦を2―0で圧勝してきた遠藤・武井優太(商4=埼玉栄)組も第3ゲームまでもつれ込む展開に。第1ゲームを21―18で先取するも、相手の粘りのプレーに押され、惜しくも21―23で第2ゲームを落とす。しかし「気持ちを切らすことなくできた」(武井)と、最終ゲームは21―14で点差をつけ、インカレ王者の意地を見せた。 男女ともに全勝を収めた最終日。男子の最優秀選手賞に遠藤、新人賞に宮下怜(政経1=埼玉栄)、女子は上杉が敢闘賞に輝いた。男子は2部優勝を果たし、5月7日の入替戦へ。「入替戦は1個の通過点」(遠藤)。1部昇格やその先の目標へ、手応えは十分だ。1部残留の女子も「みんなが万全の状態で臨めれば秋季リーグ優勝も夢ではない」(上杉)。念願の初優勝へ向け、また一歩前進した。 [覺前日向子] 試合後のコメント木村――手首を痛められているとのことでしたが、今回戦い方を変えた部分はありましたか。 「いつもレシーブから展開をつくるのですが、それが難しい中でどうやって戦うかを模索しながらやりました。大幅に変えたわけではないですが、普段の攻撃的なプレーが少なくなっている分、相手を回しながらいけるときにスピードを上げていく感じでやっていました」 高橋――リーグ戦最終日ですが、全体を振り返っていかがですか。 「最初3敗してしまいましたが、そこからずるずる行かずに、切り替えることはできました。課題がたくさんあったリーグだったなと思います」 田代葵楓(商1=埼玉栄)――最後は追い上げて逆転勝利しましたが、振り返っていかがですか。 「相手のミスもあってラッキーだったと思いますが、とにかく相手に決められないように一球一球を集中して、粘ることを意識してやっていました」 遠藤――第2ゲームを取られて気持ちの面ではいかがでしたか。 「もちろん2―0で勝ちたかったのでその面ではガクッときましたが、最後はしっかり切り替えてできたかなと思います」 武田航太(政経2=埼玉栄)――相手の印象はいかがでしたか。 「対戦したことのない相手でしたが、試合中探りながら、うまく相手の嫌なところを突けたので良かったです」 ――長い試合となりましたが、気持ちの面ではいかがでしたか。 「普段から百上さん(拓海・政経3=埼玉栄)など強い選手と一緒に試合や練習をしていたので、自信を持ってやることができました。負ける感じはしなかったです」READ MORE
部の紹介 INTRODUCTION
バドミントン部は2017年に創部70周年を迎えた伝統のある部だ。主な大会としては、春秋年2回開催され大学ごとに単複のチーム戦で競う関東大学リーグ戦や、関東学生選手権。そして秋季リーグ後に控える大学の頂点を決める全日本インカレなどがある。
〝最速のスポーツ〟と称されるバドミントン。トップレベルの選手になるとスマッシュの初速は400km/hを超える。しかし鳥の羽が使われているシャトルの軽さによって速度は急激に低下する。速度の緩急差が激しく、緊張感が漂うプレーもバドミントンの魅力であり、見る者を魅了してやまない。