【競走部】疾風勁走
ついに古豪復活か――。昨年度の箱根駅伝で見事6位に食い込み、5年ぶりのシード権獲得を果たした明大競走部。目標を箱根3位に掲げる今年度は、新型コロナウイルスの影響で試合の延期や中止、練習の自粛と厳しい環境を強いられている。1日も早く日常が戻りますように。この状況を耐え抜き、前に進めますように。困難な状況でこそ選手の今を伝えたい。そんな担当部一同の思いも込めて、今年度も企画をお届けします。
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担当記者イチオシ!2020(7)前田舜平
競走 2020.07.184月の緊急事態宣言から早3カ月、警戒の姿勢は続くものの、徐々にスポーツ界も活動を再開している。試合や大会の開催が手探りの中、選手たちも前に進み始めた。 今回は”明スポが今季注目する選手”として7人をピックアップ。自粛中の思いや現在の調子についてのインタビューをお届けする。(この取材は5月29~31日、7月10、11日の2回分を合わせています。コロナウイルス流行に伴い、掲載が遅れてしまったことについてはご了承ください) 第7回は主将・前田舜平(政経4=倉敷)のインタビューです。 ――自粛期間前の調子はどうでしたか。 「そこそこの調子でこれていたんじゃないかと思います。本来であれば、今年は関東インカレとかあれば1500とかに挑戦しようと思っていたので、中距離的なメニューで言えば調子は上がってきていたと思います」 ――このコロナ期間で始めてみたことは。 「ウェイトトレーニングに本格的に取り組んだりしてます。最近はゲームでモンハンにはまってます。一時期遠ざかっていたんですけど再燃してますね」 ――今気にしてることは何ですか。 「みんなで足並み揃えて練習してるわけではないので、どの選手がどの程度走れるか今のところ分かりませんし、他大がどんな対応取ってるかも分かりませんし、試合が無くてその時の状態や戦力も見えてこないので、今年は大会が開催されても未知数な場面が多いと思います」 ――駅伝の開催が不透明なことへの不安やプレッシャーはありますか。 「プレッシャーというよりは駅伝が無くなってしまう場合僕たちは何のためにやってきたのかと、思う部分はありますけど、僕たちが大会に関してできることはないので、開催されると思ってベストを尽くすことが大事だと思ってます。あると想定してやるしかないで、無かったら無かったでしょうがないです。」 ――この1年が最後となりますが、どんな1年にしていきたいですか。 「今年の目標は箱根で5位以内を取るチームってことなので、そこに至るためにどうしていくかをしっかり考えて、チーム作りをしていきたいと思います」 ――今の目標設定は。 「今年で最後になるので、駅伝で活躍することを目指して駅伝を走れるようにするっていうのが、今のコンディションづくりで一番目指すべきところだと思ってます。駅伝1発目の出雲駅伝。僕らは四年生にしてはじめてのことなので、そこでどのくらい挑戦できるかが大事なので、そこにベストコンディションを合わせていくのが大事だと思ってます」 ――個人的に監督と何か話されましたか。 「試合が無くて目標が定まってない選手もいるので、三大駅伝で自分達がどう走るかというのをイメージするのが大事だと話されていました」 ――1年生の様子はいかがですか。 「今年入ってきた選手は真面目な人が多いので、しっかり練習も積めていて今後いい戦力になると思います」 ――後輩に残したいものとかはありますか。 「シード権は残したいですね。出雲駅伝出場もそうですけど僕らが先輩からもらったものなので」 ――最後に主将として一言お願いします。 「コロナ期間で大変な世の中だとは思いますが、応援してくださる皆さんにいい結果が次の箱根で見せられるようコロナに負けず、おのおの選手一同頑張っておりますので、また駅伝がありましたら応援のほうよろしくお願いします」 ――ありがとうございました。 担当記者メモ上級生になってからチームの最前線に立っている前田。今年度は主将としてチームを先導する立場になった。チーム目標は箱根5位。復活した古豪は彼を先頭に次のステージを目指す。 [金内英大]READ MORE -
担当記者イチオシ!2020(6)酒井耀史
競走 2020.07.184月の緊急事態宣言から早3カ月、警戒の姿勢は続くものの、徐々にスポーツ界も活動を再開している。試合や大会の開催が手探りの中、選手たちも前に進み始めた。 今回は”明スポが今季注目する選手”として7人をピックアップ。自粛中の思いや現在の調子についてのインタビューをお届けする。(この取材は5月29~31日、7月10、11日の2回分を合わせています。コロナウイルス流行に伴い、掲載が遅れてしまったことについてはご了承ください) 第6回は酒井耀史(商4=須磨学園)のインタビューです。 ――大会が無くなってしまったりしていますが、ストレス等はありますか。 「僕のほうはそもそも3月あたりから故障していて、立ち上げで試合にも出れない時期なのでそこまで気持ちに大きく変化があるとかはありませんでした」 ――今の自分の課題は。 「夏で距離が踏めない時期にはなっているので、できるだけ自分にむち打ちながら通常のジョギングで変わらず練習をして、走る距離を減らさないってことを意識してます」 ――現状目標にしてることは何ですか。 「遠いですけど、最後の年なので箱根駅伝に出場するっていうのが何よりの目標です」 ――そのうえでライバル視している人はいますか。 「青学の岩見秀哉っていう高校の同期がいるのですが、今年の箱根でかなり活躍していたので彼に負けない走りをしたいとは思っています」 ――都内にいることへの不安はありますか。 「増えているのは都心部なので、この寮の近くにいればかからないんじゃないかなと自信はどっかにあったりして、そこまで不安はないですね」 ――最後の1年をどんな年にしたいですか。 「最後までやりきるというのを意識して大学で陸上は終わろうと思っているので、今は例え大会が無くなったとしても、最後までやりきることが生きがいだと思っているので何があっても継続するよう生活していきます」 自身のSNSなどを通してクオリティーの高い自作曲を出している酒井。今回はそんな“アーティストランナー”に曲作りへの思いを聞いた。 ――曲作りを始めたのはいつ頃ですか。 「歌を歌うのはもともと好きで、小3くらいの時から人前で歌ってたんですけど、友達と一緒に遊び感覚で曲を作り始めて、そのとき同時にギターの練習も始めたので、最初はそこだったと思います。友達が歌詞を書いてきて僕がメロディを乗せるというのをやって、だんだん歌詞を書きたいなと思って自分でも歌詞を書き始めました」 ――曲が作りたくなる時ってどんな時ですか。 「曲作りの種は、日常のなかで『こういう曲書いてみたいな』と思ったらメモするようにしています。走っている時とかによくメロディを考えたりするんですけど、いいのが思いついた時は、メロディを録音するようにしています。メロディができたら歌詞を引っ張り出してあてるようにしています」 ――音楽配信するに至った経緯は。 「楽曲を作って完成した時からやってみたかったことで、引き金になったのは全日本駅伝での大学別紹介動画で自分のターミナルって曲を先輩が使ってくださって、それをSNSにアップしたところ、高校時代の友達が『曲が欲しい」と言ってくれて、ネットで聞けるようにしようと配信しました」 ――リスナーからの反応はありましたか。 「だいたいが駅伝ファンですけど、『あの曲好きです』とか『元気もらえます』とか暖かいメッセージをもらいました」 ――ありがとうございました。 担当記者メモ練習自粛に加えて故障。踏んだり蹴ったりのスタートとなったが、この男はその程度ではびくともしない。最後の1年、自身と向き合いながら箱根への再起を狙う。 [金内英大]READ MORE -
担当記者イチオシ!2020(5)飯田晃大
競走 2020.07.174月の緊急事態宣言から早3カ月、警戒の姿勢は続くものの、徐々にスポーツ界も活動を再開している。試合や大会の開催が手探りの中、選手たちも前に進み始めた。 今回は”明スポが今季注目する選手”として7人をピックアップ。自粛中の思いや現在の調子についてのインタビューをお届けする。(この取材は5月29~31日、7月10、11日の2回分を合わせています。コロナウイルス流行に伴い、掲載が遅れてしまったことについてはご了承ください) 第5回は飯田晃大(営4=浜松日体)のインタビューです。 ――今自分がしていることで一番楽しいことは何でしょうか? 「そうですね。私はわりと話すことが好きなので、部員とコミュニケーションとる時が一番楽しいかなと思います」 ――どのようにコミュニケーションをとっていますか。 「いつもと変わらず部屋を移動してそこで話したり、あとは練習の後とかですね」 ――今全員寮にいますか。 「はい、全員帰っているので話し相手には困らないですね」 ――個人的に、夏にやりたいことは何でしょうか。 「なんか夏っぽいことしたいですね。寮だとバーベキューとか駐車場とかでは寮の管理人さんと一緒にやることはできるので、ちょっと夏っぽいことをしたいなと思います」 ――夏までの試合がほとんど無くなりました。それについての心境を教えてください。 「基本的に夏後の試合に向けて練習する感じなので、その準備段階として今自分ができることをやれればなと思っています」 ――箱根駅伝に向けての目標を教えてください。 「昨年度以上の成績が出ればいいなと思います」 ――個人的に望む順位があるとしたら? 「目標ですと、一応5位入賞以内という目標を立てているので、それを超えられればいいなと思っています」 ――それは、チーム全体の目標ですか。 「はい、そうですね。チームの目標も一致しています」 ――主務になった経緯をぜひ聞かせてください。 「主務は2年の冬にもともと言われていて、今まではタイムとかそういう条件が多少あったんですけど、私たちの代から立候補で選ぶ感じになったので、私自身立候補して主務になったという感じですね」 ――主務になりたいと思ったきっかけは。 「選手を2年間やってきて、走ることに対してはある程度明大への雰囲気や練習もなじんできたので、そこでやっぱり陸上だけやっていても、やれるものはないのかなと思いました。そして無知な分野ではあるんですけど、主務業に興味があって学生時代にやれるならやってみたいと思い、立候補しました」 ――チーム内でライバルと思っている選手は。 「同期なんですけど、長倉奨美(情コミ4=宮崎日大)ですね。1年の時からずっとケガする期間も同じだったりして、私と同じようなところが多いので、意識していますね」 ――1年生の中、特に期待している選手は誰ですか? 「やはりタイムが1番早い児玉真輝(文1=鎌倉学園)とか杉彩文海(文1=鳥栖工業)ですかね。2人は頭一つ出ている部分があって、他の子たちよりかなり力があるなと感じるので力つけて秋以降、また活躍しそうですね」 ――今悩みや気になっていることがありますか。 「それだとコロナウィルス一択で、今陽性者も増えて冬も第二波来るのではないかと言われるので、やはり後期は駅伝や大会がなくなるのが一番不安な点です。そこはちょっと読めない点なので、なんとも言えないですけど、そこが一番不安でありラストイヤーなのでなんとか競技をしたいですね」 ――絶対かなえたい目標は何ですか。 「選手としては三大駅伝を走りたいっていうのがあります。主務としては、チームがいい結果を残せるようにサポートできればいいなと思っています」 ――これからの意気込みを教えてください。 「陸上競技としても最後だと思うので、自分の力を出し切れるようになればなと思います。具体的には、主務とか関係なく一人の選手としてチームの上位であったり、勝てるような力が付けられたらいいなと思っています」 ――記録を残したいということですか。 「はい、そうです。記録を残したいですね。やっぱり夏合宿でいつも自分がけがしていたので、そこをうまく修正して秋以降につなげられればなと思います」 ――ありがとうございました。 担当記者のメモチームの結束の裏に〝話し好き〟な主務の支えあり。昨年は1万メートル29分台を出すなど、着実に力を付けてきた。「記録を残したい」。主務としても、選手としても、全力で駆け抜ける1年。前へと進む彼のシューズは、いつにも増して熱を持つ。[ソル ヨンファン]READ MORE -
担当記者イチオシ!2020(4)樋口大介
競走 2020.07.164月の緊急事態宣言から早3カ月、警戒の姿勢は続くものの、徐々にスポーツ界も活動を再開している。試合や大会の開催が手探りの中、選手たちも前に進み始めた。 今回は〝明スポが今季注目する選手〟として7人をピックアップ。自粛中の思いや現在の調子についてのインタビューをお届けする。(この取材は5月29~31日、7月10、11日の2回分を合わせています。コロナウイルス流行に伴い、掲載が遅れてしまったことについてはご了承ください) 第4回は樋口大介(法4=伊賀白鳳)のインタビューです。 ――昨秋の疲労骨折以降、状態はいかがでしたか。 「10月末に疲労骨折して、2カ月で疲労骨折自体は治したんですけど、疲労骨折した期間もあって、走り方がバラバラになっていたというのが僕自身課題としてあるんですけど、それで違うところを痛めたりしてました。結局疲労骨折してから3回ぐらい、走りはじめて故障して、走り始めて故障してというのを繰り返して、結局2月までは思うように走れなかったです」 ――駅伝シーズンに合わせられなかった悔しさは今シーズンに生きていますか。 「そうですね、3年は本当に調子良くて、狙えるなって思っていたんです。でも疲労骨折したときは本当に悔しかったです。練習に気持ちが入らないというのもあったんですけど、あと1年しか残されていないので、故障期間にできることをしっかりやろうという考え方にどんどんなっていきました。モチベーションも一時は落としたんですけどま、今はもう状態が上がってきているのでいい感じです」 ――故障してから考え方の変化はありましたか。 「故障したことで自分なりに骨にサプリメントを取り入れ始めたりとか、治療院を回ってどのような治療法が骨にいいかとか、酸素カプセル入りに行ったりとか、補強をどの部分中心にやったら良いかとか、考えるようにはなりました」 ――チームメートよりも体のことを考えているという気持ちはありますか。 「そうですね、ケアのことに関してはチームでも結構上の方というか(笑)。体について考えて生活できているのかなというふうには思っています」 ――この自粛期間に一番意識したことや決めて取り組んだことがあったら教えていただきたいです。 「上半身の柔軟性を出すことに注力しています。僕は上半身に猫背だったり硬さがあって、下半身と連動したフォームじゃないというのが課題としてあるので、ウエートでしっかり筋肉を鍛えて、その筋肉を存分に使える柔軟性というところに注力して取り組んでいます」 ――そのために取り組んでいることはありますか。 「週に2回上半身のウエートトレーニングをしています。これまでは毎日風呂上がりに、下半身のストレッチしか取り入れていなかったんですけど、上半身のストレッチを頻繁に行うようにして、だいぶ柔軟性が出てきたかなという感覚はあります」 ――いま意識している選手、競い合っていきたい選手はいますか。 「長倉奨美(情コミ4=宮崎日大)ですかね。結構3年生のころから競り合っています。奨美はこの春、ハーフで良い記録出していたり、学内のタイムトライアルでいい記録が出ていて、すごく走れているんですけど、負けたくないなというのをすごい強く思っているので。奨美と競り合ってというか高め合いながら、駅伝も一緒に走れたらいいなと思っています」 ――シーズンの前半戦を終えてみて、昨年と一番変わったと思う部分はどこにありますか。 「練習を継続した時間は昨年より今年の方が圧倒的に多くて、昨年は全体の練習に合流できたのが5月ぐらいだったと思うんですけど、今年は3月ぐらいからしっかり練習できていて、夏合宿への土台作りというところは昨年よりしっかりできているので、自信を持っていきたいなと思っています」 ――自粛期間がプラスになったこともありましたか。 「僕自身にとってはあまりマイナスになったことはなくて、練習の環境もありがたいことに整っていて、しっかり自分で考えて練習しようとプラスに捉えて練習することができたので、この期間は有意義なものになったかなと思います」 ――最後に夏合宿、そして駅伝シーズンに向けて意気込みをお願いいたします。 「夏合宿は絶対故障なく乗り越えます。昨年は乗り越えてから故障ということもあったので、乗り越えてからも油断せず、駅伝で結果を出せるような状態を作り上げて、4年目ラストシーズンを悔いなく終われるように頑張りたいなと思います」 担当記者メモ昨年度は夏合宿から好調を維持して箱根予選会や全日本のメンバーに選ばれるも、疲労骨折により無念の離脱。ラストシーズンにかける思いは誰よりも強く熱い。最終学年での爆発に期待だ。 [川和健太郎]READ MORE -
担当記者イチオシ!2020(3)長倉奨美
競走 2020.07.164月の緊急事態宣言から早3カ月、警戒の姿勢は続くものの、徐々にスポーツ界も活動を再開している。試合や大会の開催が手探りの中、選手たちも前に進み始めた。 今回は〝明スポが今季注目する選手〟として7人をピックアップ。自粛中の思いや現在の調子についてのインタビューをお届けする。(この取材は5月29~31日、7月10、11日の2回分を合わせています。コロナウイルス流行に伴い、掲載が遅れてしまったことについてはご了承ください) 第3回は長倉奨美(情コミ4=宮崎日大)のインタビューです。 ――チームは全体練習を再開しましたが、雰囲気はいかがですか。 「雰囲気も良いですし、全員が夏合宿に向けてしっかり走り込めていると思うので、チーム状況としては良いと思います」 ――夏合宿に向けて思っていることや取り組んでいることはありますか。 「夏スムーズに練習に入りたかったんですけど、故障して走れていないので、今できることをしっかりやって、できるだけ早く復帰して充実した夏を過ごせればいいなと思っています」 ――いつ、どこを故障されたのですか。 「6月の後半に足を肉離れしてしまって、今も走れていないんですけど、やれることをやっている段階ですね」 ――今は具体的にどのようなことをされていますか。 「今はウエートトレーニングだったり、補強だったり。あとウォークですね」 ――この自粛期間で意識して取り組んできたことはありますか。 「時間があるので補強などに取り組んでいます。同期の樋口大介(法4=伊賀白鳳)とかに教わりながら、補強などをしていました」 ――自粛の中でストレスになった部分があったら教えていただきたいです。 「僕はそんなに繊細ではないので、そこまでストレスは感じていないです。ネガティブにならず過ごせているので、精神的な影響はなかったですね」 ――大会の中止や延期の中で、今のモチベーションはどこに置いていらっしゃいますか。 「いずれ試合はあるわけなので、いつあるか分からないですけどそこに向けてやっていますね。そんなに気持ちを落としたりはしていないです」 ――2月の神奈川ハーフで63分前半というタイムを出しました、手ごたえや自信は。 「神奈川ハーフでは63分台を狙っていました。2月にある祐徳ハーフにも出る予定で、練習積んで3月からは5000とかに出る予定だったんですけど、それがなくなったのは残念だったのですが、力が付いているという実感があったのでそこは良かったです」 ――今シーズン、タイム的に据えている目標はありますか。 「1万で28分台というのを目標にしていました。本来なら関東インカレや全日本駅伝予選会とかがあったので、その主要大会などに出てチームに貢献したかったですね。タイムというより、主要大会に出て結果を残すというのが今年の目標でした」 ――昨年エントリーメンバーに入りながらも走れなかった悔しさがありますか。 「昨年は全日本駅伝や箱根駅伝はエントリーされているんですけど、主要大会で走るというのが非常に大事なことなので、そこで結果を残してこそやはり本当の強さかなと思います。今年はそこで走って結果というのを求めていきたいですね」 ――今シーズン意識している選手はいますか。 「やっぱり同じ学校なので、手嶋杏丞(情コミ3=宮崎日大)です。仲も良いので意識したりはしていますね」 ――夏に向けてご自身が取り組んでいきたいところはありますか。 「最終目標は箱根駅伝になるので、夏でしっかり足づくりをして夏以降のレースで満足のいく結果を出して箱根につなげられるようにしたいです」 ――最後に今後の意気込みをお願いします。 「今年で最終学年になるので、最終学年として自覚を持って、三大駅伝で結果を残して悔いなく大学生活を終えれるようにしたいなと思います」 ――ありがとうございました。 担当記者メモ年が経つごとに勢いを増していく成長株もついにラストイヤーを迎えた。宮崎日大トリオの〝長男〟は念願の三大駅伝出走なるか。故障を乗り越えた姿が待ち遠しい。 [川和健太郎]READ MORE -
担当記者イチオシ!2020(2)橋本大輝
競走 2020.07.154月の緊急事態宣言から早3カ月、警戒の姿勢は続くものの、徐々にスポーツ界も活動を再開している。試合や大会の開催が手探りの中、選手たちも前に進み始めた。 今回は〝明スポが今季注目する選手〟として7人をピックアップ。自粛中の思いや現在の調子についてのインタビューをお届けする。(この取材は5月29~31日、7月10、11日の2回分を合わせています。コロナウイルス流行に伴い、掲載が遅れてしまったことについてはご了承ください) 第2回は橋本大輝(営3=須磨学園)のインタビューです。 ――現在のコンデションはいかがでしょうか。 「今のコンディションは正直あんまり良くないですね。怪我とかはなくて練習はしっかり積めているんですけど、先月強化期間だと思って結構ジョグをしていたんで、気温の上昇とポイント練習の質も上がってきたこともあって、結構疲労がたまってきてる感じですね」 ――自粛中は監督の方から練習メニューを聞いて練習していましたか。 「そうですね。毎月メニューが提示されるんですけど、実家の近くはトラックとか公園とかが使えなかったので、人のいない道とかでそれに似たようなメニューを自分で考えてやっていました」 ――毎日どのくらい走っていましたか。 「1日30キロ前後になるようにはしていました」 ――自粛が明け、チーム練習が始まりました。 「やっぱり1人で練習していたときよりも、みんながいることによって質の高い練習ができるようになってきました。1人だと妥協してしまうことはあるんですけど仲間がいるとここ粘りきらなきゃとか。3年生になってチーム内でも上級生になったので練習を引っ張っていくとか責任感を感じるようにはなってきました」 ――責任感はどのように行動で示してますか。 「僕は寮生じゃないので、普段同級生以外とはあまり話す機会がないです。練習を前で引っ張ったりすることで、ちょっとでも楽にしてあげようというか、今まで自分がやってきてもらったことを、自分がやってあげられたらと思うようになりました」 ――試合がなくなっていく中で今後について考えることはありましたか。 「僕の入学したときの目標が、4年生になって最後箱根駅伝を走ることだったので、そこに向けてやるのは変わらないとは思っていたので、コツコツ練習していました」 ――高校時代怪我が多かった中で、昨年の後半タイムが伸びてきたかと思います。転機の実感というのはありますか。 「大学に入ってからまず怪我の量が確実に減りました。1年生の時は練習や生活習慣に慣れることに精いっぱいだったんですけど、2年生になってから距離を踏むことにも全然抵抗がなくなってきて。夏合宿に入ってからみんなが離れていく距離走とかで結構最後の方まで残ることができて、それが自信になって、秋以降の結果につながっていったと思います」 ――スピードよりも粘る方が得意ですか。 「そうですね。自分はスピードが全くないので、みんなが耐えれないスピードをいかに耐えていくか、という部分を伸ばしていくというのが自分のやり方だと思っています」 ――自粛中は何をしていましたか。 「漫画とか読んでました(笑)」 ――読んでた漫画はなんでしょうか。 「めちゃくちゃベタなんですけど『鬼滅の刃』です。完結しちゃいました……」 ――大会がないと数字が残りませんが、モチベーションに影響はありますか。 「もちろん大会をモチベーションに頑張ってきたので、それがないのはどうしてもモチベーションが下がってしまうんですけど。ただ自分は高校の時にずっと怪我をしていて、記録会とか試合に出れないことが多かったので、だから今試合がなくなったとしてもみんなよりも影響が少ないというか、例年のことかな、くらいの気持ちでいられるというか。今となっては高校のそのつらかった期間が生かされているなと思っています」 ――大学でもやりたいという気持ちはやはり箱根駅伝に出たいという言う気持ちが強かったからですか。 「中学校の時に見た箱根駅伝がすごくかっこいいと感じて、絶対ここを走りたいなと思って高校も選んだんですけど。高校では全く走れなくて、このまま終わりたくないなと思って、勉強頑張って大学にきました」 ――秋に力を入れたいところは。 「スピードがないのでスピードを強化しようとは思っています。ただ、やっぱりどれだけスピードがない人がスピードを強化したとしても持っている人にはかなわないとも思っていて。スタミナをどちらかというとメインに強化して、ロングスパートみたいなもので勝てるようにしていきたいです」 ――ありがとうございました。 担当記者メモ 高校時代は怪我に悩まされており、明大には一般入部をした橋本。着実に練習を積む中で、2年次の夏以降急激に記録を伸ばしてきた。2月の神奈川ハーフでは63分台と大幅ベスト更新。「箱根駅伝が走りたい」。ブレないその姿勢に、今季の躍進を期待する。[入野祐太]READ MORE -
担当記者イチオシ!2020(1)鈴木聖人
競走 2020.07.154月の緊急事態宣言から早3カ月、警戒の姿勢は続くものの、徐々にスポーツ界も活動を再開している。試合や大会の開催が手探りの中、選手たちも前に進み始めた。 今回は〝明スポが今季注目する選手〟として7人をピックアップ。自粛中の思いや現在の調子についてのインタビューをお届けする。(この取材は5月29~31日、7月10、11日の2回分を合わせています。コロナウイルス流行に伴い、掲載が遅れてしまったことについてはご了承ください) 第1回は鈴木聖人(政経3=水城)のインタビューです。 ――現在の調子はいかがですか。 「2カ月練習を自宅でやっていたので不安な部分があったんですけど、今はある程度練習も慣れてきて、調子も上がってきているなという感覚です」 ――1人で走るのとチームでの練習は、感覚が大きく異なりますか。 「そうですね。やっぱり1人だとなかなか時間にルーズになってしまって、朝しっかり起きれなかったり。今も朝練以外は各自になるんですけど、練習自体は帰ってきてからの方が充実しているなと感じています」 ――現在のモチベーションはどうですか。 「周りの選手は試合とか結構出ていて、タイムも出ていて、焦りもあるんですけど、あまり他の選手と比べてもしょうがないと考えるようにしています。今は夏を越えて試合があると信じて、しっかり冬にいい結果が残せるようなイメージトレーニングをしながら練習しています」 ――自粛中だからできたことがあれば教えてください。 「やっぱり地元で走るので、景色が変わったのでそこは新鮮でしたね。海岸線のところを走ったり、同じところをずっと走っていると飽きてしまうので二つ先の駅までいったり。家族にあそこまで行ったんだよと自慢したりして、飽きをうまく変えたりしていました。あとは土のトラックを走ったりしていました」 ――自粛期間中はまったことはありますか 「ゲーム、『どうぶつの森』ですね。あと羊毛フェルトってあるじゃないですか。あれを作って時間を過ごしていますね。陸上を始めてから2カ月間のオフとかはなかったので、普段送ることのできない生活を送っていました。あとは料理です。野菜切ったり、炒めたりするのが楽しいんですよ。寮なので普段包丁を使ったりすることがないので。家にいて親も仕事をしているので、自分で昼飯を作ったりしていました」 ――どんな料理をするんですか 「一番はキムチの味噌汁ですね。簡単なんですよ。あとはチャーハンを作ったりですね。この期間で生きていく上で最低限ぐらいの料理はできるようになったかなと思います」 ――自粛前、丸亀ハーフはいかがでしたか 「箱根駅伝が終わった後帰省していて、あまり練習を積めてなかったので不安だったんですけど、招待選手ということでいい意味で割り切れたというか、失敗してもいいと挑めたのがよかったなと思います」 ――61分56秒の自己ベストでした。 「やっぱり62分台前半と61分台って全然違うじゃないですか。最後5キロくらいでキロ3分ペースでいけば61分台を出せるということで、そこからは死ぬ気で走りました。レースが始まる前は不安だったんですけどしっかり自己ベストで走れたので、自分が昨年頑張って、特に5月から8月頑張って走ってきた力、貯金がしっかり出た試合だったのかなというふうに思います」 ――自身は3年生、チームからは阿部(弘輝・令2政経卒・現住友電工)選手という大エースが抜けました。 「痛くないといったら嘘になるんですけど、小袖(英人・政経4=八戸学院光星)さんがいます。やっぱり明大は他のチームに比べて爆発力というか、前半から突っ込んで粘る選手が少ないとは思います。そういう選手は何人いてもいいので、ルーキーの児玉真輝(文1=鎌倉学園)に期待してるのもありますし、チームとしてもっともっとレベルアップしていかないといけないなと思います。個人的には昨年は結構頑張って結果もある程度は残せたので、今年も後輩ができましたけど、後輩もしっかり強いので引っ張っていき過ぎないというか。調子が悪い時は引っ張ってもらって、調子がいい時は引っ張っていくという感じで固くなり過ぎないようにしたいです」 ーー今後を見据えて、秋にやっていきたいことはなんですか。 「自分は調子が良くなるとやり過ぎてしまうので、昨年の反省を生かして、今年は冬にしっかり調子が上がってくるように考えてやれるような力をつけて、冬駅伝があれば区間賞が取れるように、そんな大きな目標を立てて頑張りたいと思います。 ーー今シーズンの意気込みをお願いします 「自分は調子が良くなるとやり過ぎてしまうので、昨年の反省を生かして、今年は冬にしっかり調子が上がってくるように考えてやれるような力をつけたいです。今年は5000、1万としっかり自己ベストを出して、駅伝ではしっかり区間賞を取れるように、チームとしては箱根駅伝で表彰台に乗れるように頑張っていきたいです」 ――ありがとうございました。担当記者メモ 1年次からチームを支える主軸の1人。昨年度は調子が上がらず苦しんだ時期もあったが、箱根駅伝5区区間5位。2月の丸亀ハーフでも61分56秒をマークした。「次は区間賞」「もっと強くなりたい」。学生トップランナーへ、夏以降の活躍に期待している。[仁科せい]READ MORE -
(2)「今はみんなが一丸となってやらなくてはいけない」山本佑樹駅伝監督インタビュー(後編)
競走 2020.05.11第2回は山本佑樹駅伝監督のインタビュー・後編です。(この取材は5月1日、電話取材で行いました) ――自粛前の練習では、選手の調子はいかがでしたか。 「4年生だと長倉奨美(情コミ4=宮崎日大)や寺前友喜(営4=西脇工)、3年生であれば橋本大輝(営3=須磨学園)など。昨年度の箱根駅伝にはなかなか絡めていなかった選手が2月3月だいぶ調子を上げてきていたので、そこが春の楽しみではありました。あと昨年度は5000メートルでなかなか記録を狙うチャンスがなかったので、今年度の春先は5000メートルで記録を狙わせたいというのがありました。そこに対しては、いろいろな選手が13分台でいけるのではないかという手応えを感じていたので、レースがなくなったことは非常に残念です」 ――春先には、部内でタイムトライアルを行ったと伺いました。 「試合がなくなったので、4月に4本のタイムトライアルをやる予定を立てていました。選手のモチベーションを上げるために『八幡山トライアル』と名付けて、タイムにポイントを設けて合計で争うようなことを考えていました。4月4日に1発目の5000メートルをやったのですが、そこでは櫛田佳希(政経2=学校法人石川)が自己ベスト、あとは長倉や富田峻平(営2=八千代松陰)、新入生の杉彩文海(文1=鳥栖工)も自己ベストで走りました。選手もゲーム性を感じながら1本しっかりとしたトライアルができたと。ただそこから自粛が始まって残りの3本がなくなってしまったので企画倒れにはなってしまいましたね」 ――新入生の雰囲気はいかがですか。「本当に初々しいというか、緊張感を持って入ってきてくれました。4学年そろっていよいよ新しいチームでスタートを切るぞ、と前田舜平(政経4=倉敷)を中心にまとまりかけていたところですね」 ――現在ミーティングは行っていますか。 「顔を合わせてはできないので、ラインなどを使って学年ごとにやったりしています。全体には私の方からいろいろ発信できるグループを作って連絡を取ったりはしています。映像を使ったりはまだやっていないですね」 ――4年生の雰囲気はいかがでしょうか。 「4年生は非常にまとまってやってくれています。特に就職活動も忙しい時期に入ってきている中で、自分の卒業後のこともかなり不安ではあると思います。その中でもいろいろな目を持ってチームをまとめるということをやってくれています。正直なところ、この学年のまとまりであればいい結果が出せそうだと感じているので、今の状況は少し残念です」 ――最後の1年ということで、昨年度箱根駅伝を経験した前田選手・小袖英人(政経4=八戸学院光星)選手・村上純大(政経4=専大松戸)選手はどのような印象ですか。 「前田については本当に最終学年として、かなり気合を入れてやってくれています。走る方の調子も順調に積めていると思います。小袖については将来的にも実業団で競技を続けていくという気持ちがあるので、競技に向かって淡々とやっています。村上も前田と一緒で、彼を支えるような立ち位置でしっかりやってくれています。彼に関しては、関東インカレにトラックで出たいという気持ちが強かったので、春先はモチベーション高く取り組んでいました。今も元気に走っています」 ――6月末まで全ての試合が延期や中止となる中で、現在のチームとしての目標はどこに見据えていますか。 「今は世の中全体が一丸となってやっていかなければいけない状況なので、そこをまずはきちんとやるということ。あとはそれを伝えながらですが、8月の夏合宿からしっかりとやれたらいいよねと。そこがしっかりやれれば9月以降のレースもやっていけると思うので、今は夏をモチベーションにしっかり耐えていこうと話をしています」 ――今後の対応はどのように考えているのでしょうか。 「夏以降に関しては、スケジュールは特に変更なく8月の合宿からスタートをするような感じです。僕らは状況を見ながら、その状況に右往左往することなくやっていきたいと思っています。こういう状況なので、選手の体調や周りの人の命が一番です。正直なとこと走ることでどうのこうの、とは今はあまり考えられません。しかしもし状況が好転していってくれたら、やっぱり走ることで何か自分たちのアピールをしていけたらと考えています」 ――お忙しい中、取材を受けていただき本当にありがとうございました。 [仁科せい]READ MORE -
(1)「今後どうなっていくのだろうと不安はある」山本佑樹駅伝監督インタビュー(前編)
競走 2020.05.11ついに古豪復活か――。昨年度の箱根駅伝で見事6位に食い込み、5年ぶりのシード権獲得を果たした明大競走部。目標を箱根3位に掲げる今年度は、新型コロナウイルスの影響で試合の延期や中止、練習の自粛と厳しい環境を強いられている。1日も早く日常が戻りますように。この状況を耐え抜き、前に進めますように。困難な状況でこそ選手の今を伝えたい。そんな担当部一同の思いも込めて、今年度も企画をお届けします。 第1回は山本佑樹駅伝監督のインタビュー・前編です。(この取材は5月1日、電話取材で行いました) ――現在の競走部はどのような状況でしょうか。 「4月の頭に緊急事態宣言が出るまでは、練習は気を付けながらも普通に行っていたのですが、(宣言が出てからは)大学からの要請もあって基本活動中止という形です。寮に住んでいる選手がほとんどなので、基本的に隔離はできているため安全だと考えています。ただ、どうしても親御さんが地元に帰してもらえないかという選手に関しては帰省をしています。(帰省をしているのは)半分くらいですかね。選手とは個別にラインなどを使って話をしながら、練習は各自自主練習という形でやっています」 ――選手によって練習環境も大きく異なっているのでしょうか。 「そうですね。やっぱりグラウンドを使えなかったり、走る場所も公園だという選手もいます。今の状況だと、ジョギングも結構気を使わなければいけないので。大まかにこんな練習を今週は入れようか、という話はしますが、それを各自がアレンジしながらやっているという感じです」 ――練習メニューとしてはどのようなものですか。 「試合が夏までないという状況なので、無理に試合に合わせたりということがないので、今はとにかく体力を落とさないようにと。あとは思い切って普段やらないトレーニングをしてみようということで、少し短い距離、100メートルのダッシュ系の練習を入れたりしています。帰省先が田舎の方で山があったりする選手であれば、アップダウンを積極的に走ったり、そういうことをやっています」 ――選手ごとに伝えるメニューは変えているということでしょうか。 「普段やっているような練習、400メートル10本や1000メートルを何本などと伝えてはいるのですが、アレンジとしてはこういうものとそれぞれに加えています」 ――体調管理は以前からアプリの方で管理されているかと思います。 「そうですね。アプリを使って練習状況を共有すること、あと今は体温を必ず入れるようにしています。ちょっとした体調の変化については、すぐに電話で連絡するようにということで徹底しています」 ――怪我や食事面のサポートは何かされているのでしょうか。 「怪我に関しては、今はストレスもある中での生活なので、無理な練習をしないこと。少し走ってストレスを発散するくらいの気持ちでということは伝えています。なので怪我についてそこまで気にしている選手はいません。食事について、特に寮で生活をしている選手は、寮に食事が出るのでそこに頼っています。昼や寮の食事がお休みのときは、お弁当を配達してもらうようにしており、とにかく外出をしないことを徹底しています」 ――寮の選手は、グラウンドと寮のみの生活なのですね。 「はい。最初はグラウンドの利用もなしにしていたのですが、外に走りにいくにも最近は走っている人が多くて、お互いに迷惑を掛けてしまっても申し訳ないということで。明大のグラウンドであればわれわれしか使わないので、安全だろうということで使用をしています」 ――選手のモチベーション管理という点はいかがでしょうか。 「この1カ月の選手を見ていて、思っていたよりはストレスを感じずに、今の世の中の流れというものを把握してやってくれているという感想です。ただ4年生なんかは最後の年で、それこそ箱根駅伝もやれるのかという不安も少し出始めてきました。あとは久しぶりに出雲駅伝の出場権を得られて、そこはかなりみんな楽しみにしているところではあるため、今後どうなっていくのだろうと不安は感じ始めています」 [仁科せい] 続きは、後編にて掲載しております。ぜひご覧ください!READ MORE