
【競走部】紫魂不撓
昨年度の関東学生対校選手権で見事1部残留を成し遂げた競走部。今年度は主将・木村稜(政経4=乙訓)を中心にさらなる高みを目指す。特に長距離ブロックは、あと一歩手が届かなかった箱根駅伝シード権に向け、エース・児玉真輝(文4=鎌倉学園)を中心にチーム一丸で取り組む。旅路は険しいかもしれない。だが、紫魂を胸に、不撓不屈の精神で走り続けた先にはきっと輝かしい栄光が待っている。特集ページ〝紫魂不撓〟ではそんな明大競走部の1年間を追い続ける。
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(109)箱根駅伝予選会事前インタビュー⑦/森下翔太
競走 2023.10.11今年度100回目を数える箱根駅伝(以下、箱根)。その出場権を懸けた戦いに明大が挑む。突然の監督交代を経験するなど変化の夏を経て選手たちは何を思うのか。勝負の駅伝シーズンを迎えた彼らの声をお届けする。※今回はスケジュールの都合上、山本豪駅伝監督、児玉真輝選手(文4=鎌倉学園)、溝上稜斗選手(商3=九州学院)には取材を行っておりません。 第7回は森下翔太(政経2=世羅)のインタビューです。(この取材は10月7日に電話で行われたものです) ――現在のコンディションはいかがですか。 「めちゃくちゃ調子が良いというわけではないのですが、菅平合宿の時に比べたら調子は上がっているのでそれなりに走れるかなと思います」 ――夏合宿が終わってからどのような練習をされましたか。 「夏合宿が終わって距離よりスピード練習が増えて少しずつキレが出てきたと思います」 ――夏合宿の総括をお願いします。 「妙高合宿と紋別合宿は調子が悪く距離を踏むことだけを意識していました。菅平合宿はその前の二つの合宿に比べたら調子が上がってきていたので、距離に加えて練習をしっかりこなすことができたと思います」 ――箱根駅伝予選会(以下、予選会)に向けて現在の心境はいかがですか。 「特に緊張もないですし、まだ何もないです。昨年度はうまく走れていないのですが、20キロはそんなに抵抗がないので思い切り走ろうと思っています」 ――予選会に向けて今後どのような調整をされますか。 「もう特に練習を上げたりすることはないので、残った練習をしっかりこなして変わったことはせずに試合に挑もうと思います」 ――理想のレース展開はありますか。 「前半はそんなに突っ込み過ぎずに後半でペースアップしていったら前回の箱根のように最後まで力が出し切れると思います」 ――チームと個人それぞれの目標をお願いします。 「チームは予選会を通って箱根に出ることで個人の目標はチーム内1番、2番、3番ぐらいでタイムは1時間3分、4分で調子が良かったら2分台で走ろうと思います」 ――予選会の印象はありますか。 「昨年度は腹痛でコースがきついなども全然分からなかったので、昨年度よりいい走りができたらと思います」 ――チームに求められていると感じることを教えてください。 「上位でゴールすることです」 ――意識している他大学の選手はいらっしゃいますか。 「今年度の箱根で同じ区間を走った花岡寿哉選手(東海大)です。ライバルといいますか自分が知っている選手の中で同期のライバルは花岡選手かなと思います」 ――最後に予選会への意気込みをお願いします。 「チームでは箱根に出場できるようにしっかり10位以内に入ることと個人では1時間2分台で走れるように頑張りたいと思います」 ――ありがとうございました。 [原田青空]READ MORE -
(108)箱根駅伝予選会事前インタビュー⑥/堀颯介
競走 2023.10.10今年度100回目を数える箱根駅伝。その出場権を懸けた戦いに明大が挑む。突然の監督交代を経験するなど変化の夏を経て選手たちは何を思うのか。勝負の駅伝シーズンを迎えた彼らの声をお届けする。※今回はスケジュールの都合上、山本豪駅伝監督、児玉真輝選手(文4=鎌倉学園)、溝上稜斗選手(商3=九州学院)には取材を行っておりません。 第6回は堀颯介(商2=仙台育英)のインタビューです。(この取材は10月9日に電話で行われたものです) ――現在のコンディションについて教えてください。 「継続して練習できていて、調子も上がってきています」 ――夏合宿に関して振り返っていただけますか。 「1次合宿ではしっかりAチームで練習できて、自分なりに結構練習できたかなって思っているんですけど、2次合宿の北海道のところで少しケガをしてしまって、そこが残念だったポイントですかね。3次合宿はケガ明けっていうところもあったんですけど、しっかり追い込むことができたので、不安なく箱根駅伝予選会(以下、予選会)には臨めると思います」 ――菅平合宿でAチームにいらっしゃった室田安寿選手(情コミ2=宮崎日大)や曳田道斗選手(政経3=宮崎日大)が外れた要因は何かありますか。 「やっぱりそこが外れた要因は自己管理がしっかりできていなかったっていうことだと思います。今の時期はやっぱり体調を崩しやすいですし、その2人だけじゃなくて自分たちも含めてですけど、しっかり体調を崩さずにやるのが大事だなというのは再確認しました」 ――堀選手から見て注目する選手などはいらっしゃいますか。 「同じ学年の古井(康介・政経2=浜松日体)です。多分みんな古井を挙げると思うんですけど、古井はやっぱり夏合宿以降伸びてきました。去年は、夏合宿は良かったんですけど、夏合宿終わってからちょっと練習の質が落ちてしまっていました。今は夏合宿が終わってからもしっかり調子を上げていけているので、期待できるというか2年生の中で一番強いと思います」 ――予選会に関して目標のチーム順位はありますか。 「順位というよりは、やっぱり堅実な走りで予選突破っていうところを目指しているので、おのおのあると思うんですけども、自分の与えられた役目をしっかり果たすことが大切なのかなと思います」 ――堀選手はどういった走りが求められていますか。 「自分は明治で一番速いわけでもないですし、しっかり堅実な走りというか、まず失敗は許されないと思うので、自己ベストは狙いにいきますけど、焦らず63分台を目指して頑張りたいと思います」 ――コースへの印象は何かありますか。 「最初は結構平坦が多くて、そこから起伏が激しくなっていくと思います。自分は起伏のあるコースの方が得意なので、しっかり前半突っ込んでいって、後半我慢してラストスパートできればいいなと思っています」 ――目標順位はありますか。 「結構人が出るんで全体順位はあんまり気にしてないんですけど、やっぱりチーム内順位では最低でも5番以内には入りたいなと思っています」 ――残りの期間はどのように調整していきたいですか。 「ここまでやってきたことはしっかり信じているので、あとは疲れを抜いていくイメージと食生活ですかね。やっぱり体調不良が一番もったいないと思うので、そういったところは気を付けてやっていこうかなと思っています」 ――予選会に向けて、意気込みをお願いします。 「全日本大学駅伝(以下、全日本)に出られなかったのは自分の責任だと思っています。やっぱりこの予選会を通らなかったら大学駅伝には出られないので、まずは予選会に向けて、全日本の借りを返すじゃないですけど、予選突破への走りを見せたいです。あと今年はシード権を目の前にして取れなかった悔しさもあるので、来年こそはシード権を取れるように頑張りたいと思います」 ――ありがとうございました。 [萩原彩水]READ MORE -
(107)箱根駅伝予選会事前インタビュー⑤/古井康介
競走 2023.10.10今年度100回目を数える箱根駅伝。その出場権を懸けた戦いに明大が挑む。突然の監督交代を経験するなど変化の夏を経て選手たちは何を思うのか。勝負の駅伝シーズンを迎えた彼らの声をお届けする。※今回はスケジュールの都合上、山本豪駅伝監督、児玉真輝選手(文4=鎌倉学園)、溝上稜斗選手(商3=九州学院)には取材を行っておりません。 第5回は古井康介(政経2=浜松日体)のインタビューです。(この取材は10月6日に電話で行われたものです) ――初めて箱根駅伝予選会(以下、予選会)のエントリーメンバーに入って、心境はいかがですか。 「夏合宿を通して調子は上がってきていて、メンバーに入れるかなとは思っていたのですが、選ばれて安心しました。でもまだ選ばれただけなので、ここから選手として自覚を持っていかなきゃいけないなと思います」 ――夏合宿後から状態の変化はありましたか。 「合宿の次の日から授業があって、合宿と生活リズムが変わって最初は慣れないところもありましたが、合宿から調子は落とさずに練習できています。こっちに戻ってきてからも少しきつい練習は続いていたんですけど、治療とかも入れて定期的に疲労を抜いたりできていたので、ここから予選会に向けて合わせていけたらと思います」 ――夏合宿全体を通しての収穫を教えてください。 「合宿前は予選会のメンバーに選ばれることを目標にはしていたんですけど、選ばれるほどだとは思っていなかったので、合宿を通してしっかりケガなくできて、メンバーに入るところまで来られたのが大きな収穫です」 ――予選会に向けてはどのような練習を行っていますか。 「距離を踏んでいるのと、菅平合宿では少しずつスピードを出した練習をしていたのが、戻ってきてからは大会に向けてよりスピードを重視した練習が多くなっています」 ――練習の消化具合はいかがですか。 「スピードに関しては少し苦手な部分できつかったんですけど、練習を消化できてはいるかなと思います」 ――予選会のコースの印象はいかがですか。 「ラストがやっぱり勝負どころになると思っています。試走した際にラストのポイントとかどこがきつかったかを児玉さんが教えてくださって、それを分かっているだけでも心構えとして違うのでアドバイスをもとにして頑張ろうと思います」 ――予選会ではどんなことを意識したいですか。 「僕はスピードというよりも、ラストのポイントで他の人の様子を見つつ、自分から上げていければなと思います。昨年度は15キロまでは明治が1位だったのがラストで逆転されてしまったので公園内に入ってからが肝かなと思います」 ――大会の目標を教えてください。 「一番はチームにしっかり貢献したくて、明治で10番以内というよりもっとチームの中でも上位で走って全体のタイムを上げられるようにしたいです」 ――ありがとうございました。 [覺前日向子]READ MORE -
(106)箱根駅伝予選会事前インタビュー④/窪田悠人
競走 2023.10.10今年度100回目を数える箱根駅伝。その出場権を懸けた戦いに明大が挑む。突然の監督交代を経験するなど変化の夏を経て選手たちは何を思うのか。勝負の駅伝シーズンを迎えた彼らの声をお届けする。※今回はスケジュールの都合上、山本豪駅伝監督、児玉真輝選手(文4=鎌倉学園)、溝上稜斗選手(商3=九州学院)には取材を行っておりません。 第4回は窪田悠人(政経2=沼津東)のインタビューです。(この取材は10月7日に電話で行われたものです) ――夏の練習を終えて、現在のコンディションを教えてください。 「妙高合宿はうまくこなせました。紋別合宿の中盤でちょっとケガっていうか、痛いところが出ちゃったんですけど、徐々に治っていって、菅平合宿ではしっかりと練習に取り組めました」 ――調子が上がっていった要因はどんなところですか。 「菅平できつい練習が多かったんですけど、自分の中で粘る走りができて、それが好調につながったと思います」 ――箱根駅伝予選会(以下、予選会)における個人的な目標はありますか。 「チームに貢献できるような走りは絶対にしないといけないと思っているので、自分ができる準備を予選会当日までしていきたいです」 ――順位やタイムなどの具体的な目標はありますか。 「戦い方にもよると思うんですけど、タイムだったら64分台ぐらいでまとめたいです」 ――ハーフマラソンという長い距離に向けて何か意識的に取り組んでいることはありますか。 「集中力を切らさないようにしたいと思っていて、最近は帽子を被って練習しています。そのおかげで合宿中も集中力を切らさずにできたので、道具に頼って集中力を保って長い距離を走るようにしています」 ――チームの目標を教えてください。 「とにかく本戦出場が一番の目標だと思います」 ――チームの雰囲気はいかがですか。 「予選会メンバーはいい練習が積めていて、強くなっていると思うので、雰囲気はとても良いと思います」 ――予選会までの残りの期間はどんなことに取り組みますか。 「近くなってくると緊張しちゃうタイプなので、ちゃんと準備はするんですけど、あまり気負わずいつも通りやっていきたいです」 ――最後に予選会に向けての意気込みをお願いします。 「チームの本戦出場に向けて自分ができることを精いっぱい頑張りたいと思います」 ――ありがとうございました。 [島田五貴]READ MORE -
(105)箱根駅伝予選会事前インタビュー③/吉川響
競走 2023.10.09今年度100回目を数える箱根駅伝。その出場権を懸けた戦いに明大が挑む。突然の監督交代を経験するなど変化の夏を経て選手たちは何を思うのか。勝負の駅伝シーズンを迎えた彼らの声をお届けする。※今回はスケジュールの都合上、山本豪駅伝監督、児玉真輝選手(文4=鎌倉学園)、溝上稜斗選手(商3=九州学院)には取材を行っておりません。 第3回は吉川響(文2=世羅)のインタビューです。(この取材は10月7日に電話で行われたものです)――今のコンディションを教えてください。 「コンディションはすごく良いです。昨年度は菅平合宿の時に練習がこなせなかったりしていたのですが、今年度は夏合宿全体を通しても全部の練習をきちんとこなせています」――好調の要因は何だと思いますか。 「昨年度は貧血などが不調の原因だったので、 今年度の夏合宿は貧血にならないようにきちんと対策をとりながら行っていました。それがすごく大きいと思います」――箱根駅伝予選会(以下、予選会)における個人の目標を教えてください。 「かなり調子が良いので、チームに貢献するというのが 一つの目標です。もう一つは、ハーフマラソンのタイムがまだ1時間4分00秒で、1時間3分台に突入していないので1時間3分30秒切りぐらいはきちんと目指さないといけないと思っているので、この二つを目標にしています」――今までよりも練習で走る距離が伸びる中で、意識的に取り組んできたことはありますか。 「まず、ジョグの量を増やすということを普段の練習の中で意識しています。それが夏合宿に入って長い距離とかの練習にも対応できるようになっているので、日々の積み重ねが重要かなと思っています」――予選会の特徴である集団走をする上で気を付けていることはありますか。 「まずは人数がすごく多いので、スタートするときに接触をして転倒しないように気を付けたいなと思っています」――今年度はチームとして予選会の通過順位の目標はありますか。 「順位の決まった目標はチームの中では出ていないです。自分たちは本戦に出場してシード権を獲得するのが一番の目標なので、この順位を目指していこうというのはチームでは今のところあまりないです。ただ、個人がそれぞれしっかりいい走りをしていこうという目標は持っていると思います」――コースの中で意識しているところはありますか。 「最初は駐屯地の周りを走って、そこから国立昭和記念公園の中に入っていくのですが、駐屯地は平坦な道がずっと続いているのでそこはあまり無理せずに余裕があるペースできちんとレースを進めていきたいです。国立昭和記念公園の中に入っていくとアップダウンが始まるので、そこから自分の得意な上りでペースアップしていって、順位を上げていきたいと思っています」――明大が予選会を通過するためにできることは何だと思いますか。 「まずは自分がいい走りをしたいというのは第一に思っています。明大の中でも2位ぐらいのいい順位を走って、周りの選手が自分の流れに付いて来られるような走りをするという意識は持っています」――調子が良いからこそ感じるプレッシャーはありますか。 「あまりプレッシャーは感じてないのですが、 いい走りができるチャンスの場でもあるのでしっかりといい走りをすれば、 箱根駅伝の本戦などにつながると思っています。まずは自分の走りに集中するようにしています」――今のチームの雰囲気を教えてください。 「チームの雰囲気はすごく良いです。普段から輪が広くて明るい雰囲気だと思っているのですが、それがいい意味で予選会が近くなってもちゃんと保たれています。極端にぴりぴりすることもないので、チームの中にいても予選会が近くなっても自分の時間を作れるような雰囲気になっていると思います」――この予選会はどのような位置付けになりますか。 「本戦に出ることが自分たちの最大の目標なので、絶対に通過しなければいけないです。ただ、本戦を目標にすると(予選会が)通過点になってしまいます。だからと言ってあまりおろそかにはできないというところもあるので、箱根駅伝の本戦に出るためには、絶対に落としてはいけない場であり、しっかりと集中する場だなと思ってます」――最後に意気込みをお願いします。 「自分の中では確実に本戦の出場権を獲得するというのが絶対の目標です。その上で自己ベストをきちんと狙っていきながら、チームにも貢献していきたいと思っています」 ――ありがとうございました。 [島田五貴]READ MORE -
(104)箱根駅伝予選会事前インタビュー②/大湊柊翔
競走 2023.10.09今年度100回目を数える箱根駅伝。その出場権を懸けた戦いに明大が挑む。突然の監督交代を経験するなど変化の夏を経て選手たちは何を思うのか。勝負の駅伝シーズンを迎えた彼らの声をお届けする。 第2回は大湊柊翔(情コミ1=学法石川)のインタビューです。(この取材は10月7日に電話で行われたものです)※今回はスケジュールの都合上、山本豪駅伝監督、児玉真輝選手(文4=鎌倉学園)、溝上稜斗選手(商3=九州学院)には取材を行っておりません。――現在のコンディションを教えてください。 「菅平合宿が終わってから八幡山のグラウンドに戻ってきて練習を重ねています。合宿などの疲労が抜けて箱根駅伝予選会(以下、予選会)に向けて調子も上がってきています」 ――今の心境はいかがですか。 「ハーフマラソンということで未知数なところが多いです。距離に対しての不安はあまりないのですが、全員でスタートしたり人数が多かったりする面でのペースの変動が自分の中では心配です。今の段階では緊張などはなく、むしろ楽しみです」 ――予選会が近づく中でのチームや出場メンバーの雰囲気はいかがですか。 「みんなで声を掛け合ったりして、予選会に向けて大事なポイント練習が増えてきている中で緊張感を持ってできています。練習以外のところではいい意味でリラックスできていて、チームの雰囲気はとても良いと思います」 ――エントリーメンバーに選ばれた際の率直な気持ちを聞かせてください。 「14人の登録メンバーに選ばれたのはありがたいことだと思います。自分の中でも合宿を通して選ばれるつもりでいたので率直にうれしいです」 ――明大内で意識している選手はいらっしゃいますか。 「同学年の綾(一輝・理工1=八千代松陰)は入学当初から意識してきました。いい刺激を与えてくれる存在で、綾は前半シーズンも全日本大学駅伝大学予選でも選ばれていて、本当に目標とする選手でもあります。ライバルでいれるように自分も頑張らないとなって気持ちになります」 ――綾選手とともにメンバーに選ばれたことについてはいかがですか。 「ようやく自分も同じ舞台で一緒にチームの貢献に向けて走れるので、チームの起爆剤として積極的な走りを見せていけたらなと思います」 ――合宿後や直近の練習ではどこに力をいれていますか。 「一つ一つのポイント練習がとても重要になっています。今は合宿から予選会に向けてのレースペースに近いポイント練習など、実践に近い練習が増えてきているので、ポイント練習はとても大事な位置付けになっています。どこも外せない練習になりますが、ポイントとポイントの間の練習を落とさないようにすることは意識しています」 ――予選会のコースについてはどのように捉えていますか。 「明大の中でのそれぞれの役割はまだ話し合ってないですが、自分としてはやっぱり公園内に入ってからは毎年順位変動が始まると考えています。公園内入ってからがすごく大切だし、そこが勝負だと思います」 ――予選会での目標はありますか。 「目標タイムは64分30秒くらいを目指しています。後は全体のゴール順位100番以内を目指して走りたいです」 ――目標に対して自信はありますか。 「チームに貢献するためにはそれぐらいで走らなければならないなと思っています。普段通り練習でやってきたことを出せば行ける自信はあります」 ――最後に意気込みをお願いします。 「明大は予選会を絶対通らないといけないチームだと思うので、まずは自分がミスなく普段通りに走りたいです。チームのポテンシャルは全体的に高いので、普段通りを出せば絶対通過できる自信はあります。自分も箱根に見据えた走りを予選会でして、チームに貢献できればと思います」 ――ありがとうございました。 [熊谷実夏]READ MORE -
(103)箱根駅伝予選会事前インタビュー①/綾一輝
競走 2023.10.09今年度100回目を数える箱根駅伝。その出場権を懸けた戦いに明大が挑む。突然の監督交代を経験するなど変化の夏を経て選手たちは何を思うのか。勝負の駅伝シーズンを迎えた彼らの声をお届けする。※今回はスケジュールの都合上、山本豪駅伝監督、児玉真輝選手(文4=鎌倉学園)、溝上稜斗選手(商3=九州学院)には取材を行っておりません。 第1回は綾一輝(理工1=八千代松陰)のインタビューです。(この取材は10月6日に電話で行われたものです)――現在のコンディションはいかがですか。 「夏合宿前からジョグの量を意識的に増やすことを継続してできています。多少の疲労はありますが、しっかりと走り込めていると思います」 ――夏合宿の手応えはありますか。 「妙高合宿と紋別合宿はポイント練習も全て消化できて、誰よりも距離を走ったという自負があります。菅平合宿に関しては新型コロナウイルスに感染してしまって、間のポイント練習をいくつか飛ばしてしまいました。自分の体調管理不足が出てしまった部分は反省点です」 ――箱根駅伝予選会(以下、予選会)に焦点をあてた練習はしていますか。 「9月から今にかけて、基礎を固める練習からだんだんとハーフマラソンに向けた実践的な練習に変わっています。練習強度も上がっていると感じています」 ――個人として目標は設定していますか。 「63分台を出したいと考えていますが、初めてのハーフマラソンなのでタイムは気にせずに、トップまたは第2集団に食らいつけたら良いかなと考えています」 ――現在のチームの雰囲気はいかがですか。 「先日予選会のメンバーが発表されてから、選ばれたメンバーたちを筆頭に予選会が近づいている雰囲気を感じますし、練習にも緊張感があります」 ――エントリーメンバーに選ばれた時の心境をお聞かせください。 「正直なところ、選ばれるだろうと思っていました。夏合宿前から既に予選会に向けた準備はしていたので、肝は据わっていました」 ――予選会が近づく中でプレッシャーは感じていますか。 「今のところは全く感じていないです。むしろどれだけ自分の力が通用するのかを確かめる場所でもあると思うので、非常に楽しみに感じています」 ――意気込みをお願いします。 「初めてのハーフマラソンにはなりますが、1年生らしく積極的な走りをしたいです。一つでも上の順位を目指してチームの本戦出場に貢献し、本戦につながる走りができるよう頑張ります」 ――ありがとうございました。 [春田麻衣]READ MORE -
(102)菅平合宿インタビュー⑮/石堂壮真
競走 2023.09.28今年度も菅平にて行われた、長距離部門の3次合宿。そこには来たる駅伝シーズンへ向け、闘志を燃やす選手たちの姿があった。例年よりも厳しいと言わざるを得ないチーム状況は、選手一人一人の覚悟を変えた。紫紺のランナーたちは今、何を思うのか。最新の声をお届けする。 第15回は、石堂壮真(政経1=世羅)のインタビューです。(この取材は9月19日に電話で行われたものです) 石堂――前半シーズンの振り返りをお願いします。 「ケガの影響もあってうまく走れなかったです。後半になるにつれて練習をこなすことができたので、そこは良かったと思います」 ――現在の調子はいかがですか。 「10割で言うと7割くらいですが、体調が整っていない状態です。練習はできているので、体調とコンディションが整えば結果が付いてくるかなと考えています」 ――高校と大学で練習の違いは感じていますか。 「まず普段のジョグの量が高校より大幅に増えており、ポイントの質やスピードの面でも高校と全然違うと思っています」 ――チームの雰囲気はいかがですか。 「全日本大学駅伝予選会で落ちてしまって、そこからミーティングを重ねました。今は一人一人が危機感を持っていて、かなり雰囲気が良いと思っています。自分自身もメンバーに入って貢献するという気持ちを持って(練習を)行えています」 ――箱根駅伝予選会への意識は高まっていますか。 「チームとしても徐々にメンバー争いのことを意識し始めてピリピリしてきています。自分自身も絶対に(メンバーに)入って貢献したいという強い気持ちがあるので、そこに向けて焦らずにあと1ヶ月ほどあるのでコツコツやっていこうと思います」 ――これからどのような選手になっていきたいですか。 「チームの核になる存在になりたいです。明大を強豪に押し上げられるような力を付けたいと思っています」 ――今後の意気込みをお願いします。 「1年生ですが、先輩たちに負けるつもりはないです。一歩も引くわけにはいかないと考えているので、積極的にフレッシュな走りをしたいです」 ――ありがとうございました。 [春田麻衣]READ MORE -
(101)菅平合宿インタビュー⑭/大湊柊翔
競走 2023.09.28今年度も菅平にて行われた、長距離部門の3次合宿。そこには来たる駅伝シーズンへ向け、闘志を燃やす選手たちの姿があった。例年よりも厳しいと言わざるを得ないチーム状況は、選手一人一人の覚悟を変えた。紫紺のランナーたちは今、何を思うのか。最新の声をお届けする。 第14回は大湊柊翔(情コミ1=学法石川)のインタビューです。 ――現在の調子はいかがですか。 「1次の妙高合宿、2次の紋別合宿といい感じできていて今までで一番ぐらい走り込んでいたので、その疲労が今出ています。でも、ポイント練習の消化もすごく悪いわけではなくて、練習の目的を意識しながらしっかり追い込めていると思います」 ――合宿で印象に残った練習はありますか。 「やっぱり高校とは距離やポイント練習の強度が全然違って、特にハーフマラソンのレースに近いペースでの練習が印象に残っています。距離に関しては不安要素はあまりないのですが、こういった練習は初めてで、速いペースにうまく対応できずすごくきつかったです。ただ、1回ここでレース感に近い練習ができたのは良かったし、箱根駅伝予選会(以下、予選会)や箱根駅伝(以下、箱根)をもし走る場合は、つながってくるんじゃないかなと思います」 ――走ってみての感触はいかがでしたか。 「その練習では思っていたよりは走ることができなくて、20キロの中で最初を上げて中盤はある程度のペースで、後半また上げるという練習だったんですけど、自分は最初上げて、中盤は単独になって離れてしまいました。でも最後の1キロ、2キロは上げてペースを落とさずに走ることができて、豪さん(山本豪駅伝監督)から『そこで耐えられたのは良かった』と言ってもらったので、単独走でペースを落とさずに我慢できたことは次につながる部分だと思います」 ――初めての合宿で高校の頃とのギャップはありましたか。 「高校の頃から他大学の練習に混ざる経験をさせてもらっていたので、スピードへのギャップはあるんですけどそれ以外の合宿生活や練習を継続してできているという部分では、自分は対応できているかなと思います」 ――前半シーズンと比べての変化はありますか。 「前半シーズンは入寮してから体調を崩したりと、その影響もあってレースでも思ったような結果が出ませんでした。今は前半シーズンと比べると、体つきや脚の絞れ方も全然違うなと思います。走りの面でも前半シーズンは少しぎこちなくて、ポイント練習中の動画を自分で確認した時に、走り方にあまり納得いっていなかったんですけど、最近はまだ本調子ではなくても少しずつ良くなっているかなと思います」 ――予選会へ向けての気持ちはいかがですか。 「箱根に出たい気持ちはみんなそれぞれあると思うんですけど、絶対明治大学は箱根にいなきゃいけないという責任感は自分の中でもありますし、明治を見ている人たちもそこは思っていると思うので、予選会は絶対外しちゃいけないところだと思います。もし走ることができれば初のハーフマラソンとなるので、チームに貢献できる走りをしないといけないなと思います」 ――ありがとうございました。 [覺前日向子]READ MORE -
(100)菅平合宿インタビュー⑬/吉川響
競走 2023.09.28今年度も菅平にて行われた、長距離部門の3次合宿。そこには来たる駅伝シーズンへ向け、闘志を燃やす選手たちの姿があった。例年よりも厳しいと言わざるを得ないチーム状況は、選手一人一人の覚悟を変えた。紫紺のランナーたちは今、何を思うのか。最新の声をお届けする。 第13回は吉川響(文2=世羅)のインタビューです。 ――今のコンディションを教えてください。 「コンディションは非常に良い方です。昨年度の菅平合宿は練習がこなせない時もあったんですけど、今年度は全部の練習をしっかりAチームでこなせています」 ――昨年度に引き続きAチームでの練習というのはいかがでしたか。 「Aチームで練習することが箱根駅伝予選会(以下、箱根予選会)や箱根駅伝のメンバー入りというのにもつながってくるので、チームの主力としてちゃんとAチームでチームを引っ張るっていうのは自分で意識して頑張っています」 ――夏合宿の満足度としては、どのくらいになりますか。 「練習はほとんどこなせているのでいい評価をつけたいんですけど、自分が積極的に引っ張ったりするような場面はまだ少ないです。点数をつけるとしたら80点ぐらいになっちゃうと思います。うまく走れなかったりする時もあるので、やはり自分がしっかり集団を引っ張る力があればもう少し点数は高くなると思います」 ――前半シーズンを振り返っていかがでしたか。 「前半シーズンの最初に5000メートルで自己ベストを更新して13分台に入れたってのはすごく良かったです。しかしその後の関東学生対校選手権と全日本大学駅伝予選会は少しふがいない走りをしてしまって、チームに全然貢献できなかったっていうのはすごく悔しかったです。そこから駅伝シーズンにつなげていこうっていうふうにチームで話が出たので、自分はそこから夏合宿でしっかり力を付けてチームの主力としてメンバー入りして走るっていう目標を立てました。それをしっかりこなせるようにしようっていうふうに思っていました」 ――今年度はキャプテンを3年生の尾﨑健斗選手(商3=浜松商)が務めますが、3年生がやるにあたって今までとの違いを感じることはありますか。 「そういうのは特に感じていません。尾﨑さんが自らキャプテンをやりたいと言っていたので、そういう強い気持ちが尾﨑さんもあるんだなっていうのを感じました。チームを率いるっていう気持ちがあるんだったら、別に僕は学年はそんなに関係ないかなって思っています。他の大学とかでも3年生がキャプテンをやっている例もあったので、尾﨑さんがちゃんとキャプテンをやりたいって気持ちがあるってことは、そういう心の強い人だったんだなって思いました。少しケガとかもしててあまり調子が上がり切っていないんですけど、キャプテンとしての覚悟はとても感じています」 ――今後に向けて意気込みをお願いします。 「まずは箱根予選会をしっかり通って本戦に出場することはチームの絶対条件でもあるので、そこは確実にこなせるようにします。本戦に出れるとしたらもう一度山登りをしたいと思っているので、しっかり山対策をしてシード権獲得に貢献できるように頑張りたいと思っています」 ――ありがとうございました。 [石井遥]READ MORE