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3位入賞で初めてのシード権獲得!/全日本大学駅伝
競走下位に沈み、伊勢路への不安を残した出雲駅伝から3週間。しかし、選手たちはその不安を払拭(ふっしょく)する走りを見せ、一時は首位に浮上した。最後は細川(勇)がガッツポーズを見せながら3位でゴールテープを切り、本学は3回目の出場にして初めてのシード権を獲得した。 昨年に引き続き1区を任された北條は序盤からハイペースで飛ばすジュグナ(第一工大)や柏原(東洋大)らに惑わされることなく自分のペースを守り、第2集団で堅実な走りを見せた。終盤、集団からは遅れてしまうものの、10位で鎧坂に襷をつないだ。 各大学のエースが集まる2区を走る鎧坂は積極的な走りを見せた。「前を前をと意識した」(鎧坂)。その言葉通り10位からシード圏内の6位へ順位を押し上げる好走。一気に流れを引き寄せると、大学駅伝初出場となった近藤も順位を落とすことなく襷は4区の石川(卓)主将へつながれた。 石川(卓)主将は6位で襷を受けると、自分から志願したというこの4区で気迫溢れる走りを見せた。中盤に3人を抜き去り3位に浮上すると、1位との差も徐々縮めていき、好位置で5区の安田に襷をつないだ。 故障が長引いていたため、久しぶりの試合となった安田だったが、そのブランクを感じさせない快走を見せた。襷を受け取るとすぐ東洋大をかわし、着実に1位の三田(早大)との距離を詰めていく。そして6㎞地点で三田に追いつくと、一気に抜き去り差を広げていった。2位と34秒もの差をつけ、区間賞の走りを見せると6区渡辺へ襷リレー。 大学駅伝初出場となった渡辺は、「最初からゆとりを持って自分の走りができた」という言葉通り、落ち着いた走りを見せ1位を維持。2位との差を1分04秒に広げる好走を見せた。次の7区を走る遠藤は区間賞の快走で、ついに襷はアンカーの細川(勇)へ渡った。 ゴールへ向かって懸命に走っていた細川(勇)だったが、7㎞過ぎについにダニエル(日大)につかまってしまう。一瞬にしてトップの座を奪われるとその差は開くばかり。終盤、大津(東洋大)にも抜かれるものの、本学はシード圏内の3位でレースを終えた。 前半に鎧坂、石川(卓)、安田らの軸となる選手を投入し、流れをつくるという采配が的中した。「駅伝らしい駅伝ができたことが収穫。個の力が襷リレーで3位という結果になった」(西駅伝監督)。出雲駅伝での失敗を受け、「全員が心の中で結果を残そうと責任感を持てて、それがいい方向にいったと思う」(石川(卓)主将)と3週間という短い間で見事にチームは立ち直った。 チームの最大の目標である箱根駅伝まで残り2ヶ月。出雲駅伝では12位、全日本大学駅伝では3位と結果を上げてきただけに、最後、目指すはもう頂点しかない。☆レース後のコメント☆西駅伝監督鎧坂、石川(卓)の走りは思惑通り。3区で凌ぎ、4区でさらに上げた。駅伝らしい駅伝ができた。箱根駅伝へ向けてまた2ヶ月長いから気持ちを引き締める。山本コーチ3位はいいんじゃないか。上出来。前半で流れをつくり、トップで走ることの相乗効果をねらった。それが5~7区で上手くはまった。遠藤監督渡辺は良かったし、後ろの3人もいい走りだった。安田はやるときはやる選手。意地を見せてくれたと思う。チーム力が高まってきたし、いい順位だと思う。箱根本番はきちっと仕上げたい。1区 北條もうちょっといい走りをしたかったが、出雲よりは許せる走りだった。緊張はなかったが、去年より30秒遅く、順位も2つ悪かったのが悔しい。出雲よりは多少調子が良かったので、箱根では最高の調子にしたい。2区 鎧坂後ろで襷をもらったから少しでも前を追わないと前に行けない。前を前をと意識した。出雲よりチームは多少良くなった。特に練習を変えたわけではなく、出雲であの結果だったから油断なくやれたのが良かったんだと思う。これからはもう一回見直してやっていきたい。3区 近藤チームがシード権を取れてうれしい。反面、自分でもうちょっと流れを変えなければならなかった。キャプテンに頼ってしまった。個人的には体力が戻りきれてなく、良くなかった。箱根に出てチームに迷惑をかけた分を取り戻す。流れを変える走りがしたい。4区 石川(卓)主将4区は自分で志願したから順位を上げないと、と思っていた。結果として3番まで上げられたけど、トップまでいきたかった。うちは実力を出し切ればいけるチーム。3位という結果には悔しさはないと言ったらうそになるけど、6~8区が1位で襷をもらってトップで走るというプレッシャーを感じながらも走れたのは大きな収穫。出雲の失敗があったからそれぞれが心の中で、次で結果を残そうという責任感が持てて、それがいい方向にいった。5区 安田久しぶりの駅伝は楽しかった。あのあたりでトップを取れるだろうと言っていて、前のみんなが走りやすい状態で来てくれたからトップに立てた。個人的には60点。記録は悪いし、ぐだぐだだし。完全復活ではないです。7割復活ぐらいかな。6区 渡辺最初からゆとりもって自分の走りができた。暑くて走りにくかったが、安田さんが先頭で中継点に先頭で入ってきたので、順位を落とさないようにした。10㎞を過ぎてからも粘ることができた。来年につながる走りができたと思う。7区 遠藤不安は大きかったけどいい流れを作ってくれていて、西さんからも気をつけて入れば大丈夫と言われた。出雲は申し訳ない気持ちでいっぱいで落ち込んだ。いろいろな人に相談して切り替えてやり直そうと思って、それが今回につながった。8区 細川(勇)最長距離で、他大に有力選手がいて、自分はあまり成績がなかったが、調子は良かった。個人タイムはあまり良くなかったけど、シードは取らなくてはと考えて走ったので最低限はできたと思う。READ MORE -
総合3位!初のシード権獲得!/全日本大学駅伝
競走11月1日、第41回全日本大学駅伝が行われた。本学は2区の鎧坂(営2)、4区の石川(卓)主将(政経4)が流れを作り5区の安田(情コミ4)で1位に浮上。チームはそのまま勢い付き、続く渡辺(政経1)、遠藤(文4)、細川(勇・政経2)と好調なペースを維持し、3位でゴールを決めた。この内、安田と遠藤は区間賞を獲得。この結果、本学は全日本大学駅伝にて初のシード権を獲得した。READ MORE -
初の出雲路も不調で結果残せず/出雲全日本大学選抜駅伝
競走快進撃を続けてきたチームのもろさが露呈した。初出場ながら、シード権獲得となる3位以内をも狙えるといわれた古豪・明治。しかしふたを開けてみれば下馬評をはるかに下回る12位。続く伊勢路の上位入賞にも黄信号がともった。 出雲大社から出雲ドームにかけて6区間、計44.5㎞のショートコースで襷をつなぐ今大会。各校さまざまな作戦で臨む中、明大は1区と6区に鎧坂と石川(卓)主将という2人のエースを配置し、手堅いレースを狙う。 しかし、計算が狂い始めたのはまさかの1区だった。各校ショートレースということもあり、1区に柏原(東洋大)、高林(駒大)、ジュグナ(第一工大)、矢澤(早大)といったエース級を投入。持ちタイムこそ劣らぬ鎧坂だったが、前半で飛ばしていく作戦が裏目に出てしまう。序盤こそ先頭集団に加わるものの、「コース中盤のアップダウンがきつく、後半にばててしまった」と本人が言うように後退してしまい、結果区間9位で襷リレー。序盤で逃げ切る展開にはできない。 2区の襷を受けたのは菊地。大学初の駅伝だったが、「前を追い掛けようとして焦ってしまった」と、ペース配分に失敗してしまう。それでも1年生ながら、区間10位で十分につなぎの役割を果たした。総合順位を2つ落としてしまったとはいえ、3区に待つ遠藤に襷を繋ぎ、上位入賞へ望みを託す。 3区走者遠藤、4区北條はともに思ったようなレースができず苦しむ。区間14位、区間12位と、実力とは程遠い結果に「チームに迷惑を掛けてしまい、申し訳ない」(遠藤)と、レース後、悔しげな表情を浮かべた。 13位で襷を受け取った5区走者は好調を維持してきた田原。交通事故のため、本来ならば出場しないはずであったが、インフルエンザや怪我など、チーム状況の悪化のため強行出場した。結果は区間12位。総合順位を一つ上げ、アンカー・石川(卓)主将へ襷を繋いだ。 6区、石川(卓)主将は区間3位、日本人1位と実力通りの走りを見せたものの、時既に遅し。前を行く走者の背中を確認できたのは出雲大社前から伸びる長い直線の参道だった。結局個人記録こそ良かったが、この最長区間で順位を上げることができずに初の出雲駅伝を終えた。 試合後、選手の顔に笑顔は少なかった。「アクシデントがあったり、万全を期すことができていたのか」(西駅伝監督)。松本(昂・情コミ4)や近藤(商3)などエントリーされた主力を欠いていたとはいえ、流れを最後まで変えることができないレース展開に「一人一人の意識の欠如があったのかもしれない」と西駅伝監督も新たな課題に悩む。 次に待つのは距離も区間も増える11月の全日本大学駅伝。「また1から作り直していきたい」(石川(卓)主将。未だにエントリーメンバーの2人に加え、松本(翔・政経3)や安田(情コミ4)といった主力は本調子ではない。そして、今回見つかった課題も少なくない。意識の甘さ、体調管理。残された時間はわずかだが、課題と向き合うことでしか上位進出の糸口は掴めないだろう。目指す箱根の山の頂上はまだ、遠い。READ MORE -
初の出雲路、12位と無念の結果/出雲駅伝
競走中盤まで下位に沈んだ明大。6区の石川(卓)主将が今大会日本人アンカー最高の成績で意地を見せるも、総合12位と無念の結果に終わった。READ MORE -
3区でも苦戦/出雲駅伝
競走3区を任された遠藤だったが、ペースを掴めず下位に沈んだ。READ MORE -
(11)エントリー選手インタビュー2
競走(11)エントリー選手インタビュー2今回は成長著しい2年生です!岡本 孝平(おかもとこうへい)佐久長聖高出商2172㎝・58㎏―今年を振り返ってどうですか? 去年、関東インカレで走れず、箱根駅伝も予選落ち。「来年こそ走りたい」。そういう気持ちをずっと持ってやってきた。なかなか結果が出せなかったが上尾ハーフでようやく結果が出せた。軌道に乗れてきたかなという感じ。―箱根駅伝に向けて意気込みをお願いします。 走れればどの区間でもいい。最後まであきらめないで全力で走りきりたい。岸本 大直(きしもとひろただ)営2倉敷高出178㎝・60㎏―合宿はどうですか? 去年から今年の春先まで、膝を故障していて夏合宿も連れて行ってもらえなかったんですけど、この合宿に参加できました。ここまで来たので、全日本大学駅伝や箱根駅伝予選会に出場した人にも負けないようメンバー入りしたいです。―岸本さんにとって箱根駅伝とは何ですか? 箱根駅伝は幼稚園の頃からの夢でした。その夢に自分が挑戦できるのはうれしいですね。―箱根駅伝に向けて意気込みをお願いします。 昨年は箱根駅伝予選会のメンバーに入っていて、出場できず、悔しかったです。その分走りたいです。小林 優太(こばやしゆうた)理工2浜松日体高出172㎝・58㎏―合宿現在の調子はどうですか? 箱根駅伝予選会、全日本大学駅伝と連続であって疲れがあったけど、休みが少しあって距離を踏みなおして感覚をつかめてきている。徐々に調子は上がってきています。―今年好調の要因は何ですか? 1年生の時はケガなどがあって走れなかったけど、今年は同じくらいの選手と競争できて伸びたと思います。―箱根駅伝に向けて意気込みをお願いします。 体調を整えて、自分が出るという強い気持ちを持って頑張ります。松本 翔(まつもとしょう)政経2洛南高出180㎝・68㎏―チームの雰囲気はどうですか? チームの雰囲気はいい。みんな箱根を意識していい緊張感がでてきた。自分も上がっている。メンバーに絶対入りたい。―昨年から振り返ってどうですか? 昨年はめちゃくちゃ悔しかった。その分出たいという思いが強くなったし、結果も出したい。―箱根駅伝に向けて意気込みをお願いします。 自分にとっては初の箱根です。強みは競ってる場面に強いこと。相手に負けず、気持ちでも前にいきたい。チームの目標はシード権獲得。自分も引かない走りで貢献します!READ MORE -
(20)鎧坂哲哉
競走昨年、2006年全国高校駅伝優勝、5000m日本人高校生ランキング1位という輝かしい実績を引っさげ、古豪・明治の門を叩いた鎧坂。入学直後から頭角を現し、今年の箱根駅伝では1区3位という好走でチームの43年ぶりシード権獲得に大きく貢献した。今年に入ってからも5000mで関東インカレ8位入賞、全日本インカレ6位入賞、さらには日体大記録会にて13分46秒97で明大記録更新と絶好調。今明治で最も勢いのあるランナーと言える。しかし順風満帆に見える陸上生活の裏では、度重なるケガに悩まされていた。 高校2年生時、前述したように全国高校駅伝で優勝を果たした鎧坂。3年生になると世羅高の主将を任されるようになり、エースとして、そしてディフェンディングチャンピオンとして連覇を目指した。しかしレース前日の練習で右足の甲に異変を感じ、検査の結果、中足骨の疲労骨折が判明。欠場を余儀なくされ、チームは10位に沈み、優勝どころか入賞さえも逃してしまった。 高校時代に栄誉と挫折を味わった鎧坂が進学先に選んだのが明治大学。明治の競走部は自主性を重んじている。まさに「個」を強くするチームだ。ここで鎧坂はメキメキと力を伸ばしている。1年時からインカレでも入賞するなど主力として活躍していたが、再びケガが鎧坂を襲った。それは2年ぶりの本戦出場を賭けた箱根駅伝予選会でのこと。ケガにより鎧坂はまたもや大事なレースを欠場することになった。この影響を受けてか、トップ通過が有力視されていた明治は何とか本戦には進んだものの、9位という結果に終わった。 過去2年間ケガで苦しんできた鎧坂だが、今年に入ってからはまだ大きなケガが1度もない。「2年生になってことで去年よりもチームを引っ張っていこうという意識が出てきた」(鎧坂)というように、意識の変化が今年の好調ぶりにつながっているのだろう。 「自分の走りをすれば大丈夫」。鎧坂はこの言葉をよく口にする。普段からそれほど多くを語らないが、内には自信を秘めているようだ。充実したトラックシーズンを過ごした今季。今の彼なら再び同じ轍を踏むことはないだろう。「自分の走り」をした鎧坂は、誰にも止めることはできない。◆ 鎧坂哲哉 よろいざかてつや 営2 世羅高出 165㎝・50㎏READ MORE -
最終オーダー発表!/出雲駅伝
競走1区→鎧坂(営2)2区→菊地(理工1)3区→遠藤(文4)4区→北條(文4)5区→田原(商2)6区→石川(卓)主将(政経4)☆補員☆松本(昂・情コミ4)大江(政経1)READ MORE -
出雲エントリー発表!/第21回出雲駅伝
競走1区→鎧坂(営2)2区→菊地(理工1)3区→遠藤(文4)4区→北條(文4)5区→田原(商2)6区→石川(卓)主将(政経4)☆補員☆松本(昂・情コミ4)大江(政経1)READ MORE -
出雲へ向けて大きな弾み/日本学生陸上競技対校選手権
競走9月4日から6日の3日間にわたって行われたインカレ。明大にとっては苦しいレースが続いたが、最後には意地を見せた。 大会初日、100m、1500mはともに予選落ち。10000mW決勝も下位に沈んだ。さらには10000m決勝を、エース松本(昂・情コミ4)が座骨神経痛の影響で欠場。「走ろうと思えば走れたけど、大事をとって欠場した」(松本・昂)。症状は軽いだけに出雲駅伝での奮起が期待される。 2日目は800m予選、決勝が行われた。この種目には関東インカレ3位の粟津、8位入賞の石丸が出場し、上位進出が期待されていた。しかし、石丸がまさかの予選敗退。持ちタイムからしても両者の予選通過は確実と見られていたが、石丸はラストスパートのキレを欠き、実力を発揮することはできなかった。 そして最終日は800m決勝と5000m決勝。800m決勝では持ちタイムが全体で2位の粟津に期待が高まった。レースは優勝最右翼の横田(慶大)が序盤から集団を引っ張る展開に。ハイペースなレース展開に600m以降粟津は付いていけず、最後は7位に終わった。レース後、粟津は「7位という順位に納得いかないし、タイムも良くない。久しぶりのレースでうまく調子を合わせられなかった。自分にはまだ甘さがある。来年からは3年生なのでもう甘さは見せられない。今後は下平さんの作った早大記録を抜くことが目標」。この悔しさを胸にしまい、粟津はさらなる高みを目指す。 5000m決勝では「調子がいいので期待していてください」(松本・昂)という石川(卓)主将と鎧坂が出走。スピード駅伝と言われる出雲駅伝に向けて、この大会で結果を残すことは大きな意味を持つ。 スタートの号砲とともに野口(日体大)が飛び出すと、その後ろに鎧坂が食らい付く。最初の1キロを2分41秒のハイペースで通過。しかしその後、ダニエル(日大)、ジュグナ(第一工大)の留学生勢に吸収される形に。3キロ過ぎにこの2人がペースを上げると鎧坂、野口は付いていけず。さらに3.5キロ付近では石川、宇賀地(駒大)、村澤(東海大)の集団にも追い付かれ、野口は大きく後退。鎧坂も4.4キロ付近でこの集団から遅れ始めると、3人の集団はラスト1周でペースアップ。この3人は一歩も引かず、ホームストレートを迎える。最後はスプリント力の差で石川、宇賀地、村澤の順でフィニッシュ。石川は日本人トップの全体3位、鎧坂も6位と好成績を残した。レース後、石川(卓)主将は「順位は気にせずいかに体を動かすかを意識していた。これからは体調管理に気をつけて、15日から始まる菅平合宿では個人の意識を高く持って出雲に合わせられるようにしたい」。また、鎧坂は「体調は良くも悪くもなかったが、最初から積極的にいけて良かった。次の合宿が大事になると思う。秋からのリレーシーズンでちゃんと走れるようにがんばりたい」。 長距離部門はこれでトラックシーズンを終え、ロードシーズンを迎える。明大史上最強とも言われる現在の競走部。照準はあくまで箱根駅伝だが、その前哨戦となる出雲駅伝でまずは上位進出を狙う。今年の箱根駅伝でのシード権獲得をまぐれと言わせないためにも、選手たちはさらなる闘志を燃やす。真の古豪復活を遂げたとき、明大は箱根で最高の輝きを放つかもしれない。READ MORE
特集記事 SPECIAL
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【競走部】紫魂不撓
昨年度の関東学生対校選手権で見事1部残留を成し遂げた競走部。今年度は主将・木村稜(政経4=乙訓)を中心にさらなる高みを目指す。特に長距離ブロックは、あと一歩手が届かなかった箱根駅伝シード権に向け、エース・児玉真輝(文4=鎌倉学園)を中心にチーム一丸で取り組む。旅路は険しいかもしれない。だが、紫魂を胸に、不撓不屈の精神で走り続けた先にはきっと輝かしい栄光が待っている。特集ページ〝紫魂不撓〟ではそんな明大競走部の1年間を追い続ける。READ MORE -
【競走部】明鏡紫水
今こそ古豪・明大の意地を見せる時――。今年度の競走部は関東学生対校選手権での1部残留に向け、3部門のさらなる飛躍が求められる。特に「チームを一から強くしたい」(小澤大輝主将・政経4=韮山)と長距離部門は箱根駅伝のシード権獲得を最大の目標にする。今年度も紫紺の襷が輝く瞬間を明スポが追い掛ける。READ MORE
部の紹介 INTRODUCTION
1907年創部。練習場所は八幡山グラウンド。〝競技を通じての社会に貢献できる人材育成〟をモットーに練習に励む。短距離部門、競歩部門は関東インカレで優勝者を数多く輩出。特に競歩部門は日本選手権20km競歩で入賞など好成績を残している。長距離部門は、第1回箱根駅伝に出場した4校「オリジナル4」のうちに含まれ、過去には多数の優勝を誇る古豪。2005年には14年ぶりに出場を決めた。鎧坂哲哉選手(平24営卒・現旭化成)などが在籍した12年には総合3位。以来は常連校として名をはせており、シード権獲得や上位入賞を目指す。過去には多くの実業団選手を送り出している。