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関東学大に惨敗、優勝逃す/関東学生春季男子2部リーグ戦
ハンドボール2部優勝決定戦となった18日の試合。本学と同じくここまで無敗の関東学大を迎え、前回までの余裕な試合運びから一転して終始苦戦を強いられた。試合終盤ぎりぎりまでの猛攻もむなしく29-31のわずかな差で関東学大に敗れ、2部2位という結果に終わった。 開始直後から明治は、積極的に声を出す関東学大の勢いに完全にのまれた。先制点を奪われた上、前半中盤に主力の杉本(営1)と高橋(良・営2)が相次いで退場となったのをきっかけにチームは総崩れになり、関東学大に一気に4点差をつけられた。 後半に入り調子を取り戻し始めた明治は小野(法2)を中心に果敢に攻めて逆転を狙うが、関東学大にフリースローを相次いで与えてさらに失点を重ねてしまう。後半も終わり近くなってからようやく点差が縮まったが、時すでに遅く逆転できぬまま試合終了。7年ぶりに2部に降格した本学は、その2部でも優勝を逃すという結果となった。 試合後、目を赤くした吉野主将(商4)は「チームをしっかりまとめられなかった」と言葉少なく振り返った。「腹が煮え繰り返るような思い」と悔しさをあらわにした松本監督は「守ろうという気持ちがない、闘志が足りない」と精神面の弱さを指摘。入れ替え戦までに、ミーティングを開き気持ちを入れ替えていく。 この敗戦により、本学は2部リーグ2位が確定した。入れ替え戦は、先日の松本監督の要請【青学大戦の記事を参照】が受け入れられなかったことにより、予定通り1部9位の国武大と25日、対戦することとなる。READ MORE -
1部昇格、秋へ向け筋力強化/関東学生春季男子1部・2部入替戦
ハンドボール昨年の秋季リーグ入替戦で敗れた国武大に対し明治が勝利。ついに念願の1部の座へと返り咲いた。「2月からやってきたことに成果とともに結果もついてきた。正直ほっとしている」と語るのは今年の2月から新たにコーチに就任しチーム改革の柱を担ってきた松本勇コーチだ。チームを1部昇格へ導いたカギは松本コーチの指導したディフェンス力にあった。 昨年の秋季リーグ入替戦で2部降格が決定、チームはどん底に突き落とされた。しかしそんな時、以前から「明治のコーチとしてチームを立て直してほしい」と松本監督がラブコールを送り続けていた人が松本コーチだった。松本コーチはハンドボールの実業団だった中村荷役を優勝へ導いた敏腕コーチ。それまで、腰をあげなかった松本コーチも2部降格の知らせを聞き、ついに立ち上がった。 就任してから、松本コーチが最初に取り組んだのは基礎からの建て直し。そこでまずは、ディフェンスを3:2:1の布陣に変更。1対1で守るこの布陣はパスカットもしやすく、速攻攻撃もしかけやすい。これを極めればディフェンスだけでなくオフェンス能力も向上する。しかし、「全く違うことをやり始めてすぐには定着しないし、チームワークが必要」(松本コーチ)なため、春休み中は他大との練習試合をこれまでよりも多くこなし実践形式で慣れさせ形にしていった。そうして挑んだ今季リーグ戦ではディフェンスをうまく機能させることで勝利を掴んでいった。 しかし、勝ち進む中で油断も生まれた。中大との入替戦を目標に練習を続けてきた本学【青学大戦を参照】だったが最後の2部優勝決定戦でまさかの関東学大に敗戦。気持ちを新たに昨年の屈辱を果たすべく国武大戦へ臨んだ。 昨秋の国武大戦での敗因を「ディフェンスをそれまでの固定のメンバーではなく入れ替えてしまった」(松本監督)ことから今季はこれまで出場し続けてきたメンバーで挑んだ。また、今季リーグでは初めて試合前にミーティングを行い、士気を高めたという本学。技術も精神も万全に思われた。が、それとは裏腹に試合が始まると全体的に動きが固く、ミスも連発。また、ポイントゲッターである杉本(営1)や吉野主将(商4)得意のサイドシュートも決まらない。流れが国武大に傾きかけるもなんとかディフェンスを崩さないことで点差を開かせることなく守りきった。 そして迎えた後半戦。そこでは前半の固い動きが消え、普段通りのプレーを取り戻した。杉本(営3)を筆頭に次々とシュートを決めていく。試合の流れを掴み返した本学は、ディフェンスでも活躍。1対1のディフェンスで「自分からしかける」(松本勇コーチ)ことで相手に圧をかける。相手のディフェンスの足が完全に止まると、そのまま点差を開き最後は余裕を見せ勝利を収めた。選手たちも安堵の表情を見せ、駆けつけた選手の家族も拍手で1部昇格を讃えた。 春季リーグではディフェンスの基礎を定着させ新たなスタートに立った本学。しかし秋季からは1部でも通用するレベルへディフェンスの精度もあげなければならない。そのために、毎年秋季リーグまでの間に本学が出場するミニミニカップには出ず、練習に励む。特に1部でのディフェンスを想定し、当たり負けしない体づくりを目指す。また「秋まではオフェンス面も鍛えるために筋トレを増やす。下半身を強くしフットワークを鍛える」(松本コーチ)。今まで週1回だった筋トレを2回に増やし、全体的なチームの底上げを目指す。 近年、1部に在籍し続けてきた本学はつねに入替戦に出場、追いかけられる立場だった。しかし、今年は久しぶりに追いかける立場を味わった。追いかける気持ち、それは1部にあがりたいという向上心。1部に残りたいという気持ちとは違うものだ。秋季リーグでも、追いかける気持ちそして挑戦者の気持ちを忘れずにいてほしい。READ MORE -
東日本学生選手権に向けて/通常練習
ハンドボール7月30日、本学和泉校舎の体育館で行われた通常練習。この日で試験明けとなった本学は、いよいよ長い夏の戦いを迎えることになった。 この日の練習では、試験明けということもあり入念にストレッチなどの基本トレーニングを行った。また吉野主将(商4)は8月7日から始まる東日本学生選手権について「学年関係なく全員で戦う」とチーム一丸となって、大会に臨むと意気込んだ。 また8月30日からは1部秋季リーグが始まる。「リーグ戦4位以上が目標。夏は部活だけの環境になるのでレベルアップを図りたい」(吉野主将)。近年本学は、入替戦に臨むことが多く、そして強豪校ぞろいの1部リーグだけに、夏の貴重な1ヵ月を有効に活用して上位進出を目指してほしい。大会案内ミニミニカップ平成20年度第30回東日本学生選手権8・7 対金沢大(国士大多摩校舎体育館 13:00~)8・8 対東北学大(国士大多摩校舎体育館 14:30~)8・9 対北海道大(国士大多摩校舎体育館 14:30~)READ MORE -
組1位で全日本学生選手権へ!!/東日本学生選手権
ハンドボール8月7日から9日にかけて行われた東日本学生選手権。本学は初日から3連勝と次々に強豪校を破り、見事C組の頂点に。11月に山口県周南市で開催される全日本学生選手権の出場権を手に入れた。 また、各組で最も活躍した選手である優秀選手には、本学ハンドボール部主将である吉野泰雅(商4)が選ばれた。READ MORE -
ついに開幕!!/関東学生秋季男子1部リーグ戦
ハンドボール8月30日、ついに秋季男子1部リーグ戦が開幕した!本学は春季リーグ戦で入替戦を制し1部に復帰。全日本学生選手権の出場権獲得など、勢いに乗る現在の本学ハンドボール部だけに、リーグ戦での活躍が期待される。 これまで2戦2敗と苦しいスタートだがまだリーグ戦序盤。十分に挽回が可能だ。次回本学は初勝利を懸け、9月6日に順大と対戦する。READ MORE -
明治、痛い引き分け/関東学生秋季男子1部リーグ戦
ハンドボール今試合は、リーグ戦の対戦成績を五分に戻すためにも負けられない一戦。前半は本学ペースで試合が運んだ。しかし後半、ミスからリズムを崩し、終わってみれば同点となった。READ MORE -
残り4秒の猛攻で何とか引き分け/関東学生秋季男子1部リーグ戦
ハンドボールここまで2戦2敗と、1部の洗礼を受けた明治。6日の順大戦では接戦を制してようやく1勝を挙げたが、続く13日の国士大戦ではリードしながらも引き分けに終わり、対戦成績を五分に戻すことはできなかった。 敵陣・国士大多摩校舎で行われた国士大戦。「行け行け国士!押せ押せ国士!」と国士大の応援のみが響く中、アウェーの雰囲気にのまれたのか明治の立ち上がりは遅く、常に1~2点先を行く国士大を追う展開となった。 しかし前半15分ごろ、吉野主将(商4)、加藤(良・農2)、山口(法2)が相次いで単身切り込み連続得点。形勢を逆転した明治はその後も高橋(良・営2)などの活躍で点差を広げ、4点リードで前半を終えた。 ところが後半に入ると徐々に国士大に押し戻され始める。GK・糸(祐・文3)が前半での負傷もものともせずにファインセーブを連発するが、国士大の勢いの前に4点の差はみるみる縮まり、後半27分にはついに追いつかれ、終了7秒前には逆転されてしまう。 誰もが勝利を確信し、国士大の選手は総立ちで歓声を上げた。しかし明治はこの状況にもあきらめず、スキを突いて杉本(営1)が攻め込んだ。残り4秒で杉本の放ったシュートは、試合終了と同時に相手のゴールに突き刺さり、明治の3敗目は辛うじて避けられた。 負けはしなかったものの満足できない試合内容に松本監督は「勝てる試合だったのに。ミスをどれだけ減らせるかが課題だ」と悔しげに振り返り、「上位を目指す上で、格上に勝つためには緊張感のある『試合のための練習』を徹底していかなくては」と、もう負けられない残り5試合を見据えて気を引き締めていた。READ MORE -
攻守に力の差、早大に敗れ3敗目/関東学生秋季男子1部リーグ戦
ハンドボール本学は早大の素早いパス回しからの攻撃に苦しめられ失点を重ねた。なんとか反撃を試みるも、相手の堅い守備の前に、最後まで流れを作れず敗戦。リーグ3敗目を喫した。READ MORE -
流れものにできず敗戦/関東学生秋季男子1部リーグ戦
ハンドボール9月15日、日体大健志台体育館で行われた早大戦。チームの目標である5位以内を目指すためになんとしても勝ちたい本学だったが、試合序盤から早大にペースを握られ敗戦した。 「出だしから相手に合わせてしまった」(吉野主将・商4)。この言葉が表すとおり、本学は試合開始直後から相手に4連続得点を許す。負けじと本学も加藤(佳・営3)や高橋(良・営2)の活躍で得点を奪う。しかしなかなか点差は縮まらず、そうこうしているうちに早大は、本学のミスからの速攻でリードを着実に広げ、明治の8点ビハインドで前半を終えた。 後半に入り本学は、早大と互角の戦いを見せる。だが前半の大量失点が響き早大に敗れ、またも勝敗を五分に戻すことはできなかった。 これで本学の残り試合は4。次の対戦相手はここまで全勝の東海大だ。これからも厳しい戦いが続くリーグ戦だが、5位という目標に向かってチーム一丸頑張ってほしい。試合後のコメント吉野主将:後半は追い上げたが、流れを自分たちに持ってこれなかった。(これからは)上級生が厳しくなって、練習から緊張感を持たなければ。ディフェンスはまとまってきているから、オフェンスの力をあげる。(東海大戦に向けて)ノーマークシュートを確実に決めるなど、当たり前のことをやれるようにしたい。松本監督:立ち上がりで早稲田の気迫に負けた。ミスからの速攻でリードを許した。前半の点差が大きかった、後半は良かったのに…。(これからは)厳しい練習をしていかなければならない。選手たちも課題は気付き始めただろうから、自発的な練習を期待したい。READ MORE -
東海大に完敗/関東学生秋季男子1部リーグ戦
ハンドボール いまだ1勝しか挙げられていない明治は、ここまで全勝の東海大に終始押されてまたも敗戦。対戦成績は1勝4敗1分となった。READ MORE
部の紹介 INTRODUCTION
日本でのハンドボールの知名度はそこまで高いとは言えない。しかし欧州ではサッカーやバスケットボールと並ぶ人気スポーツの1種である。その見所は激しい体のぶつかり合いや、素早い得点の応酬。迫力あふれるシュートシーンを一度見たらその魅力に夢中になること間違いない。またフィジカル面だけでなく、緻密に練られた作戦もハンドボールを語る上では欠かせないポイントだ。1936年からオリンピックの種目に登録され、近年は韓国をはじめとしたアジア各国でも人気急上昇中。そんなハンドボールの大学1部リーグに位置しているのが我らが明大。インカレ日本一を目標に、日々進化を続ける。