
【競走部】紫魂不撓
昨年度の関東学生対校選手権で見事1部残留を成し遂げた競走部。今年度は主将・木村稜(政経4=乙訓)を中心にさらなる高みを目指す。特に長距離ブロックは、あと一歩手が届かなかった箱根駅伝シード権に向け、エース・児玉真輝(文4=鎌倉学園)を中心にチーム一丸で取り組む。旅路は険しいかもしれない。だが、紫魂を胸に、不撓不屈の精神で走り続けた先にはきっと輝かしい栄光が待っている。特集ページ〝紫魂不撓〟ではそんな明大競走部の1年間を追い続ける。
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(87)日本インカレ事後インタビュー⑥/近藤岬、長田隼人
競走 2023.09.20大学陸上界の頂点を決める日本学生対校選手権(以下、日本インカレ)。明大は短距離部門と競歩部門から9人の選手が出場を果たした。その中でも特に短距離部門の活躍が光る結果に。2種目で明大記録を更新し、4×100メートルRでは3位入賞を果たすなど全国の舞台で戦える実力を証明した。今回はレース後のコメントをお届けする。 第6回は近藤岬(理工2=十日町)、長田隼人(商1=松山工)のインタビューです。 近藤男子1万メートルW決勝 失格――コンディションはいかがでしたか。 「レース前は体がとても軽くて動けていたので、入賞してやろうっていう気持ちでレースに臨みました」 ――レース展開はどのようなものでしたか。 「今回タイムは4分11秒で入ったんですけど、もともとは4分1桁台で入る想定をしていました。想定よりは少し遅いなと感じましたね」 ――良かった点と課題点を教えてください。 「良かった点は、後半までしっかり体を動かして歩けたことです。悪かったところは、単純にフォームと体力が追い付いていないところだと思いました」 ――結果をどのように受け止めていますか。 「入賞できるかどうかっていうラインでした。ラスト1周で反則を取られて失格になってしまったので、フォームの改善からやっていきたいなと思っています」 ――次戦は何になりますか。 「国民体育大会です」 ――意気込みをお願いします。 「今度は明大というよりも新潟県代表という形になると思います。しっかり県を背負って頑張っていきたいと思います」 ――ありがとうございました。 長田男子1万メートルW決勝 途中棄権――コンディションはいかがでしたか。 「レースに向けて調子が上がってきていたという感覚があります」 ――レース展開はどのようなものでしたか。 「8位以内を目指していたので、最初から積極的に先頭に行っていました。速い選手がたくさんいたので、リズムをもらいながらうまく歩くようにしていました。しかし足をつってしまい、棄権するっていう形になりました」 ――良かった点と課題点を教えてください。 「良かった点は、最初から積極的に先頭に行ってスタートできたことです。悪かったことは、今回途中で足をつってしまったことです。詰めが甘かったなと思うので、そういうところも含めて今後のレースにつなげていこうと思います」 ――結果をどのように受け止めていますか。 「今回途中棄権という形で本当に悔しい思いをしました。この悔しい気持ちを忘れずに練習して強くなっていきたいです」 ――ありがとうございました。 [大橋英晃]READ MORE -
(86)日本インカレ事後インタビュー⑤/清水海地
競走 2023.09.20大学陸上界の頂点を決める日本学生対校選手権(以下、日本インカレ)。明大は短距離部門と競歩部門から9人の選手が出場を果たした。その中でも特に短距離部門の活躍が光る結果に。2種目で明大記録を更新し、4×100メートルRでは3位入賞を果たすなど全国の舞台で戦える実力を証明した。今回はレース後のコメントをお届けする。 第5回は清水海地(理工4=長野日大)のインタビューです。 男子1万メートルW決勝13位 44分59秒50――レースを終えての感想をお願いします。 「環境的には結構厳しくて、暑いし湿度も高かったんですけど、まずは引退レースで最後まで歩き切れたので良かったです」 ――レース展開の振り返りとしてはいかがでしょうか。 「練習の時点で少しスピードには不安があったんですけど、 環境的にも最初のスタートのペースがきつくて、集団がそこからさらに上がった時にもついていけないなっていう判断でした。それでばらけたところの中で自分に合うペースを判断して、そこで落ち着いたって感じです」 ――合宿には参加せず東京に調整されていました。直前のコンディションとしてはいかがでしたか。 「あまり気負わずにこのレースを楽しみにやってこられたなというのがあるんですけど、結果から言うとちょっと準備不足っていうのがあります。ただ、気持ち的には充実した準備ができたと思います」 ――自分の良さが出せたポイントはありましたか。 「大崩れしない部分では、しっかりとペースを前半のところからの判断で抑えて、最後まで歩き切れるようにペースを調整した部分は今までの経験が生きたのかなと思います」 ――引退レースとしてどんな思いで臨みましたか。 「これが引退だなという実感がなくて、いつも通りみたいな気持ちで臨みました」 ――4年間の明大での取り組みを振り返ってみていかがですか。 「競歩を始めたのは高校からだったんですけど、大学に入ってから自分で考えて行動して、それを分析して次に生かしていく力が付きました。自分で主体的に道筋を追って物事に取り組んでいく力を4年間で培えたなというのが振り返ってみて思います」 ――今年度の競歩ブロックはどんなチームでしたか。 「明治の競歩ブロックは若い選手のポテンシャルが高くてフレッシュな感じのチームで、ルーキーがポテンシャルを持っているチームなのでこれから伸びる可能性は大きいと思います」 ――明大の集団での応援はどのように聞こえていましたか。 「引退レースでこうやって応援してもらいながら歩くというのが本当に最後だったので、その応援を聞いてかみしめながらレースをしました」 ――古賀友太選手(令4商卒・現大塚製薬)がいらっしゃいましたが、何かお話などはされましたか。 「古賀さんがちょうど合宿で来てくださっていました。アップの時から招集までずっと付いてきてくれて、激励してくれてやる気を出してくれました」 ――一番思い出に残っているレースは何でしょうか。 「一番は大学3年生の関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)で、濱西さん(諒・令5文卒・現サンベルクス)が1番で、僕が4番で、 近藤が6番でトリプル入賞を1部でできたというのが一番記憶に残っています。古賀さんが前年までいて、古賀さんと濱西さんがチームを引っ張ってくれていたんですけど、古賀さんが卒業した後に『翌年の関東インカレ本当に大丈夫?』みたいな雰囲気がありました。そういうプレッシャーの中で3人で同じ方向を向いて関東インカレに臨めて、3人で入賞できたというのは本当に今でも思い出に残っています」 ――今後は競歩に完全に関わらない形でしょうか。 「選手としてやることはないんですけど、時間があったりしたら選手以外の関わり方というのはスポーツではできるので、後輩に教えたりサポートしたりという部分で貢献できると思うので意識していきたいなと思います」 ――園原健弘監督やコーチ陣を始めとしたスタッフの方々へのコメントをお願いします。 「高校の時は自分は本当に力がなくて、明治に入れるような実力を持っているような選手ではありませんでした。しっかり1年生の時から育ててもらって、競技者でもあり大人として育ててくれたという部分と、最後のこのレースは結果よりも、自分で納得のいくレースをして楽しんでと言ってくださって、その言葉があってすごくこのレースを楽しもうという気持ちで取り組めたので、最初から最後まで感謝の気持ちです」 ――理工学部で学業と競技の両立が求められたと思います。どのように工夫をされてきましたか。 「自分が大事にしていたのは勉強も競技も切り離すんじゃなくて、勉強を頑張るからこそ競技も頑張れるし、競技で身につけた計画力や継続力は勉強にも応用できるので、あまり分けずにうまく高め合いながらできたかなと思います」 ――今後の競歩部門を担う後輩たちに期待することは何でしょうか。 「自分と比べてもみんなポテンシャルが高い選手たちで、今はちょっと苦労している選手もいると思います。ただ、苦労しながらやっていってその中で強くなっていくので、つらいこともあると思うんですけどしっかり頑張って、ぜひ世界の舞台に立ってくれる選手がいるとうれしいです」 ――後輩や明大競走部に向けてエールをお願いします。 「競技者としてだけではなくて、1人の人間として、社会に出る一歩手前の段階としての成長を、競走部で仲間だったり指導者の方々と活動する中で身につけさせてもらえたので、これからそれを社会に出ても自分の武器にできるように、この経験をしっかり身につけてやっていきたいと思います。ありがとうございました」 ――ありがとうございました。 [桑原涼也]READ MORE -
(85)日本インカレ事後インタビュー④/松下かなう、川津靖生、原田真聡
競走 2023.09.20大学陸上界の頂点を決める日本学生対校選手権(以下、日本インカレ)。明大は短距離部門と競歩部門から9人の選手が出場を果たした。その中でも特に短距離部門の活躍が光る結果に。2種目で明大記録を更新し、4×100メートルR(以下、4継)では3位入賞を果たすなど全国の舞台で戦える実力を証明した。今回はレース後のコメントをお届けする。 第4回は松下かなう(法3=大分東明)、川津靖生(法1=明星学園)、原田真聡(文1=東農第二)のインタビューです。 松下男子100メートル準決勝2組5着 10秒44男子4×100メートルR決勝3位 39秒03――コンディションはいかがでしたか。 「コンディションは日本インカレにピークを持ってこようとしたのですが、前日の練習や1週間前の走りが少し悪く、ベストコンディションではなかったです」 ――日本インカレ全体の振り返りをお願いします。 「個人では決勝を目指していたので、準決勝で落ちて悔しい部分はあります。4継では3位入賞できて素直にうれしいです」 ――4継で3位入賞となった要因はありますか。 「結果の要因としては短距離の個人のレベルが上がったことです」 ――(4継では)得意な1走でのレースでしたが、いかがでしたか。 「1走の練習はしていたのですが、本番になると少し感覚が異なり持ち味のスタートの部分を生かせなかったです。前の選手を詰められなかったり、他の大学よりも前に出ることができなかったので悔しい部分もあります」 ――100メートルはいかがでしたか。 「予選では前半で少し力を使ってしまい、後半に足を回す余裕があまりなかったのが良くなかったです。準決勝では楽にスタートして、後半足を回す感覚をつかもうとしたのですが、始めの10メートル以降で前と差がつき、気付いたら遅れてしまい、勝負にならなかった感じです」 ――今後の目標はありますか。 「10秒4台が安定して出ているのでもう一つ上の段階、10秒3台前半や10秒2台であったりを安定して出せるようにしていきたいと思います。来年度の日本インカレでリベンジしたいと思っています」 ――ありがとうございました。 川津靖生(法1=明星学園)川津男子100メートル予選2組6着 10秒65男子4×100メートルR決勝3位 39秒03――レースの振り返りをお願いします。「予選で自分が早く(バトンを)出してしまっていい形でバトンを渡せなかったのですが、決勝では改善できてその上で予選以上の走りができたので良かったです」 ――100メートルの予選を振り返っていかがですか。「隣が柳田選手(東洋大)で速いことは分かっていたのですが、10メートルぐらいから差をつけられたことで、力んでしまって後半の失速につながりました。改善するためにいろいろな速い人とたくさん練習して力まないような練習をしていきたいです」 ――4継の予選を振り返っていかがですか。「点数にしたら30点です。バトンパスがうまくいかなくて、良くない流れを作ってしまったのを決勝では払拭できたので良かったです」 ――収穫と課題を教えてください。「100メートルはまだ鍛錬不足だと思います。リレーは39秒03ですが、まだタイムも伸ばせると思うので日本選手権・リレー競技で38秒台出すためにまた練習しようと思います」 ――今後に向けて一言お願いします。「日々鍛錬していきます」 ――ありがとうございました。 原田真聡(文1=東農第二)原田 男子400メートル決勝8位 48秒54男子200メートル予選1組6着 21秒42――日本インカレ全体の振り返りをお願いします。「400メートルの予選、準決勝は自分がやりたかったことをうまく実行できたと思っています。決勝はもう少し練習が必要だということを実感しました」 ――予選、準決勝でできていた自分のやりたかったことはどのようなレース展開ですか。「予選は周りを見ながらレースを組み立てていくことを目標に臨みました。準決勝は後半粘るようなレースをしたかったので、そこをうまくできたのが良かったのかなと思います」 ――決勝では少し失速する場面がありましたが、その原因はどんなところだと思いますか。「練習を通して2本目を走る練習がしっかりできていなかった部分がありました。また準決勝で自分のベストの走りができて満足してしまった部分があったので、そういったところが決勝に出てしまったと思います」 ――準決勝で明大新記録を更新されましたが、どのように感じていますか。「タイムを出せば着順はついてくると思っていたので、後半の粘り強さをしっかり出せたことが良かったです」 ――2日間で3本のハードスケジュールだと思いますが、その点についてはいかがですか。「今回の大会で一日1本走れることは分かりました。今後は一日2本を自分のベースすることが重要だと思うので、そのような練習を積んでいきたいです」 ――決勝に出ることを目標として掲げられていましたが、達成した今の気持ちを教えてください。「決勝に残ることを目標に掲げていたので、そういった部分で満足してしまっていたのですが、今後は決勝で戦えるような選手を目指していきたいです」 ――ありがとうございました。 [菊池隼人、島田五貴、加藤菜々香]READ MORE -
(84)日本インカレ事後インタビュー③/木村颯太
競走 2023.09.19大学陸上界の頂点を決める日本学生対校と競歩部門から9人の選手が出場を果たした。その中でも特に短距離部門の活躍が光る結果に。2種目で明大記録を更新し、4×100メートルRでは3位入賞を果たすなど全国の舞台で戦える実力を証明した。今回はレース後のコメントをお届けする。 第3回は木村颯太(法4=明星学園)のインタビューです。 木村颯――4×100メートルRを振り返ってみていかがですか。「バトンパスは100パーセントとは言えない状態でしたが、 しっかりみんなの総力で目標としていた順位を取れたことは良かったかなと思います」 ――バトンパスに関して、予選から決勝にかけて改善したことはありますか。「予選はバックストレートが追い風だったのですが、決勝は向かい風だったので少し歩数を調整しました。それによって、多少は予選よりもスムーズに走れたのかなと思います」 ――2走として、走りで意識したことは何かありましたか。「予選はまだ体の動きがあまりよくはなかったのですが、決勝はしっかりキレを増した動きや走りができたかなと思います」 ――4×100メートルRのタイムについてはいかがですか。「やはり38秒台を出したいので、10月に行われる日本選手権・リレー種目でもう1回明大新記録を更新したいですね」 ――4×100メートルRの収穫はありますか。「100メートルの選手もいる中でのレースはスピードもすごく速いので、それはしっかり今後に生きてくるかなと思います」 ――決勝の走りを振り返っていかがですか。「前半80メートルくらいまでは流れは今できる最高のものができたと思います。でもそこから少しハムストリングがけいれんしてしまい、力んで失速しました。そこからうまく立て直せはしたのですが、その分タイムと結果は少し悪かったかなと思います」 ――けいれんは4日連続の疲労が原因ですか。「4日連続の疲労もありましたし、今年度はケガのリスクを極限まで避けてきたので練習が万全にはできなかったのが理由としてあります。具体的にはしっかりと練習を積める体のコンディションギリギリで練習したりとか、大きなケガをして練習ができなくなるのを避けた感じです」 ――チーム全体として日本インカレを振り返ってみていかがですか。「自分が決勝に残ることは前提として考えていたのですが、他でも原田(真聡・文1=東農大二)が400メートルで入賞したり、4×100メートルRでも入賞することができて、チームの地力が上がってきたのではないかと思います」 ――4年間の競技生活を振り返っていかがですか。「ケガが多かったのですが、ぎりぎり及第点くらいで終われたのでそこは褒めてあげてもいいかなと思います」 ――4年間で一番成長したと思う部分はどこですか。「コーチがいなかったりすることもあったので自分が今どうすべきかを考える力は身に付いたと思います」 ――今後に向けた意気込みをお願いします。「大学生最後までしっかり頑張ります」 ――ありがとうございました。 [松原輝]READ MORE -
(83)日本インカレ事後インタビュー②/木村稜主将
競走 2023.09.19大学陸上界の頂点を決める日本学生対校選手権(以下、日本インカレ)。明大は短距離部門と競歩部門から9人の選手が出場を果たした。その中でも特に短距離部門の活躍が光る結果に。2種目で明大記録を更新し、4×100メートルRでは3位入賞を果たすなど全国の舞台で戦える実力を証明した。今回はレース後のコメントをお届けする。 第2回は木村稜主将(政経4=乙訓)のインタビューです。 木村稜男子200メートル準決勝2組3着 21秒04――準決勝までの3本のレースはどのような意識で走りましたか。 「リハビリでやってきた体幹部の安定感を意識して走りました。それが今日のウオーミングアップまではできていたのですが、準決勝ではできなかったかなという感じです」 ――思うような走りができなかったのは4日間の疲労のせいなのか、それとも準決勝にうまく合わせられなかったのかどちらだと思いますか。 「もちろん疲れもあったのですが、複数本を走る状況では最後に一番いい状態に持っていかなくてはいけません。なので、疲れというよりは自分の力が足りない部分があったと感じています」 ――2着の選手とは僅差でしたが、ゴールした瞬間の手応えはいかがでしたか。 「ゴールした瞬間は勝ったと思ったのですが、結果としては負けていました」 ――日本インカレ前のインタビューでは『具体的なタイムの目標はない』とお伺いしました。それでも、レースを重ねるごとに新たな目標が生まれましたか。 「やはり争い事なので、決勝に残りたいとかトップを取りたいといった思いはありました。ただ、そういうのは極力抑えて自分のやるべきこと、今までやってきたことを出そうという試合前と同じ考えで走りました」 ――以前のインタビューで『日本インカレは今後の競技生活を見据えた上での通過点として捉えている』と伺いました。その点では今大会は充実したものだったと思いますか。 「初日からの3本はすごく良かったのでいい形で終わりたいなと思ったのですが、最後は駄目だったので結果的にはマイナスの方が大きかったかなと思います。ただ、その一方で得るものも多かったかなと感じています」 ――得たものについて具体的に教えていただけますか。 「スピード練習をなかなか積めていない状態で迎えた大会だったのですが、その中でも4×100メートルRなどで高いスピード域で走れたということは自信になると思います」 ――ご自身の中で、この時期までにはベストパフォーマンスを出せるようになりたいという目標はありますか。 「まだあまり分からないです。今回の試合を経て自分がどうなっていくかというのも分からないので、質の高い練習や大会を通して少しずつ自分の目指すところに行けたらと思っています」 ――次に出る大会は決まっていますか。 「今月末に新潟で行われるアスレチックスチャレンジカップ2023のグランプリ種目に200メートルで出場する予定です。そこではタイムを狙いたいと思っています」 ――今後への意気込みをお願いします。 「今回出た課題をもう一回洗い直して自分の思い描くレースができたらと思います」 ――ありがとうございました。 [松原輝]READ MORE -
(82)日本インカレ事後インタビュー①/園原健弘監督
競走 2023.09.19 大学陸上界の頂点を決める日本学生対校選手権(以下、日本インカレ)。明大は短距離部門と競歩部門から9人の選手が出場を果たした。その中でも特に短距離部門の活躍が光る結果に。2種目で明大記録を更新し、4×100メートルRでは3位入賞を果たすなど全国の舞台で戦える実力を証明した。今回はレース後のコメントをお届けする。 第1回は園原健弘監督のインタビューです。 ――日本インカレの総括をお願いします。 「総括としては上出来の結果だと思います」 ――4×100メートルRについてはいかがでしたか。 「多分明大で初めて4継で表彰台に立ったから、本当に素晴らしい成果だと思います。これも本当に高博コーチ(渡邉高博短距離コーチ)が明治に着任してくれて、スカウティングがきっちりできたというところから出発しているので、本当に4年ぐらいかけてここまで来たなっていうところですね」 ――タイムとしても予選、決勝ともに明大新でした。 「以前明スポさんのインタビューでも『38秒台出して優勝したい』というのを学生たちが言っていて『目標設定と自己分析が甘いだろう』という総括したこともありました。今回に関しては自分たちの実力に見合った目標設定もきちんとできていました。38秒台は出ませんでしたけど、39秒前半の本当に素晴らしいタイムを出しています。学生たちの素晴らしさに、我々もちょっと驚いているところですね」 ――100メートルについても振り返っていただけますか。 「100メートルは松下かなう(法3=大分東明)が今年急成長して、自己記録10秒22っていう持ちタイムで臨んだんですけど、実力的にいえば、10秒22を安定的に出せるところまでは行ってなくて、10秒4くらいのコンスタントなので力通りのところかなと思います。ただ彼の成長ぶりを見ると、来年度10秒2台を安定して出せるような選手になれば、日本のトップレベルの争いに絡めるし、そういう素質を持っている選手なので。非常に順調に育ってきていて、本人は決勝に残りたかったかもしれませんけども、冷静に客観的に見ると実力通りで、よくやった結果だと思います」 ――続いて400メートルについても振り返っていただけますか。 「原田(真総・文1=東農大二)も今の実力を出したと思います。自己記録も出したし、決勝が8番、48秒台で終わったあと悔し涙を流していて、本人にとってはもっと上の順位に乗れるようなつもりだったかもしれません。でもやっぱりまだまだ体力不足っていうところもあるし、大学1年生としては十分やった結果だと思います」 ――続いて200メートルについても振り返っていただけますか。 「颯太(木村颯太・法4=明星学園)がよくやったんじゃないですかね。表彰台はちょっとだけ逃しましたけども、ずっと故障で苦しんだ中で本当に地道に腐らずに取り組んで、ここまで戻ってきてくれたっていうのは、本当に素晴らしいと思います。準決勝の走りなんか多分彼の中でも一番いい走りができたんじゃないかなってくらいいい走りだったので、満足はしていないと思うけど、いいレースを4年間で仕上げてくれたかなと思います」 ――木村稜主将(政経4=乙訓)についてはいかがですか。 「稜はね、ご存じのように関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)で肉離れしちゃったんで、今回の日本インカレに対する位置付けも、そんなに勝ちにいこうとかは全くないですね。彼はやっぱり将来五輪、日の丸をつけるということを目標にしているので、その過程の中で、今回の日本インカレを頑張りすぎて故障が再発するというのが一番良くないこと。その道中でどういう走りができるか、どういう結果になるかというのをやったんですけども、頑張りすぎず100点以上の望むような結果が出ました。多分皆さんからすると決勝に残らなくて残念だなと思っているかもしれないですけど、我々からすると計画通りというか、上手にセーブしながら4継で頑張ってくれたんで、十分評価できる内容でした」 ――W木村の2選手がチームに与えた影響は大きいですか。 「大きいです。もうすごく大きいし、明治大学の短距離をここまで引き上げてくれたのは、本当にこの2人のおかげなので。大事なのはこれを継続していくことで、両木村が抜けたら大変だなっていうところで、今回は松下かなうや川津(靖生・法1=明星学園)、その他の1、2年生も出てきてくれました。継続できるようなチームになったなという確信をつかんだいい大会だったと思います」 ――最後に競歩についても振り返っていただけますか。 「競歩はちょっと苦言を呈さざるを得ないんだけど、やっぱりいろんな意味で実力不足で、実力不足の背景は、やっぱり練習不足。ポイント練習はしっかりやるんだけど、ポイント練習以外のつなぎの練習をできるところがグラウンドぐらいで、周りに道路でしっかり長い距離を踏める練習場所がないです。やっぱりなかなかグラウンドの中で同じように2時間も歩くとどうしても気持ちがめいっちゃうので、そういうところに耐えられるようなメンタリティとか、しっかりした目標がないといけません。古賀(友太・令4商卒・現大塚製薬)とか濱西(諒・令5文卒・現サンベルクス)はそういうことに耐えてやってきたんだけど、やっぱりそこまでの目標設定かな。彼らだけの責任じゃないから、我々のコーチ陣も含めてそこの部分はしっかり改善を図っていきたいです」 ――清水海地選手(理工4=長野日大)は今大会が引退試合だったと思います。 「清水はもうちょっと強い選手に本当はしてあげたかったけど、彼の実力からすると、やっぱり4年間十分やってくれたんじゃないかなと思います」 ――世界陸上でも明大OBの方も活躍されました。 「明治の競歩は、日本の競歩界を支えるプラットフォームになっているんで、やっぱりいい選手をしっかり輩出していくっていうことが、日本の陸上界に対する恩返しでもあるし使命でもあると思っているので、そこはぶれずにしっかりやっていきたいと思います」 ――短距離部門としては今大会が集大成となる大会だったと思います。 「リレーで入賞できるようになったので、今度はマイルとリレーをきっちり軸にして、4継とマイルをきちんと決勝に残れるようなチームを維持することが大事なのかなと。そこをベースに強化を考えながら、個でも戦えるようにしていきたいなと思います」 ――競歩は今後冬のロードシーズンが始まっていくと思います。 「競歩はもちろん、チームとしては関東インカレが大事なんだけど、日本インカレは個人戦で今後はやっぱり日の丸をつけてほしいです。なので2月の日本選手権を頑張って、20キロっていう種目でしっかり挑戦してもらいたいです」 ――長距離部門は先日駅伝監督が変わりました。今のチーム状況を教えてください。 「良いと思いますよ。しっかりやってくれていて、山本豪新駅伝監督が今までに足りなかった部分のサポートをしながらやってくれています。順調に仕上がっているから、ちょっと心配していると思うけど大丈夫です」 ――箱根駅伝予選会に向けて、今後の展望をお願いします。 「箱根駅伝予選会はしっかり通って本戦にまず出る。本戦ではシード権を獲得する。その目標はぶれずにやっていますから、しっかり結果を出していくだけですね」 ――ありがとうございました。 [萩原彩水]READ MORE -
(81)日本インカレ事前インタビュー⑤/木村稜主将、木村颯太、松下かなう
競走 2023.09.13全国から強者が集う日本学生対校選手権(以下、日本インカレ)。短距離ブロックの集大成となる本大会には明大記録保持者が多数出場する。学年、ブロックを問わずそれぞれが練習を重ね、上だけを目指してきた。登り続けてきたその先に彼らは何を見るのか。紫に染まった魂に最後のピースがはまるその時を見逃すな。 第5回は木村稜主将(政経4=乙訓)、木村颯太(法4=明星学園)、松下かなう(法3=大分東明)のインタビューです。(この取材は9月5日、9月6日に電話で行われたものです) 木村稜――今のコンディションはいかがですか。 「関東インカレでしてしまったケガをリハビリで治しながら練習をしているという感じです」 ――目標とするタイムなどはありますか。 「自分でも試合を走ってみないとどれくらい走れるか全く分からないので、あまりこれといった目標はないです。ただ、リハビリによってこれまでよりも改善した走りをすることを目標にやろうと思っています」 ――昨年度は200メートルで日本インカレ2位という結果でしたが、そのことについてプレッシャーを感じますか。 「全くないです。200メートルは自分の走りをして頑張りたいです」 ――短距離部門が日本インカレで目指すものは何ですか。 「関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)はチームで戦う、日本インカレは個人が順位を狙うということはあまり変わっていないです。ただ、今は短距離のメンバーもレベルが上がってきているので、自分の引退後には総合順位にも絡んでいけるチームになるかなと楽しみにしています」 ――今のコンディションは万全ではないと思いますが、今大会の位置付けはどのように捉えていますか。 「今回が全てではないというのは事実なので、先を見ないといけないとは思っています。ですが『リハビリ明けだから』という気持ちでは勝負できないので、どこかでトップの方で争えるようにならないといけないと思います。だからこそ、出るからには勝ちたいです」 ――最後に日本インカレの目標をお願いします。 「走る場合は今までリハビリなどでやってきたことをしっかり出して、自分の走りができるような大会にしたいです」 ――ありがとうございました。 木村颯太(法4=明星学園)木村颯――現在のコンディションについて教えてください。 「今年度は大きなケガもなく順調に練習を積めているので、悪くはないと思います」 ――夏合宿中に強化してきたことはありますか。 「日本インカレに向けて全体的なスピード強化をしてきました。また、練習をしっかり積めるのが合宿で最後だったので、練習強度もそうですし質も高くしました」 ――同じく4年生で出場する木村稜選手の印象はありますか。 「関東インカレでケガをしてしまったのですが、それからも自分にできることをして真面目に取り組んでいるので、日本インカレではしっかり戦えたらなと思います」 ――4年間を振り返ってみていかがですか。 「大学シーズンは特にケガが多かったのですが、最後はいい形で締めくくりたいです」 ――日本インカレの目標を教えてください。 「優勝したいところですが、今の実力的には表彰台に立てたら自分の中では合格と思っています。3番以内には入りたいです」 ――最後に意気込みをお願いします。 「4年間の集大成として悔いのない走りをしたいです」 ――ありがとうございました。松下かなう(法3=大分東明) 松下――現在の心境はいかがですか。 「初めての日本インカレなので緊張しますが、今シーズンは安定してタイムが出ているので楽しみです」 ――夏の期間はどこに力を入れて練習をしてきましたか。 「短い距離でトップスピードを上げることと、それを維持することに力を入れていました」 ――日本インカレの目標をお聞かせください。 「順位や記録の目標を作ってしまうとプレッシャーを感じるので、そういうものは作らないようにしています。持ちタイムであれば入賞できるところにはいますが、日本インカレで走るのは初めてなので、まずは今の自分がどの位置にいるのかを確認したいです」 ――4×100メートルRはどういったレースにしたいですか。 「個人のレベルが例年よりも高いので、バトンがしっかり合えば優勝を狙える位置にあると思います。自分の役割としては1走で他の大学よりも先行して2走の木村颯さんにつなぐことが絶対だと思います」 ――意気込みをお願いします。 「日本インカレだから特別だと感じるのではなく、いつも通り走りたいです」 ――ありがとうございました。 [萩原彩水、松原輝、熊谷実夏]READ MORE -
(80)日本インカレ事前インタビュー④/鷹羽柊弥、竹尾拓真
競走 2023.09.13全国から強者が集う日本学生対校選手権(以下、日本インカレ)。短距離ブロックの集大成となる本大会には明大記録保持者が多数出場する。学年、ブロックを問わずそれぞれが練習を重ね、上だけを目指してきた。登り続けてきたその先に彼らは何を見るのか。紫に染まった魂に最後のピースがはまるその時を見逃すな。 第4回は鷹羽柊弥(法2=盛岡四)、竹尾拓真(農2=明星学園)のインタビューです。(この取材は9月6日、9月2日に電話で行われたものです) 鷹羽――出場種目を教えてください。 「4×100メートルリレーです」 ――この夏特に力を入れて取り組んできたことはありますか。 「今シーズンはベストが出たので、この夏はベストが出た時の走りに近づけるように前半の加速局面で乗り込みをうまくさせて走ることを強化して頑張りました」 ――ベストが出た要因はどのようにお考えですか。 「一つ目はスタブロを使ったスタートの安定感で、スタートがうまくはまったということです。二つ目は落ち着いて周りを見て周りのペースに合わせつつ、自分の走りを再現できたところがベストの要因だと思います」 ――現在のコンディションはいかがですか。 「あまり調子は良くないです。結構テストに全振りしてしまって、テスト明けは体力が落ちていたので動きづくりから始めたのですが、膝裏を痛めていて走ることを一旦セーブしている状態です」――日本インカレの目標を教えてください。 「現在あまり状態が良くないのでリレーのメンバーとして出場することは厳しいのですが、4継のチームとしては全カレで優勝することと38秒台に乗ることを目指しています。なので、自分個人の目標としては、ここをサポートできるようリレー練習、リレー、バトン合わせの時などにしっかり意見を持ってチームに貢献できるようにしたいです」――ここまでのトラックシーズンを振り返っていかがですか。 「昨シーズンがケガ続きで1試合しか出られていないのに対して、今はケガしているのですが、今シーズンは去年に比べて何十倍と多く試合に出ていて、自己ベストもシーズンインから1秒以上も大幅に伸ばすことができたので良かったなと思っています」――最後に意気込みをお願いします。 「リレーの一輪としてサポートし、 38秒台に乗って優勝することです」――ありがとうございました。竹尾拓真(農2=明星学園)竹尾――日本インカレを控えた今の心境を教えてください。 「やはりこれまでトレーニングや練習を積んできましたから、出場できる機会があれば悔いのないように全力を尽くしたいです。また、体調管理や精神的なコントロールも必要になってくると感じています」 ――ご自身の調子はいかがですか。 「自己ベストも出せていて、調子は上がってきていると思います」 ――この夏はどのようなことを意識して練習されていましたか。 「質の高い練習をしようと考えていたので、毎回の練習を全て大切にしていました。また、誰かと走るといったメニューの際には緊張感を持つようにしていました」 ――リレーチームの皆さんとの練習で何か意識されていたことはありますか。 「それぞれの適性に合った走順にして、バトンパスでの無駄がないように練習しています」 ――今大会の目標を教えてください。 「38秒台で走り、優勝することです」 ――リレーメンバーとしてどのようにチームに貢献したいですか。 「チームの勝利のために最善を尽くします」 ――最後に意気込みをお願いします。 「頑張ります」 ――ありがとうございました。 [加藤菜々香、春田麻衣]READ MORE -
(79)日本インカレ事前インタビュー③/川津靖生、神戸毅裕
競走 2023.09.12全国から強者が集う日本学生対校選手権(以下、日本インカレ)。短距離ブロックの集大成となる本大会には明大記録保持者が多数出場する。学年、ブロックを問わずそれぞれが練習を重ね、上だけを目指してきた。登り続けてきたその先に彼らは何を見るのか。紫に染まった魂に最後のピースがはまるその時を見逃すな。 第3回は川津靖生(法1=明星学園)、神戸毅裕(営1=明星学園)のインタビューです。(この取材は9月4日、9月5日に電話で行われたものです) 川津――日本インカレを控えた今の心境はいかがですか。 「自分の調子も上がりつつあるので、少し楽しみです。その反面で多少の緊張もありますが、楽しめたらいいなと思います」 ――この夏はどのような練習をしてきましたか。 「秋に向けての体力づくりや筋力づくり、走り込みもかなりしてきました」 ――上級生と一緒に出場できることに対してはいかがですか。 「自分は(日本インカレの)B標準しか切っていなくて、松下かなうさん(法3=大分東明)がA標準を切ったことで出場できました。そこに感謝して、自己ベストを塗り替える走りがしたいという気持ちが大きいです」 ――4×100メートルR(以下、4継)にも出場されますか。 「今のところ3走で出場する予定です。チームベストを狙って走りたいと思います」 ――過密なスケジュールになることも予想されますが、不安などはありますか。 「走り込みもかなりしてきて体力はつくられていると思うので、いかに自分の走りができるかというところが重要になってくると思います」 ――4継のメンバーの状態などはいかがですか。 「全員の調子がかなり上がってきているので、不安な要素はあまりないです」 ――最後に意気込みをお願いします。 「あまり欲張らずに、自分の走りができたらと思います」 ――ありがとうございました。 神戸毅裕(営1=明星学園) 神戸――現在のコンディションはいかがですか。 「少し疲労がありますが、いい方向に向かっていると思います」 ――夏合宿で得られた成果や新たな課題はありましたか。 「合宿に行っていい走りの感覚というか、ポイントがつかめたと思います」 ――4継の練習はどれくらいされていますか。 「定期的に練習しているというよりは、合宿でしっかり練習したという感じです。バトンパスも仕上がっていて、大丈夫だと思います」 ――今大会は神戸選手の中ではどのような位置付けでしょうか。 「秋の一つの区切りになるような、大きな大会だと思っています」 ――当日はどの走順でどのような走りをしたいですか。 「走るとしたら恐らく4走だと思います。4走はチームで最後にバトンをもらって、トップで帰ってこないといけないと思うので、ベストな走りをしたいです」 ――今大会の目標をお願いします。 「優勝です。タイムはチーム全体として明言していなくても、やはり優勝を目指すなら38秒台は必要になってくると思います」 ――最後に意気込みをお願いします。 「死力を尽くします!」 ――ありがとうございました。 [桑原涼也、石井遥]READ MORE -
(78)日本インカレ事前インタビュー②/中谷颯汰、原田真聡
競走 2023.09.11全国から強者が集う日本学生対校選手権(以下、日本インカレ)。短距離ブロックの集大成となる本大会には明大記録保持者が多数出場する。学年、ブロックを問わずそれぞれが練習を重ね、上だけを目指してきた。登り続けてきたその先に彼らは何を見るのか。紫に染まった魂に最後のピースがはまるその時を見逃すな。 今回は中谷颯汰(農1=相洋)、原田真聡(文1=東農大二)のインタビューです。(この取材は9月1日、9月2日に行われたものです) 中谷――目標を教えてください。 「4×100メートルRに出場予定なので39秒前半や38秒台を目標にしています」 ――現在の調子はいかがですか。 「最近も個人で100メートル、200メートルと自己ベストが出ていて調子は良いと思います」 ――現在の心境はいかがでしょうか。 「緊張よりも楽しみが勝っています。ワクワクしています」 ――他の1年生の活躍はどのように思われていますか。 「1年生も全体的に見て自己ベストを更新している選手が多く見られ、とても良い感じです。(1年生は)同期の仲間でありライバルでもあると思っています」 ――夏はどのような練習をされていましたか。 「自分は基本原田と川津(靖生・法1=明星学園)と練習していて、練習量はしっかり積みつつ質の高い練習をしていました。走り込みやトレーニング的な練習です」 ――関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)と比べて調子はいかがですか。 「関東インカレの時は調子があまり良くなく仕上がりが悪い状態でしたが、その後しっかり練習し追い込むことができたので今は仕上がりが良い状態です」 ――最後に意気込みをお願いします。 「リラックスして自分の力を最大限に発揮できるよう頑張ります」 ――ありがとうございました。 原田真聡(文1=東農大二) 原田――出場種目を教えてください。 「200メートルと400メートルです」 ――今のコンディションはいかがですか。 「動きは悪くないと思っているので調子が維持できればいいなと思います」 ――この夏はどのような練習をされましたか。 「この夏は体力練習とスピード練習をバランス良く組み立てて取り組んできました」 ――日本インカレの目標を教えてください。 「日本インカレの目標は400メートルで決勝に進出することです。一本一本確実にこなしていき、決勝の舞台で走れるように頑張りたいです」 ――今年度好調のその要因は何でしょうか。 「川津や中谷といった恵まれた同期と質の高い練習ができていることが好調の要因だと思います」 ――初めての日本インカレを迎える今の心境はいかがですか。 「初めての日本インカレは大学の全国レベルを知らない挑戦者側なのであまり気負わずに臨めたらいいと思っています」 ――最後に意気込みをお願いします。 「日本インカレは上位目指しながらも自分の位置付けを知る機会にしたいです」 ――ありがとうございました。 [原田青空、大橋英晃]READ MORE