
【競走部】紫魂不撓
昨年度の関東学生対校選手権で見事1部残留を成し遂げた競走部。今年度は主将・木村稜(政経4=乙訓)を中心にさらなる高みを目指す。特に長距離ブロックは、あと一歩手が届かなかった箱根駅伝シード権に向け、エース・児玉真輝(文4=鎌倉学園)を中心にチーム一丸で取り組む。旅路は険しいかもしれない。だが、紫魂を胸に、不撓不屈の精神で走り続けた先にはきっと輝かしい栄光が待っている。特集ページ〝紫魂不撓〟ではそんな明大競走部の1年間を追い続ける。
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(6)ルーキー特集④/原田真聡
競走 2023.04.09昨年度4種目で明大記録を打ち立てるなど飛躍の年となった明大競走部。さらなる飛躍を誓う今年度のチームスローガンは「貪欲に~前のめりに一歩ずつ~」。そんな明大に〝強さ〟を求めてやってきた者たちの思いを紹介する。これは4年間を通して貪欲に求め続けていく彼らの一歩目だ。 第4回は短距離部門・原田真聡 (文1=東農大二)のインタビューです。(この取材は3月23日にオンラインで行われたものです) ――明大への進学を希望した理由を教えてください。 「勉学と部活動共に高いレベルでやることができて、あらゆる面で成長することができると感じたからです」 ――競走部へのイメージを教えてください。 「何度か競走部の合宿などに参加させていただいたのですが、個人個人で必要としていることを自分で考えながらできるというイメージがあります」 ――陸上を始めたきっかけを教えてください。 「中学校の頃から始めました。スポーツをやりたいと思っていたのですが、少し球技が苦手だったので、陸上をやりたいなと思い始めました」 ――陸上競技より前にはスポーツ経験はなかったのですか。 「小学校の頃は何も運動はしていなかったです」 ――走ることは得意だったのですか。 「走ること自体は好きだったのですが、学校内で一番になるほどすごく速かったわけではなかったです」 ――そういったところから始めて、今のステージまで上がってくることができた要因などはありますか。 「自分は中学校から顧問の先生に恵まれていて、経験豊富な先生に教わることができていたので、それが力になったかなと思います」 ――中学校の先生の指導で印象的だったことは何かありましたか。 「中学校の頃は走る以外のことがあまり得意ではなかったので、補強などが苦手でした。そこで補強などを教わる際に、できるようになるまで教えてくれたことが印象的でした」 ――東農大二高時代を振り返っていかがですか。 「高校時代、1年2年はケガに苦しんだので、結構自分自身も落ち込んでいました。ですが高校3年生に上がる時に、ここはもうやり切るしかないと思って、冬季練習を倒れるくらいまで毎日やりました。そしてそのおかげで高校3年生で花開いたという感じです」 ――高校時代の印象的なレースはありますか。 「徳島県であったインターハイですね。今まで自分は(レースの)本数を重ねる大会があまり得意ではなかったのですが、400メートルに出場して、47秒台を3本そろえることができました。この経験が自分の中でも自信につながったので、とても良かった大会です」 ――ご自身の競技の上での強みは何かありますか。 「大会によってレースプランを変えられることが自分の強みだと思います」 ――ご自身の性格はどのような感じですか。 「かなりストイックな性格だとは思います」 ――大学での目標はありますか。 「日本学生対校選手権で入賞したいと思っています」 ――今年度で達成したいことはありますか。 「今までとは違った生活スタイルにはなるので、そういったものに慣れていきたいです。試合も慣れることを優先して、タイムも47秒27がベストなのですが、あまり上を目指しすぎず、46秒台に入るくらいを目標に考えています」 ――ありがとうございました。 [菊地隼人] READ MORE -
(5)ルーキー特集③/中谷颯汰
競走 2023.04.08昨年度4種目で明大記録を打ち立てるなど飛躍の年となった明大競走部。さらなる飛躍を誓う今年度のチームスローガンは「貪欲に~前のめりに一歩ずつ~」。そんな明大に〝強さ〟を求めてやってきた者たちの思いを紹介する。これは4年間を通して貪欲に求め続けていく彼らの一歩目だ。 第3回は短距離部門・中谷颯汰 (農1=相洋)のインタビューです。(この取材は3月16日にオンラインで行われたものです) ――明大を選ばれた理由を教えてください。 「まず、短距離ブロックの渡邉高博コーチからお誘いをいただいたというのと、自分はもともと理系の学部に行きたくて、その条件があったので明大を選びました」 ――どうして農学部を選ばれたのですか。 「理系に進みたくて、農学部の勉強内容を見たら高校の時にやっていた勉強の好きな部分が結構あったので決めました」 ――現時点での競走部へのイメージはどういったものですか。 「長距離ブロックがメインで動いていているイメージです。最近は短距離ブロックも頑張ってきてると思うのですが、まだまだ長距離に劣る部分はあると思います」 ――短距離ブロックで尊敬している選手はいますか。 「木村稜主将(政経4=乙訓)などはすごいと思っています。昨年度の日本学生対校選手権(以下、インカレ)のレースも拝見させていただいたのですが『こういう先輩もいるんだ』と思いました」 ――陸上を始めたきっかけはありますか。 「自分は中学校から陸上を始めました。親に『陸上競技やってみない』と言われて面白そうだったので始めてみたら、良かったので続けています」 ――それまでは別のスポーツをやったりしていましたか。 「サッカーを小学校の時までやってました」 ――相洋高時代を振り返っていかがでしたか。 「3年間本当に部活漬けでした。練習も厳しかったですし、先生もかなり厳しくて、辛いことがものすごく多かったです」 ――高校時代の練習や雰囲気で特徴的なところはありましたか。 「やはり他の部活とかと比べるとすごく緊張感があって、ピリッとした空気でやっていました」 ――ご自身のアピールポイントは何ですか。 「自分は専門が100メートルと200メートルなのですが、200メートルがとても得意なのでそこが強みかなと思っています」 ――性格面での特徴はありますか。 「一つの物事に対して何事にも一生懸命取り組むということがすごい得意だと思います」 ――大学4年間の目標はありますか。 「まずはしっかりインカレに出場して、しっかり決勝の舞台に残って活躍したいです。さらにそこから五輪まで目指せたらなと思います」 ――今年度で達成したいことはありますか。 「まだインカレの標準記録を切れていないので、まず200メートルでインカレの標準記録を今年度中に切りたいと思っています」 ――その目標を達成するために一年目で取り組んでいきたいことはありますか。 「速い先輩たちと一緒に走り込みをして、自分がどのくらい差があるのかということを1回しっかり確認したいです。自分がどこが弱いのかを考えて、そこから自分の欠点を克服していきながら長所を伸ばしていく練習をしていきたいです」 ――ありがとうございました。 [菊地隼人] ※写真は本人提供READ MORE -
(4)ルーキー特集②/神戸毅裕
競走 2023.04.08昨年度4種目で明大記録を打ち立てるなど飛躍の年となった明大競走部。さらなる飛躍を誓う今年度のチームスローガンは「貪欲に~前のめりに一歩ずつ~」。そんな明大に〝強さ〟を求めてやってきた者たちの思いを紹介する。これは4年間を通して貪欲に求め続けていく彼らの一歩目だ。 第2回は短距離部門・神戸毅裕(営1=明星学園)のインタビューです。(この取材は3月8日にオンラインで行われたものです) ――陸上はいつから始めましたか。 「中学1年生から始めました」 ――始めたきっかけを教えてください。 「もともと走るのが速かったので、少しやってみようという感じです」 ――陸上競技の魅力は何ですか。 「やはり個人種目なので、自分でやった分だけのものがリターンとして返ってくることが魅力だと思います」 ――これまで続けてこられたモチベーションはどういったところにありますか。 「やはり自己ベストが1回出るだけで、とても報われます。シンプルに走るのが好きというよりは、試合で走って勝つということが楽しかったので、今まで続けてこられています」 ――高校時代を振り返っていかがでしたか。 「インターハイ優勝はできなかったので、そこは悔しい部分があります。ですが僕は同じ高校で6年間陸上をやってきていたので、集大成とまではいかなくても良い終わり方はできたと思います。今振り返ってみると楽しかったです」 ――明大に進学した理由を教えてください。 「もともと大学で陸上をやるなら、決まった練習をみんなでやるというよりは、各自で自分に必要なものを考えて自主的にやるというスタンスでやろうと思っていました。明大のやり方や学校の教育理念も主体性や自主性を尊重しているので、僕に合うと思いました」 ――明大競走部の活躍はどう捉えていますか。 「木村稜主将(政経4=乙訓)や僕の大先輩である木村颯太先輩(法4=明星学園)が特に活躍が目立つと思いますが、その他の人も練習のときからオンオフの切り替えがしっかりしているので、他の大学には見られないような強さを持っていると思っています」 ――自身の走りの強みはどんなところにありますか。 「2次加速の部分が得意です」 ――得意な部分を強化するために練習でやっていることはありますか。 「今のところ得意分野なのでそこを特別意識するわけではなく、それをしっかり習慣化させています。スピードが上がってきたときに、そこの感覚が崩れないようにするということを常に意識しています」 ――課題はありますか。 「30メートル付近までの1次加速が遅れをとって、結果に悪くつながってしまうことがあります。そこが課題だと思っています」 ――大学ではどんな練習をしていきたいですか。 「基本は高校で培ってきたものをベースにして、そこから自分に足りないものをいろいろな観点から広げていくような感じで取り組んでいきたいです」 ――4年間通しての目標はありますか。 「4年間通しては関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)と日本学生対校選手権の優勝、そして日本選手権入賞を目指しています」 ――今年度はどんなことを目標にしていきますか。 「今挙げた目標は主に3、4年生のときに達成するつもりです。今年度は関東インカレに個人で出場、U20日本選手権優勝を目指しています。全国レベルに上がってきても勝ち切れる選手になれるように、3、4年生(で結果を出すため)の練習というふうに捉えてやっていきたいです」 ――大学での活動に向けて意気込みをお願いします。 「誠実にコツコツとやっていきたいと思います」 ――ありがとうございました。 [石井遥] ※写真は本人提供READ MORE -
(3)ルーキー特集①/川津靖生
競走 2023.04.08昨年度4種目で明大記録を打ち立てるなど飛躍の年となった明大競走部。さらなる飛躍を誓う今年度のチームスローガンは「貪欲に~前のめりに一歩ずつ~」。そんな明大に〝強さ〟を求めてやってきた者たちの思いを紹介する。これは4年間を通して貪欲に求め続けていく彼らの一歩目だ。 第1回は短距離部門・川津靖生(法1=明星学園)のインタビューです。(この取材は3月8日にオンラインで行われたものです) ――陸上はいつから始めましたか。 「高校から始めました」 ――始めたきっかけを教えてください。 「友人に誘われたからです」 ――元々得意でしたか。 「そうですね。スポーツ自体は好きで中学校まではずっと野球をやっていました。高校では野球部があまり強くなかったので、部活をやるならしっかりしたところが良いという思いから陸上部に入部させてもらいました」 ――陸上競技の魅力はどういうところだと思いますか。 「誰かに勝ちたいという欲があるので、人と競り合って勝敗がつくことがとても楽しいです」 ――陸上競技をここまで続けてこられたモチベーションはどんなところにありますか。 「高校1、2年生まではあまり結果を残せなかったので、心が折れるほどではありませんでしたが、そこまでモチベーションはなかったです。3年生で記録を残せるようになってから、やはり記録が伸びる楽しさや顧問に対する感謝を感じるようになりました。そこから記録をもっと出したいと思うようになり、それがモチベーションになっています」 ――高校の陸上競技を振り返っていかがでしたか。 「自分は人より耐える力などのメンタル面が強いと思っているので、継続力がやはりやっていく上で大事だと思いました」 ――高校で印象に残っているレースはありますか。 「印象に残っているレースは東京都高校総体の200メートル決勝です。その試合まではあまり200メートルが好きではありませんでした。レース結果は2位でしたが、コーナーに合わせて走ることがとても楽しかったです。自己ベストも出たので、かなり印象に残っています」 ――リレーもされているそうですが、大学でも続ける予定はありますか。 「そうですね。リレーメンバーに選ばれたら走ろうと思っています」 ――何走を走りたいですか。 「コーナリングが得意なので、1走か3走をやりたいと思っています」 ――明大に進学を決めたのはなぜですか。 「自分の高校から先輩方が進学されており、そうした先輩方の活躍を見る中で自分も一緒にリレーを組みたいと思ったので志望しました」 ――昨年度の明大競走部の走りや活躍はどのように捉えていますか。 「やはり長距離がフィーチャーされる中で、最近は短距離も記録がぐんぐん伸び始めているので追い付きたいという意識はしていました」 ――明大の選手で追い付きたいと思う選手はいますか。 「木村颯太選手(法4=明星学園)と木村稜選手(政経4=乙訓)はよく見させてもらっているので、特に追い付きたいと思う先輩方です」 ――その2人の走りの印象はいかがですか。 「身長や体格が他の選手と比べると小柄ですが、そこからは想像もつかないような走りの大きさがあります。木村颯選手は自分の高校の先輩で、そこから走り方を盗んだりもしました。自分も3年生のときにそのイメージをして活躍できたので、追い付きたい存在というのが大きいです」 ――大学ではどんなことをしていきたいですか。 「最初は先輩方の練習に入って、どういう意識で練習をしているのかを教えてもらいたいです。そういう中で自分の走りを良くしていきたいと思っています」 ――4年間通しての目標を教えてください。 「目標はやはり日本選手権に出ることです。自己ベストを出しても標準記録が高いので、その標準記録を出した上で決勝に残れるような選手になりたいです」 ――意気込みをお願いします。 「先輩たちに付いていきながら、その中で自分の目標を見つけて日々練習していこうと思っています」 ――ありがとうございました。 [石井遥] ※写真は本人提供READ MORE -
(2)東京六大学対校大会事後インタビュー②/松木悠眞、松下かなう、木村稜主将
競走 2023.04.054月2日に東京六大学対校大会が開催された。明大からは多くの選手が出場し、関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)に向けて収穫を得る機会となった。新体制として迎えた大会を終えた選手たちの声をお届けする。 第2回は松木悠眞(理工2=宇都宮)、松下かなう(法3=大分東明)、木村稜主将(政経4=乙訓)です。 松木対校男子走り幅跳び決勝 4位 6メートル74――試技を振り返っていかがですか。 「6本中4本がファールだったり、着地まで持っていけなかったりと内容はまとまり切らなかった感じです」 ――記録と順位についてはいかがですか。 「確実に決勝に行くために置きにいった跳躍の記録だけが残ってしまいました。攻めた跳躍の方を記録として残せなかったので納得はできていないです」 ――冬季はどのような練習を積んできましたか。 「冬季は週に1回跳躍練習をしつつ、他は短距離と混ざりながら高いスピードで走り込みをしました。跳躍に関しては技術を一から見直してきました」 ――次に出場される大会はありますか。 「関東インカレの標準をまだ切っていないため、次は栃木県の春季大会に出場します。そこで標準記録を切れるよう狙っていきたいです」 ――関東インカレに向けた意気込みをお願いします。 「関東インカレの標準記録突破は自分にとって高い目標になります。自分の課題を見直して再現性を高めて頑張っていきたいです」 ――ありがとうございました。松下かなう(法3=大分東明)松下OP男子100メートル2組 4着 10秒72対校男子4×100メートルR決勝 4位 40秒04――100メートルのレースを振り返っていかがでしたか。 「自分の得意なスタートで周りに置いていかれて、そこで出られなかったことに焦ってしまって後半もいい動きができませんでした。いつも以上に力んでしまって、レース全体を見てもいい走りができていなかったなと思います」 ――4×100メートルRを振り返ってはいかがでしたか。 「自分は明大に入ってから4走をずっとやってきましたが、今回はメンバーもいろいろ試しながらで、自分はスタートが得意なので1走を試してみることにしました。自分が思っている以上に、今回1走をよく走れたなと思います。ただ、スタートは良かったのですが竹尾(拓真・農2=明星学園)にバトンを渡すときに減速してしまって、そのせいで内側の早大に詰められてしまったのが改善点かなと思います」 ――今回のタイムに関してはいかがですか。 「昨年度の東京六大学対校大会が40秒99で、今年度は40秒04でだいぶ上がっていたのでタイムを見れば良かったと思います。でもまだバトンパスや個人の走りが完璧じゃなくてもっといいタイムを出せるはずなのでミスを今後修正していきたいなと思います」 ――次に出場予定のレースは何ですか。 「いくつか記録会に出て、関東インカレのA標準記録を切ることを目標にやっていこうと思います」 ――ありがとうございました。木村稜(政経4=乙訓)木村稜対校男子100メートル決勝 4位 10秒47対校男子4×400メートルR決勝 4位 3分14秒17――100メートルの結果についてはいかがですか。 「タイムも順位も良くなかったので結果としては全然満足できていないです。予選で悪い走りをしてしまったのですが、決勝ではそこを修正できたので良かったです。修正力を磨きながら今年度のシーズンを頑張っていきたいと思います」 ――今回200メートルではなくて100メートルに出場された理由はありますか。 「スピード強化のためと、100メートルは加速区間の走りが結果に顕著に出るのでそこを磨く練習として出場しました」 ――関東インカレに向けて個人の意気込みや目標をお願いします。 「個人で200メートルに出場すると思います。大きな目標として日本選手権を見ているので関東インカレはその通過点としてそれ相応のレースができたらいいと思っています」 ――今のチームの雰囲気はどのような感じですか。 「昨年度の冬季練習からみんなで元気よく声を出したり、サーキットなどしんどい練習も声を出して励まして取り組んできました。自由に取り組みながらも大きな目標をそれぞれ持っているので雰囲気は良いと思っています」 ――短距離ブロック全体の今シーズンの目標をお願いします。 「大きな目標としては関東インカレがあります。チーム戦になる関東インカレに向けて短距離ブロックとして頑張っていきたいです。昨年度の関東インカレは4年生を中心に多く点数を取っていただきました。自分たちも負けずに昨年度よりさらに良い得点を取れるよう頑張っていきたいと思います」 ――ありがとうございました。 [桑原涼也、覺前日向子、松原輝] READ MORE -
(1)東京六大学対校大会事後インタビュー①/森下翔太、溝上稜斗、馬場勇一郎
競走 2023.04.044月2日に東京六大学対校大会が開催された。明大からは多くの選手が出場し、関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)に向けて収穫を得る機会となった。新体制として迎えた大会を終えた選手たちの声をお届けする。 第1回は森下翔太(政経2=世羅)、溝上稜斗(商3=九州学院)、馬場勇一郎(政経4=中京大中京)です。 森下対校男子5000メートル決勝 2位 13分49秒20 自己ベスト――今日のコンディションはいかがでしたか。 「新潟ハーフマラソンを走った後であまり練習強度を上げてないのですが、その中でも今日の記録が出たのはいいことだと思います」 ――レース前の目標は何でしたか。 「13分40秒台です。その目標にはギリギリだったのですが、達成することができてそれは次につながるのでよかったです」 ――レースを先頭で引っ張られていましたが、その時の心境はいかがでしたか。 「特に何も考えてないのですが、スクリーンを見るたびに集団がいるな、早く離れてくれないかなと思っていました」 ――自己ベストを続けて更新されていますが、好調の要因は何でしょうか。 「自分に合った足の作り方を見つけることができて、それを少しずつ磨いていることとコンディションを維持できていることだと思います」 ――今年度の目標は何でしょうか。 「トラックは日本選手権の標準を切ることです。駅伝では全日本大学駅伝と箱根駅伝(以下、箱根)シード権を取って、箱根で区間賞を獲れるような走りをしたいと思います」 ――今後の意気込みをお願いします。 「調子が上がってきているので、自己ベストをどんどん更新していきたいです」 ――ありがとうございました。溝上稜斗(商3=九州学院)溝上OP男子5000メートル1組 1着 14分08秒04 自己ベスト――自己ベストを更新されましたが、レースを振り返っていかがですか。 「タイムは14分切りを狙っていたので少し悔しい気持ちはありますが、積極的なレースができたのは良かったです」 ――最近の調子はいかがでしたか。 「この前出場した日本学生ハーフマラソン選手権は大分合宿の疲労感のある中で走りました。その後少し練習を抑えめにしたら調子も上がってきて、結構手応えがあったのでもう少しいきたかったなというのが正直なところです」 ――自己ベストを更新できた要因は何ですか。 「今年からフィジカルトレーニングを取り入れて、トレーナーの方のところに通ってマンツーマンで教えてもらうようになりました。教えてもらった課題に対してアプローチをして、フォームなどの部分が最近良くなってきているのでそのまま継続しようと思っています」 ――今年度の副主将ということですが、どのような経緯で副主将になったのですか。 「今年度は尾﨑(健斗・商3=浜松商)が長距離部門の主将で、3年生ということもあってキャプテンに負担が集中しすぎないよう副主将を各学年1人ずつ出すというふうに、今年度からやり方が変わりました。自分は3年生の代の副主将で、山本佑樹駅伝監督からの指名で決まりました」 ――今年度の目標を教えてください。 「個人的な目標としては、箱根駅伝で9区を走ることが目標です。1年を通して箱根駅伝をずっと視野に入れてやっていきたいと思います」 ――ありがとうございました。 馬場勇一郎(政経4=中京大中京) 馬場対校男子800メートル決勝 6位 1分52秒64――今日のレースを振り返っていかがですか。 「今大会の位置づけとしては記録を狙うのではなく、鍛錬期の中でしっかりと2本走るのが大事だったので目標は達成できたと思います」 ――体のコンディションはいかがでしたか。 「練習の中で調整しなければならないのと、寮の引っ越しや就活でバタバタしていたので体の状態はよくなかったです。ただ、昨年度から万全の状態で挑めるレースというのがなかなかないので、状態がよくない中でもすべきことはできたと思います」 ――ラストスパートを強化したいという話をされていましたが、その成果は出ていますか。 「延長線上でスピードを入れ始めている状態なのでレースの結果にはまだ出ていないです。ただ、ここからシーズンに入っていく中で必要な持久力の下積みは段階的にできています」 ――この大会に関しての印象はいかがですか。 「自分は春季オープンや昨年の関東インカレで国立競技場を走らせてもらったのですが、声がすごく聞こえるので仲間の応援を受けながら走るというのはすごくいいなと思いました」 ――今後に向けての意気込みをお願いします。 「ケガなく順調にきているので、このままケガをしないことを大事にしたいです。また、1500メートルを走るレースが残り10本ぐらいになってきたので一本一本のレースにしっかり勝つという思いを持ち、自分の競技生活の集大成というのを常に意識しながらレースだけではなく日々の練習から取り組んでいきたいです」 ――ありがとうございました。 [覺前日向子、桑原涼也、原田青空]READ MORE