【ラグビー部】MEIJI PRIDE
「明治の誇りを取り戻す」(飯沼蓮主将・営4=日川)。2018年度全国大学選手権の優勝以来、19年度準優勝、20年度ベスト4と成績は下降。もう一度強い明大を作るべく、掲げたスローガンは〝MEIJI PRIDE〟。3年ぶりの頂きへ、飯沼組の挑戦を追っていく。
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(92)関東大学対抗戦・明早戦 試合直前コメント②
ラグビー 2021.12.04いよいよ明日に迫った明早戦。伝統の一戦を前に意気込む監督と選手たちにインタビューを行った。 スクラムハーフ飯沼蓮主将(営4=日川)――どのような準備をしてきましたか。 「スクラムは明治が有利だと言われていますが、自陣からどんどん攻めていきたいと思っています。そのため、スクラムで押されてしまったときやリードされたときなどいろいろなシチュエーションを考えながら準備してきました。準備は万端です」 ――明早戦への思いをお願いします。 「本当に特別な試合だと思いますし、紫紺を着ている23人は明治の出られない部員の分までしっかり責任のあるプレーをする義務があると思いますし、誇りを持って戦いたいです」 スタンドオフ伊藤耕太郎(商2=国学院栃木)――今日の練習はいかがでしたか。 「ミスがありましたが、しっかりと確認することができたのでいい準備になったと思います。BKのコミュニケーションのミスがだいたいだったので、そこはコミュニケーションをしっかりしてミスをなくしていきたいです」 ――意気込みをお願いします。 「自分たちがボールを持ち続けて、ボールポゼッションを高く持って、相手にあまりボールを持たせないようにしていきたいです。早明戦という伝統ある試合なので、そこに出られることを楽しんで明日勝ちたいと思います」 左ウイング石田吉平(文3=常翔学園)――意気込みをお願いします。 「ボールをもらったときに、自分で仕掛けて相手をパニックにするようなプレーをしていきたいです。BK勝負になると思うので、明治らしくアグレッシブに戦っていきたいです」 左センター廣瀬雄也(商2=東福岡)――キックの調子はいかがですか。 「今日も全部入ったので明日も全部決めます」 ――帝京大戦から変えてきたことはありますか。 「帝京は準備していたものが出せなくて、自分もうまくゲームメークできなかったです。早稲田はどんなラグビーするのか準備して、試合で出せるような準備していました。帝京の時にはうまくやろうとして、縦の距離が全くなかったです。明早戦に向けては自分たちの春から積み上げたものを何かというのをもう一回再認識して、自分たちのフィジカルとか最後のフィットネスの部分で圧倒しようというのを話しました」 右センター江藤良(文4=報徳学園)――明日はどういうプレーをしたいですか。 「チームとしては、今までは外に散らしていくというラグビーをしていたのですが、明日は縦にどんどんキャリーしていきたいです。縦にどんどん圧力をかけて、外側にボールが回ったときにスペースを見つけて取っていきたいです。個人としてはどんなにきつい状況になってもチームのために一歩でも前に出続けることを意識していきたいです」 ――意気込みをお願いします。 「伝統ある一戦なので、しっかり明治の名に恥じないようなプレーをして、一歩でも前に出続けてチームの勝利に貢献したいと思います」 右ウイング松本純(政経4=佐賀工)――調子はいかがですか。 「軽いケガをして万全ではなかったのですが、調子も上がってきて万全に近い状況です」 ――4年生で初めての明早戦ですが、心境はいかがですか。 「みんなが言っているように、明治に入ったからには明早戦が一番出たい試合ではあるので、その試合でスタメンに出られることは特別なとこですし、誇りを持って戦いたいなと思います。ウイングとしてトライを取ることも一番ですが、どれだけボールを持っていないところでハードワークができるかだと思います。チーム全員でハードワークをするのでそこを見てもらえるとうれしいです」 フルバック雲山弘貴(政経4=報徳学園)――長田選手が出場しないですが心境はいかがですか。 「最後の明早戦だったので一緒に試合したかったのですが、しっかり選手権ではやりたいと思います」 ――明日の目標をお願いします。 「しっかり15番の役割を全うし、圧倒して勝ちたいです。3トライしたいと思います」 児玉樹(政経4=秋田工)――チームの雰囲気はいかがでしたか。 「明日試合ということで、皆少し緊張しているところもあり、声が少し少ないのかなという印象はありました。しかし、プレーや動き自体は悪くないと思うので、そういう部分ではいい準備ができたのではないかなと思います」 ――意気込みをお願いします。 「最後の明早戦になるので、もちろん勝ちたい気持ちはとても強いですが、大前提として試合を楽しみたいという気持ちがあります。最後ということを意識しながら後悔がないようにしっかり力を出し切りたいと思います」 [ラグビー担当一同]READ MORE -
(91)関東大学対抗戦・明早戦 試合直前コメント①
ラグビー 2021.12.04いよいよ明日に迫った明早戦。伝統の一戦を前に意気込む監督と選手たちにインタビューを行った。 神鳥裕之監督――チームの仕上がりはいかがですか。 「ケガ人もなく現状では一番いいメンバーで試合に臨める状況です。あとはゲームでしっかりと選手自身がやってきたことを出すだけだと思います。本当にいい準備ができたと思います」 ――全国大学選手権が控える中での明早戦の意味合いを教えてください。 「これは僕の個人的な思い出もありチームにも伝えましたが、この後に早稲田があるからとか二つ目が大事という考えを少しでも持っているならその気持ちは置いていってくれと話しました。この明早戦に勝たないことには今後の勢いやメンタルがつくれないと思います。チームとして勢いに乗るためにも、対抗戦の最後の試合で勝つことは大学選手権に向けて絶対に必要なことだというマインドセットをチームに落とし込めたので、今は明早戦のことしか考えていないです」 左プロップ中村公星(情コミ3=国学院栃木)――初スタメンが明早戦ですが、心境はいかがですか。 「伝統的な試合なのでわくわくする気持ちはありますが、リザーブと違いゲームをつくる立場にあるので少し緊張しています」 ――練習の雰囲気はいかがでしたか。 「やっていることはずっと変わらないですが、FWはヒットで相手に勝つことや、モールだったらしっかりまとまるということを練習してきました」 フッカー田森海音(政経4=長崎北陽台)――FWの雰囲気はいかがですか。 「とてもいい雰囲気です。今日もラインアウトやスクラムの精度も高くやれていましたし、全員が考えてプレーしていると思います。下級生が多いですが、明治はFWのチームなので、こだわりや誇りを持ってプレーできています」 ――最後の明早戦ですが心境はいかがですか。 「自分は明早戦に憧れて明治に来たので、2年連続で出られるのは光栄です。そこに感謝して、責任や誇りを持ったプレーができればいいと思います。スローガンにもあるように、明治のプライドを出せたらいいなと思います」 右プロップ大賀宗志(営3=報徳学園)――明早戦の勝負のカギを教えてください。 「FWのセットプレーで勝負が決まると思います。自分はFWなので仕掛けていきたいと思います」 ――早大を止めるためにどのようなプレーをしたいですか。 「FWが相手のスクラムからペナルティーを取って、相手にアタックさせないことが一番の対処法だと思うのでFWで粉砕したいと思います。相手のやりたいことをやらせずに自分たちのラグビーをすることが勝利への近道だと思います」 左ロック山本嶺二郎(法2=京都成章)――どのような練習をしてきましたか。 「全体の集大成なので明治の持っている力をしっかり出し切って、相手に合わせるというよりも明治のラグビーをするというところを練習してきました」 ――明早戦での個人的な目標を教えてください。 「まずマイボールラインアウトを100パーセント取って、相手ボールは40パーセントから50パーセント取りたいと思っています」 右ロック武内慎(商3=石見智翠館)――3年生で初の明早戦のスタメンです。 「自分としては明治に来たからには早稲田に勝って選手権につながる試合にしたいなと思っています。自分自身、大学を決めるときに両校で迷っていた中で、FWだからという理由で決めたので、絶対に早稲田には負けられないという思いはあります」 ――観客に見てほしいプレーを教えてください。 「持ち味はプレーの激しさ、コンタクトプレーでの勢い、チームのエンジン役として期待されている部分でもあります。そこはやはり全面に出して、明治としてのコンタクトプレーの基準は、自分のファーストプレーで示したいと思っています。自分が前に出続けるという意味でも注目してもらいたいです」 左フランカー木戸大士郎(文1=常翔学園)――1年生唯一のスタメンですが緊張はありますか。 「今は緊張してないです。試合前はとても緊張してしまいます」 ――明早戦での目標を教えてください。 「具体的な目標はラインアウトは100パーセント絡むので、セットプレーを制したいです」 右フランカー福田陸人(法4=国学院栃木)――明早戦でしたいプレーを教えてください。 「タフな試合になると思うので、まずFWからしっかりファイトしてBKを支えられたらなと思います。ジャッカルは3本取りたいです」 ――意気込みをお願いします。 「準備してきたことをしっかりやって、うまくいかない部分もあると思うので、切り替えを大事にしたいです。まずはFWから勝っていかないといけないので、セットプレーを取り切って頑張りたいと思います」 ナンバーエイト大石康太(営4=国学院久我山)――帝京大戦以降の課題を教えてください。 「帝京のアタックに対して、ディフェンスをする時間が多くなってしまったというのが悪かったと思っています。もっとポゼッションを高くして、自分たちのアタックをしていきたいと思います。ゲームのテーマとしてアグレッシブというものを掲げているので自分たちから仕掛けていきたいです」 ――ファンの皆さんへメッセージをお願いします。 「FWとしてはスクラムで全部押し切りたいという覚悟でやっています。そこを見ていただければと思います。明治としては帝京戦で明治らしい攻撃ができなかったので、しっかりボール持って前に出るところや明治のラグビーは面白いなと思わせるプレーに期待してほしいと思います」 ――ありがとうございました。 [ラグビー担当一同]READ MORE -
(90)明早戦直前 飯沼×大石対談
ラグビー 2021.12.04主将、副将としてチームを引っ張る飯沼蓮主将(営4=日川)と大石康太(営4=国学院久我山)。今回はそんなチームの大黒柱の2人にお話を伺った。 ――お互いの紹介をお願いします飯沼 「大石はFWですがBKみたいにゲーム理解度が高くて頭も使えるし、主将としてやっていく中で大石にアドバイスとかもらったり、みんなを集めようと言うのも大石の方が多いです。僕の気付かないところを私生活でもラグビーでも気付いてくれてアドバイスとかを言ってくれるのでとても助かります」 大石 「誰よりも負けず嫌い、負けたくない思いが強いです。最初に会った高校2年生のときに20メートルシャトルランの測定があったのですが、最後まで走っていました。今年主将になるにあたっていろいろ悩んだこともあったと思いますが、チームのことを考える機会が増えた分頼もしくなったというか頼りやすくなった感じもあります。誰よりも負けず嫌いなところが蓮の魅力かなと思います」 ――練習でのお互いの役割はありますか飯沼 「練習に入ってしまえば変わらないですが、今年は4年生みんなでやると話しています。その中で特に僕たちからは練習の内容に対するこれは試合ではこういう場面でフォーカスはここだぞというのを言っていかにそれを意識させながら練習するかと強度の部分をどれだけ自分たちで盛り上げて出させるかの部分を言い続けています。個人のことよりもチームでいい準備ができるために言い続けることを4年生全員で特にぼくと大石でやっています」大石 「僕らが言うことも大事ですが、僕らがグラウンドで100%やり切ることが一番大事だと思っていて、その中でできていないこととかフォーカスに対してみんなが意識できていること意識できていないことを俯瞰的に見てコミュニケーションを取ることが僕らの役割かなと思います」 ――今年度の4年生の代の特徴を教えてください。飯沼 「例年に比べてスター選手が少ない中で僕たちの代は真面目な代なので今年のチームの色であるようにひたむきに地道に練習を積み重ねて粘り強く走り勝つのが合っているのかなという印象です」大石 「一見おとなしそうに見えて実際はキャラが濃いと思います。一人一人やりたいことをミーティングでは話すし、意見はいくらでもぶつかっていいと思いますしそれに対してやることをやる自分がやるといったことをしっかりやる力があるのかなと思っています」 ――ジュニアの結果を踏まえていかがですか。大石 「練習でAチームとジュニアで試合をしますが、僕らもジュニアのエナジーというかエネルギッシュなところでトライを取られ勢いにのまれることもありました。そこに対してAチームで出ている以上はやられてはいけないというのもありますしいいコンペティションをできていると思っています。ジュニアとかAを問わず全員が試合に出たい、勝ちたいという意識が原動力になっているので、ジュニアの結果は練習をしていて勝つチームだなと思うし勉強させられることが多いです 飯沼 「一緒です。ジュニアもいい成績を残しましたし、試合の週に試合形式の練習がありますが、そこで僕たちを熱くしてくれます。試合前にもう一回試合をする心構えができるというか自分たちも負けそうになるぐらい向かってきてくれるのでそこで競争してチームの向上をできていると思います」 ――ファンにメッセージをお願いします。飯沼 「今年のスローガンにある通りもう一度大学日本一になって明治の誇りを取り戻したいと思います。そのために一戦一戦大切に戦ってしっかり勝っていくことが大切だと思っています。毎回しっかり熱い試合というプレーもそうですが気持ちの部分でひたむきさとか熱さとか激しさを見てもらいたいです。それを体現して応援してくださる方に、勝って恩返しをしたい気持ちは強いので、しっかり勝って恩返ししたいです。 大石 「いつもご声援ありがとうございます。ほんとに勝つことで応援してくださる方に恩返しできると思いますし、自分たちが最後まで戦い抜く姿勢を見てもらえたらと思います。今後ともご声援よろしくお願いします」 ――ありがとうございました。[牛嶋淳太郎]READ MORE -
(89)明早戦直前 福田健太選手特別インタビュー
ラグビー 2021.12.04在学時に主将として22年ぶりの大学選手権(以下、選手権)優勝を成し遂げた福田健太選手(平31法卒・現トヨタヴェルブリッツ)。飯沼蓮主将(営4=日川)が「尊敬している」という存在だ。福田選手に明大ラグビー部時代でのことやプロとして活躍している現在のことについて伺った。(この取材は11月19日に行われたものです) ――在学時に主将としてのふるまいで意識していたことを教えてください。 「スクラムハーフは一番走るポジションなので、フィットネスやウエートトレーニングなどの練習の時に、常に全力でやることを意識していました。当時、田中(澄憲・平10文卒)監督からは態度のことをすごく言われていたので、寮での過ごし方など、僕が言うからにはしっかりしないと下級生に響かないと思ったので、遅刻しないことや、自分が責任を持って行動することを心掛けていました」 ――大学当時、明早戦にはやはり特別な思いがありましたか。 「特別な思い入れしかなかったです。実際グラウンドに立ってみると、立った人にしか分からない緊張感や責任をすごく感じます。なので、早大に負けたときは他のチームに負けたときよりも悔しかったですし、勝ったときは何よりもうれしかったです。早稲田だけには負けたくないという思いはすごくありました。特に大学3年生の時の早明戦は印象に残っています。2年生で始めて出場したときは後半からだったのですが、最後逆転負けしてしまい、早稲田のファンの方がすごく盛り上がっていて、どこにも感情を向けられないほど悔しい思いをしました。大学3年生で絶対にリベンジするという思いがあった早明戦で、自分自身すごくいい準備ができて、自分自身もベストに近いパフォーマンスで最後勝つことができたので、思い入れに残っています」 ――選手権優勝を成し遂げた年の転機となった試合を教えてください。 「大学選手権になってから僕らは成長したと思います。どちらかというと今の蓮たちほど対抗戦の成績は良くありませんでした。今だから言えますが、対抗戦4位という結果があったからこそ僕らは一丸となって選手権にチーム全体で勝つぞという意識が芽生えたと思います。なので、早明戦で負けたことによって本来は勝って反省するのが一番いいですが、僕らは負けたことでチームがまとまって立命館大戦でいいスタートを切れたのが優勝につながったと思います」 ――学生とプロの違いは何ですか。 「コミュニケーションの部分です。フィジカル面などすべての面で違います。あとは大学生の時より外国人も多いのでそういった部分ではコミュニケーションの部分やラグビーの考え方が全然違うと思いました。もちろんフィジカルの面でも全然違うのですが、僕自身最初プロの壁にぶち当たったと思います。今は3年目になったのでチームとしてもチームの攻め方や監督の考え方を自分でも理解しているので、今年は調子いい段階できています」 ――ラグビーしている中で楽しい瞬間を教えてください。 「今の大学生の例でいうと、帝京大や早大、慶大などの強いチームに勝ったときです。試合をやる前から勝てるか分からない相手、レベルが同じくらいの相手に勝った時が一番うれしいです。たくさん準備をして相手を研究して、メンタルの面も含めたすべての面でいい準備ができたほうが勝つと思うので、格上の相手に勝った瞬間が一番気持ちいいです」 ――プレーをしているうえで一番大切にしていることを教えてください。 「まずは楽しむことです。やらされてラグビーをしているわけではなく、自分が好きでやっているので変にプレッシャーなどを感じないようにしています。今ラグビーをやっている人たちも、結果を追い求めなければならない場面もあると思いますが、やらされているというよりも好きだからこそやっていると思います。やはり楽しそうにやっていたらいいプレーもできると思うので、まずは自分自身がどんな状況でも楽しむことを忘れないようにしたいと思います」 ――今の目標を教えてください。 「短期的な目標としては1月から新しいリーグが始まるので、そこで開幕戦メンバーに入ることと監督に信頼されてコンスタントに試合に出続けることです。最終的にはワールドカップメンバーに入ることです。そのためにまずは開幕戦メンバー入りをターゲットにやっていきたいと思います」 ――ありがとうございました。 [ラグビー担当一同] ◆福田 健太(ふくだ・けんた)平31法卒。現トヨタヴェルブリッツ所属。 ラグビーをする原動力は上達にゴールがないこととラグビーが好きな気持ち。「2、3日休むと体が早くラグビーをしたいと思えるぐらいラグビーが好きです」。福田選手のラグビー愛がとても伝わってきた。READ MORE -
(88)「僕たち明治は早稲田に勝たなければいけない」滝澤佳之FWコーチインタビュー
ラグビー 2021.12.03今回は滝澤佳之FWコーチ(平13政経卒)のインタビューをお送りする。今年度のFWの戦いぶりや明早戦への思いを伺った。 ――今年度のFWの強みを教えてください。 「例年と違う雰囲気を持っており、それがはっきりと出たのが帝京戦です。スクラムで劣勢に立たされたときに、バランスが良いからなのかそこだけで終わらせないという面があります。そのため、今年のFWはトータル的に面白いチームだと思います。同じものを毎年つくろうと思ってしまいますが、今年は今年の良い所を使ってチームをつくろうという代なのかなと思います」 ――若い選手が多くFWで出場していますが、その中での苦難はありますか。 「圧倒的に経験が少ないので若手が持つ特有のぬるさがあります。厳しさというものは上級生にならないと分からないところもあるからこそ、ゲームでの経験というのがあると思います。実際に試合に出ることで早くそういうものに触れて切磋琢磨(せっさたくま)し合っているのではないかと思います」 ――コーチをしていてうれしいと感じる時はいつですか。 「勝った時はもちろんですが、選手のちょっとした成長を見ることができたときです。今の4年生は下のチームにいることが多い選手が多い苦しい代です。それでも、一人一人最後まで諦めずに頑張っている代だと思います」 ――コーチに就任してから一番印象に残っている試合はどの試合ですか。 「帝京に初めて勝った試合です。福田健太(平31法卒・現トヨタヴェルブリッツ)の代だったと思います。実際帝京とは物すごい壁がありました。そのチームに初めて勝てたというのは大きかったです」 ――大学時代に思い出に残っている試合はありますか。 「試合よりも、普段の生活の方が思い出ですね。一つの目標に純粋にやれることは本当に学生までだと思います。社会人でもラグビーを続けましたが、学生時代みたいに一つになるということはありませんでした。思い返しても、あの4年間は特別な時間だったと感じます」 ――早大のイメージはいかがですか。 「強いです。勝ちたいなと思わされるチームです。学生の時代から変わりません。僕たちは明治なので勝たなきゃいけないと思っています」 ――明早戦、選手権とどういった方向性でFWを完成させていきますか。 「完成することはありません。しかし、個人的にもう一回帝京と戦いたいので、ただ一戦一戦やっていくだけです。FWは新しくというよりは、精度をいかに上げていくか、一回一回の練習をいかに大切にしていくかです」 ――ありがとうございました。 [内山嶺、牛嶋淳太郎] ◆滝澤 佳之(たきざわ・よしゆき)平13政経卒。READ MORE -
(87)~playback~ 大石康太(後半)「僕なりのエイト像を体現したい」
ラグビー 2021.12.03――大石選手がチームのためにやってきたことを教えてください。 「掃除とか細かいところをやってきました。スリッパをそろえるであったり、トイレットペーパーを替えるであったり、誰でもできますが、誰もあまりしないことってありますよね。あとは玄関に忘れ物を置き放しにすることもよくあって、それって自分の家だったらずっと置き放しにしないですよね。普通に考えてありえないことがチーム内ではあったのでそれをやっていただけです」 ――ルビコンでありながら副将に選出されました。 「キャプテンを決める際に、キャプテンに何を求めるのか、どんなチームにしたいのかを話し合いました。(自分が主将候補に挙がったことに関して)まずは自分でいいのかなと思いました。候補として挙げてくれるのは光栄なことですし、うれしかったですが、現実的にゲームに出ていない状況だと説得力に欠けてしまうところがあるのではないかと不安でした。しかし、自分が今までチームにやってきたことであったり、自分がチームメートにやってきたことが評価され、自分がチームに求められているのであればやりたいという気持ちはあったので、蓮(飯沼主将・営4=日川)を主将に、自分を副将にという形でまとまりました。副将として、蓮と自分が同じことに対して同じ目線で見ることはもちろん大切です。しかし、同じ視点で見ることで視野が狭まることもあります。あえて逆の立場に立って、みんなが違う意見を出せるような場づくりを心掛けています」 ――4年次の春、ついに紫紺を着ることが叶いました。 「うれしかったです。ただ、明治で試合するにあたっては紫紺が全てではないです。BチームもいればCチームもいるので、やるからには勝ちにいかなければいけないし、諦めてはいけないマインドはいつも通り持ってプレーできたと思います」 ――明治の〝8番〟は特別な数字でもあります。 「ナンバーエイトは花形と言われていますし、やはりどうしても先輩方を見ても意識するところはあります。ボールキャリーで10メートル、20メートル走れるパワーは自分にはないです。坂(和樹・令2政経卒・現NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安)さん、(箸本)龍雅(令3商卒・サントリーサンゴリアス)さんが一回で走れる距離を自分は何フェーズも重ねて走るぞと思っています。1メートルでも2メートルでも前に出ることがエイトの役目です。明治のファンの方々が思っているエイト像ではないかもしれませんが、僕は僕なりのエイト像を描いてそれを体現したいので、今はそこに自信を持ってやっていきたいと思っています」 ――今の明治に足りないことは何だと思われますか。 「一試合が重くなっていきます。そこで、負けて反省したくないという気持ちはあります。日体大戦も慢心が見られたので、練習からもっと緊張感を持ってやりたいと思います。100%の準備をすることが大切だと思っていて、チーム全員が100%の準備をしてきたら練習全体が100%の力になりますし、その結果としていい試合内容になると思います。うまい選手はいるので、いい準備をできればいい結果が出るだろうと思います」 ――ルビコンの選手に伝えたいことはありますか。 「下級生の子たちにとってはここからつらい時期が続くと思います。チームのために何をするかということは自分のことで精いっぱいな下級生の時になかなか考えづらいと思います。自分が試合に出るためにチームに何を残すかを考えて、下級生はやっていってほしいです。上のチームで出られなくても、精いっぱい頑張り通したという経験は何物にも代え難い価値として残り続けると思うので、大事にしていってほしいと思います」 ――改めて大石選手にとって『MEIJI PRIDE』はどういった意味がありますか 。 「自分の心に負けないということです。勝ち負けに対してのプライドはもちろんですが、人が面倒くさいと思うことを徹底的にやるであったり、当たり前のことを当たり前にやることが大切だと思っています」 ――最後に意気込みをお願いします。 「負けられない試合が続きます。やるべきことをしっかりとやって準備をすればおのずと結果は付いてくるのではないかと思います。明早戦も普通の試合とやることは変わりないです。明治らしい試合をして、勝つことで日本一に近づきたいと思います」 ――ありがとうございます。 [内山嶺] ◆大石 康太(おおいし・こうた)営4、国学院久我山高、179センチ・96キロ 好きな食べ物は母親が作った炊き込みご飯。オフ最終日には必ず食べてから帰寮するほどだそう。お酒は弱く、すぐに顔が赤くなるそう。代で一番お酒が強いのは「尾関(右樹・文4=法政二)です(笑)」READ MORE -
(86)~playback~ 大石康太(前半)「常に上のチームに上がるために何が自分に必要なのかを考えた」
ラグビー 2021.12.03「強い明治を取り戻す」。新体制発足時、飯沼蓮主将(営4=日川)はスローガンに込める意味について言及した。3連覇の懸かる関東大学対抗戦、そして日本一奪還に燃える全国大学選手権へ。紆余曲折を経て迎える最後のシーズン。4年生に明大での4年間についてとラストシーズンへの意気込みを伺いました。 第24回は大石康太(営4=国学院久我山)のインタビューをお送りします。(この取材は10月29日に行われたものです) ――国学院久我山高では主将を経験しました。 「中学校の時は自分からやりたいと手を挙げて、高校では監督から頼むと言われた感じです。中学校からやっていたというのと高2から試合に出ていたということもあって、代のリーダー的なことはやっていたので、元々そういったまとめることは感覚的にはやっていました。心の準備はできたという感じですね。ただそういった幹部に慣れているとかそういったことではないです。自分なりにやっていたら、おのずとリーダーになっていたという感じです。だから、リーダーシップの質問をよくされますが、あまり答えられないです(笑)」 ――国学院久我山高の土屋監督から教わったことを教えてください。 「私生活をしっかりした上でラグビーやろうという基本的な部分を教えてくださったのが土屋先生でした。土屋先生には本当に考えさせられました。あまり口数が多い先生ではなく、スキルとかそういったことも言わない監督でした。春シーズンは代に任せて、秋シーズンに近づくとアドバイスを徐々にしてくれる人でした。とにかく考えさせられました。ラグビーをする上で自分たちが考えながらすることが一番大切だと今も感じています。大きな試合の前とかは普段、声を荒げない方ですが、選手なんじゃないかぐらい鼓舞してくれて、多分一番先生が負けず嫌いだったと思います。何よりも選手を誰よりも見ている先生でした」 ――花園ベスト8を振り返っていかがですか。 「日本一という目標を掲げて必死に練習していましたし、花園の時はチームでやりたかったラグビーがうまくはまって良かったという点もあれば、自分たちのラグビーを貫こうとするあまり、最終的には自分たちでやりたかった舞台(決勝)ではできなかったです。一生懸命やっていた中で、視野が狭くなっていたところもありましたし、この年で若さとか言いたくないですが、まだまだ若かったですね。自分たちのラグビーを相手にぶつけて優勝目指していこうという感じでした。結果はベスト8でしたが。同期とは今でも負けた試合のことを話します。自分的には練習をサボったわけでもないし全力でやってきた中での結果だったので、悔いはなかったです。次に向けて良い財産になったと感じていました」 ――明大を選んだ理由を教えてください。 「自分が明治に行きたいと思った理由は自分に足りないと感じていた前へ出るところを明治大学が大事にしていたからです。明治に進学して、自分の足りないところを補いたいと思っていました」 ――実際に明大に入って感じたことはありましたか。 「同期は最初、よそよそしかった気がします(笑)。雲山(弘貴・政経4=報徳学園)や児玉(樹・政経4=秋田工)であったり、同世代でも高い能力を持った選手が多かったですが、特にそこは意識しませんでした。紫紺を着られるかどうかは正直分からなかったです。自分がどのレベル感でやれるのかも分からなかったです。ただ入って分かったのは圧倒的にフィジカルが足りないことでした。求められていることができず、その期待に応えることができない自分がいました。チームとのギャップに苦しんだ期間もありました。練習の強度も自分たちで高め合っているところに高校との違いを感じました。特に印象に残っていることはキャリー練習の時に、松尾将太郎(平31商卒・現NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安)さんが対面で相手に来たときに、引いて勝負できなかったことです。自分が憧れていた選手と同じフィールドでやるというマインドを持ち合わせていなかったです。勝負しにいってなかったところは振り返るともったいなかったと感じています。同じチームメートというよりはヒーローがいるという感覚でした」 ――印象に残っている試合を教えてください。 「2年次の帝京大のC戦です。ジュニアが大敗して、自分はCでしたが、Cは勝てたんですよ。あの時は個人的にもチーム的にもいい内容で、上のカテゴリーは負けましたが下で勝ったということで、アピールできた試合でもありました。明治の2敗を抑えられたという意味でも良かったですし、ルビコンにいた人たちで試合に勝てたことはやっていることは間違いじゃないということを確認できました。自分が明治で出た試合で勝てた試合で初の試合ということもあったので、印象的です」 ――ルビコンが続く中、意識していたことはありますか。 「ポジションがフッカーの時からフィジカルが課題というのは分かっていました。試合に出ている同期に対しては『なんであいつが出ているんだ』とかは全く思わなかったです。常に上のチームに上がるために何が自分に必要なのかを考えて、ウエートトレーニングを毎日行ったり、Aチームの試合や練習を繰り返し見たり、自分に足りないものをいかに練習時間以外で補えるかどうかにフォーカスしてやっていました」 ――Aチームに選ばれない中でも努力し続けられた理由を教えてください。 「今でもそうですが、自分が間違ったことをやっていると思わなかったです。試合に出られないからといって、腐って、後で何が残るだろうと考えていましたし、2年、3年生でもまだ来年、再来年があります。冬はルビコンの試合も少ないのでメンタル的につらいところはありますが、自分の軸をしっかり持って来年のために今はこれをやらなければいけないというのが明確だったので腐ることはなかったと思います」 ――ありがとうございました。 [内山嶺]READ MORE -
(85)「ラグビーはばかでもできるが、ばかでは勝てない」 国学院久我山高・土屋監督インタビュー
ラグビー 2021.12.03今年度副将に抜てきされた大石康太副将(営4=国学院久我山)。大石が尊敬する人にも挙げる、国学院久我山中学高校時代の恩師・土屋謙太郎監督にお話を伺った。 ――大石選手が高校3年次には全国高校ラグビー大会(以下、花園)でベスト8でした。 「生徒が頑張ってくれたからです。決してスーパーな子たちがそろっていたチームではなかったと思います。それぞれ特徴を持った子たちが組み合わさり、その中心には大石がいました。大阪桐蔭高に負けてしまいましたが、最後にトライを取ったのは大石でした。強いチームではなかったかもしれないですが、バランスの取れたチームだったと思います」 ――印象に残っているエピソードを教えてください。 「人前で弱みを見せない子で、花園で最後に負けた時のインタビューや新聞の取材はしっかりしていました。それが終わって、みんなが待つロッカールームの暗いところでは動けなくなってしまいました。負けてしまって自分の役割が終わり、感情的になった場面でした。あまり感情的な面を見たことがなかったので、スタンドの下の冷たい通路でぽつんと突っ立っている姿は印象に残っているかもしれないです」 ――大石選手がチームに与えていたものを教えてください。 「存在感です。彼の言う通りにしていればとりあえず間違いないというような安心感がありました。度量の大きさといったら大げさかもしれませんが、幅を持って人に接していたと思います」 ――ラグビー以外での印象を教えてください。 「基本的に勉強はしっかりしていたと思いますよ。成績で困ったりしたことや、宿題を忘れたため練習に来ないとかそういうことはなかったと思いますね。本人のためにもそういうことにしておいてください(笑)」 ――現在でも連絡はとっていますか。 「休みができると高校の練習に顔を出したいと連絡がきます。高校の子たちにアドバイスをしてくれます。副将就任が決まってからも2回くらい来てくれました。他に遊びに行くところはないのかよって言いますね(笑)」 ――明大に進学が決定した時の心境を教えてください。 「らしくないなと思いました。彼はチーム事情もあって、高校2年次はフッカーで、3年次はナンバーエイトで出ていました。大学進学を考えたときはエイトではなくフッカーでということで明治にお世話になりましたが、明治のフロントローのように100キロあるわけでもないです。明治のナンバーエイトというとボールを持つと有無を言わさず行くという鬼のようなイメージがありました。選手としてはいい選手だと思いますが、明治っぽい選手かというとそうではないと思っていました」 ――大石選手の持ち味を教えてください。 「視野が広いことです。相手のスキを見逃さず、流れの中での判断の精度が高い選手です」 ――土屋監督から考えるラグビーを教わったと言っています。 「僕の口癖で、僕に教わった人はみんな知っていると思います。ラグビーはばかでもできるが、ばかでは勝てないとずっと言っています。練習環境を考えても朝練はやってはいけないなど、無駄をなくして工夫せざるを得なかったです。中学の時もヒントを与えて、やりたいことをやらせていましたが、方向性が変わったり違う方に行くと止めたりします。そこに正解はないですが、こうした方がいいよという理屈づけをしないと納得しないです。僕が納得できるような理屈づけをできるような工夫を彼らはしてきたと思います」 ――ありがとうございました。 [豊澤風香] ◆土屋 謙太郎(つちや・けんたろう)READ MORE -
(84)ランキング一覧
ラグビー 2021.12.03紙面で載せきれなかったランキング一覧です。ぜひご覧ください! 中身がかっこいい人▼4年生1位――江藤良(文4=報徳学園) 「一番格好いいです。まず顔が格好いいです。男前でやるときはやるし、優しいときは優しいし。オンオフがしっかりしています。何でもできます彼は」(田森海音・政経4=長崎北陽台) ▼3年生1位――石田吉平(文3=常翔学園) 「身長は小さいですが、考え方とか生き方が格好いいです。ストイックなところも格好いいです」(丸尾祐資・商3=報徳学園) 2位――齊藤誉哉(文3=桐生一)3位――古庄竜也(情コミ3=中部大春日丘) ▼2年生1位――石塚勝己(情コミ2=桐蔭学園) 「中身が優しすぎて、自然と(優しさが)出ています。俺が探し物をしていたらパッと出してくれたり、いつの間にか机を拭いていてくれたり。そういう何も言わずに気遣いできるのがすごいです」(廣瀬雄也・商2=東福岡) 2位――西川賢哉(政経2=桐蔭学園)3位――柳田治久(法2=明大中野) ▼1年生1位――行松真(営1=甲南)「男らしい性格です。率先して片付けとかしてくれています」(田島貫太郎・政経1=東福岡) 2位――木戸大士郎(文1=常翔学園)、春日悠平(政経1=明大中野)3位――山田歩季(商1=京都成章)、寺下功起(文1=東福岡) 歌がうまい人▼4年生1位――田中隼人(法4=大分舞鶴) 「上手です。結構高い声が出ます。(田森さんは2位)僕も上手ですよ(笑)清水翔太の曲をよく歌います(笑)」(田森) 2位――田森3位――渡辺寅(法4=明大中野八王子) ▼3年生1位――倉田真(政経3=京都成章)2位――大賀宗志(営3=報徳学園)3位――丸尾 ▼2年生1位――石浦大貴(政経2=報徳学園) 「前カラオケに一緒に行った時に上手でした。ドンっと座って『適当に曲入れていいよ』って言われて。点数が出るほんまに上手な人っているじゃないですか。そういううまい人でした」(金昂) ▼1年生1位――春日2位――金昂平(政経1=大阪朝鮮) 「ビブラートがすごいです(笑)顎がすごく震えています(笑)。優里の曲でどれくらいビブラートをつけられるかっていうカラオケの企画があって、その時は80個くらいビブラートがついて(笑)」(田島) 3位――行松 面白い人▼4年生1位――山本耕生(商4=桐蔭学園)2位――高岩裕一(政経4=明大中野八王子) 「普段とのギャップがすごくて(笑)演芸をする時とか、夏合宿の時は動画を作ってくれて、それがすごく面白かったです(笑)普段は静かですが、やるときはすごく面白いです(笑)」(江藤) ▼3年生1位――脇野倫太朗(政経3=深谷)2位――大賀宗志(営3=報徳学園)、倉田 「大賀はほんとにムードメーカーみたいな感じで、常にふざけていて面白いです(笑)(丸尾) 3位――楢崎海人(法3=筑紫) ▼2年生1位――亀井茜風(政経2=長崎北陽台) 「いるだけで面白いです(笑)ほんとにずっと話していて(笑)みんな朝練で疲れていて、早く風呂入ってご飯食べなきゃいけないのにずっと話しかけてきます(笑)」(萩原周・商2=大阪桐蔭) 2位――森山雄太(政経2=東福岡)、中山律希(政経2=天理)3位――床田淳貴(情コミ2=桐蔭学園) ▼1年生1位――金昂2位――春日3位――田島 「よくご飯に行くときに、笑ってはいけないという、笑った人が罰ゲームというのをやっていて、その時に面白いです(笑)」(金昂) スクワット1位――為房慶次郎(文2=常翔学園) 280キロ2位――葛西拓斗(商3=流通経済大柏)、紀伊遼平(営3=桐蔭学園) 260キロ3位――渡辺寅(法3=明大中野八王子) 250キロ ベンチプレス1位――鈴木玲央(政経3=黒沢尻北) 180キロ2位――福田陸人(法4=国学院栃木)、武内慎(商3=石見智翠館) 177.5キロ3位――中山律希(政経2=天理) 175キロ ※同順位が3人以上の場合と票数が1の場合は省略 READ MORE -
(83)おしゃれな人インタビュー
ラグビー 2021.12.03明大ラグビー部で見事おしゃれランキング1位に輝いた4人の紫紺戦士たち。田森海音(営4=長崎北陽台)、丸尾祐資(商3=報徳学園)、萩原周(商2=大阪桐蔭)、安田昂平(商1=御所実)にファッションのことについて話を伺った。他にも明大ラグビー部部員たちからのコメントも掲載していく。(この取材は11月12日に行われたものです) おしゃれな人ランキング▼4年生1位――田森2位――竹ノ内駿太(政経4=長崎南山)、尾関右樹(文4=法政二) ▼3年生1位――丸尾2位――杉本大雅(文3=国学院久我山) ▼2年生1位――萩原 ▼1年生1位――安田2位――春日悠平(政経1=明大中野)3位――佐藤大地(法1=国学院栃木)、金勇哲(営1=大阪朝鮮) ――おしゃれランキング1位でしたがいかがですか。田森 「ありがとうございます!うれしいです。」丸尾 「僕は全くおしゃれだと思っていなかったのでびっくりしました」 ――普服どこで買われていますか。田森 「ネットで買います。最近は外に出られていないので、あまり服を買っていないです」丸尾 「僕もです(笑)」 ――よく着るのはどんな服ですか。萩原 「バラバラですね。古着とか、あまり人が着ないような服を買います」安田 「僕もあまり人とかぶらない感じの服を着ます。ネットでこれいいなって思ったもののサイトを見て、検索して買いますね」 ――ネットで買ってサイズ間違いはしないですか。萩原 「ないですね。LかXLでちょうどです(笑)。Mはちょっときついので、ちょっとでかめに着たいならXL買います」 ――自分的に他の人との違いはどこにあると思いますか。安田 「他の人は小物系とかに手を出さないでおこうみたいな感じですね。他の人よりは少し詳しいと思うので」 ――1年生でおしゃれな人ランキング1位が安田選手でした。田島 「(安田は)おしゃれというかストリート系です。ストリート系でおしゃれだとは思うのですが、みんな系統が違います。ストリートとか紳士系とか。(ちなみに自分は)紳士系ってよく言われます(笑)」 ――ラグビー部の皆さんインスタおしゃれですよね。江藤 「服とかフィルムとか基本やることは田森から始まります(笑)。田森にみんな付いて行って服とかみんな真似するという感じですね(笑)」 ――ありがとうございました。 [ラグビー担当一同] READ MORE