
【スケート部(フィギュア部門)】Kiss&Cry
やっぱり明治がナンバーワン!今年度、新たに樋口新葉(商1=開智日本橋学園)や山隈太一朗(営1=芦屋国際中等教育)を加え、パワーアップした明大スケート部(フィギュア部門)。氷上でファンを魅了する選手たち。しかし中々氷上外での選手たちの一面を知ることはできない。本企画ではそんな選手たちの裏の顔や声をお伝えしていく。
-
(55)東日本選手権 演技後インタビュー 鎌田詩温
フィギュアスケート 2019.11.01明大からは6選手が全日本選手権の切符をつかんだ東日本選手権。しかし、その中には惜しくも出場を逃した選手もいた。今回は演技後に行った鎌田詩温(商4=札幌一)のインタビューを掲載します。 ――演技を振り返っていかがですか。 「ショートから気持ちを切り替えてやるしかないことと、本当に失敗すれば今日で引退という可能性があったので、それを避けるためにも今出せる力を出せたと思います」 ――SP(ショートプログラム)が終わっての心境はいかがでしたか。 「純粋にスケートは難しいなと思いました。本当に今シーズンはうまくいっていなかったので、とても悔しかったです」 ――今後の課題は何でしょうか。 「完璧な演技ができないとインカレは優勝できないですし、2連覇することもできないので、なんとか頑張りたいです。今まで自分自身がやりたいことや目標、スケート部としてどうありたいと、いろいろと言ってきましたけれど、本当に自分自身が結果を残さなければ、それは空論で終わってしまいます。何か残すためにもしっかりと完璧な演技ができるように最後までやり切りたいです」 ――全日本選手権を逃してしまいました。 「悔しいのが率直な気持ちです。僕だけではなく、耀司(中野耀司主将・営4=横浜創英)や一悟(山藤一悟・政経2=岩見智翠館)もベストな演技ができず、全日本選手権を逃してしまったのは悔しいですし、僕自身もとても悔しいです。本当にこの試合のために自分の人生を懸けてやってきていたので、本当に悔しい思いですけれど、自分は総合主将という役目があって、その観点から見れば、女子全員が全日本選手権に出られることや、太一朗(山隈太一朗・営1=芦屋国際)がいい演技で全日本選手権の出られることは応援できるところで、もっとポジティブに捉えていかないと次には繋がらないですし、4年生としてもダメだと思います。自分のことだけではなくて、周りの結果を素直に喜びたいです」 ――インカレの団体優勝に向けては鎌田さんの順位が大切になってくると思いますが、いかがでしょうか。 「本当に僕次第で優勝を取れるのかは変わってくると思います。プレッシャーではありますけれど、そこをクリアできないようであれば、総合主将として本当に恥ずかしいですし、何もできないまま終わってしまうので、自分自身リンク建設やスケート部の認知度などを言っていますけれど、本当に結果を残さないと全て空論で終わってしまうので、そこにつながるように自分自身スケート人生最後なので、100%を出し切って絶対優勝したいです」 ――選手として最後に伝えたいことはありますか。 「本当に大学4年間が自分のスケート人生にとっては一番濃い時間でした。そのスケート人生を振り返ってみると、やはり感謝の気持ちがあり、1人のスケーターとして応援してくれる人がたくさんいて、その人たちに申し訳ない気持ちなので、最後の最後でいい演技をして、そういった方々に恩返しができる結果を残したいと思います」 ――応援してくだった方々にメッセージをお願いします。 「結果として全日本選手権を逃すことになってしまって、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ただ明治大学の選手はたくさんいて、女子は東日本選手権に出場した4人が全員通過することになって、樋口新葉(商1=開智日本橋学園)も出場します。全日本では明治の選手を応援してほしいですし、僕は最後にインカレでいい演技をするので、最後まで信じて応援してほしいです」 ――ありがとうございました。 [大西健太]READ MORE -
(54)東日本選手権 演技後インタビュー 中野耀司
フィギュアスケート 2019.10.31明大からは6選手が全日本選手権の切符をつかんだ東日本選手権。しかし、その中には惜しくも出場を逃した選手もいた。今回は演技後に行った中野耀司主将(営4=横浜創英)のインタビューを掲載します。 ――演技を振り返っていかがですか。 「自分の今できることはできたかなと思います」 ――全日本選手権を逃してしまいましたが。 「悔しい気持ちが1番ですけれど、不思議な感じです。悔しい気持ちもありますけれど、正直演技が終わった時にギリギリいけたのではないかと思いました。自分の中ではそう思える演技だったので、仕方がないです」 ――改めて点数を振り返っていかがですか。 「アクセル2本が形になり、片方はコンビネーションをつけられました。1つ大きいパンクでルッツがシングルになりましたけれど、それ以外は大きく崩れるものではなかったので、もう少しだけ点数が高いかなと思いました。100点と出た時にはショックでした」 ――点数が思うように出なかった原因は何でしょうか。 「全て着氷が乱れて綺麗なジャンプが少なかったのがまず1番でした。自分の中では点数が出なかった理由は、一つ一つのジャンプの完成度が低かったとは思っていました。デティールをもらって、やはりアンダーローテーションなどの小さい取りこぼしが多かったので、出なかったことには納得しています」 ――演技中の精神状態はいかがでしたか。 「楽には出ていって演技できたと思います。アクセルも絶対跳ぶぞという気持ちをもって挑めたので、演技中はそこまで弱気にはならなかったと思います」 ――アクセルを跳び、精神的に余裕が生まれてしまったのでしょうか。 「最近は曲でトリプルアクセルが入っていなかったので、形は汚かったですけれど、なんとか堪えてコンビネーション付けられたので良かったです。少しそこで気持ちが楽になって、2本目もギリギリで堪えましたけれど、逆に少し安心してしまったのかなと思います。次の3本目のジャンプがシングルになってしまったので、やはり詰めが甘かったと思います」 ――昨年度のように4年生が出場を逃す形になってしまいましたが。 「ヒデ(鎌田英嗣・営4=獨協)と太一朗(山隈太一朗・営1=芦屋国際)は本当にうまい選手なので、自分の分までとは言いませんが、自分が出られなかった悔しさを全て託して気持ちよく滑ってくれればと思います」 ――4年間の東日本振り返っていかがですか。 「みんなが同じ全日本という目標を持って参加する大会で、正直誰が行ってもおかしくないですし、失敗してはいけない試合です。ブロックは枠が多く全員が通過できることが多いですけれど、東日本となるとみんなが仕上げてきて、その中で少ない人数しか通過できないので、やはり他の試合と違う緊張感はとてもありました。今まで1、2、3年生時は思い切りできたなと思いますけれど、いろいろな人が東日本に強いと言ってくれていて、それは自分でも東ではいい演技をしようとしていたので、どこかでは今回でもやってくれるだろうと自分で考えていました。しかしそこまでいい練習が最近はできていなかったので、実力不足だったかなと、最後の4年生の年は思います」 ――応援してくだった方々にメッセージをお願いします。 「応援してくださった方々には感謝しかないです。本当に小さい時から応援してくださっている方たちもたくさんいて、最後に思い切り全日本に行けましたという形で恩返しと、ありがとうという気持ちを伝えたかったですけれど、それはできなかったのです。それでもSP(ショートプログラム)もFS(フリースケーティング)も噛みしめながら滑れたと思います。お客さんの表情を見て、曲を表現するという意味では大切に滑れたショートとフリーだったので、まずは応援ありがとうございました」 ――ありがとうございました。 [大西健太]READ MORE -
(53)いよいよ夏休み! 春学期を振り返ろう対談 ~経営学部編Ⅴ~ 中野耀司×山隈太一朗
フィギュアスケート 2019.08.18ゴールデンルーキーたちが入部して早4カ月余りが経った。慣れない環境でスケートと勉強の両立にも苦労しただろう。今回の対談企画ではそんな1年生と大学生活を知り尽くした4年生の学部ごとでの対談を行った。今回は経営学部の中野耀司(営4=横浜創英)と山隈太一朗(営1=芦屋国際)の対談をお送りする。(この取材は7月31日に行われたものです) ――高校の時と比べて大学生活はいかがですか。中:高校はしっかりと行っていた?山:行っていました。高校はスケート部がなかったので、試合以外は行っておかないと卒業できなくなるのでまじめに行っていました。そう思うと大学は時間があるような気はします。1限がないので、朝が遅くなることや制服がないのは楽だと思います。中:男ならまだいいよね。シャツと短パン履いていたらどうにかなります。女子は大変ですね。自分も高校の時はスケート部がなかったですけれど、先生が応援してくれていて、太一朗ほどは行ってなかったです。しっかりと朝練の表を出していて、優遇はしてくれていたと思います。高校と比べたら大学の方が人とのつながりが薄いです。高校は毎日同じ人と隣で話していました。大学では今はいないですけれど、1年生の時は上の3人と詩温(鎌田・商4=札幌一)とよく食堂でご飯を食べていて、学校に行くモチベーションになっていましたし、楽しかったです。本当に最高でした。キャンパスが変わる時がさみしかったです。山:耀司くんの方がスケート部とのつながりが深いですよね。僕のところはみんな時間がばらばらすぎて昼ごはんは毎日食べる人が変わります。2限で同じだった人と食べるので毎日変わります。中:でもそっちでもいいと思いますね。自分たちはもう決まった人たちがいました。それで言うと他の人と繋がりがあるのはいいよ。 ――プライベートでお出かけはしますか。山:僕は行かないです。こっちに来たばかりと言うのはありますが、東京は人が絶えないじゃないですか。なのに何でわざわざ人の多いところに行くのだという感覚になってきました(笑)。遊びに行ったのは2、3回です。中:まず遊びに行く人がいなくない?全然違う世界に来ているよね。山:あとはリンクが遠いので集合する場所もないです。中:自分は遊びに行く回数は少ないと思いますけれど、ずっと地元なので小学校、中学校の友達とは会うことはあったりします。遠出は1日空いている日があまりないですし、周りの子たちも忙しいので頻繁にはできないです。 ――夏休みの過ごし方を教えてください。山:こんなにまとまった休みは今までなくて、合宿などの予定も入っていますけれど、スケート漬けでどっぷり浸かろうと思います。中:一夏あればスケートに限らず、何かしら修得できると思います。去年は夏も頑張って全日本にはピークに持ってこられなかったのですが、その後の試合とか曲かけ練習などはあまり疲れなくなりました。その時に夏やったことは後から出てくるなと実感したので、もうスケートだけ頑張りたいです。 ――改めて抱負をお願いします。中:まずはブロックを通過することです(笑)。最後ですし、自分自身海外の試合に出たことがなくて、高校生の時から全日本規模の試合でいい成績を残したこともないですし、やり切った!ということもないです。昨年の東日本選手権でなど「そこで?」ということが多いです。練習でも出し切って全日本でも結果を残して、最後にあるユニバーシアードに少しでも引っかかるというのが個人的な目標です。明治としての目標は、上の3人が抜けてしまってさみしい気持ちもありますけれど、1年生に補ってくれる存在が出てきてくれたのでインカレ2連覇を目指します。アベック優勝できるように頑張ります。山:個人の目標は4回転を決めて...中:今4回転どうなの?山:できそうです。この前はすごく惜しかったです。とりあえず4回転を跳んで、全日本でトップ6に入って、できれば表彰台に入って四大陸や世界選手権に出て2022年の北京五輪に向けて代表に入れるようになりたいです。世界に自分の名前を出して今の立場から一気にステップアップできる年にしたいです。明治としては初めてのインカレですし、大好きな耀司くんの最後の年で、1年しか被らなかったのがさみしいですけれど、耀司くんの最後のインカレで僕が個人優勝して大学1位になって、先輩の花道を飾りたいです。明治の選手が上位の名前を並べるようにします。 ――ありがとうございました。 [中野拓土]READ MORE -
(52)いよいよ夏休み! 春学期を振り返ろう対談 ~経営学部編Ⅳ~ 中野耀司×山隈太一朗
フィギュアスケート 2019.08.17ゴールデンルーキーたちが入部して早4カ月余りが経った。慣れない環境でスケートと勉強の両立にも苦労しただろう。今回の対談企画ではそんな1年生と大学生活を知り尽くした4年生の学部ごとでの対談を行った。今回は経営学部の中野耀司(営4=横浜創英)と山隈太一朗(営1=芦屋国際)の対談をお送りする。(この取材は7月31日に行われたものです) ――テスト期間はいつもより忙しかったですか。山隈(以下:山)忙しさはそこまでなかったですが、追い詰められている感じはしました。高校の時の中間テストや期末テストはどれだけ気楽に受けていたのかと思うほどでした。大学では1回のテストに懸けるものが違います。心のどこかで高校の時はスケートで大学に行くという気持ちもあったので、あまりいい成績を取るという気持ちはなかったのですけれど、大学は別でスケートをやっているからといって、2年生になれるわけではないのでプレッシャーはすごいです。中野(以下:中)テストができなかった時の絶望感は高校とは違いますね。 ――中野さんはつらかった時期はありますか。中:1年生の時がつらかったです。レポートとかもやったことなかったですし、本を読んで経営学的な観点で書くとなると、夏休みの宿題とは違い、最後の最後で一気にできないので、1年生が一番きつかったです。それが10000字だよ?山:10000字はまだやったことないです。僕は3000字で心が折れました(笑)。書くことがないなとなりました。中:むしろテーマを指定してくれた方がいいよね。「何文字はこのことを書く」とか。山:テーマは決めて欲しいですね。レポートの授業で、テーマは自由で3000字があってそれは一番つらかったです。そもそも書きやすいテーマが見つからなかったです。テーマを決めてほしいなと思いました。中:5000字をやっていると2000字は余裕で書けますね。昨日は2時間半で5000字を書きました。完全にマスターしてきました。これまでやってきた結果かなと思います。もう2000字とかは移動時間にパパッとやれますね。山:土日は新幹線で移動しますけれど、その中でもパソコンを開いてやってました。 ――クラスの人とは仲は良いですか。中:親しくならないと難しいです。経営学部は1、2年次は英語をクラスでやるので、つながりはできますし、教えてもらわないとできないことばかりなので、仲良くないと厳しいです。体育会以外の友達と会うことは新鮮です。山:大学入る前にいろいろな人から「友達を作れ」と言われていました。体育会の友達は話しやすいのですが、一般生には話しかけづらかったです。でも、頑張って全部の授業で喋りかけて友達をつくりました。中:太一朗は愛されるキャラだと思います。パッと見たらスケートやっているようには見えないですし。山:それは言われました!何も知らない子に何をやっていると思うかを聞いたら、最初はボクシングと言われました。理由は髪型だと言われましたね(笑)。他にはバスケなどです。スケートは言われてみればという感じでした。いいのか悪いのか分からないですけれど(笑)。中:スケートという考えがあまりないです。「そんなのあるんだ」みたいな感じです。自分もサッカー部によく間違われます。でもそこからスケートで話が盛り上がったりもします。男だったらなおさら「え!すごい」となりますね。 [中野拓土] 続きは明日18日アップ予定です。お楽しみに!READ MORE -
(51)いよいよ夏休み! 春学期を振り返ろう対談 ~経営学部編Ⅲ~ 中野耀司×山隈太一朗
フィギュアスケート 2019.08.16ゴールデンルーキーたちが入部して早4カ月余りが経った。慣れない環境でスケートと勉強の両立にも苦労しただろう。今回の対談企画ではそんな1年生と大学生活を知り尽くした4年生の学部ごとでの対談を行った。今回は経営学部の中野耀司(営4=横浜創英)と山隈太一朗(営1=芦屋国際)の対談をお送りする。(この取材は7月31日に行われたものです) ――競技と学校の両立は大変ですか。山隈(以下:山)大変です。時間がないです。大学に入れば、もう少し時間があるのかなと思っていましたけれど、実際はそれほどないです。空き時間があったとしても課題に追われていることが多かったですし、トレーニングもあるので暇だと思うことはあまりなかったです。中野(以下:中)練習には限界がなく、やればやるだけ良いですし、アルバイトのように時間が決まっているわけではないのできついとは思います。新横浜での練習も毎日あるので、毎朝練習して、1限があればそのまま行きます。授業の時間によっては練習時間を削っていますし、夜遅い5限、6限は練習があるので授業は入れられないです。テスト期間はレポートに時間を割かないといけないので、両立はきついと思います。 ――1日の流れを教えてください。中:平日は朝練が滑り終わった時間は基本的に2限なので、そこは1限に合わせて2限に行くなりして、2、3、4限を受けて1回家に帰るか直接リンクに行きます。1度帰る場合はすぐに準備して1時間しないうちに家を出て練習して帰ってくる頃は夜の9時や10時で、次の日も朝練があるという感じです。新横浜は土曜日が朝に練習があるだけでそれ以外はないので、その時間はバイトをしています。山:僕も似たような感じで、朝練習して学校に行って帰ってきて練習行ってご飯作って寝るという感じです。土日は中京大学に行って練習しています。NTCがあるのでそこに練習しに行きます。バイトはしていないです。 ――練習でリンクを使える時間というのは決まっているのですか。中:一般滑走と貸切があって、貸切は朝と夜でクラス別で分かれていて、だいたい1つ45分や1時間などでそれが2回あります。朝の貸切が終わったら夕方くらいまで一般滑走があって夜になったらまた貸切が始まるので時間は決まっています。基本的には貸切の時間に練習をして、空いている時には一般でも滑ったりします。山:でも一般の時間はあまり滑れないです。授業があったりして結局練習できないことが多いです。 ――山隈さんは今一人暮らしですよね。中:大変じゃない?ご飯とかどうしているの?山:作っていました。最近はあまり作っていないです。家の下が定食屋でそこのおじさんが優しくて(笑)。中:それは行っちゃうね。僕でも行っちゃうわ。山:もう本当に止まらないです。だから部屋着で下に行って食べて帰るみたいな感じです。中:寮みたいなの?山:マンションみたいな感じなのですけれど、二階建てです。中:それいいね。山:本当に下が定食屋なのでリビングからご飯食べに行って自分の部屋に戻ってくるみたいな感覚でした。7月はほとんどそこで食べましたね。6月までは自分で作っていました。土日だけはそこに食べに行くみたいな感じでしたね。 [中野拓土] 続きは明日17日にアップ予定です。お楽しみに!READ MORE -
(50)いよいよ夏休み! 春学期を振り返ろう対談 ~経営学部編Ⅱ~ 中野耀司×山隈太一朗
フィギュアスケート 2019.08.15ゴールデンルーキーたちが入部して早4カ月余りが経った。慣れない環境でスケートと勉強の両立にも苦労しただろう。今回の対談企画ではそんな1年生と大学生活を知り尽くした4年生の学部ごとでの対談を行った。今回は経営学部の中野耀司(営4=横浜創英)と山隈太一朗(営1=芦屋国際)の対談をお送りする。(この取材は7月31日に行われたものです) ――好きな授業、おすすめの授業はありますか。中野(以下:中)3、4年生のスポーツマーケティング論という授業はスポーツ関係を扱ったマーケティングで、毎回「そうなんだ」と思うような授業です。1、2年生では体育が楽しかったですね。山隈(以下:山)いや、僕は楽しくなかったですね。中:テニスなどは楽しいと思ったけどな。山:前期はジムだったので、おそらく後期は楽しいと思います。中:ジムはやったことないな。自分はテニスなどのスポーツ系をやっていました。ダーツもあって楽しかったです。あとはレポートが多いので、レポート能力が嫌でもつきます。4年生になると、レポート課題で5000字が出ても楽だなと思うようになります。山:5000字が楽ですか(笑)。中:楽ですね。どんどん書けるようになるので、それは嫌でもやってきた結果かなと思います。 山:授業では経営学が面白いと思います。中:それは自分も思います。山:1番真面目に行っていました。難しいだろうなというのは分かっていて、高校の時と比べて真面目に授業を聞いて、スライドも見てやっていたので内容は分かりました。高校の時よりも実生活で触れることが多くて、現実とのつながりがありました。中:素晴らしいですね(笑)。 ――難しい授業はありますか。中:必修はどれもきつい感じがします。経営学と近代経済学が必修のメインですけれど、その2人の先生はローテションで毎年変わっていて、自分が当たったのが厳しい年でした。その先生はレポートを確実に出していて、経営学はレポートを前期だけで15000字書いたので、ちょっときつかったです。経営学部でスポーツ入試を取り入れた先生がもう辞めてしまったみたいで、1年で30000字を書きました。山:耀司くんほどレポートを書いてないのですけれど、きついと思ったのは英語です。クラスのレベルも高かったです。まず教科書を見た時にレベルが6あるうちの5とかでした(笑)。TOEICも受けましたけれど、そのスコアも全く関係なく、直訳しても意味が分からなくて、意訳を重ねて全体を把握しないといけなく、それがつらかったです。プレゼンテーションもあって、作ること自体は大変ではなかったのですが、内容がこれで当っているのかなと不安になりました。しかもクラスで体育会が僕だけだったので、他の子と比べると自分はきつかったですね。 ――山隈さんは単位を取れてそうですか。山:取れていると信じています。最終日だけつらいことになったので結果を見てみないと分からないですけど、おそらく1年生にしては頑張ったのではないかなと思います。 [中野拓土] 続きは明日16日アップ予定です。お楽しみに!READ MORE -
(49)いよいよ夏休み! 春学期を振り返ろう対談 ~経営学部編Ⅰ~ 中野耀司×山隈太一朗
フィギュアスケート 2019.08.14ゴールデンルーキーたちが入部して早4カ月余りが経った。慣れない環境でスケートと勉強の両立にも苦労しただろう。今回の対談企画ではそんな1年生と大学生活を知り尽くした4年生の学部ごとでの対談を行った。今回は経営学部の中野耀司(営4=横浜創英)と山隈太一朗(営1=芦屋国際)の対談をお送りする。(この取材は7月31日に行われたものです) ――4月からこれまでを振り返って大学生活はいかがですか。中野(以下:中)今までよりは授業数は少なくて、週3日でした。今までは単位を少しずつ落としていましたけれど、1、2年生の時と比べるとかなり取れていました。山隈(以下:山)最高ですね!中:経営はレポートが中心の授業が多いので、出席がないなどレポートを頑張れば単位を取れる授業が多く、学校に来る日は今までと比べて圧倒的に少なかったかなと思います。山:僕はすごく真面目にやれたと思います。ほとんどさぼらなかったので、行ける授業はしっかりと行きましたし、出席のある授業は休んでいないので頑張りました。中:優秀ですね(笑)。山:1限の授業がなかったので寝坊はしなかったです。1回だけ遅刻したことがあるくらいです。中:朝練が終わってそのままみたいな感じかな?山:いえ、朝練が終わって1回帰って朝ごはんを食べて、一息ついてから行きます。中:一息つけるのがすごいね。僕なら絶対寝てしまいます(笑)。 ――経営学部の特徴を教えてください。中:優しい先生が多く、体育会生に優しい先生が多い印象があります。あとはレポートが多いからテスト以外で取り戻せるところはあります。山:僕が最初に怖かったのはウェブ履修の戦争です(笑)。中:あれすごいよね! 12時から履修登録がスタートだとしたら、その時間にはパソコン室が埋まって、しかもサーバーがダウンしてしまうのですよ。だからページに入れず、あの時間は結構きついです。山:本当にそうです。もうログインできないです。3秒以内に2つ授業入れないと希望通りにはならないです。だから何回もシミュレーションやりましたよ。中:僕も優先度の高い授業などは教えました。500人などの授業であれば後回しにしたり、少人数の授業は本当に先着なので、まずそこを2つ確定させてということは教えました。山:1時間前くらいからスタンバイしていましたね。他の学部は抽選が多いと思いますが、経営は戦争だなと思いました。中:予定を入れていたら終わりだよね(笑)。山:そうですね。そこだけは予定を空けて何よりも優先させました。 ――中野さんから山隈さんにアドバイスしたりしましたか。中:僕は1、2年生の時に抽選で一次選考と二次選考を忘れていて余った授業取るなど苦労しました。上級生とうまくコンタクトを取れていなかったというのもありますけれど、いかに苦労をかけずにやってあげられるかということを考えて、自分が伝えられることできることはやったかなという感じです。山:めちゃくちゃ教えてくれましたよ。何から何まで全部耀司くんに聞いていたので。本当に優しいです。不安になって耀司くんに連絡して「大丈夫だよ」って言ってもらって「よし、頑張ろう」と思えましたね。中:1年生だし、すごく太一朗が心配するので。そんな不安になることないよという感じでした。山:本当に不安です。耀司くんのころは23単位が最大で、僕は21単位が最大なので1つ落としたら10単位台になってしまうからとても緊張しました。 [中野拓土] 続きは明日15日アップ予定です。お楽しみに!READ MORE -
(48)いよいよ夏休み! 春学期を振り返ろう対談 ~商学部編Ⅴ~ 鎌田詩温×樋口新葉
フィギュアスケート 2019.08.13ゴールデンルーキーたちが入部して早4カ月余りが経った。慣れない環境でスケートと勉強の両立にも苦労しただろう。今回の対談企画ではそんな1年生と大学生活を知り尽くした4年生の学部ごとでの対談を行った。今回は商学部の鎌田詩温(商4=札幌一)と樋口新葉(商1=開智日本橋学園)対談をお送りする。(この取材は7月31日に行われたものです) ――秋学期はさらにスケートとの両立が難しくなってくると思いますが。樋口(以下:樋)春学期が終わって、先生に一度相談してみる必要もあるのかなと思いました。どうにかしてくれる場合もあるので、とりあえず先生に話をして他の手を考えてもらったり、あとは友達に頼んで授業の内容を教えてもらったりなど、もう少しうまくやっていきたいです。鎌田(以下:鎌)今年はもう最後なので、取らなければいけない単位もないですし、秋学期は新葉のために過ごそうと思います。なんでそんな嫌な顔するの?樋:え、あまり信用できません。鎌:春学期も「新葉の代わりをやるわ」みたいなことを言ったけれど…樋:4年生だと就活が忙しかったみたいですね。鎌:そうですね。就活のせいにさせていただきました。樋:そのせいで単位3つ落としたかもしれないです。鎌:それはまずい。樋:卒業に関わることなので。鎌:早い早い!樋:今年私は周りの子や他のクラスの子の時間割を教えてもらって思ったのは、自分のクラスの運がなかったというか、必修の位置が悪かったので、取りたい授業が取れず、あまりうまく授業を組みづらい位置に授業があったかなと思います。 ――最後に明治に入って良かったと思うことは何でしょうか。樋:私からいいですか?鎌:え、早い。じゃあその間に考えていますね。樋:自分が文武両道を目指して学校に入って、文武両道をしやすい環境にあったのがやはり明治でした。先輩方の存在も大きく、いろいろなことを教えてくれる親切な先輩が多いですし、友達にも恵まれていますし、本当にそういうところが入って良かったなと思う部分です。鎌:考えておけばよかった(汗)。明治に入って文武両道の面でも両立のしやすさは1番大きいかなと思います。僕もそこはかなり重視して明治を選んだのもありますし、あと僕は1年生の時は、、、なんか全部同じこと言っているじゃん(笑)樋:(笑)鎌:明治には先輩に憧れて入ったのもありますけれど、4年生という立場になった時に後輩にも恵まれていて、この授業学校生活も楽しいですし、部活の面でも楽しくやれていて良かったなと思います。やっぱり明治がNo. 1だなという言葉につきます。 ――ありがとうございました。 [大西健太]READ MORE -
(47)いよいよ夏休み! 春学期を振り返ろう対談 ~商学部編Ⅳ~ 鎌田詩温×樋口新葉
フィギュアスケート 2019.08.12ゴールデンルーキーたちが入部して早4カ月余りが経った。慣れない環境でスケートと勉強の両立にも苦労しただろう。今回の対談企画ではそんな1年生と大学生活を知り尽くした4年生の学部ごとでの対談を行った。今回は商学部の鎌田詩温(商4=札幌一)と樋口新葉(商1=開智日本橋学園)対談をお送りする。(この取材は7月31日に行われたものです) ――樋口さんが入学前に、勉強面でのバックアップを公言されていましたが。樋口(以下:樋)いやー、騙されました。鎌田(以下:鎌)1つレポートを手伝ってあげたくらいだったので、本当に何もしてあげられなかったです。秋学期はもっと忙しくなるので、学校にスーツケースを持ってくる手間を考えたら、僕が助けてあげたいですね。樋:そういうところがバカにしている(笑)。鎌:してないよ!本当にすごい忙しく、僕だったら本当に考えられないことも多いと思います。来週どこどこの海外いきますなど、僕は経験したこともないし、そういう面では、僕も含めて商学部で協力して、一人はみんなのためにみたいな感じで、手伝っていけたらなと思います。樋:(笑)。鎌:新葉のために後期は授業に行ってあげざるを得ないですね。行きたくないわけではないですよ!行きたいです。行きたいです。新葉のために。樋:申し訳ないです。こんな1年のために。やっぱり喋りやすい先輩でもあるし、頼りになる先輩なので、いろいろ相談させてもらいます。鎌:今のいい言葉。樋:しっかりアピールしておかないといけないですからね。鎌:うちの子はできる子です。そこは頼れる(仮)でお願いします。樋:(仮)です(笑)。 鎌:できることは何でもしてあげたいですけれど、実際にできなかったことの方が前期は多かったので、そこだけは本当に申し訳なかったと思います。後期は期待していてね。樋:入学してから知らないことばかりだったので、それこそ聞けることは聞きながら、自分でなんとかしないといけなかったので、そういう自分で何とかする力は身についたと思います。鎌:本当に何もしなかった感じになっているじゃん(笑)樋:4年生の先輩たちがいなくなった時に、しっかりと自分のことは自分でできるようにしていかないといけないなと思ったので、本当に自分から行動して、できることは自分でやるのは当たり前だと思っています。鎌:でも誰がいてもいなくても新葉はできると思いますけれどね。樋:て、言ってるたけです(笑)。鎌:でも本当にすごいです。本当に感心したというか。かなり小さい時?小さくないかな?中1ぐらいから知っていて、ずっと見てきたというのもおかしいかな?誰目線だよ(笑)。樋:(笑)鎌:よく知っていたから、大学入って不安なことも結構あったけれど、樋:え、何が不安でした?鎌:しっかりと学校行くかなとか。樋:あー。鎌:態度などは一番1年生の中でしっかりしていると思いますけれど、唯一タメ口を使ってこないですし。樋:え!鎌:しっかりと敬語や上下関係はしっかりしているなと思いますし、少しで大丈夫かなという心配もありましたけれど、でも本当に知らない人に話しかけて授業の内容聞きましたなど、かなり1人で何でもできているのを見て、僕は結構感動しました。 [大西健太] 続きは明日13日アップ予定です。お楽しみに!READ MORE -
(46)いよいよ夏休み! 春学期を振り返ろう対談 ~商学部編Ⅲ~ 鎌田詩温×樋口新葉
フィギュアスケート 2019.08.11ゴールデンルーキーたちが入部して早4カ月余りが経った。慣れない環境でスケートと勉強の両立にも苦労しただろう。今回の対談企画ではそんな1年生と大学生活を知り尽くした4年生の学部ごとでの対談を行った。今回は商学部の鎌田詩温(商4=札幌一)と樋口新葉(商1=開智日本橋学園)対談をお送りする。(この取材は7月31日に行われたものです) ――周りの学生は樋口さんの存在に気づいているのですか。鎌田(以下:鎌)絶対わかっているよ樋口(以下:樋)チア部の人で、私のファンの人がいるみたいです。この前渋谷を歩いていた時に、「えーー!」と言われて、え、私何かしたかなと思ったら、「ファンなんです」と言ってくれる人がいて、その人は明治のチアの人で先輩でした。学校の明大マートですれ違う時も絶対「えーー!」と言われるので、私やばい人みたいになっています。そういう感じの人はいるので、嬉しいです。鎌:いるに決まっているでしょ!新葉が入った時に商学部だからゼミでは「すごい子入ったんでしょ?」みたいな感じで盛り上がっていました。でもみんな少しずつ新葉の名前を間違えるので、「しんばちゃんさ!」と言われてしんばじゃないよという感じです。樋:(笑)。鎌:「ふたばちゃんは?ふたばちゃんは?」みたいな人もいて、いないよ、そんな人って。樋:(笑)。鎌:OBの人にも「ふたばはどうだ?」と言われた時に、新葉のことだけれど、これ直していいのかなと思って、「あー、ふたば元気です」と言って、もうふたばで通しちゃった時があります(笑)。樋:直してください〜! ――学内で歩いていて騒がれることはありますか。樋:騒がれるほどみんな周りに関心を持っていないという感じはするので、私もあんまり気にしていないですけれど、ときどきコソコソという感じを感じることはあります。鎌:視線を感じるんだね。樋:チラチラ見られているなと思ったら、そろそろ近づいてきてみたいなことはあります。鎌:でもしっかり学校に行っているのは偉いです。連絡を取っていてもレポートの内容に関する質問で、雑談よりかは絶対レポートの内容とか勉強の質問をされます。たまに連絡する時に「すごいやってるじゃん!」と、とても関心させられています。樋:連絡を取っててそういう質問した時にいつも「え、(笑)」みたいな感じです。鎌:そんな質問くると思わないよ。そんな普通にマニアックな中身のことを聞いてきて、しっかり授業に出てるいるのだなといつも思っています。樋:え!鎌:それが普通ですけれどね。樋:普通ですよね。普通です。 ――いける授業にはなるべく出席されているのですか。樋:出席のある授業や5回出席すると10%もらえる授業は、自分はあまりテストに自信がないので、取れるところで取れるようにと思って授業出ます。大丈夫な授業は友達に頼むこともありますけれど、結局テスト受ける時に授業の内容がわからないとやはり難しいので、授業にはなるべく出るようにしています。できる限りです。鎌:偉い! ――鎌田さんの1年生のころはいかがでしたか。鎌:僕はやることなかったので、しっかり学校に来ていました。学校が友達でした。樋:私はあまり要領よくできる人間ではないので、やるかやらないかどっちか極端なところがあり、あまり広い視野で周りを見れない時が多く、いっぱいいっぱいになってしまうことがあります。そんなに気にすることでなくても、気にしてしまうことがあるので、もう少し要領よくやれたらいいと思います。 ――先日のGPシリーズの合宿などで周りの選手と学校の話はされますか。樋:あまりしないです。その時もレポートの提出が迫っていて、隣の部屋の子と夜遅くまでレポート書いていました。鎌:僕なら合宿に行って、レポートなんて絶対やらないですね。樋:あとちょうど次の次の日ぐらいに語学の授業があったので、英語ができる子に「ここなんて書いてある?」とか聞いてやっていました。 [大西健太] 続きは明日12日アップ予定です。お楽しみに!READ MORE