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新体制後初戦は3位に終わる/関東大学秋季1部リーグ戦
ソフトテニス 2018.10.13丸山海斗新主将(政経3=上宮)率いる新チームで挑んだ今大会。8月のインカレ制覇の勢いのままいくと思われたが日体大、国学院大に連敗。また台風の影響で強く降った雨にも苦しめられ最後まで流れをつくることができず、2勝3敗の3位で秋シーズン初戦を終えた。 ◆9・29、10・13 関東学生秋季1部リーグ戦(白子サニーテニスコート他)<男子> ◯明大5―0法大 明大2―3日体大◯ 明大2―3国学院大◯ ◯明大5―0中大 明大2―3早大◯ エースペアが試合の流れをつくることができなかった。初戦をストレート勝ちで終え迎えた日体大との2戦目。インカレ団体戦で勝利し優勝を決めた相手だったが「自分たちの驕(おご)りや甘えの気持ちが出てしまった」(丸山)。インカレでも対戦したダブルフォワードの橋本・星野(日体大)ペア相手に一時は3-3まで追い付くも「流れの悪い時にお互い話し合わなくて切り替えができなかった」(丸山)。雨の影響でミスが多発し、3―5で敗戦。本倉・丸山ペアは5戦中2勝3敗で実力を発揮できず、チームも3位に沈んだ。悔しい3位だったが同時に収穫もあった。攻められた時に相手より先にミスしてしまうのが弱点だった明治。そこでインカレ後から〝攻められる側〟から〝攻める側〟の練習を重点的に行った。試合中、劣勢でも積極的に攻めのプレーを展開した。「インカレで倒せなかった早稲田に勝ちたい」(北本達己・商1=大和高田市立高田商)。インカレ覇者のプライドを胸に、さらなる躍進を遂げてみせる。[木村優美]試合後のコメント丸山――日体大、国学院大戦の敗因は気持ちの問題でしょうか。「そうですね。日体大はインカレで明治に負けていたので『絶対勝つ』という強い気持ちでやっていたんですけど、明治はインカレのような雰囲気ではなく『入替戦にいかなかったらいいや』という気持ちがありました。それが出てしまって全体の雰囲気が良くなかったです。気持ちの部分とか勢いで負けてしまったと思います。国学院大戦のときも気持ちの部分もそうだし、雨が強くて気持ちが入り切らなかったです」 ――主将としてどのようなチームにしていきたいですか。「周りから見て強いチームというか、インカレが優勝したチームなんだと思ってもらえるようなチームにしたいです」 北本 ――5戦中4勝と活躍しました。「インカレで優勝させてもらったので、1位の学校として勝ち続けなければいけないと試合をしなきゃいけないと思っていました。国学院戦は雨が降っていて、いつもと違う環境で周りに影響されてしまいました。自分の心の弱さが出たかなと思います。早大戦は負けられないし5番回すには勝つしかないという思いで戦いました。みんなの応援のおかげで勝つことができました」READ MORE -
インカレ閉幕 本倉が3位入賞 女子は笠井が3回戦敗退/全日本学生シングルス選手権
ソフトテニス 2018.08.115日間にわたるインカレが閉幕した。最終日のシングルスでは本倉健太郎(農2=岡山理大付)が3位入賞。女子は最高成績が3回戦敗退と厳しい結果となった。 ◆8・10~11 全日本学生シングルス選手権(浦安総合公園テニスコート他)<男子>本倉――3位丸山――ベスト8北本――ベスト16 立木、中平――4回戦敗退 <女子>笠井――3回戦敗退西永、上田――2回戦敗退<男子> 「満足はしていない」(本倉)。準決勝の相手は昨年度入賞を阻まれた船水颯人(早大)。「向かっていくだけ」(本倉)と、強烈なファーストサーブを立て続けに決め、1ゲーム目を5―3で勝ち取る。しかし、その後は相手のミスのない完璧なプレーにポイントを奪えず。王者の貫禄(かんろく)を見せ付けられ、ゲームカウント1―4で敗退。ダブルス、シングルスの両方で栄冠を早大に譲ることとなった。団体戦優勝で波に乗る明大。この流れを止めず、秋からは新たなチームで早大に立ち向かう。(写真:3回戦まで駒を進めた笠井)<女子>終始ペースをつかめなかった。3回戦に登場したのは、これまで快勝し勢いに乗る笠井菜々子(法1=広島修道大鈴峯女子)。しかし「相手にのまれた」と巧みな配球に翻弄(ほんろう)され、リードを奪えず。持ち味である粘りのテニスは影を潜め、結果は0―4のストレート負け。初のシングルス選手権は3回戦で幕を閉じた。 4年生が引退した新チームの初陣は、1カ月後の秋季リーグ戦。「団体で優勝したことがないので、しっかり優勝したい」(笠井)。思いを一つに、チーム全体でレベルアップを図る。[福田夏希・垣内萌恵]試合後のコメント本倉――3位という結果についてどのような心境でしょうか。 「シングルスの得意な方ではないので、ベスト4に入れて満足はしてないんですけど自信になりました」――昨年度はベスト8でした。 「去年より1個(多く)勝てて良かったんですけど、同じ相手に負けているので悔しいですね」――サーブが決まっていた印象です。 「サーブは今日、結構調子良かったです。準決勝の前の試合まではサーブが良くて結構ポイントになっていたんですけど、準決勝はちょっとコースが甘くなったら切り返されてというのがあったので、もう少しコースを厳しいところに狙えるようにしたいです」――新チームでの秋リーグへ意気込みをお願いします。 「やっぱり1部で結構上位には入っている状況なので、勝ち切って早稲田に挑戦したいなと思います」笠井 ――課題や直したい点は見つかりましたか。 「とりあえずサーブレシーブを入れて、バックを打てるようになりたいです」 ――1、2回戦はいかがでしたか。 「勝てるペースだったので最後まで追っていけたんですけど、3回戦はダメでした」 ――初めてのインカレはいかがでしたか。 「中学、高校で全国の経験があったんですけど、やっぱり初めてだったから少し緊張しました」READ MORE -
髙橋・西永ペア、安西・宮下こペアともにベスト16進出ならず/全日本学生選手権
ソフトテニス 2018.08.10ベスト16進出をかけたインカレ5回戦。明大からは髙橋勅有主将(商4=国本女子)・西永りな(法4=広島修道大鈴峯女子)らが出場するも、あと一歩及ばず。両ペアともに敗れ、ベスト16入りはかなわなかった。 ◆8・9~10 全日本学生選手権 (備前市総合公園テニスコート) <女子> 髙橋・西永ペア、安西・宮下こペア――5回戦敗退 笠井・鈴木ペア、宮下真・上田ペア――4回戦敗退 西本・小谷ペア――2回戦敗退 接戦をモノにできなかった。昨年度のインカレ個人戦ではベスト8の成績を残した髙橋・西永ペア。これまでを順調に突破し、5回戦へ駒を進めたが「自分のテニスができなかった」(西永)と苦戦。ここぞの場面で決定打が決まらず、主導権を奪うことができない。それでも「気持ちだけは負けない」(西永)と相手にしぶとく食らい付き、ファイナルゲームへ持ち込む。しかし反撃もここまで。2人で臨む最後のインカレは5回戦敗退で幕を閉じた。 悔しい、その一言に尽きる試合だった。4年生としてチームをけん引してきた2人。昨年度の秋リーグでは史上最高の2位という結果に貢献するなど、主力として活躍してきた。しかしインカレ団体戦、髙橋はまさかのメンバー落ち。「出られなかった分、気持ちを個人戦にぶつけよう」(髙橋)。最後の舞台にかける思いもひとしおだった。しかし結果は奮わず。3年間組んできた西永も「結果で恩返しできなくて申し訳ない」(西永)と涙をあふれさせた。 悔しさは次代で晴らす。同じく5回戦敗退に終わった安西美由希(法3=昭和学院)・宮下こころ(営1=文化学園大杉並)ペア。「悔しい思いをした分、悔しさを忘れず自覚を持っていきたい」(安西)と、さらなる飛躍を誓った。 この敗北を糧に、次はさらに上へ。明治の挑戦は続く。 [垣内萌恵] 試合後のコメント 髙橋 ――試合を振り返っていかがですか。 「ドロー的にチャンスだったのに、勝ち切れなかったのはやっぱり悔しいです」 ――主将としてのこの1年間はいかがでしたか。 「今振り返ると、つらかったことよりチームとして楽しかったことの方が多くて、自分が主将としてみんなを引っ張っていけるのかとか、すごい不安な毎日だったけど、明治の主将としてやってきて良かったのかなと思います」 西永 ――髙橋さんと2人で戦う最後の試合でした。 「本当に最後だったので、楽しもうって入ったんですけど、負けると悔しいし、二人らしさのテニスで終わりたかったんですけど、現実は甘くないなと思いました」 安西 ――来年に向けてどうしていきたいですか。 「試合に出てるのはだいたい知ってる相手だったりするので、自分たちが悔しい思いをしたので、悔しさを忘れずにこの1年間、集中して自覚を持って引っ張っていけたらいいなと思います」 ――秋リーグへの意気込みをお願いします。 「練習できる期間が1カ月くらいなので、みんなでリーグに向けて1位を狙えるように、課題をしっかり練習して、みんなで一つになって戦いたいと思います」READ MORE -
本倉・丸山ペア連覇ならず 北本・齋藤ペアは3位/全日本学生選手権
ソフトテニス 2018.08.10連覇の夢はかなわなかった。昨年度覇者の本倉健太郎(農2=岡山理大付)・丸山海斗(政経3=上宮)ペアは今大会優勝ペアに敗れベスト8。一方、北本達己(商1=大和高田市立高田商)・齋藤大樹(商2=木更津総合)は3位入賞を果たした。◆8・9~10 全日本学生選手権(浦安総合公園テニスコート他) <男子>北本・齋藤ペア――3位本倉・丸山ペア――ベスト8中平・米澤要ペア――ベスト16立木・根本ペア――5回戦敗退丸岡・金子ペア――4回戦敗退若林・佐藤ペア、米澤優・水﨑ペア、黒瀧・山口ペア、明渡・野村ペア――2回戦敗退 強敵相手に歯が立たなかった。本倉・丸山ペアの準々決勝は安藤優作・内田理久ペア(早大)との大一番。穴を突く的確なショットに「先に攻められなかった」(本倉)と序盤から後手に回ってしまう。そのまま相手のペースにのまれ、一気に4ゲームを落とす。後がなくなった5ゲーム目、丸山の強烈なボレーや本倉のコースを射抜くショットで1ゲームを返すも、反撃もそこまで。勢いに乗る相手を迎え撃つことはできず。団体戦優勝に続き、明大史上初の個人戦連覇が期待されていたが、実現とはならなかった。 作戦が功を奏した。北本・齋藤ペアは3位入賞。その勝因は「相手のテニスをさせない」(齋藤)戦術だ。強烈なストロークを打つ相手をツイストで翻弄(ほんろう)すると、後衛の北本も前へ。2人で次々にボレーを決め、相手のプレーを崩すゲームを展開。「満足した結果で終えられた」(齋藤)と見事に勝ち進んだ。インカレ最終日は、シングルス選手権。東インカレ3位の北本をはじめ、シングルスでも好成績を期待できる選手がそろっている。まだまだ明大の活躍から目が離せない。[福田夏希]試合後のコメント丸山 ――準々決勝の敗因は何だと思われますか。 「団体終わってから自分たちのテニスがそんなにできてなくて。疲れとかもあって向かっていけることが少なくなりました。でも今回は向こうが調子良くて、自分たちもテニスをして負けたという感じです」――大会を通して見つかった課題はありますか。「技術面もまだまだなんですけど、その前に気持ちの面で大会に向けて上げていくところとかをしっかり自分の中で明確にして、悪くても良い方向に持っていけるようにしていかないといけないと思います」本倉――ベスト8という結果についてはいかがでしょうか。「昨年優勝して今年もっていう気持ちで臨んでたんですけど、ベスト8で負けてしまって。悔しさはあるので来年リベンジしたいです」北本――ダブルスの振り返りをお願いします。 「ここまで上がれると思わなかったので本当にたまたまなんですけど、丸岡さん(俊介主将・政経4=尽誠学園)をはじめ先輩のサポートというか、いつも支える側なのにいざ勝ち上がっていったら、先輩が球上げとか練習相手とかしてくれたので、そういうところを見て自分も頑張らないとと。そういう人のために頑張ろうとしてここまで頑張れたと思います」READ MORE -
奇跡の大逆転 創部史上初男子インカレ団体V/全日本大学対抗選手権
ソフトテニス 2018.08.09長い歴史に新たな1ページを刻んだ。1日目を全勝で難なく勝ち上がり、決勝までストレートで勝ち続けた明大。決勝は準々決勝で大会6連覇中の早大を破った日体大と対戦。0-2と追い詰められるも、逆転で悲願のインカレ団体初優勝を勝ち取った。 ◆8・7~8 全日本大学対抗選手権(浦安総合公園テニスコート) <男子> <1日目>・2回戦○明大3―0長崎国際大・3回戦○明大3―0近大・4回戦○明大3―0四日市大 <2日目> ・準々決勝○明大3―0関大・準決勝○明大3―0関西外大・決勝○明大3―2日体大 ※殲滅(せんめつ)戦 3ペアで構成されたチームで勝ち抜き戦を行う方式 崖っぷちからつかんだ栄冠だ。決勝の相手は絶対王者・早大を倒し、勢いに乗る日体大。明大は相手のペースに完全にのまれ、1ゲームも取れずあえなく2連敗を喫する。後がない明大の命運はエース・本倉健太郎(農2=岡山理大付)・丸山海斗(政経3=上宮)ペアに託された。1次戦を危なげなく勝ち切ると、2次戦では早大戦で2勝を挙げたダブルフォワードの難敵・橋本旭陽・星野雄慈ペア(日体大)と対戦。序盤は相手のサーブアンドボレーに苦しみ、ゲームカウント1―3と窮地に立たされる。それでも「勝つことだけを考えていたので、負ける気はしなかった」(丸山)。立て続けに2本のサービスエースを奪うと、流れは一気に明大へ。相手のミスも重なり、ついにゲームカウント3―3の同点に追い付く。そして、迎えた運命のファイナルゲーム。4―4の場面で本倉がサーブの返球に選んだのはロブショットだった。「(打つタイミングは)ここしかない」(本倉)と放ったボールは無人のベースラインへ。これが決定打となり、見事逆転勝利を収めた。3次戦も勢いは止まらず。圧巻の3本回しで、チームをインカレ初優勝へと導いた。 新たな伝説を生む。昨年のインカレ個人で明大勢27年ぶりの優勝を飾った本倉・丸山ペア。今年狙うは明大史上初の同一ペアによる個人戦連覇だ。本倉・丸山ペアの快進撃はまだまだ止まらない。 [大橋未来] 試合後のコメント北本英幸コーチ ――決勝では今までとペアの順番を入れ換えましたが意図は何でしょうか。 「早稲田想定だったんですけれども、最後はああいうふうにしようと思っていました。二人が前衛に来る日体大のペア(橋本・星野ペア)と本倉・丸山ペアが最初に当たるのが嫌だったので」丸岡――優勝した今の率直なお気持ちをお聞かせください。 「うれしいしかないですね」 ――胴上げの感触はいかがでしたか。 「1年間主将をやってきて、やり始めたころは主将をやってきて良かったなと思えることが一つもなくてつらいことばかりだったんですけれども、胴上げされて今日初めてやってきて良かったなと思うことができました」 丸山 ――日体大に追い込まれた時の心境はいかがでしたか。 「勝つことだけを考えたりとか、勝った後どういう行動をしようとか考えていたので、あまり負けるとか負けそうとか考えてなかったです」 本倉――優勝した今のお気持ちはいかがですか。 「率直にうれしいです。僕は団体戦初めて優勝するので、個人戦の時よりももっと大きい喜びというか、日頃お世話になっている人に団体で勝って恩返しができたかなと思ったので、本当に感謝とうれしい気持ちでいっぱいです」――最後のポイントを決めた瞬間はいかがでしたか。 「本当に最後の試合のマッチポイントは一番今日のなかで緊張したというか、自分に1ポイントの気持ちでと言い聞かせました。緊張しないように振り切っていけたので良かったです」 ――丸岡さんを胴上げしたいと仰っていましたが、胴上げはいかがでしたか。 「本当に良かったですね。僕は部屋も一緒で、胴上げもできたので、本当に良かったです」READ MORE -
東女体大にストレート負け 3年連続のベスト8/全日本大学対抗選手権
ソフトテニス 2018.08.08ベスト4への壁は高かった。初日の3戦を勝ち上がり臨んだ2日目、準々決勝の相手は東女体大。序盤から相手に主導権を握られ、0-3のストレート負け。三度目の正直とはならず、団体戦はベスト8で幕を閉じた。 ◆8・7~8 全日本大学対抗選手権(備前市総合運動公園テニスコート他)<女子><1日目>・1回戦〇明大3-0至学館大・2回戦〇明大3-1四国大・3回戦〇明大3-0青学大<2日目>・準々決勝明大0-3東女体大※殲滅(せんめつ)戦 3ペアで構成されたチームで勝ち抜き戦を行う方式 相手のペースにのみこまれた。準々決勝の相手は昨年のインカレ覇者である東女体大。春季リーグ戦でも敗北を喫していたが「意識はあまりしていなかった」(安西美由希・法3=昭和学院)。しかし、インカレの緊張に押しつぶされ「自分たちの力を出せなかった」(髙橋勅有主将・商4=国本女子)と終始先手を取られる展開に。その後もメンタル面からミスを連発し、結果は0-3のストレート負け。3年連続のベスト8止まりとなった。 この悔しさを忘れない。大幅なオーダー変更を行い、団体出場3ペア全てに前衛を入れた今大会。後衛である髙橋は「単純に自分の実力不足」とメンバーを外されてしまった。1年間主将としてインカレベスト4の壁を超えることを目指して練習してきた髙橋。それでも大学最後の団体戦を応援という立場から一番近くで選手たちを支え続けた。ベスト8という結果に「やっぱり悔しい」(髙橋)と涙を浮かべたが、今大会をもって次の代へと思いを引き継ぐ。次期主将となるのは、選手として準々決勝の悔しさを味わった安西。今日の思いを胸に、悲願のインカレ日本一をつかみにいく。 [木田諒一朗] 試合後のコメント髙橋 ――インカレ団体戦を振り返っていかがでしたか。「去年ベスト8で終わってしまって、自分的には去年よりも上回りたいという気持ちで1年間やってきました。自分は今回選手ではなく応援という立場で見ていてやっぱり勝ってほしかったけど、あと一歩足りなかったのはキャプテンとしてチームをうまく一歩上に引っ張れなかった実力のなさなのかなと思っています」 西永――後輩に伝えたいことはありますか。「いつもこの結果で、毎年悔しい思いをしています。なので来年こそは勝ってもらって監督も喜ばせてほしいなと思います」――選手権に向けての意気込みをお願いします。 「髙橋と組めるのも最後なので、選手権では悔いの残らないように2人で一戦一戦頑張っていきたいです」安西――新しい代としてどのようにしていきたいですか。「この団体戦の悔しさを忘れないで、また明日から個人戦があるので団体戦のつもりでみんなで一生懸命戦っていきたいと思います。秋リーグではまた東女体大と当たると思うので、今日の悔しさを忘れずに自分たちから攻めていきたいです」 READ MORE -
東インカレ準V インカレへの期待高まる/東日本大学対抗競技大会
ソフトテニス 2018.07.01大会初日を全戦全勝で終え、迎えた2日目。準決勝で中大を下し、臨んだ決勝の相手はもちろん絶対王者・早大。粘り強く立ち向かうも結果は0―3のストレート負け。団体優勝の夢は、インカレまでおあずけとなった。◆6・30~7・1 東日本大学対抗競技大会(白子サニーテニスコート)<男子><2日目>・準決勝○明大3―1中大・決勝 明大0―3早大○※殲滅(せんめつ)戦 3ペアで構成されたチームで勝ち抜き戦を行う方式 収穫のある敗戦となった。決勝の早大戦の結果を見れば0―3のストレート負け。しかし、2番手丸岡俊介主将(政経4=尽誠学園)・金子大祐(営2=大和高田市立高田商)ペア、3番手本倉健太郎(農2=岡山理大付)・丸山海斗(政経3=上宮)ペアがファイナルゲームにまでもつれ込む大接戦に。「1年たってここまで対等にやり合えるようになった」(金子)と同等の戦いを繰り広げた。唯一、早大との差は、勝負どころでの強さだ。今大会では幾度となくデュースで勝機を逃す場面に苦汁を味わった。「ちょっとずつ早大を倒せる位置まできている」(金子)。あとは「やり切れるかどうか」(本倉)が団体優勝のカギとなる。 レギュラー争いが激化する。王座に引き続き、様々な組み合わせを試した今大会。北本達己(商1=大和高田市立高田商)や根本大地(政経1=大和高田市立高田商)と1年生を戦力として起用。ルーキーの台頭がチーム内での競争力の活性化へとつながった。次の舞台は8月に控える全日本インカレ。「ずっと打倒早稲田と言っている」(丸岡)。これ以上早大の優勝を間近で見届けるわけにはいかない。新戦力導入で悲願の優勝をつかみにいく。[木田諒一朗]試合後のコメント丸岡――決勝戦ではファイナルゲームにまで持ち込みました。「もともとファイナルまでいくことはなかったんですけど、王座の個人戦でも今回でもファイナルまでいけたことは自信にしていきたいです。そこで勝ち切れないってことは最後の詰めの部分や本当に勝負の懸かった場面で自分の力以上のものを出さないと倒せる相手ではないと思います。インカレでは自分が持ってるもの以上や自分の最大限が勝負どころで出せるように頑張っていきたいと思います」本倉――実際に得た課題は何でしょうか。 「最後に競った時に僕が弱気になったり点が取れなかったです。結局ファイナルのデュースになっての、やり切れるかどうかだと思います。技術面というよりはそちらです」金子――インカレに向けて意気込みをお願いします。 「ずっと去年から早稲田に負けてきて、早稲田1位で明治が2位というこの壁がやっぱり高いんですけど、やっている手応え的にはちょっとずつ倒せる位置まできたかなという感じです。最後は1カ月やることやって、僕は丸岡さんと組ませてもらってるんですけど去年はキャプテンの平井さんを胴上げしようってやってきて2位で負けちゃったので、今年こそは早稲田に勝って丸岡さんを胴上げできたらなと思います」READ MORE -
日体大に完敗 ベスト4に終わる/東日本大学対抗競技会
ソフトテニス 2018.07.01またも頂点に届かなかった。2回戦、準々決勝と全勝し準決勝まで駒を進めた明大。しかし前日までの勢いは影を潜め、春リーグ女王・日体大相手に0─3のストレート負け。昨年同様、ベスト4に終わった。◆6・30~7・1 東日本大学対抗競技会(白子サニーテニスコート)<女子><2日目>・準決勝 明大0─3日体大〇 ※殲滅(せんめつ)戦 3ペアで構成されたチームで勝ち抜き戦を行う方式 終始、流れをつかめなかった。1番手に登場したのは安西美由希(法3=昭和学院)・宮下こころ(営1=文化学園大杉並)ペア。第1セットを落とし「先に打っていこう」(安西)と気持ちを切り替え、その後は立て続けに8ポイントを獲得。怒涛(どとう)の勢いで2ゲームを連取した。しかし「相手のリズムになってしまった」(安西)と、前日から続く強風や相手の前衛に苦しめられミスを連発。3─5で第1ゲームを落とした。続く2番手の宮下真緒(法2=文化学園大杉並)・上田理央(政経2=文化学園大杉並)ペアも2─5で敗れ、チームカウント0─2に追い込まれる。窮地に立たされ、3番手に登場したのは髙橋勅有主将(商4=国本女子)・西永りな(法4=鈴峯女子)ペア。序盤は「自分たちのペースでできなかった」(髙橋)と、昨年インカレ優勝歴のある笠井佑樹・尾上胡桃ペア相手に2ゲームを連取される。しかし粘りのプレーで相手のミスを誘い、着実にポイントを重ね直後の2ゲームを取り返す。セットカウント2─2とスコアをタイにするも、反撃はここまで。「チャンスで焦ってミスが多くなった」(髙橋)と、その後の3ゲームを奪われ、2─5で試合終了。チームカウント0─3で惨敗を喫し、昨年を越えられず、ベスト4で東インカレは幕を閉じた。 この敗北を夏につなげる。チームの雰囲気や個々の技術など、課題が見つかった今大会。インカレまでは残り1カ月。「優勝のためにやってきている」(髙橋)。残された時間で反省を生かし、今年こそチーム一丸となって頂点をつかんでみせる。[垣内萌恵]試合後のコメント髙橋――試合を振り返っていかがですか。 「一人一人がチームのために声を出そうとかやっていたのは、すごい良かったなと思います。ですが今回負けて、これが今の実力で、どこまで上げられるかが課題なのかなと思いました」――インカレへの意気込みをお願いします。 「今までインカレ優勝のためにやってきているので、みんなで優勝していきたいです」安西――試合を振り返っていかがですか。 「1試合目ということで、自分から先に行こうと思って試合に挑んだんですけど、相手の方が先に攻めてきて打ち込まれたので、相手が上だったかなと思います」――第2、3セットのゲーム内容はどうでしたか。 「1セット目の入りが悪かったので、2セット目からは自分が先に打っていこうという気持ちでやっていたので、相手も自分のボールに対して遅れて入ってくれたり、前衛の子もしっかり決めてくれたのでそこは良かったのかなと思います」――第4セット以降に調子が崩れた要因はいかがですか。 「一応ベンチで入っていた方からロブを使っていくことを言われて、それをやろうと思ったんですけど、風がある中で、ロブがコートに入らなかったり、前衛に取られだしてから相手のリズムになってしまいました」READ MORE -
順調に勝利しベスト4進出/東日本大学対抗競技会
ソフトテニス 2018.07.01全戦ストレート勝ちでベスト4を決めた。シードからスタートの明大は、1日目で慶大と国学院大と対戦し順当に勝利を収めた。次はリーグ戦で敗北を喫した日体大戦。リベンジを果たし決勝進出を狙う。 ◆6・30~7・1 東日本大学対抗競技会(白子サニーテニスコート)<女子><1日目>・2回戦〇明大3─0慶大・準々決勝〇明大3─0国学院大 ※殲滅(せんめつ)戦 3ペアで構成されたチームで勝ち抜き戦を行う方式 吹き荒れる風と暑さの中、ベスト4進出をかけて国学院大と対戦した。1番手は、高校時代からペアを組んでいる宮下真緒(法2=文化学園大杉並)・上田理央(政経2=文化学園大杉並)の2人。宮下真の緩急のあるストローク、上田の強烈なスマッシュがさく裂し、5─2で勝利する。続く2番手の髙橋勅有主将(商4=国本女子)・西永りな(法4=鈴峯女子)ペアは、序盤はシーソーゲームとなり厳しい時間が続いた。「ミスを気にしてミスにつながってしまった」(髙橋)とミスを連発するも、後半は粘りを見せ5-3で勝ち切る。3番手を任されたのは安西美由希(法3=昭和学院)・宮下こころ(営1=文化学園大杉並)ペア。序盤は安西が「攻めようとしすぎて自分のリズムが崩れた」ためミスを多発し、またもやシーソーゲームとなった。しかし終盤は、宮下この絶妙なコースへのストロークやボレーで持ち直して5─3で勝ち、チームカウント3-0で勝利を収めた。 勝利はしたものの内容は芳しくなかった。「インカレは団体戦なのに全体的にムードが悪い」(髙橋)。今大会の成績は明らかに8月のインカレに影響する。まして次の相手はリーグ戦で優勝した日体大戦。チーム全体で気持ちを入れ替えて試合に臨む。 [大橋未来] 試合後のコメント髙橋――今日の試合を振り返ってどう思われますか。 「東インカレはインカレに向けての調整というか、インカレでしっかりやるための課題を見つけるとかそういう試合だと思っていて、まず全体的にムードが悪いというのが正直あって、やっぱり団体戦で勝たないと意味がないからそこは変えていかなきゃいけないのかなと思います。個人的には試合は勝ったけど、もっと簡単に勝てる相手なのにギリギリな試合をしてしまったので、そこは変えていかなきゃいけないのかなと思います」 ――明日への意気込みをお願いします。 「インカレに向けての東インカレの団体だと思っているので、今日全体的に振り返っても一個一個しっかりチームのまとまりとか、自分の技術の面とかで甘い部分があったので、今日リセットしてもう一回できたらいいなと思います」 安西――今日を振り返ってどうですか。 「今回の課題として、セカンドレシーブは攻める、簡単にクロスに打たないでストレートに打つ、ラリー中でも前衛の方で攻めるって言うのを課題として取り組んできて、1試合目は高い打点で自分のテンポで打てたり、レシーブも決めることができたんですけど、2試合目は攻めようとしすぎて自分のリズムが崩れだしてから、迷いが生まれてしまい、ミスに繋がってしまいました」 ――風や暑さの影響は。 「風はやっぱり強かったので、試合には影響してきました。私の打ち方だと打点が低いと風の影響でアウトしてしまうけど、高い打点だと自分のテンポで、打ちやすいところで打てるので、そこを意識してやりました」 ――明日の日体大戦への意気込みをお願いします。 「明日も風が強いと思うので、前衛の方に攻めるということは意識したいのと、チームでやっていて雰囲気がちょっと悪かったので、明日は盛り上がって頑張っていきたいです」READ MORE -
東インカレ開幕 盤石の強さでベスト4進出/東日本大学対抗競技大会
ソフトテニス 2018.07.01インカレ前哨戦、東インカレが開幕した。殲滅(せんめつ)戦で行われる今大会。昨年度準優勝の男子は準々決勝までを全戦全勝で突破。ベスト4進出を決めた。◆6・30~7・1 東日本大学対抗競技大会(白子サニーテニスコート)<男子><1日目>・1回戦◯明大3―0東北大・2回戦◯明大3―0立大・準々決勝◯明大3―0慶大 ※殲滅(せんめつ)戦 3ペアで構成されたチームで勝ち抜き戦を行う方式 揺るぎない強さだ。1、2回戦を危なげなく突破し、迎えた準々決勝。相手は昨年度のインカレで接戦を繰り広げた慶大だ。1番手に登場した本倉健太郎(農2=岡山理大付)・丸山海斗(政経3=上宮)ペアは昨年度のインカレ団体で敗れた相手に対し、第1ゲームから猛攻を仕掛ける。後衛の本倉は「自信にもなった」と、前衛の横を抜くストレートで相手を置き去りに。1週間前の王座に米澤要(営3=能登)とのフォワードで出場した丸山も、高い打点から打ちつけるスマッシュで圧倒。一つのゲームも落とさず、リベンジを果たした。 新たな課題か。2番手も快勝し、3番手の丸岡俊介主将(政経4=尽誠学園)・金子大祐(営2=大和高田市立高田商)ペアがあとに続く。しかし「先に攻められてしまった」(金子)といきなり2ゲームを落とす。その後巻き返すも、デュースで再び2ゲームを献上し、ファイナルゲームへ。フルカウントでゲームを制すも、猛暑の中での長期戦に「疲れが出てしまった」(丸岡)。リードを守り切れず、ミスを連発。決して満足のいく内容ではなく、インカレに向け体力面での課題が見えた試合だった。 流れを呼び寄せる。2日目に待つは王者・早大。悲願のインカレ制覇に向けてまずは1勝。確かな手応えをつかみたい。 [福田夏希] 試合後のコメント丸岡 ――チームとしては全勝という結果です。 「全体的には良かったと思っています。ミスとかもあったんですけどその後しっかり取れたのが他の2ペアです。僕らは取れなくて最後のファイナルゲームに入ったので、そういうところは引きずらずに向かっていけるようにしたいです」 本倉 ――今日の振り返りをお願いします。 「慶応戦の対戦ペアは去年1回も勝てなくてインカレの団体も負けていたので、今日勝てて自信にもなったしリベンジできたので良かったです」 金子――明日への意気込みをお願いします。 「ずっと去年から早大に負け続けているので、インカレ前に勝って岡山に乗り込みたいです」READ MORE
特集記事 SPECIAL
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【ソフトテニス部】BEYOND
快進撃は止まらない。昨年度、男子は創部初のインカレ団体戦優勝、女子は宮下こころ(営2=文化学園大杉並)が皇后杯連覇とチーム史に残る輝かしい結果を収めたソフトテニス部。今年度も男女ともに日本一を狙える実力は健在だ。過去の栄光を越え、さらなる高みへ。本特集は進化を続ける選手たちを取り上げる。READ MORE -
【ソフトテニス部】Rising
頂点を目指す1年が始まる。近年大きく飛躍を遂げているソフトテニス部。男女ともにインカレ優勝を狙えるだけの力を付けている。そんなチームも昨年は、男女ともに惜しくも団体戦のタイトルには手が届かず。しかし、チーム力は長い部の歴史の中でも史上最強の呼び声高い。今年こそ悲願の団体優勝へ。本企画はそんな成長を続けるソフトテニス部を取り上げる。READ MORE
部の紹介 INTRODUCTION
東京オリンピックが開催された昭和39年に創部される。軟式庭球とも呼ばれ日本発祥の競技で、主にアジア圏で盛んに行われている。ソフトテニスのボールは形が変幻自在に変化し、選手の繰り出す軟式ならではのサーブは見物だ。男子と女子に別れて活動をしており、主に生田キャンパステニスコートで練習を行っている。2015年には女子も創部初の1部リーグへと昇格。現在は男女共に1部リーグ所属と、古豪から強豪へと名をはせ始めた。日本代表も数多く選出されており、近年の活躍が目まぐるしい。長らく頂点から遠ざかっているが、明大が栄冠を奪う日も近い。