
OUR STORY WITH PARA SPORTS
東京2020パラリンピックのその先へ。ゴールは誰もが輝ける共生社会。私たちはこれからも、ボッチャを中心としたパラスポーツを追いかけ続ける。〝OUR STORY WITH PARA SPORTS〟。ここでは私たちのパラスポーツへの取り組みを紹介していく。一人でも多くの方に、パラスポーツの魅力を届けられるように。
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(14)プラっとざまでボッチャ! ボッチャ体験会の外部開催で成功を収める
明大スポーツ新聞 2020.02.022月2日、プラっとざま(座間市立市民交流プラザ)でボッチャ体験会を開催した。今回は、明スポ自身が外部で開催する初めてのイベント。ボッチャ体験・ボッチャボールづくり・プレートづくりを行い、パラリンピック競技の楽しさを感じていただいた。【参加メンバー】大西健太(情コミ3=明大中野)・大橋未来(法2=昭和秀英)・下神大生(営1=済美平成中教校)・髙橋昇吾(営3=國學院)・丸山拓郎(政経3=京華)・渡部伊織(政経3=市原中央)ボッチャボールづくりの様子(提供:プラっとざま) このイベントの始まりはプラっとざまの職員のお問い合わせだった。「施設の認知度アップの手助けをしてほしい(プラっとざま職員・加藤健夫さん)。依頼を快諾し、明スポ部員は現地へ下見を行った。「ただボッチャを体験するだけじゃ面白くないよね」(髙橋)。今イベントでは、参加者にマイボールを作成してもらい、終了後に体験の様子を撮った写真をプレゼント。普段からカメラを扱っている明スポならではの視点だった。 ハイタッチする3歳の男児と下神 世代を超えた交流が生まれた。体験の中盤、94歳の女性と南アフリカ出身の男性が対戦。「ルールがわかりやすい」(94歳女性)。試合は1ー1の引き分けで、体力や体格に関係なく互角の戦いだった。他にも3歳の男児や、80歳代の男性なども体験に参加。「若けりゃいいってもんじゃない」(80代男性)。老若男女問わずプレーできるのは、パラリンピック競技ならではの魅力だ。 課題は集客力だ。参加者の満足度は高かったが、当日の参加者は約10名。前日までの事前申し込みがなく、部員自ら当日にチラシを配って参加者を集めた。「一回やると楽しさがわかるんだけどなぁ」(大西)。ボッチャと触れるきっかけをつくりたい。今後も明スポは、ボッチャの普及活動や大会出場を続ける。今回の収穫と反省を生かし、次のイベントに取り組む。 [渡部伊織] プラっとざま(提供:プラっとざま) 職員よりプラっとざまのご紹介 座間市の公共施設・プラっとざま(座間市立市民交流プラザ)が、昨年12月1日にオープンいたしました。「プラっと」気軽に立ち寄れる地域コミュニティーの拠点(プラットホーム)になって欲しいという願いが込められています。多目的ラウンジ・打合せ室3部屋に加え、市内初であるコミュニティーカフェが併設されています。今回のボッチャ体験会のような自主事業にも力を入れています。ぜひ一度、ご来館をお待ちしております。参加者の声・定期的にやってみたい(70代女性)・子供と一緒に楽しめました(40代女性)・簡単な競技だけど奥が深かった(80代男性)・誰でも参加しやすいスポーツで楽しめた(30代男性)・とっても楽しいスポーツでした!(30代女性) 【注目!!】部活動、サークル、ゼミやOB会でボッチャ体験してみませんか!?明スポが取材に行き、記事にします!イベント運営のお手伝いもご相談ください。個人でのボッチャ体験希望も承っています!お気軽にお問い合わせください!READ MORE -
(13)ボッチャの東日本インカレに出場! 好成績を収める
明大スポーツ新聞 2019.11.23初出場ながら健闘した。明大スポーツ新聞部のボッチャ部門が明大を代表し、東日本インカレに出場。日大と日体大に勝利し2勝を挙げた。順大に惜敗し決勝進出は逃したが、手応えを獲得。来年度の優勝を誓い、会場を後にした。◆11・23 2020ボッチャ東京カップ 東日本大学選手権(武蔵野総合体育館)▼Aリーグ――2位(2勝1敗)対日大戦 ○明大3{1ー0、2―0}0日大対順大戦 明大1{0ー2、1―0}2順大○対日体大戦 ○明大1{0ー1、1―0}1日体大 ※ファイナルショットの結果、明大の勝利この結果、同率3位 [出場選手]下神、髙橋、丸山、渡部【○明大3―0日大】 第1エンドは序盤に勝負ありだった。エース・下神大生(営1=済美平成中教校)の第1投、目標にぴったりと付けるナイスショットを放つ。「重心を低くすることを練習中から心掛けていた」。大型ルーキーが練習の成果を発揮し、1―0とリードを奪う。 第2エンドは一進一退の攻防が続く中、渡部伊織学生監督(政経3=市原中央)の作戦が功を奏した。「自分が最後に投げて逆転するプランだった」と、最後の一投を空いたスペースに沈め2点を追加。3―0と、完封勝利を収めた。 (写真:下神のショットに手を挙げ喜ぶ丸山と渡部) 【明大1―2順大○】 強豪・順大との大一番は、髙橋・丸山・渡部の3年生トリオで挑んだが、多彩な技を持つ相手に動揺しミスを連発。第1エンドを0ー2で落とした。 迎えた第2エンド、髙橋昇吾部門長(営3=國學院)が見せ場をつくった。相手のボールが、目標を遮るように置かれている難しい局面。髙橋の選択は〝越すこと〟だった。「ゾーンに入った」と、ボールを空中に浮かせ、相手のボールを避け目標に向け一直線。このエンドを奪う。勝利まであと一歩と迫る好試合だった。 (写真:試合後は順大の選手と集合写真を撮った) 【○明大1―1日体大】※ファイナルショットの結果、明大の勝利 第2エンド終了同点で1―1。勝負の行方は、両チームの主将が投げるファイナルショットに委ねられた。 今大会、最も緊迫する場面で丸山拓郎主将(政経3=京華)が魅せた。絶妙な位置にショット。投球後、右手を高く上げ、ガッツポーズ。「緊張は友達」と語るほどの強心臓を持つキャプテンが、明大に貴重な2勝目をもたらした。 今大会、明大は日本電気株式会社(NEC)主催の〝ボッチャ普及キャラバン〟からいただいたボッチャボールを使用。マイボールがない大学もある中、使い慣れたボールで試合ができたことも好成績の要因となった。 優勝へのカギは技術面の成長だ。今大会は、目標へ先にボールを寄せられるとミスが目立った。「不利な局面で挽回する力が必要」(髙橋)。練習時間を増やし、対策に当たる。 ボッチャを通じ、明大関係者にパラスポーツの面白さを伝えることが一つの目標であるボッチャ部門。今後も発信・活動を続けるので、ぜひ注目してほしい。 [渡部伊織] ボッチャの概要はこちらをご覧ください。試合後のコメント下神 「今回初めて正式なボッチャの大会に参加しました。あまり準備ができていなかったので勝てるかどうか不安しかありませんでした。しかし、試合が始まると味方の声援も受けて不安も晴れ、集中して臨めました。 普段は見る側としてスポーツに触れ合っていますが、実際にやってみると勝利の難しさを改めて感じることができました。とても良い経験になりました」 髙橋 「私たちは普段見る側の立場で試合を見てきました。今回は選手として参加し、改めて勝ち負けの付くスポーツの楽しさを肌で感じることができました。 今大会を通じて、他大学の方々と交流を深めることもできました。ボッチャを広めていきたいと熱意のある方々にお会いできました。 気持ちが通じ合い一体感が生まれ、楽しい時間が過ごせました」 丸山 「正式な大会に初めて参加しました。ボッチャが持つ魅力に触れたとともに、実際に競技を行うことで課題も見えました。 今後も色々な形でパラスポーツに関わり、発展に努めていきます」 渡部 「要所で好プレーが飛び出し、今回の結果を得ました。ベストを尽くせました。 しかし、今大会の目標は優勝だったので悔しいです。技術不足を痛感したので、今まで以上に練習します。 ボッチャは、誰もが一緒にプレーできる素晴らしい競技です。もっと多くの人に広めるために我々ができることは何か考えているところです。 最後になりましたが、日本ボッチャ協会学連を始めとする関係者の皆様、誠にありがとうございました」 【注目!!】部活動、サークル、ゼミでボッチャ体験してみませんか!?明スポが取材に行き、記事にします!また、個人でのボッチャ体験希望も承っています!お気軽にお問い合わせください!READ MORE -
(12)汐入でボッチャ! 地域の多くの子供たちと触れ合った
明大スポーツ新聞 2019.09.09荒川区にある都立汐入公園で9月8日に汐入水辺フェスタが開催された。希薄になりつつある地域のコミュニティーを活性化させるべく行われた今回のイベント。明治大学からは政治経済学部木寺元ゼミナールが参加し、多くの地域住民に笑顔の輪を広げ、大成功を収めた。 汐入水辺フェスタを運営する東京都公園協会の渡邉陽一さんは「地域に開かれた公園ということで、地域の方々のコミュニティーを活性化させたい」。イベントの目的をこのように語った。小さい子からお年寄りまで、様々な方々が参加。初めて会った人同士でも、すぐに打ちとけ合い、会場には笑い声が絶えなかった。 地域を盛り上げるための活動の一環として、木寺ゼミは「パラリンピック競技であそボッチャ!」と題してブースを出展した。8月に行われた、下町人情キラキラ商店街に引き続きボッチャ競技体験会を開催。ゼミ生が子供と和気あいあいと楽しむ姿が印象的だった。実際に体験した方は「ボッチャは、体の大きさや運動神経、年齢も関係なく誰でも楽しむことができる」。これが、年齢の壁を超えた絆が生まれた要因だ。他の参加者も「今までは障害者やパラリンピックに目を向けることはあまりなかったが、今回初めて目を向けることができた。壁も感じなくなった」と今回のブースを通じて、パラスポーツへの理解を深めた。 暑さを忘れさせるほどの盛り上がりを見せた。小さい子供だけでなく、中学生も参加。ある参加者の一人は「ボッチャは、聞いたことはあったけど実際にやるのは初めて。思ったより簡単で楽しかった」と初めてのパラ競技に興味を示していた。何度も会場に足を運び、すっかりボッチャに熱中。残暑が厳しい青空の下、最後に楽しい夏の思い出が加わったはずだ。大盛り上がりを見せた中学生 今回は、ボッチャを楽しむだけでなくボール作り体験も行われた。子供たちはゼミ生の説明を聞きながら、新聞紙とアルミホイルを使ったオリジナルボッチャボールを作成。完成したマイボールを使い、自分だけのボッチャを楽しんでいた。従来のボッチャにさらなる楽しみを加えて、こちらも大盛況だった。ゼミ生の話を聞いて、ボッチャボールを作る子供たち 今回が木寺ゼミにとって春学期の集大成となるイベント。代表の中村快さんは「ゼミのブースに人が集まることで、フェス全体に人が集って、地域創生につながればいいなと思います。また、これからの子供たちにはパラリンピックへの理解を高め、センサーを張ってほしいです」と今季の締めを述べた。木寺ゼミの目的は、地域の皆さんへの小さな〝きっかけ〟づくり。ボッチャを通して、笑顔の輪を広げ、これからも地域の発展のサポートをしていくようだ。 パラリンピックまで残り1年をきった。ボッチャは誰とでも気軽に楽しむことができる良さがある。そして、ボッチャはパラリンピック競技が身近で楽しいスポーツだということを教えてくれる。なじみのない皆さんもぜひ一度、ボッチャで遊んでみては。 [下神大生] 【注目!!】部活動、サークル、ゼミでボッチャ体験してみませんか!?明スポが取材に行き、記事にします!また、個人でのボッチャ体験希望も承っています!お気軽にお問い合わせください!READ MORE -
(11)パラリンピックまであと1年! 競技体験イベントが行われる
明大スポーツ新聞 2019.08.25東京パラリンピック1年前カウントダウンイベントとして行われたTOKYO2020 Let’s55(Go!Go!)。今回はパラリンピック全22競技の中からボッチャを含め、15競技、15種目が体験できる催しとなった。夏休みということもあり、会場には親子連れなどで賑わった。◆8・24 TOKYO2020 Let’s55(Go!Go!)(墨田区総合体育館) 夏の思い出の1ページとなった。親子や兄弟で体験する方が多かったボッチャ。夏休み前に小学校で配られたプリントや、東京オリンピックID登録者に送られるメールで知った参加者が多く、競技体験を待つ列が途絶えない。ボッチャの体験が初めてだった小学生でも「ボールを投げるのが楽しかった」。老若男女問わずたくさんの笑顔があふれた。 一方で小学校の授業や他の催しを通じてボッチャ経験者も多数いた。ボッチャイベントを運営するNECの山本啓一朗氏も「ここ何年もの成果が出てる」と実感できるイベントとなった。(写真:ボッチャを体験する国際パラリンピック委員会のケール副会長と親子) 来たる東京パラリンピックへ。開催まで残り1年となった。国際パラリンピック委員会理事の山脇康氏は「関係者の方からロンドン五輪の1年前よりも盛り上がっていると評価をいただいた。この勢いのまま盛り上げていきたい」と語る。8月23日からパラリンピックのチケットも抽選開始した。このようなイベント参加やパラリンピックを通じて、双方が理解し合える真の共生社会を目指したい。[浜崎結衣] 【注目!!】部活動、サークル、ゼミでボッチャ体験してみませんか!?明スポが取材に行き、記事にします!また、個人でのボッチャ体験希望も承っています!お気軽にお問い合わせください!READ MORE -
(10)広がれボッチャの輪! 下町人情キラキラ商店街・椎名康博会長インタビュー
明大スポーツ新聞 2019.08.158月3日に墨田区にある下町人情キラキラ商店街で開催された夏休み特別イベント。そのイベントを主催された椎名康博会長のインタビューをお届けする。 ――今回のイベントにはどのような意図があるのでしょうか。 「今回参加していただいたイベントは自由研究ワークショップということで、夏休み中のお子さんたちの自由研究の足しになってくれればというイベントです。商店街だけではなく、各大学さんのアイデアを持ち寄って、いろいろな経験をお子さんにしてもらおうということでやっています。商店街としてはお子さんたちに商店街は楽しい場所だとまず知ってもらうことから、親子で参加してもらうことを前提にしています。親子で商店街にきてもらうことが当たり前の日常というのをぜひ体験していただきたいということでやっています。実際に多くのお店が協力して、お店を巡ってのワークショップもございますし、そういう形でぜひ普段はスーパーにしか買い物に行かない親子の方にも、商店街はこういうところなのだと経験してもらえれば、商店街の人たちも喜ぶと思います。」 ――大学生の取り組みの様子を見て感じることはありますか。 「いろいろなアイデアを出してくださって、お願いして良かったなと思っています。正直ボッチャという発想は我々では出てこないので、非常にいいと思います。すっかり触発されて私はボッチャのサポーター養成研修まで受けてしまいましたけれど、すっかり勉強になりました。そのように輪が広がっていくと、パラリンピックのボッチャ競技としてもいいものですし、お互いに知らないことを刺激していくだけでも、すごい意味があると思いますので、学生の方が積極的に参加してくださるのはいいと思います。あと商店街の立場で言うと、イベントをやる時に商店の方々が、自分のお店がそっちのけで焼きそば焼いているのでは、お店の売り上げにつながらないじゃないです。ですから学生の皆さんが盛り上げて商店街に人が来てくれて、自分のお店は自分のお店で営業できるのは1つの形だと思いますので、そういう意味ではこの形はまだ模索段階ではありますけれど、ぜひ定着していくといいと思います」 ――ボッチャ競技の魅力はどのようにお考えでしょうか。 「ボッチャ自体は非常に面白い競技です。非常に重要なのが、障害のある方も参加でき、健常者の方も参加できる。健常者だけでも楽しいし、障害者の方と混成チームを組んでも楽しめるというのも非常に特徴があると勉強してわかったので、そういう垣根がなく、一緒にできるスポーツは中々ないと思うので、みなさん一度やってみると良いと思います。ぜひこのようなチャンスを広げていただければと思います。つまり逆にお子さんやお年寄り、屈強な男の人一緒になどでチームを組んで楽しむことができ、力があれば勝てるというものでもないのです。そのような競技は中々少ないと思うので、非常に広めていただければ、いろいろな世代、いろいろな人たちが男女で入り乱れて障害のある人もない人も楽しめるので、ぜひそういうものがあるということを広めていただければと思います」 ――今後商店街としてはどのような企画を考えられていますか。 「商店街としては今までのいわゆる福引売り出しも重要ですけれど、それ以外のこともいろいろ考えていて、今回のこのイベントも今年から始めたので、いろんな形でお声かけさせていただこうと思うので、特に学生の方からご提案いただいてもいいですし、いろいろなイベントとのコラボも考えています。例えばここの下町人情キラキラ橘商店街はいろいろことを企画していますので、ぜひ一緒にやっていただければと思います」 ――最後に学生にメッセージをお願いします。 「本当に今回は一緒にやれて非常に楽しく、みなさんにもそのように思ってもらえればと思います。あの1回で終わるのではなく、おっしゃっているように続いていくことが重要だと思います。今年来てくれたお客さんに来年はやらないのではなくて、続けていくことが地元密着型商店街としてはお客さんとの信頼関係でぜひ来年以降も一緒に協力してやっていきたいと思います。ボッチャ自体も地道に続けていくことで広がっていくので、ぜひ一緒にやっていきましょう。よろしくお願いします」 ――ありがとうございました。 [大西健太]【注目!!】部活動、サークル、ゼミでボッチャ体験してみませんか!?明スポが取材に行き、記事にします!また、個人でのボッチャ体験希望も承っています!お気軽にお問い合わせください!READ MORE -
(9)商店街でボッチャ! 人情あふれる下町で子どもたちと交流する
明大スポーツ新聞 2019.08.13墨田区にある下町人情キラキラ商店街で、8月3日に夏休み特別イベントが開催された。地元の子供に向け、自由研究の手助けを目的に行われた今回のイベント。各大学の団体も参加し、明治大学からは政治経済学部木寺元ゼミナールがボッチャ競技で地域の方々と交流した。 地域を盛り上げる活動の一環として、木寺ゼミは「パラリンピック競技で遊ボッチャ」と題し、ブースを出展した。イベントに訪れた子供にゼミ生が丁寧に指導。実際にやり方を見せると、子供たちは自らボールを手に取り、挑戦する姿が印象的だった。その場にいた大学生に、親子対決、見ず知らずの子供たち同士の対決も実現。真剣に次の一手を考え、好プレーが飛び出すと、敵味方関係なく笑顔の輪が広がった。イベントを主催する椎名康博会長は「商店街としてはお子さんが商店街は楽しい場所と知ってもらうきっかけにしたかったです。その中で、大学生の皆さんにアイデアを出してもらい、盛り上げてくれて良かったです」と語った。 ゼミ以外でのボッチャ体験会は初めてという木寺ゼミの皆さん。滝口さんは「知らない子をどうやって巻き込もうかと思っていました」。実際に体験した子供は、初めてボッチャの名前を聞く子供ばかり。その中で「想像していた以上に楽しんでやってくれて、何回もやりたいと来てくれた子もいたので、うれしかったです」(岩井さん)。単純で誰でもわかりやすいルールは、この競技の魅力。ボッチャの〝親しみやすさ〟が、すぐに子供心をつかんだようだ。 さらに輪を広げていく。木寺ゼミは9月8日に、同じく墨田区の汐入公園で行われる「汐入フェス」に参加する。代表の中村さんは「開催地が防災都市で、避難する方を受け入れる地域です。そのため、まずは汐入の方に身の回りの方と交流を深めていただきたいと考えています。僕たちはそのお手伝いができればいいかなと思っています」。ボッチャの手軽さを架け橋に、多くの人たちの心をつないでいく。 [福永智隆]【注目!!】部活動、サークル、ゼミでボッチャ体験してみませんか!?明スポが取材に行き、記事にします!また、個人でのボッチャ体験希望も承っています!お気軽にお問い合わせください!READ MORE -
(8)キャンパスでボッチャ! 延べ100人以上の学生がボッチャを楽しむ
明大スポーツ新聞 2019.07.237月8日~12日の1週間、和泉キャンパスと中野キャンパスでボッチャ体験イベントが開催された。合計100人以上の学生がボッチャを体験し、イベントは大盛況に終わった。 今イベントは明大スポーツ新聞部とボランティア団体「MEIJI 2020 PROJECT」が協力し、開催した。イベント前には、両団体が合同でボッチャ勉強会を実施。お互いの親睦を深め、ボッチャの楽しさを再認識した。 キャンパスでのボッチャ体験イベントは8日~10日を和泉キャンパスで開催。11、12日は中野キャンパスで開催した。イベントには相撲部やスケート部(フィギュア部門)の体育会学生も参戦。3日間イベントに参加したフィギュア部門の森千夏(営3=愛知みずほ大瑞穂)は「とても楽しめた」と、ボッチャの楽しさに魅了されたようだ。 1週間で延べ100人以上の学生がボッチャを体験。体育会学生との交流の場となり、楽しめたという反響の声が大きかった。今後も学内のみならず、学外にもイベント運営の範囲を拡大して、ボッチャの輪を広げていく。 [大西健太]ボッチャの模様はこちら! イベントに3日間参加した森のコメント「今回、初めてボッチャを体験しましたが、ルールが簡単でわかりやすく、とても楽しめました。ボッチャボールをコントロールするのは難しかったですが、上手く投げられた時は気持ち良かったです。チーム皆で力を合わせ勝利出来た時は、連帯感と達成感がありました。誰でも簡単に始める事が出来るので、もっと普及してほしいと思います。」 【注目!!】部活動、サークル、ゼミでボッチャ体験してみませんか!?明スポが取材に行き、記事にします!また、個人でのボッチャ体験希望も承っています!お気軽にお問い合わせください!READ MORE -
(7)広がれボッチャの輪! 永福学園とのボッチャ交流会が行われる
明大スポーツ新聞 2019.07.227月1日、和泉キャンパスにて明大生11名と東京都立永福学園の生徒7名がボッチャを通して交流した。永福学園は、和泉キャンパスの隣に位置する特別支援学校。約1時間と短時間ではあったが、密度の濃い交流会となった。 明大と永福学園が交流するようになったきっかけは、昨年4月に赴任した丸山智彰教諭の「隣に大学があるのに交流がないのはもったいない」という思いからだった。和泉ボランティアセンターと連携し、第一弾として津軽三味線サークルの『響』が永福学園で演奏会を行った。この交流が好評で、今回は生徒が大学に行く交流を計画したという。 永福学園の生徒の中には幼少期からプレーしている者もおり、ボッチャへの知識・技能ともに高い。ボッチャを始めて体験する大学生にも、わかりやすく丁寧にルールを指導。ゲーム中には生徒と大学生がハイタッチをする場面もあり、参加者全員が「楽しかった」と言う満足度の高い交流会となった。 「楽しかったことをみんなに広めていただけたら、もっとうれしい」(丸山教諭)。今後も明大と永福学園の交流は続く。ぜひ読者にも主体的に関わっていただけたら幸いである。 [渡部伊織] このイベントを提案した永福学園・丸山教諭のコメント――ボッチャはどのくらいの頻度でやられていますか。 「7月13日にボッチャの大会があり、それに向けて体育の授業で練習しています。あとは部活動として、定期的に土曜日にボッチャをしたい生徒やOBが集まり大会に向けてゲームをしています。部活動はずっと同じ競技というわけではなく、色々な競技をやっています」 ――今回のイベントに至った経緯を教えてください。 「僕が昨年赴任した時に、隣に大学があるのに交流がないのはもったいないと思っていました。昨年、ボランティアセンターに関わりをもてないかお願いした時に、津軽三味線サークルの『響』が本校で演奏してくれることが決まりました。そこで初めて大学生が本校に来てくれました。それがとても良かったので、次は僕たちの方から大学に行きたいというお願いをしました。例えば僕らがボッチャを大学生に教えることはできませんかと提案したことから始まりました」 ――なぜボッチャによる交流を提案したのですか。 「僕は特別支援学校に赴任して、初めてボッチャを知りました。僕よりも生徒の方がルールやボッチャについて知っていて、これは生徒がもっている素晴らしい経験だと感じました。ぜひ誰かに伝えるべきで、生徒主体で発信するべきだと思いました。それでこのような機会をつくっていただいて、イベントを開くことができました」 ――今回のイベントはいかがでしたか。 「イベントが終わった後も仲良く交流していて、ホッとしました。また、生徒が誰かに教えるという機会はなかなかないので、非常に良い経験になったと思います。生徒は緊張する舞台でもあり自ら発信する舞台でもあったので、今後の自信につながると思います」 ――参加した大学生へのメッセージをお願いします。 「今日大学生が0人かもしれないと心配していましたが、10人集まってくれました。初めての機会を大切にしていただいて、みんなに広めていただいたら、もっとうれしいです」READ MORE -
(6)ゼミでボッチャ! 政治経済学部木寺元ゼミナールによるボッチャ体験会
明大スポーツ新聞 2019.07.04弊部の部員が所属する政治経済学部の木寺元ゼミナールにて、ボッチャ体験会が行われた。 「ワクワクをつくる」を合言葉に、地域活性化に関する研究活動を行なっている同ゼミ。夏季休暇中には実際にボッチャを利用しての町おこしを企画しており、今回はゼミ生の多くが初めてボッチャに触れた。 いよいよ来夏には東京オリンピック・パラリンピックを迎える。ゼミ生が主体となり、どこまで社会を巻き込むことができるのか注目だ。弊部はボッチャに関わる木寺ゼミの活動に今後も迫る。[丸山拓郎]動画はこちら!!【注目!!】部活動、サークル、ゼミでボッチャ体験してみませんか!?明スポが取材に行き、記事にします!また、個人でのボッチャ体験希望も承っています!お気軽にお問い合わせください!READ MORE -
(5)相撲部でボッチャ! 明大相撲部がボッチャで対決する
明大スポーツ新聞 2019.05.315月26日、寮にて相撲部にパラリンピック競技種目であるボッチャを体験してもらった。対戦するのが赤と青の2チーム。 [先行:赤チーム]左から片村永尚(政経4=埼玉栄)、赤間将太(政経1=鳥羽高校)、浅利駿揮(商1=秋田北鷹) [後攻:青チーム]左から永山竜哉(政経1=埼玉栄)、兵頭充樹(農1=野村)、松村将伍(政経1=向の丘工) 試合は2ゲームを終わって、赤チームが2―0とリード。しかし後半に青チームが巻き返し同点でタイブレークへ。最後は赤チームが1点を奪い勝利を挙げた。 初めての試みとして行った体育会でのボッチャ体験は大いに盛り上がりを見せた。体験した相撲部の選手たちも始めはルールすら知らないスタートだったが、「簡単なルールの中でも奥が深く面白かった」と、プレーしていくうちにボッチャの虜に。今後もさらに体育会でのボッチャ体験企画を実施していく。 [大西健太]動画はこちらREAD MORE