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(男子)リーグ戦開幕 5勝0敗で好調なスタートを切る/関東大学春季リーグ戦
バドミントン 2022.05.011部昇格の機会となるリーグ戦が開幕した。昨年度の全日本学生選手権(以下、インカレ)で団体優勝を果たし飛躍を遂げた明大。1部昇格には、2部リーグでの優勝と入替戦での勝利が必要となる。相手に1点も譲らず初戦を制し、昇格の実現を予感させる結果となった。 ◆4・30~5・5 関東大学春季2部リーグ戦(日体大米本記念体育館)▼男子百上○2―0吉井菊川○2―0高橋翔武井・遠藤組○2―0吉井・阿部組農口・岡田組○2―0岡本・長谷組武田○2―0高橋海 5戦全てで2―0のストレート勝ち。2部リーグ初戦の帝大戦を危なげなく終えた。第1シングルスの百上拓海(政経3=埼玉栄)は、返球し切れないほどのスマッシュを決め相手を翻弄(ほんろう)。「久しぶりの試合ということもあって慌ててしまった」と振り返るも、21―5と大差をつけ第2ゲームを締めくくった。第2シングルスの菊川旭飛(商3=聖ウルスラ学院英智)は、序盤から「自分の思っているようにプレーできた」。21―9、21―13で相手を抑えた。両者ともに快勝を見せたが、初戦を終えて「焦らないことと、ショットの精度を上げたい」(百上)「集中力を切らさないようにしていきたい」(菊川)。改善の余地を自覚し、明日以降の試合に臨む。 「相手も準備してきていた」(遠藤)と、追われる存在となった武井優太(商4=埼玉栄)・遠藤彩斗(政経4=埼玉栄)組。今年度の日本B代表に選ばれ、今春には海外での試合も経験した。持ち味のノーロブを顕在させ、苦戦することなく勝負を終える。第2ダブルスには、4月からペアを組み始めた農口拓弥(農4=福井工大福井)・岡田侑生(政経4=高松商)組が出場。「打ち込むのが一番ミスもなく点数につながる」(岡田)と序盤からスマッシュで果敢に攻める。強気の姿勢が功を奏し、ペアとして幸先の良い結果となった。第3シングルスの武田航太(政経2=埼玉栄)は「相手のトリッキーなショットにも対応できた」と、21―8、21―5で相手を抑えた。 昨年度、インカレ団体優勝を果たした明大。メンバー全員が1部昇格を意気込んでいる。「1部に上がる過程を大事にしたい」(遠藤)。一つ一つの試合を着実に、入替戦に向けて勢いをつけていく。 [守屋沙弥香] 試合後のコメント遠藤――4年生になり最後の1年が始まりましたが、どんな1年にしたいですか。 「リーグ戦やインカレ、国内の大会全て明治大学が団体で優勝するという気持ちで、4年生4人ともその意識でいると思うので、しっかりそれを実現させていきたいと思っています」 武井――海外への遠征はいかがでしたか。 「とてもいい経験になりました。海外の大会で国の代表と対戦して、1回戦目から得意なものを出してくる相手ばかりで、まだまだだなと思うところもたくさんありました」 岡田――今日の試合を振り返っていかがですか。 「僕はずっとシングルスをやっていたので、ダブルスでリーグ戦に出るのが初めてになりますが、出だしとしては良かったかなと思います。攻め続けることができて、次につながったかなと思います」 農口――今日の試合を振り返っていかがですか。 「しっかり自分たちのプレーをして相手の点数も抑えられたので、内容としては良かったと思います」 菊川――今日の試合を振り返っていかがですか。 「出だしは自分の思っているようにプレーできましたが、中盤で自分の決め球のミスが何本か出てしまったので、次の試合から集中していけるように頑張りたいです。入替戦に向けて勢いつけていきたいなと思っているので、変な試合をしないように、しっかり点差をつけて勝ちたいです」 百上――今日の試合を振り返っていかがですか。 「久しぶりの試合ということもあって、慌て過ぎてしまったところがありました。その焦りを明日以降修正していきたいです。少しは余裕を持ちながらプレーできましたが、まだまだいろいろ改善点があって、かなり学びがあった試合かなと思います」 武田――ご自身の得意なところをうまく発揮することはできましたか。 「ネット前のタッチなど、相手より高いところを取って自分のペースで持ち込めるように頑張ったので、そこは良かったかなと思います」 READ MORE -
武井・遠藤組 激戦に敗れ、全日本ベスト4/全日本総合選手権
バドミントン 2021.12.29全日本総合選手権(以下、全日本)も大詰めを迎え、男子ダブルス準決勝に武井優太(商3=埼玉栄)・遠藤彩斗(政経3=埼玉栄)組が出場した。最後まで挑み続ける姿勢を貫くも相手に及ばず、ベスト4で全日本を締めくくった。 ◆12・24~30 全日本総合選手権(武蔵野の森総合スポーツプラザ)▼男子ダブルス 武井・遠藤組――ベスト4 常に前を向く挑戦者たちは、勝負が決まるその瞬間まで白熱した戦いを繰り広げた。準決勝の相手は高野・玉手(日立情報通信エンジニアリング)組。持ち味の低空戦だけでは得点できず、第1ゲームから相手を追い掛ける展開に。チャンスを逃さずスマッシュを打ち込むがミスが出る。緩急をつけるためのヘアピンもネットしてしまう。後半、ラリーが続き相手もぎりぎりで返球する場面では、粘り強さを見せて得点した。相手に果敢に向かっていくも、15―21で第1ゲームを奪われる。「今までの相手とはレベルが違う」(遠藤)と感じていたが、第2ゲームでは自身のスタイルでリードしてみせる。「前で勝負してくれた」(武井)と、序盤で7点連取。弾みをつけて、11―6でインターバルに入る。再開後、武井・遠藤組のスタイルをつかんだ相手は、高い打点から力強さの増したスマッシュで、後ろに攻めてくる。どんな球にも食らいつくが、相手の変化に対応し切れず。自身のミスに思わず悔しさが声になる場面も見られた。18―18で追い付かれるが、最後まで挑み続ける姿勢を貫く。攻守の切り替えをモノにし、ストレートに打ち込む快心のショットを見せ20―19に。お互いの負けられない気持ちが、手に汗握る激しいラリーを生み出す。観客も目を離さずに熱いラリーを見守る中、相手にダイナミックなスマッシュを打ち込まれ20―22で勝負を終えた。 目標としていた優勝には届かずとも、全日本という大舞台で、一戦一戦を着実に勝ち進めた今大会。試合中にも声を掛け合い、唯一無二のコンビネーションでベスト4という結果を導いた。今年度、全日本学生選手権で団体、個人ともに優勝を果たし、目覚ましい活躍を遂げた最強ペア。「今年を超える成績を残したい」(遠藤)。さらなる飛躍を遂げ、来年度こそ最高の結果をつかみ取る。 [守屋沙弥香] 試合後のコメント遠藤――対戦相手のプレーについての印象を教えてください。 「今まで戦ってきた相手とはレベルが違うと思っていて、自分たちが低空戦で打ち続けてもずっとレシーブを返されたり、その点でレシーブ力の差を感じたり、終盤のミスの少なさだったり、強いなと思いました」 ――準決勝を振り返ってみていかがですか。 「低空戦というスタイルを貫いていて、低空戦をやる中で相手の対策に対して緩急をつけたりはしますが、相手の対策に対してもっと上を目指しつつ、低空戦が通用するような作戦やパターンをもっと考えていかないといけないと思います」 武井――準決勝を終えた率直な気持ちをお聞かせください。 「正直悔しくて、第2ゲームの出だしで点差を離すことができましたが、最後取り切れなくて悔しいです」 ――第2ゲームで追い越されてしまった原因は何だとお考えですか。 「出だしで遠藤くんが前で勝負してくれて点数が取れましたが、後半になって相手も対策をつけてきて、前でやらないように球を後ろに上げてきたりされましたが、結局自分たちは前でやっていたので後ろで決められてしまうことがありました。相手が変えてきたことに対して自分たちも変えないとやっていけないなと思いました」READ MORE -
武井・遠藤組 準決勝進出へ/全日本総合選手権
バドミントン 2021.12.29残す試合数もわずかとなった全日本総合選手権。明大からは男子ダブルスの武井優太(商3=埼玉栄)・遠藤彩斗(政経3=埼玉栄)組が準々決勝に出場。全日本学生選手権(以下、インカレ)では優勝を手にした実力者たち。リードされても前向きな気持ちを保って戦うことで見事に準決勝進出を決めた。 ◆12・24~30 全日本総合選手権(武蔵野の森総合スポーツプラザ)▼男子ダブルス 武井・遠藤組――準決勝進出 目標とする優勝に歩みを近づけた。準々決勝の相手は西田・目崎(トナミ運輸)組。相手も共に埼玉栄高出身で、武井と遠藤の後輩に当たる。「大学生と実業団は練習環境が違う」(武井)。後輩とはいえ、実業団を相手に戦うことには緊張や怖さが伴った。序盤から果敢にスマッシュを打ち込むが、狙いを決めきれず思うように得点につなげられず。終始、僅差でゲームが進むも、18―21で第1ゲームを落としてしまう。高校時代には相手にならなかった後輩たちの大きな成長を目の当たりにした武井・遠藤組。それでも「これからが勝負」(遠藤)と焦ることなく迎えた第2ゲーム。緩急のあるラリーが展開されるも、相手の攻めの姿勢には動じなかった。一切スキを見せず自分たちの得点を量産。一度もリードを譲らず、21―11で第3ゲームに持ち込んだ。第1、2ゲーム目よりもコートを幅広く使い、相手を左右に揺さぶる。お互いが先を読みながら足を止めずに素早く反応。中盤では相手に追い付かれる場面もあったが、そんなときこそ声を掛け合い、差が開かないうちに逆転。マッチポイントに近づいても油断せず、21―17で勝利を収めた。 インカレ団体戦の決勝でも、相手に第1ゲームを取られていた武井・遠藤組。その時も決して後ろ向きにならずに戦うことで勝利していた。経験を味方に、1試合ずつ目の前の相手と向き合う。準決勝は「本気の挑戦者の気持ちで」(遠藤)。勢いではなく着実に勝ち進み、決勝への道を切り開く。 [守屋沙弥香] 試合後のコメント遠藤――準決勝に向けての意気込みをお願いします。 「今まで挑戦者という気持ちで挑んできていましたが、今回の後輩もそうですが、実際勝たなければいけない相手もいて、前の試合も自分たちの就職のために勝たなければいけない相手でした。ですが、ここまできたらうそではなくて本気の挑戦者の気持ちで、出せるものを出し切りたいと思います」 武井――対戦相手は高校時代の後輩でしたが、いかがですか。 「大学生と実業団は練習環境も練習する相手も違って、『いつ越されるかな』とこわい部分もありますが、年下の人たちには負けたくないという意地もあって練習を頑張れているところもあるので、負けないようにやっていきたいです」 ――準決勝進出を決めた今の気持ちを教えてください。 「目標は優勝ですが、どの試合でも強い相手に当たるので、1試合1試合頑張って、明日の準決勝を本気で戦おうと思っています。とりあえずベスト4に入れて良かったです」READ MORE -
全日本総合3日目 武井・遠藤組がベスト8進出/全日本総合選手権
バドミントン 2021.12.283日目を迎え、いよいよ佳境を迎えた全日本総合選手権(以下、全日本)。各種目の2回戦が行われ、明大からは男子ダブルスの武井優太(商3=埼玉栄)・遠藤彩斗(政経3=埼玉栄)組、女子ダブルスの上杉杏(商3=埼玉栄)・木村早希(文3=青森山田)組が出場。武井・遠藤組は全日本学生選手権(以下、インカレ)王者の貫禄を見せつけ、3回戦進出を決めた。 ◆12・24~30 全日本総合選手権(武蔵野の森総合スポーツプラザ)▼男子ダブルス 武井・遠藤組――3回戦進出▼女子ダブルス 上杉・木村組――2回戦敗退 「向かっていく気持ちで臨めた」(武井)。勝てばベスト8が決まるこの試合。幼い頃から大舞台を経験している武井・遠藤組も未知の領域だ。相手は仁平澄也選手(令3政経卒・現NTT東日本)・山田(日体大)組。仁平は明大バドミントン部出身で、互いのプレースタイルを知る中での対戦となった。第1ゲームは張り合う試合展開となったが、得意の低空戦へ持ち込むことで連続ポイントを奪う。「声を出して、気持ちを高め合いながらプレーできた」(遠藤)。21―16で第1ゲームを先取。続く第2ゲームでは、追い込まれてからの粘り強さを見せる。交互にポイントを取り、両者一歩も引かない展開。「緊張すると、流れを持っていかれる」(遠藤)。自信のあるローロブを続けることで、緊張を自信に変えてみせた。勢いを取り戻した武井・遠藤組は最終盤、ドロップのラリーからスマッシュを立て続けに決める。結果は21―19で逃げ切り、ベスト8入りを成し遂げた。 本来の実力を発揮することができなかった。女子ダブルスに出場した上杉・木村組は大澤・石川(青森山田高)組と対戦。「向かってくるプレーが自分たちよりも徹底されていた」(木村)。序盤こそ競る場面もあったが、徐々に相手の素早いラリーに押されミスショットが目立つように。第1ゲームを21―15で落とし、迎えた第2ゲームでも相手の勢いは止まらない。「一本に対する気持ちが自分たちより大きかった」(上杉)。一度つくられた相手の攻撃のリズムを崩すことができず、第2ゲームも21―15で敗れ2回戦敗退という結果に。「思い切ったプレーができなかったのは残念」(木村)。この敗北の経験を、大学ラストイヤーにつなげる。 28日からはベスト4を懸けた戦いが始まる。有力選手が欠場し、学生にも優勝のチャンスが大いにある今大会。「簡単ではないが、優勝を目指してやっていく」(遠藤)。武井・遠藤組はインカレ王者のプライドを背負い、日本一の座へ挑む。 [桑原涼也] 試合後のコメント遠藤――試合の振り返りをお願いいたします。 「インカレとはまた違う緊張感があって、その中でお互い緊張したミスもありましたが、そこは自分たちの支え合いで補って勝利につなげられたと思います」 ――OBの仁平選手が相手ということで、やりにくさなどはありましたか。 「昨年度まで一緒に練習してきた仲ですが、本番の試合で一回もやったことがありませんでした。それでもやはり負けたくないというか、そういう気持ちも芽生えていて、それでプレーがこんがらがる場面もありました。ただ、越えなければいけない壁だと思っていたので、そこは勝つことができて良かったです」 武井――次戦に向けて意気込みをお願いいたします。 「誰が上がってきても強い相手だと思うので、緊張せず自分たちが向かっていく気持ちで頑張っていきたいです」 上杉――今日のコンディションはいかがでしたか。 「全日本総合の前から合宿があり、いい状態で準備をしてきました。リーグ戦でもシングルスとダブルスを兼ねることが多く、体力的にもコンディション的にも良かったです」 ――試合の振り返りをお願いいたします。 「昨日の大学生同士の試合より、今日は緊張することなく試合に入れましたが、実力不足を感じました」 木村――相手の選手の成長は、木村選手から見て感じましたか。 「自分が高校生の時よりも強くなっていて、自分たちが思い切ったプレーができなくて、いい試合ができなかったというのは残念でした。ただ、相手がベスト8に入ったということなので、実業団相手にも向かっていってほしいと思います」 ――今後への意気込みをお願いいたします。 「自分たちは次の試合までだいぶ空くので、その間に2021年を通して感じた課題に向き合って、次の試合で一つでも二つでも成長した形で試合に臨めればいいなと思います」READ MORE -
本戦の幕開け ダブルス2組が勝ち残る/全日本総合選手
バドミントン 2021.12.27全日本総合選手権は26日から本戦が始まり、明大勢は5種目で計8試合に出場した。レベルの高い相手に敗戦が続く中、女子ダブルスの上杉杏(商3=埼玉栄)・木村早希(文3=青森山田)組と男子ダブルスの武井優太(商3=埼玉栄)・遠藤彩斗(政経3=埼玉栄)組が勝利を収め、2回戦進出を決めた。 ◆12・24~30 全日本総合選手権(武蔵野の森総合スポーツプラザ)▼男子シングルス 百上――1回戦敗退▼女子シングルス 正田――1回戦敗退▼男子ダブルス 筑後・農口組――1回戦敗退 武井・遠藤組――2回戦進出▼女子ダブルス 上杉・木村組――2回戦進出▼混合ダブルス 筑後・蔦谷(青学大)組――1回戦敗退 武井・正田組――1回戦敗退 遠藤・上杉組――1回戦敗退 幼なじみペアが長年にわたり培ってきた強さを見せつけた。全日本学生選手権(以下、インカレ)で優勝し、今大会も優勝候補として注目を集める武井・遠藤ペア。戦う相手が社会人になってもインカレ王者の風格は揺るがなかった。第1ゲーム途中まではリードを許すも遠藤が10連続ポイントを決め、一気に勝利を手繰り寄せる。「緊張がうまくほぐれて自分たちの力が出せた得点だった」(遠藤)。最後は武井の4連続ポイントで第1ゲームを難なく制する。第2ゲームも得意の低空戦で年上の相手を圧倒。圧巻の試合運びで21―13、21―10と危なげなく勝利をつかみ取った。 一方の女子は、ダブルスで出場した上杉・木村ペアが接戦をモノにした。相手はインカレで同じく3位だった早大のペア。そのため「3位決定戦のつもりで、対戦が決まった時点から勝ちだけを見ていた」(木村)。その言葉通り強気の姿勢で臨むも、始めは苦戦を強いられた。第1ゲームは追う展開が続き、5―10と差をつけられる。しかし「長いラリーを我慢して点数につなげることを意識した」(木村)。一挙6連続ポイントを奪いインターバルを迎える。その後もつかんだ流れを渡さず、劣勢からの逆転勝利で第1ゲームを先取した。続く第2ゲームはミスが続き、18―21で惜しくも落とす。互いに後がない状態で迎えた最終ゲーム。インカレ3位同士にふさわしい白熱した試合が繰り広げられた。両者譲らず3点以上の差がつかないまま終盤へ。16―15から見せた木村のプレーが勝敗を分けるカギとなった。ロングサーブをこれまでと違う位置で出し、スマッシュをカウンターで返して17点目を奪う。「それまで引いていたところで前に出てラケットを振れたのが大きかった」(木村)。見せてこなかったプレーに相手のペアは対応できず。このプレーでペースをつかみ、5連続ポイントでゲームセット。53分にわたる熱戦を制し、明日以降に望みをつなげた。 高校生から社会人まで全国のトップクラスが集う今大会。勝ち進むにつれて相手も強くなるが「向かっていく気持ちを忘れないで自分たちのプレーをしっかり出してやっていければ」(遠藤)。明大の看板を背負った2ペアの戦いはまだ続く。 [西村美夕] 試合後のコメント遠藤――今大会にはどのような気持ちで臨まれましたか。 「総合選手権というのは日本で一番大きな大会で、インカレの後にどれだけ自分たちが実業団相手に勝負できるかというのを示せる大会だと思うので、しっかり向かっていけたらなと思って臨みました」 木村――上杉選手とはどのような声掛けをされていましたか。 「我慢するところは我慢して、自分たちから仕掛けていくところは仕掛けて、とメリハリをつけていこうとは話していました。また、相手を動かすような球出しで崩していこうとも話していました。最後の場面ではレシーブ場面で『引いているよ、ポジションが後ろになっている』と言ってもらえたことで前に出てプレーすることができました」 ――明日以降への意気込みをお願いします。 「まずは一戦一戦、明日の試合でしっかり勝つことを考えたいです。明日は中高の後輩なので、勝つことで恩返しができればと思います。年下ですが、総合のベスト8入りを懸けた試合なので気持ちをぶつけていきたいと思います。今大会は代表選手の欠場が多く、その分勝ち上がるチャンスも多いと思っているので、1日でも長く試合ができるように2021年の集大成として挑戦者の気持ちで戦っていきたいと思います」 武井――明日以降への意気込みをお願いします。 「第5シードというシードをもらっているのですが、自分たちから向かっていく気持ちを持って、緊張しないで明日も頑張っていきたいです」READ MORE -
全日本総合開幕 混合ダブルスで本選出場を決める/全日本総合選手権
バドミントン 2021.12.25中学生からプロまで、各世代のトップ選手が集う全日本総合選手権(以下、全日本総合)が開幕した。初日は全種目の予選が開催され、明大からは混合ダブルスの遠藤彩斗(政経3=埼玉栄)・上杉杏(商3=埼玉栄)組、武井優太(商3=埼玉栄)・正田捺実(商4=埼玉栄)組が出場。両ペアは勝利を収め、26日以降に行われる本選へ駒を進めた。 ◆12・24~30 全日本総合選手権(武蔵野の森総合スポーツプラザ)▼混合ダブルス予選 遠藤・上杉組――本選進出 武井・正田組――本選進出 全日本学生選手権(以下、インカレ)から躍進を続ける中、全日本総合でも強さを見せつけた。既にインカレで男子ダブルスの出場を決めている遠藤、女子ダブルスに続いての本選出場を狙う上杉のペアが、混合ダブルス予選に登場。第1ゲーム、第2ゲームと相手の興梠(BWAY)・土井(PLENTY GLOBAL LINX)組に追い付かれる場面もあったが、21―18、21―18で辛勝。「自分の出せるプレーを出していこうとやっていった」(遠藤)。社会人相手ではあったが、体格差や経験の差を感じさせない試合運びで本選出場を決めた。 こちらもそれぞれの種目で本選出場を決めている武井・正田組は第1ゲーム、抜群のコンビネーションで相手の長谷部(アーガスBMC)・倉本(伊予銀行)組のミスを引き出す。さらに臨機応変に相手のシャトルに対応し、スキを見つければすかさずスマッシュを打ち込んでいく。圧巻の強さで21―6と幸先のいいスタートを切った。「危うげなく勝つことができて良かった」(正田)。続く第2ゲームでは相手も意地を見せる。しかし「焦ることなく余裕を持って臨めた」(正田)。試合の主導権は譲らず、21―16で勝利。本選へと弾みをつける形となった。 4年生はこれが大学最後の大会となる。度重なる大会の延期、中止により実力を発揮し切れていない不遇の世代だ。それだけに、今大会に懸ける思いは人一倍強い。「楽しく全力を出し切りたい」(正田)。26日から始まる本選は、明大からも多数の選手が出場。「まずは1回戦を勝ちに行く」(遠藤)。インカレで味わった喜び、悔しさを糧に、再び旋風を巻き起こす。 [桑原涼也] 試合後のコメント正田――全日本総合はどのような位置付けの大会でしょうか。 「自分が明大の看板を背負って出る最後の大会なので、楽しみながら大学に恩返しできるように、悔いなく頑張りたいです」 ――社会人のプレーを見て感じたことはありましたか。 「崩れにくいというのが一番初めに頭に浮かんできました。高校生や大学生だと自分がミスをすると悪い雰囲気になりますが、社会人の人たちは一回ミスをしてもその後切り替えて、相手に流れを渡さないことが大きな違いだと思っています」 遠藤――本選からは2種目出場することになりますが、そのあたりはいかがですか。 「(2種目出ることは)心配ですが、本業は男子ダブルスなのでそこに照準を合わせてやっていきたいと思います」 ――インカレが終わってから、全日本総合に向けてどのような調整をされてきましたか。 「実業団の人に(練習の)相手をしていただきました。あとは来年度にユニバーシアードという国際大会があり、その大会のためと全日本総合のためにインカレ上位の人が集まった合宿がありました。それに参加して、いい環境で今大会に臨めていると思います」READ MORE -
3組が全日本総合選手権に駒を進める/全日本学生ミックスダブルス選手権
バドミントン 2021.11.15郡山で行われた混合ダブルスのインカレ、全日本学生ミックスダブルス選手権。明大からは他校の選手と組んだ筑後恵太主将(政経4=ふたば未来学園)ら計6組が出場した。全日本学生選手権(以下、インカレ)の流れをそのままに、今大会でもチーム力の高さを見せつける結果となった。 ◆11・13〜14 第9回全日本学生ミックスダブルス選手権(郡山市総合体育館)▼混合ダブルス 木村・農口組――2回戦敗退 浦・高橋組――3回戦敗退 菊川・中村組――3回戦敗退 武井・正田組――ベスト8 遠藤・上杉組――ベスト8 筑後・蔦谷組――ベスト4 先日行われたインカレで男子は創部史上初の団体優勝を成し遂げた。熱戦続きの大舞台を終え、迎えた今大会。「勝ちにこだわらず、楽しめればいい」(筑後)。蔦谷(青学大)とペアを組み、2回戦の龍谷大戦から登場。主将同士のペアは準々決勝まで全てストレート勝ち。勢いそのままに臨んだ準決勝の相手は日体大の山田・神山組。山田は筑後と同じふたば未来学園高校の出身でダブルスの元パートナーだ。「お互い手の内は分かっていた」(筑後)。第1ゲームは21―18で日体大が先取。第2ゲームは21―16で筑後・蔦谷組が取り、手に汗握る攻防は第3ゲームへ。体勢を崩されながらもラリーを続け、スマッシュにも冷静な対応を見せるなどお互いに一歩も引かない展開。時に感情を露わにしながらも、最後は山田・神山組の気迫に押され21―19で敗戦となった。それでも「いい試合ができた」(筑後)と満足感を見せた。 武井・正田組、遠藤・上杉組も力を遺憾なく発揮した。ベスト8に入れば全日本総合選手権(以下、全日本総合)の混合ダブルスへの出場権が得られる今大会。「予選の権利を獲得するまではとにかく上がろうと思っていた」(上杉)。普段は混合ダブルスの練習をすることはほとんどないという。惜しくも準々決勝で敗れたが存在感を見せつける結果となった。「パートナーのおかげもあり最低限のことができた」(遠藤)。4年生は全日本総合で学生ラストの大会となる。「悔いのないように頑張りたい」(筑後)。シーズンもあとわずか。最後まで明大バドミントン部の活躍から目が離せない。 [桑原涼也] 試合後のコメント筑後――全日本総合に向けて得られた収穫はありますか。 「試合数をこなすと、体力もきつくなるのですが、全日本総合は1日1試合とかなのでその試合にどれだけ集中できるかということを突き詰めていけたらなと思います」 ――意気込みをお願いいたします。 「全日本総合が競技人生最後の大会なので、悔いのないように頑張りたいです」 正田捺美(商4=埼玉栄)――今日のゲームを振り返っていかがですか。 「楽しかったですが、勝てなくはない相手だったので普通に悔しいですね」 ――ペアはどういうふうに決めましたか。 「大体みんな明大内で組むのですが、大体男子の方が多いんですよね(笑)。それで筑後とかは他の学校の子と組んだり、声を掛け合ったりしている感じですかね」 上杉杏(商3=埼玉栄)――準々決勝の早大戦は全員埼玉栄高校出身でした。思いなどはありましたか。 「緑川(早大)がずば抜けて強いのはみんな分かっているので、自分たち的には挑戦するという気持ちでした。だからパートナーの吉田の方に球を集めれば点数を取れるのではないかと思いながらやっていました」 遠藤彩斗(政経3=埼玉栄)――今大会振り返っていかがでしたか。 「自分は男子ダブルスを専門にやっているので、ミックスは別競技というか本当にダブルスとシングルスくらい違うと思っていて、ベスト8まで来られたのは最低限のことはできたかなと思います」 武井優太(商3=埼玉栄)――今回の試合全体を振り返っていかがですか。 「正直、あまり勝てると思っていなくて、ベスト8に入れて、最初は別にミックスはいいかなって思っていたのですが、実際ベスト8入ってみるとうれしかったですね」READ MORE -
インカレ最終日 男子ダブルスで遠藤・武井組が優勝/全日本学生選手権
バドミントン 2021.10.23準決勝、決勝が行われるインカレ最終日。明大からは男女のシングルス、ダブルスにそれぞれ出場した。中でも男子ダブルスの遠藤彩斗(政経3=埼玉栄)・武井優太(商3=埼玉栄)組は決勝戦の早大との接戦をモノにし、団体戦に続き優勝を果たした。 ◆10・15~21 第72回全日本学生選手権(ロートアリーナ奈良他)▼男子シングルス 百上――ベスト4▼女子シングルス 正田――ベスト4▼男子ダブルス 遠藤・武井組――1位 筑後・農口組――ベスト4▼女子ダブルス 上杉・木村組――ベスト4 「自分たちのプレーができれば勝てる」(武井)。決勝戦の相手は関東学生選手権で敗北を喫している早大。しかし団体戦優勝からの流れは衰えることがなかった。第1ゲームを21―19で危なげなく取るが、第2ゲームは17―21と相手も意地を見せる。「(今日は)出し切っていこうと話していた」(武井)。第3ゲームでは得意なプレースタイルである低い球で攻撃を展開。「2人で声を掛け合って踏ん張れた」(遠藤)。熱戦を制し、今大会二つ目のタイトルを勝ち取った。 シングルスでも大健闘を見せた。男子は百上拓海(政経2=埼玉栄)、女子は正田捺実(商4=埼玉栄)がそれぞれ準決勝に出場。「守りの姿勢に入ってしまった」(百上)。第1ゲーム、第2ゲームでリードする場面もあったが野田(日体大)のスピンのかかったヘアピンに苦しみ惜敗。百上、正田は惜しくも決勝進出はならなかったが、堂々のベスト4。「ここまで勝てたのはチームのみんなが応援してくれたおかげ」(正田)。個人戦でもチーム力の強さを生かし、全種目でベスト4入りの快挙を成し遂げた。 11月に控える全日本学生ミックスダブルス選手権、そして12月の全日本総合選手権(以下、全日本総合)と舞台を変えながらシーズンは続いていく。「結果を残せば道が広がってくると思う」(武井)。勢いに乗る明大バドミントン部の活躍にますます期待がかかる。 [桑原涼也] 試合後のコメント正田――正田選手から見て明大バドミントン部の活躍はどう見えましたか。 「自分が1年生の時は全種目ベスト4に入れるなんて予想もしていなかったですし、1種目準決勝に残るだけで本当にすごいことだったので、自分が4年生になって全種目残ったことにすごくうれしく思います。成長しているなと思います」 ――後輩たちに伝えたいことはありますか。 「勝負はやってみないと分からないので、最後までみんな諦めずに来年度はアベック優勝目指して頑張ってほしいです」 遠藤――決勝戦を振り返っていかがですか。 「優勝を狙っていて、1、2年生の頃は勝てなかったので今年度勝つしかないという試合だったので勝つことができて本当に良かったです。勝ち上がり方もいつもの大会とは違って重要な大会でもあるし、自分たちに向かってくる相手ばかりの大会だったので、積極的なプレーがあまりできなくて、緊張感を持ちながら戦っていました。それが苦しかったのですが、優勝できて良かったです」 ――緑川選手(早大)は中学からの同級生ですが意識はしましたか。 「僕はインターハイは2位で、その時に決勝で負けています。1位になるまでに緑川という一つの大きな壁があったのですが、今回その大きな壁を一つ壊せたのでうれしいなと思います」 武井――個人団体での二冠となりました。 「団体戦は優勝できるとは思っていませんでした。もちろん狙ってはいましたが、今までも優勝したことがなかったので二冠は素直にうれしいです」 ――今大会でカギとなった試合はありますか。 「団体はシングルスを一本取って、ダブルスで二本取ろうという考えでした。準々決勝のシングルスはしっかりと取ってくれて、決勝でも一本しっかりと取ってくれました。その決勝で自分たちは負けそうになってしまったのですが、負けそうなところを勝てたのでその試合はカギとなる試合だったと思います。あの試合で負けていたら多分2位だったと思うので。個人戦は4回戦で負けそうな展開がありました。大人の大会だと自分たちが向かっていくだけで気持ちが楽なのですが、今年の大会は優勝したいという気持ちもあって緊張して引いてしまうところもあったのですが、そこは勝てたので良かったです」 百上――初めてインカレということで、率直な感想をお聞かせください。 「毎年常にベスト8でした。かといってメンバー的にはベスト8以上、優勝もいけるなと思っていました。緊張とかは思ったよりもしていなくて自分が取らなければいけないと試合前から言われていましたが、そのプレッシャーは感じず自信持って試合ができたと思います。筋トレとかもして高校時代とは違うスキルが身に付いているのでそういうところも自信になったのかなと思います」 ――課題は見つかりましたか。 「準決勝の時にヘアピンに対して自分から行ければ向こうも引いていたと思うので、ヘアピンがきても自信を持ってヘアピンを打つことだったり、スピンヘアピンに対してうまくロブを返せるようにもっと練習が必要だと思いました」READ MORE -
早大に痛い敗戦 ベスト8で幕を下ろす/関東学生選手権
バドミントン 2021.10.22関東学生選手権(以下、関カレ)が最終日を迎えた。明大からは男子エペ団体戦が出場。インカレ出場が決まっている中ベスト4進出を目指すも、早大に敗れベスト8で関カレの幕を下ろした。 ◆10・14〜15、20〜22 第73回関東学生選手権(駒沢体育館)▼男子エペ団体――ベスト8 「インカレに向けて、勢い付けるために大事な試合だった」(大竹諒・営2=岐阜各務原)。目標とするベスト4を達成するためには、最終日・早大戦に勝たなければならなかった。 1回戦の相手は東農大。序盤から接戦を繰り広げるも、各選手が確実に点差を広げていく。終わってみれば、45―36で勝利と幸先良いスタートを切ることができた。 迎えた早大戦。第1試合を任された大竹は5―2で制し、明大ペースで試合を運ぶ。試合の明暗を分けたのは第2試合、毛利凌乙(営4=羽鳥北)とCHOW ManLong(早大)との対戦。個人戦で毛利が敗退した相手を早大がぶつけてくる。ここで差を広げることができずペースが早大に。続く幡野一貴(理工4=甲陵)が1−7で大敗。そこからは徐々に早大に点差を広げられていく。「負けている状況になると自分のプレースタイルが出せなくなった」(大竹)。そのまま相手に攻められ続け、23―45で試合を終えた。 次なる舞台は11月に行われる全日本学生選手権(以下、インカレ)。「関カレで達成できなかったベスト4を目指す」と意気込みは十分だ。残り1ヶ月、今大会で見つかった課題を克服できるよう調整を進めていく。 [下神大生] 試合後のインタビュー大竹――早大戦試合振り返っていかがですか。 「出だしは最初良かったのです。しかし、自分のプレースタイルが定まっていないというのもあり、負けている状況になると自分のプレースタイルである前に取りにいくというのができず、苦しめられました」 ――早大の強かったとところはどこですか。 「ナショナルチームとかでやっている選手がいて、技やフェイントの精度が自分たちよりも高く、しっかり点を取ってくる相手でした。そこで、いかに粘れるかというのが勝負だったのですが、相手にしっかりやられてしまいました」READ MORE -
全種目でベスト4入り 準決勝へつなぐ/全日本学生選手権
バドミントン 2021.10.21団体戦に続き、個人戦でも明大が強さを発揮した。女子ダブルスの上杉杏(商3=埼玉栄)・木村早希(文3=青森山田)ペアは準々決勝で21―13、21―14と、筑波大に差をつけて勝利。男子ダブルスでは20日に出場した2ペアが共に準決勝へと駒を進めた。 ◆10・15〜21 第72回全日本学生選手権(ロートアリーナ奈良他)▼男子シングルス百上――準決勝進出▼女子シングルス正田――準決勝進出上杉――4回戦敗退▼男子ダブルス武井・遠藤組、筑後・農口組――準決勝進出▼女子ダブルス上杉・木村組――準決勝進出 男子ダブルスの遠藤彩斗(政経3=埼玉栄)・武井優太(商3=埼玉栄)ペアは崖っぷちからの逆転勝利で望みをつないだ。4回戦の第1ゲームを中大に取られ、第2ゲームも相手のマッチポイントまで追い詰められるという、後がない状況。しかし2人が諦めることはなかった。緊迫した空気の中16―20から一気に追い上げ、連続得点を決めると、最終スコア22―20で接戦を制した。進んだ準々決勝ではストレート勝ちを収め、ベスト4のうち半分を明大が占める結果となった。 女子シングルスでは「自分の流れで試合ができた」(正田捺実・商4=埼玉栄)。正田は4回戦を21―12、21―14で難なく突破。続く準々決勝は、今年度の関東学生選手権で負けた相手との対戦だった。第1ゲームを取られ、第2ゲームの序盤も相手の流れを断ち切れない。しかし「相手の顔が一瞬不安そうになった時があった」(正田)。その一瞬のスキを見逃さなかった。攻めの姿勢で一気に点差を縮め、最終的に21―18で取り返すと、続く第3ゲームも21―16で見事勝利。「ベスト4に入ることは予想もしていなかった」(正田)。大学生最後となる今大会。全国の頂点へとまた一歩近付いた。 男女ともに大健闘し、4種目全てで明大選手が準決勝の舞台に残った。21日はついに全日本の王者が決まる。栄冠を手にするまで、あと少しだ。 [覺前日向子] 試合後のコメント正田――今日の試合の勝因はどこにあると思いますか。 「自分の力だけではなく、周りからの応援が大きかったです。体もメンタル的にもきつくて試合中何度も嫌になることはあったのですが、その中でも明大の子が上から応援してくれて、最後まで頑張ることができました。また、いつもはさまざまなことを考えながら試合をやるのですが、今回は無心でできたというか、勝手に体が動いた感じでしたね。それが良かったと思います」 ――明日の意気込みをお願いします。 「大学生の試合が最後なので、悔いなく、楽しく、今まで支えてきてくれた人に恩返しができるように頑張りたいと思います」 READ MORE
部の紹介 INTRODUCTION
バドミントン部は2017年に創部70周年を迎えた伝統のある部だ。主な大会としては、春秋年2回開催され大学ごとに単複のチーム戦で競う関東大学リーグ戦や、関東学生選手権。そして秋季リーグ後に控える大学の頂点を決める全日本インカレなどがある。
〝最速のスポーツ〟と称されるバドミントン。トップレベルの選手になるとスマッシュの初速は400km/hを超える。しかし鳥の羽が使われているシャトルの軽さによって速度は急激に低下する。速度の緩急差が激しく、緊張感が漂うプレーもバドミントンの魅力であり、見る者を魅了してやまない。