
【ソフトテニス部】Rising
頂点を目指す1年が始まる。近年大きく飛躍を遂げているソフトテニス部。男女ともにインカレ優勝を狙えるだけの力を付けている。そんなチームも昨年は、男女ともに惜しくも団体戦のタイトルには手が届かず。しかし、チーム力は長い部の歴史の中でも史上最強の呼び声高い。今年こそ悲願の団体優勝へ。本企画はそんな成長を続けるソフトテニス部を取り上げる。
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(13)インカレ前インタビュー 髙橋勅有×西永りな
ソフトテニス 2018.08.06 6日に開幕を控えたインカレ。昨年、団体は男女ともに好成績を収めるも、満足のいく結果とはならなった。今年こそインカレの頂へ。そんな選手たちの意気込みやお互いの印象を4回にわたってお送りする。女子の最終第4回は髙橋勅有主将(商4=国本女子)と西永りな(法4=広島修道大鈴峯女子)の4年生ペア対談をお送りする。 (この取材は7月22日に行われたものです。) ――普段の印象はいかがですか。 髙:組んでもう何年? 3年? 西:そんなにたつっけ。 髙:1年生の秋からだから。 西:そっか。 髙:りなには本当にプレーとか悩んでいるときにいつも助けてもらっていて、自分が結構パニックになっていっぱいいっぱいになっているときに助けてもらっているので、最後のインカレは自分も助ける側に回りたいっていうか。そういう気持ちはすごくあります。普段はすごく後輩とのコミュニケーションがうまくて、みんなをいい方向に巻き込んでくれる感じで。自分はどっちかというと巻き込むっていうよりも自分の姿を見せたいタイプなので話すっていうよりも行動で見せたいタイプなんですけど。りなはすごくコミュニケーションをとってくれるので、すごくいいなって思っています。 ――寮生活の印象に残るエピソードはありますか。 西:怖いエピソードでもいいですか。みんな地方とか遠征に行くとお土産買ってくるんですけど、そのときにまず一人一個あるんですよ。で、余り何個ってお土産に書いてあって、ペンで。まず一人一個取って余ったらじゃんけんするんですよ。なのに、いつも何日かたつとお土産が無くなっていて。「え、誰?」って言ったら「私取ってないです」っていう人が2人くらい出てくるんですよ。え、なんで余ってないのに取ってない人がいるの、ってなって、最初は犯人探ししていて、でも誰も言わないんですよ。それが何回起きたかな。もう、5、6回も起きて。ついにお化けがおるんじゃないかって(笑)。そしたら後輩が昨日「私たち、小谷(真由・営4=米子松蔭)さんが寮の中にいるのを見ました」って言って、でも小谷はそのとき帰ってなかったらしくて「真由さん2階に上がっていったの見ましたよ」って言ったら「そのときいなかったから違うよ」って。お化けがいる疑惑が(笑)。 髙:マジかー(笑)。でも無くなるんですよ、よく食材とかも。「食べようと思っていた何々が無い」みたいなのが多くて、誰か食べたなってなっているんですけど、誰も出てこないっていう(笑)。だからみんなもう名前書いてます。 西:自分で買ってきたものは名前書いて守るっていう。 髙:寮あるある(笑)。 ――お互いのプレーはいかがですか。 髙:りなはめっちゃ足が速くて、全部取ってくれるんですよ。私が「あっ」ってなっているときにも全部取ってくれるので本当に、ダブルスでもシングルスしているんじゃないかっていうくらいのカバー力がすごいです。 西:ツイストの角度がえぐいですし、なんか珍プレーがすごく面白いです(笑)。打ち合っているときに詰まって、ボール打つときに近くに入れちゃって、なんか銃で撃たれたかのような体勢になっちゃっているときもあるし。「え、どうした?」っていう感じ(笑)。 髙:よく食い込まれていますね(笑)。打ち負けちゃう。 西:でもやっぱりツイストとかロブの使い方がうまいなって思います。有効的に使えるので。私だと、打つ相手には力勝負で挑んじゃうところがあるので、そこを柔らかく自分の個性を生かしてテニスしているのがすごいなって思います。 ――最後のインカレへの意気込みをお願いします。 髙:自分はもう社会人ではやらない予定なので、本当にソフトテニス生活において最後の大会、インカレになると思うので、そういった意味では今まで支えてくれた人とか今一緒にやっているチームメイトとか、そういう人たちに恩返しという訳じゃないけど、そういった意味でやり切りたいなと思っています。 西:小学校のときからやってきたテニスの本当に集大成になるので、岡山っていうこともあって中学校から面倒を見てくれていた先生とかも見に来てくださるのでその先生たちにも、親も遠くて全然試合を見に来る機会がないのですが、今回見に来てくれるので、その人たちも成長した姿を見せたいし、やっぱり本当に最後になるので悔いの残らないように今までやってきたことを出し切れたらいいなと思います。 ――インカレへの目標をお願いします。 髙:団体で勝ちたいっていう思いが強いので今年は優勝目指して岡山でやり切りたいなと思います。 西:団体もダブルスもシングルスも全部勝ちます。 髙:頼もしい(笑)。 ――ありがとうございました。 [福田夏希]READ MORE -
(12)インカレ前インタビュー 立木雅也×丸岡俊介
ソフトテニス 2018.08.066日に開幕を控えたインカレ。昨年、団体は男女ともに好成績を収めるも、満足のいく結果とはならなった。今年こそインカレの頂へ。そんな選手たちの意気込みやお互いの印象を4回にわたってお送りする。男子の最終第4回は立木雅也(農4=中京)と丸岡俊介主将(政経4=尽誠学園)の4年生対談をお送りする。 (この取材は7月10日に行われたものです。) ――初対面の印象はいかがでしたか。 丸岡(以下:丸):野性的な人って感じですね。 立木(以下:立):初めて会った時はかっこええなあって感じで、賢そうなイメージでしたね。 ――今の印象はいかがですか。 丸:野性的な人だったんですけど、考える野性って感じです(笑)。思い立ったらすぐ行動って感じです。 立:静かだなと思っていたんですけど、僕よりうるさいというか、ぶっ飛んでるところはぶっ飛んでいてちゃんとしているところはちゃんとしてます。 ――お互いの練習面はいかがですか。 丸:同期が立木しかいなくて、立木がしっかり真面目にみんなを引っ張ってくれているので、自分としてはやりやすいです。 立:キャプテン頑張っているので、丸岡はボレーとか新しいことで取り組んで、みんなをテニス面とキャプテンの面で引っ張っているのですごいなと思います。 ――すごいなと思うプレーはありますか。 丸:緊張した場面でもしっかり打ち勝つのはすごいと思います。 立:僕とは逆のタイプで、考えてテニスをしているので、プレッシャーの掛かった場面でも冷静ですし、ボレーもうまいと思います。 ――苦手なプレーは何ですか。 丸:勢いに乗ってきた相手ががんがんラケットを振ってきて、勢いあるボールに対して切り返せないとかそういうところです。 立:打つタイプなのでロブとかボレーとか器用なことはまだ練習中です。 ――苦手克服のためにどうしたいですか。 丸:つなぎのボールとかやっぱり相手の後衛とか力んでミスするかもしれないので、しぶとくやっていきたいです。 立:今年は打ってばっかりにこだわらずにゆっくりやろうという自分のテーマがあるので、できるかどうかはインカレで分かると思うので諦めずに頑張ろうと思います。 ――インカレに向けた今の気持ちをお聞かせください。 丸:自分は多分ソフトテニスで日本一を目指すのは最後になるので、小学校からずっと続けてきた集大成として全部出し切れるように調整していきたいと思います。 立:僕も4年間最後なのでまだ実感は湧かないんですけど、やっぱり心迫るものがあるので、最後のインカレではあるんですけど、心はチーム明治で勝つことを目標に頑張りたいです。 ――意識する選手はいますか。 丸:早稲田の船水(颯人)・上松(俊貴)と安藤(優作)・内田(理久)ですね。 やっぱり団体戦は殲滅(せんめつ)戦なので2-1で勝つとかできないので長尾(景陽)・松本(倫旺)とか他にも早稲田は強い選手がいっぱいいます。全部倒さなければいけない時に、技術的には向こうの方が上だと思うので、それを気持ちでカバーして勢いに乗っていけるかがカギになってくると思うので、意識して練習してきいたいです。 立:僕も同じで、1年生の時に勝ってからまだ1回も勝てていないので、同じ同期として負けたくない気持ちもあるので、まず気持ちで負けないようにしていきたいです。 ――明治の強みは何だと思いますか。 丸:層が厚いというのがあって、誰が出ても勝てるチャンスはあると思うし、出そうな選手がいると思います。去年自分はインカレの時にメンバーを外されてそういう悔しさを味わって今年1年間やってきました。やっぱり出る選手はその分頑張らないといけないので、チームの一体感が出て層が厚いのは強みかなと思います。 立:早稲田が一番強いので、僕らは挑戦者で負けたところで失うものは早稲田より少ないと思うので、向かっていけることは大きいのでそこも先に攻められるメリットかなと思います。 ――インカレへの意気込みをお願いします。 丸:大学生活の集大成として、最後にやり切ったと思える自分であれるように頑張ります。 立:最後なので夏は違うぞってところを見せたいと思いますし、自分が明治でやってきたことを試合でも出せるように明治らしくいきたいと思います。 ――ありがとうございました。 [木田諒一朗] READ MORE -
(11)インカレ前インタビュー 上田理央×宮下真緒
ソフトテニス 2018.08.056日に開幕を控えたインカレ。昨年、団体は男女ともに好成績を収めるも、満足のいく結果とはならなった。今年こそインカレの頂へ。そんな選手たちの意気込みやお互いの印象を4回にわたってお送りする。女子の第3回は上田理央(政経2=文化学園大杉並)と宮下真緒(法2=文化学園大杉並)のペア対談をお送りする。 (この取材は7月22日に行われたものです。) ――今年のこれまでを振り返っていかがですか。 上田(以下:上)今までは明治がインカレ優勝したことがなかったのでそれをみんなで掲げて取り組んできました。宮下(以下:宮)いつも明治は1ゲーム足りなくてとか王座とか行けてないので、インカレでも惜しいところでいつも負けているので、去年はエイトだったのでその壁を超えられるように頑張りたいです。――調整はいかがですか。 上:今年は暑いのでその暑さに負けないようにみんなで走って、練習でもそのトレーニングをやってきたのでインカレに向けていいコンディションでやれるようにフィジカル的にも頑張りたいです。――新たに取り組んでいることはありますか。 上:今まで打ったことのないコースとかも練習しているので、相手からしても今までと違うからやりづらいと思います。 宮:走り込みもしっかりやってきているので瞬発力も付いてきているのかなと思います。――最初の出会いはいつですか。 上・宮:小学校から知ってるよね 。宮:2人とも北信越で石川と新潟なので、信越大会で会ったことがあるので本当に強くて嫌でした 。――最初の出会いはいかがでしたか。 上:すごい無口でした。宮:怖くてオーラが半端なかったです。 ――ペアの特徴は何だと思われますか。 宮:私がボールをコートにいれたら上田が何かしてくれるので、私がしっかりしなきゃいけないと思います。上:高校の時からパワーって言われていてすごいスピードボールが持ち味なので、スピードボールを打ってくれて自分がチャンスボールを決めるというのが特徴です。――思い出に残っている試合はありますか。 上:インハイの団体です。団体の決勝で個人でベスト8決めで当たったペアだったんですけど、個人の時はゼロで勝って団体の時はファイナルまでいって、個人で勝った相手なんですけど向かってくる気持ちが強くて、最後ギリギリでネットインで終わって勝ったのが嬉しかったです 。宮:私は国体の最後ですね。全部私たちがカギだったので最後残って3冠かかってて、笠井(菜々子・法1=広島修道大鈴峯女子)が相手でみんな思いを背負ってて3年間高校最後の試合で勝てていい形で終われて良かったです。――普段の印象はいかがですか。 上:見た目は無口に見えるけどすごい元気で急に面白いことをやり出してちょっとおかしいですね 。宮:よく寝る子だなと思います。いい人です。――2人の仲はいかがですか。 上・宮:学年で仲がいいのでいつも一緒にいます。――直してほしいところはありますか。 上:寝ると起きないですね。宮:勉強一緒に頑張ろうよね。 ――ライバル選手はいらっしゃいますか。 上:日体大の黒田(奈穂子)・桑名(優依)です。高校時代は勝ってたんですけど、大学入ってから負けていて、すごい悔しいのでインカレでは倒します。 宮:私も黒田です。高校と比べてボールのコースもすごいし、付いていけるように差を縮めたいです。――今年の明治の雰囲気はいかがですか。 上:周りの大学と比べてすごい少人数な分、団結力が周りと違って強いと思います。――インカレのトーナメント表を見た感想はいかがですか。 上:山場はあるんですけどトーナメントなので一戦一戦勝っていかないといけないので、1回戦から先を見据えながら勝ち抜きたいと思います 。宮:一戦一戦を大切にしてエイトの壁で後輩の(いる)東女体大がいるので向かっていく気持ちで頑張りたいと思います。――インカレの目標をお願いします。 上:団体はインカレ優勝で個人では去年悔しかった思いがあるので、2人で話し合って優勝目指したいと思います。宮:団体は日本一取れるように頑張って、個人も2年生だけど他大の先輩とかを倒せるように上田と話し合って頑張りたいと思います。――ありがとうございました。[木田諒一朗]READ MORE -
(10)インカレ前インタビュー 中平慎吾×丸山海斗×米澤要
ソフトテニス 2018.08.056日に開幕を控えたインカレ。昨年、団体は男女ともに好成績を収めるも、満足のいく結果とはならなった。今年こそインカレの頂へ。そんな選手たちの意気込みやお互いの印象を4回にわたってお送りする。男子の第3回は中平慎吾(農3=尽誠学園)と丸山海斗(政経3=上宮)と米澤要(営3=能登)の3年生対談をお送りする。 (この取材は7月8日に行われたものです。) ――3人のプライベートの話を聞かせてください。米澤(以下:米):この前の王座の時は3人部屋だったよね。部屋では一言も誰もしゃべらなくて(笑)。中平(以下:中)・丸(以下:丸):いやいや(笑)。要が来るまでしゃべっていたって。米:俺が授業受けて、後から行ったら、2人してシーンとして携帯いじっていて。中:要が来たときなんか俺寝ていて、海斗は迎えに行くって言っていたで。丸:うん、それまでしゃべっていたで。何なら『俺迎えに行かずに一緒に閉め出しとこか』って話もしていたで。米:そんな話しとったんか。でも、普段は3人だけで話すことはほとんどないです。丸:3人だけというより、そこに先輩とか後輩が集まりますね。米:でも一回だけ、入学前にラウンドワン行ったよな。中:要がスヌーピーのぬいぐるみ取ったよな。海斗の部屋に置いてあるやつ。丸:俺の部屋にあるのは全部要と新宿で取ったやつだけど邪魔やねん。9体くらいおるもん。米:俺が毎日新宿から帰るたびにぬいぐるみを海斗にあげている(笑)。 ――それぞれ思い出のエピソードはありますか。 米:俺と慎吾が2人部屋の時かな。去年の遠征の時だっけ。中:あったね(笑)。今日の反省みたいなシートが配られてそれを書こうと思ったら部屋にボールペンが一つしかなくて、そのボールペンを奪い合いになった(笑)。 米:ベッドとベッドの隙間に俺が挟まれて(笑)。中:僕が最初にボールペンを取ったんですけど、そしたら要が僕のシートを取って、書かさんようにして。米:違う。俺が書こうとしたら慎吾が横から取ったんだよ。中:そんで書こうとしたら要がシートを取って。返してって言ったのになかなか返さないから2人で結構本気になって。丸:何が面白いって、誰もおらんところでやっているところだよな。中:そんで俺のプリントがぐしゃぐしゃになりました。――テニスの話になりますが、それぞれの尊敬するところを教えてください。米:慎吾はフィジカルが本当にすごい。足腰がすごいけど、特に太ももがすごい。丸:あとは、みんながやりたくないことを何も言わず普通にこなしているところかな。中:要は誰とでもすぐに仲良くできるのが本当にすごい。米:テニスで何かないの(笑)。丸:勝ちにすごくこだわっているところがすごい。みんなの中でも特に負けず嫌いなので。中:海斗はポテンシャルが高い。絶対届かないなと思うボールでも絶対届くし。米:普通の人がつなげないところでも簡単に決めるよね。――インカレで早稲田に勝つために必要なことは何でしょうか。中:早稲田の方が後衛は球持ちが良いし相手の前衛に捕まらないのに対して、明治の後衛は先にミスして前衛に捕まるので、先にミスしないで耐えたいです。前衛も決定力は早稲田の方が高いですね。早稲田の前衛なら触ったボールは確実に決めてくるし、試合の間の取り方もうまい。ミスが多いからそういうところを直したいです。米:明治は団体戦の優勝経験があまりなくて、そこまでの流れがわからないと思うので、高校時代とかに大きい大会で優勝している選手が優勝までの流れを伝えたりすることが大事だと思います。丸:技術面は明治の方が下かもしれないけど、実際変わらないと思っています。でも今の明治は早稲田への対抗心が強すぎて自分のプレーができなくなっています。早稲田にずっと負けているから早稲田に勝ちたいのもそうなんですけど、インカレでは目標を変え、早稲田に勝つというよりは優勝を狙いつつ、大きい大会で自分のプレーをできるようにしていけば、競ったときでもポイントが取れるようになって勝てるようになると思います。――最後にインカレの意気込みをお願いします。中:1年生の頃から出させてもらっているので、初戦から一試合一試合集中してしっかり勝ち切れるように頑張ります。米:インカレは殲滅(せんめつ)戦なので、負けないテニスをしたいです。丸:優勝とか考え過ぎずに、みんなが自分のプレーをできるようにサポートして、気持ちをつくっていけるようにしていきます。――ありがとうございました。 [木村優美・大橋未来]READ MORE -
(9)インカレ前対談 鈴木梨沙×笠井菜々子
ソフトテニス 2018.08.046日に開幕を控えたインカレ。昨年、団体は男女ともに好成績を収めるも、満足のいく結果とはならなった。今年こそインカレの頂へ。そんな選手たちの意気込みやお互いの印象を4回にわたってお送りする。女子の第2回は鈴木梨沙(商3=和歌山信愛)と笠井菜々子(法1=広島修道大鈴峯女子)のペア対談をお送りする。 (この取材は7月22日に行われたものです。) ――今シーズンを振り返っていかがですか。 鈴木(以下:鈴)今年入ってきた笠井と組んで、最初はあまり慣れてなくて、結果もあまり残せなくて、でも徐々にいろいろなペアとかもかみ合うようになって結果も残せるようになってきたんですけど、取り切れない部分とかがあって、しっかり直してインカレに向けてやっていきたいです。 笠井(以下:笠)大学に入って、高校ですごい成績を残した人ばかりで、その中でも鈴木さんと組めて良かったです。 鈴:思ってないでしょ(笑)。 笠:思っていますよ。ちゃんと。本当にすごい人と組めて、最初は緊張してうまくいかなかったんですけど、慣れてきたのでインカレでも上位を狙います。 ――調整はいかがですか。鈴:この前もリードしてそのセットを取られてというのが多かったので、そこを仕留め切れるように頑張っていきたいです。笠:梨沙さんが言ったのもそうなのと岡山はもっと暑くなると思うので、暑さに慣れて毎日のランニングとかで体力をつくってバテないように、自分のプレーを出し切りたいです。 ――取り組んでいることはありますか。 鈴:笠井がどんどん攻めて最終的には自分のところに持ってくるので、最後は決め切れるように努力しています。 笠:レシーブの確率を良くしようとしているのと、セカンドは絶対攻めて決められるようにすることです。 ――お互いの印象はいかがですか。鈴:安定感がある感じですかね、ミスが少ないです。笠:いやいや(笑)。鈴:ミスはするんですけど、相手をよく見て打って配球する感じです。笠:梨沙さんはでかい(笑)。鈴:でかい(笑)。笠:私は横の動きが苦手なので、動かずに取れるのがすごいです。――普段の印象はいかがですか。鈴:マイペースで意外ときれい好き。笠:梨沙さんもマイペースですよ。あと、かまってちゃんです。――仲の良さはプレーでも出ていると思いますか。笠:仲良くなってから、あまりプレーで緊張しなくなりました。鈴:最初はガチガチで『すみません』とか言ってきたんですけど、今とは全然違って(笑)。やりやすくはなりました。――プレーを通して直してほしいところはありますか。鈴:試合中なぜかしゃべらないんですよね。会話しないところかなと思います。笠:なぜだろう。確かにそうですね。 ――意識する選手はいますか。鈴:前衛なので、前衛全員です。頑張らなきゃと思います。笠:つなげてくるより、バコバコ打ってくる後衛は意識します。 ――今年のチームの雰囲気はいかがですか。鈴:今年は本当に仲が良くて、だからこそだらけてしまうとか、裏目に出てしまう部分もありますけど、みんなで一軒家に住むということはほとんどないので、距離も縮められたりしているのでいいと思います。笠:全部言いたいこと言いましたね。言おうと思ったのに。――インカレの組み合わせが発表されましたがいかがですか。 鈴:一試合一試合相手に全力で向かって、足元をすくわれないようにやっていきたいです。笠:どの学校にも全力でいきます。――インカレへの目標をお願いします。鈴:去年のインカレから、少しでも成長したなと思ってもらえるようなプレーをしたいです。笠:初めてだから思い切りやって、梨沙さんに悔いを残さないようにしたいです。 鈴:最後じゃないけどね(笑)。笠:最後じゃないけど最後に近いので。 鈴:全力で向かって、最終的には優勝できるように頑張りたいです。笠:出られたら優勝に貢献できるようなプレーをして、出られなかったらしっかりサポートしていきます。 ――ありがとうございました。 [垣内萌恵]READ MORE -
(8)インカレ前インタビュー 金子大祐×本倉健太郎
ソフトテニス 2018.08.046日に開幕を控えたインカレ。昨年、団体は男女ともに好成績を収めるも、満足のいく結果とはならなった。今年こそインカレの頂へ。そんな選手たちの意気込みやお互いの印象を4回にわたってお送りする。男子の第2回は金子大祐(営2=大和高田市立高田商)と本倉健太郎(農2=岡山理大付)の2年生対談をお送りする。 (この取材は7月7日に行われたものです。) ――初対面の印象はいかがでしたか。 本倉(以下:本)中学校の時の都道府県選抜で、僕が岡山の代表で金子が茨城の代表で出たのが初対面でした。金子はその大会の個人戦を優勝していて、その1回戦で当たって、彼は覚えていないと思うんですけど、ボコボコにされて強い印象でした。 金子(以下:金)ちゃんと覚えていますよ。ゴリラみたいなやつがいるなと思って(笑)。中学は正直そんなに強いとは思ってなかったですし、高2くらいの時も日本一を狙っていてそんなに注意する相手じゃないと思っていました。高3のハイジャパで僕が準決勝で負けて優勝してその辺からぐっと成長したというか、インハイでも僕が負けたんですけどその辺から日本一の後衛だなと思い始めました。 ――今の印象はいかがですか。 本:テニス面では、何度も5番勝負とかで勝ってくれてすごく頼れる選手だと思います。 金:根が真面目なので、日頃練習しているし、去年もインカレ取っているじゃないですか。やっぱり同期として頼もしいのもありますけど、負けてられないなと思います。――お互いの性格はどうですか。 本:面白い人間で、捉え方によっては頭がおかしいみたいな(笑)。まあいい意味でノリが良くて明るい人だと思います。 金:こんな顔をしているんですけど、優しいんですよ。そういうギャップを秘めた持ち主です。 ――相手のここがすごいと思うところはどこですか。 金:本倉は本当に昭和のテニスをしているので、平成ももう終わっちゃうので二世代くらい前になっちゃうんですけど、ここぞという時に火の玉ボールを打つので応援している身としては盛り上がっていいですね。 本:特にサーブはいいので試合のリズムが良くなります。それと相手に攻められたボールも止めるので、頼もしいなと思います。――インカレ前の今の気持ちはいかがですか。 金:やっぱり一番勝ちたいのは団体戦です。去年も2位で今年も早稲田に負け続けているので勝ちたいなと思います。4年生も2人しかいないんですけど丸岡(俊介主将・政経4=尽誠学園)さん中心に頑張ってくれていて、その人たちのためにも頑張りたいです。早稲田は今年のメンバーが一番そろっているのでそれに勝ってこそだと思うので、4年生がいる間に勝って丸岡さんを胴上げしたいです。 本:明治は団体優勝したことがなくて、OBの方とかも期待していると思うので、優勝して丸岡さんを胴上げしたいと思います。 ――個人戦に向けてはいかがでしょうか。 金:去年はベスト8だったのでそれは超えたいですね。団体の後で体力的にきつい部分もあると思うんですけど、去年以上の成績は最低限残して、本倉は決勝にいくと思うので決勝でやれたらなと思います。 本:去年優勝して相手から向かってこられるとは思うんですけど、それをはねのけるくらいの気持ちをつくっていけたらと思います。 ――今年のインカレは本倉選手の地元・岡山でのインカレ開催ですが。 本:高3のインターハイが岡山で個人戦優勝できて、縁起は僕の中ではあると思うんですけど早稲田にもそういう人間が一人いるので、勝てるように頑張りたいと思います。 ――意識している選手はいますか。 金:僕らの世代の前衛でトップと言ったら上松(俊貴・早大)なのでそこに関しては勝ちたいですね。 本:僕は基本相手を気にしてしまって、自滅してしまうことがあるので相手よりも自分のプレーを出していきたいと思います。 ――明治の一番の強みは何でしょうか。 本:チームとして団体戦で盛り上がっていけるところです。他の大学より人数が少なくても盛り上がって応援していけるから選手も勢いに乗れると思います。早稲田、早稲田と言って早稲田までいけなかったら意味がないと思うのでチームに勢いに乗っていきたいです。 金:応援のムードとか去年の決勝なんかは応援側でしたが、本当にみんなが一体というか勝ってほしいというのが応援側からも出ていたし、応援が勢いになって選手が頑張れた去年のインカレは理想的だったなと思います。今年もチームのムードはいいと思うのでそれは強みですし、早稲田は6連覇中でプレッシャーもあると思うので、僕らは去年2位でしたが、しょせん2位なので向かっていけるところが強みですね。 ――最後にインカレへの意気込みをお願いします。本:頑張ります。とにかく団体で日本一を取ることが目標です。 金:いつまでも早稲田に勝たしてはいかんなと。今年は本当に下克上してやりたいと思います。 ――ありがとうございました。 [木田諒一朗]READ MORE -
(7)インカレ前インタビュー 安西美由希×宮下こころ
ソフトテニス 2018.08.03 6日に開幕を控えたインカレ。昨年、団体は男女ともに好成績を収めるも、満足のいく結果とはならなった。今年こそインカレの頂へ。そんな選手たちの意気込みやお互いの印象を4回にわたってお送りする。女子の第1回は安西美由希(法3=昭和学院)と宮下こころ(営1=文化学園大杉並)のペア対談をお送りする。 (この取材は7月22日に行われたものです。) ――ここまで今シーズンを振り返っていかがですか。安西(以下:安)けっこう練習量も多くて、あまりみんながそろう時があったりなかったりで、そろった時は集中してできたと思います。 宮下こ(以下:宮)大学入ったばっかりで、最初は雰囲気をつかめなかったり、高校とは違った生活リズムだったりで、ちょっと最初のほうはバタバタしていて、団体で優勝を狙えるのに4位とかで。みんなで乗り越えれば楽しみになると思うのでみんなで頑張っています。 ――調整はいかがですか。 安:残りの練習で意識すればできると思うんですけど、気持ちづくりは今からしていきたいです。 宮:あと2週間なので、できることプラスでプラスアルファもできるように、体調も。早く寝るとかですかね(笑)。 ――取り組んでいることはありますか。 安:東インカレくらいの大会から、攻めるというのを取り組んできて、インカレでもそれはしっかりやっていかなきゃいけないかなと思うので、さらに練習しています。 宮:技術面だと、攻められた時の対応とか、ポーチじゃなくて自分のほうに持ってきて決めるとか。ディフェンスでは打ってこられたら抑えるとか、です。 ――お互いの印象はいかがですか。安:入学前は、成績もすごいなって思ってて。ペアを組ませてもらって、自分がラリーした時やロブを打った時とかに動いてくれるので助かります。宮:打ってくれるので自分も仕掛けやすいし、苦しい時やミスした時に、優しいので(笑)。言いたいことが言えます。 ――普段の印象はいかがですか。安:意外と真面目そうに見えて、はっちゃけるタイプ(笑)。面白いです。マイペースで(笑)。宮:優しいし、なんだろう。優しいです(笑)。楽しいし、なんだろう。安:なんだろうね(笑)。 ――仲の良さはプレーでも出ていますか。安:仲いいところは、やりやすさに出てると思います。 宮:東インカレでも、負けたんですけど試合中に話せたので、歳が違うんですけど(笑)。ちゃんと話せたので良かったです。 ――プレーを通して直してほしいところはありますか。宮:動きすぎとかですかね。安:あー(笑)。ドタバタした時にどっち行ったらいいのみたいなのはあります。宮:自分は、なんだろう。逆に自分の動きで惑わせてるので、動かないようにしているので自分次第です。申し訳ないです。安:いやいや(笑)。 ――意識する選手はいらっしゃいますか。 安:林田リコちゃん(東女体大)ですね。けっこう打ってくるしテンポも速いので。当たったことはないんですけど意識しますね。 宮:リコちゃんもそうなんですけど、日体大の黒田さん(奈穂子)ですね。迷わず打ってくるので、前負けたので自分もしっかり打っていきたいです。――今年のチームの雰囲気はいかがですか。 安:けっこうみんな仲が良くて、オフとやる時でメリハリがついてます。 宮:一人一人がしっかりしてるし、学年関係なく仲がいいと思います。――インカレの組み合わせが発表されましたがいかがですか。 安:2日目のいきなり最初に東女体大と当たると思うんですけど、気持ちをつくって気持ちの入りからしっかりしていこうと思います。 宮:私も同じで、殲滅(せんめつ)戦になるし出られたら絶対勝つつもりでいきます。東女にも日体にも負けないです。 ――インカレへの目標をお願いします。 安:勝ちを意識しすぎるとプレーに出てしまうので正しく、自分のテニスでしっかり打っていけば結果がついてくると思います。4年生とできるのも最後なので結果を残したいです。宮:初めてのインカレで待ち切れないんですけど、やるなら勝ちたいし、親や監督にも感謝の気持ちを見せて、個人も団体も自分の出せる力を出したいです。――ありがとうございました。 [垣内萌恵] READ MORE -
(6)インカレ前インタビュー 北本達己×根本大地
ソフトテニス 2018.08.036日に開幕を控えたインカレ。昨年、団体は男女ともに好成績を収めるも、満足のいく結果とはならなった。今年こそインカレの頂へ。そんな選手たちの意気込みやお互いの印象を4回にわたってお送りする。男子の第1回は北本達己(商1=大和高田市立高田商)と根本大地(政経1=大和高田市立高田商)の1年生対談をお送りする。(この取材は7月7日に行われたものです。)――お互いの第一印象はいかがでしたか。根本(以下:根)第一印象は小さいなと思いました(笑)。北本(以下:北)第一印象はテニスでいうとやらしいというか。プレーがいやらしいことばかりしてくるなって。まあ私生活が表れている感じです。私生活でせこい部分というか、要領がいいというのが、プレーにもつながっています。根:1番最初に知ったのが中学校の時だったんですよ。大会とかでやっぱり強かったので勝ち上がっていて。すごい自分でも攻めるプレーだったので1人で元気出して勝手にやっているイメージがあって、高校の時も自分からやろうっていう感じはありましたね。積極的にやるっていうか、自分からやろうっていうのがこの子だと思います。――大学で第一印象から何か変わりましたか。根:一緒です。北:普段はやってないように見えるんですけど、やるときにはちゃんとしていて、試合の時は本当に頼りがいがある。なんか見せたくないみたいなんですよ、努力しているところとか。けど、本当はちゃんとやっているっていうのがこの子だと思います。――大学でのお互いのプレーについてはどうですか。北:僕、こいつとダブルスでやるときに、心を読まれているというか僕の打つところにこいつがいるというか。心を読むのが得意なんだと思います。根:正直こいつダブルス下手なんですよ。でもシングルスは大学入ってからも団体戦で一回も負けてないんですよ。団体戦とかは負けないだろうなって見ているんですけれども、そろそろ負けても大丈夫だよって時々思ったりしています(笑)。まあでもダブルスでも、自分から攻めてという感じで頑張るので、流れを変えるボールとか打ってくれます。でも、やっぱりダブルスが下手なので頑張ってほしいですね。北:頑張ります。――団体のシングルスに強い理由は何でしょうか。北:個人戦だとやっぱり喜んではくれるんですけど、みんなで勝利を分かち合えない。団体だと、僕が勝ったら、僕だけじゃないですけど、勝ったら、みんなで分かち合えるというか、応援してくれる人がいてみんなのために戦うっていうのが団体戦だと思うので。そこで普段出せない力とか出せていて、良いプレーができているんじゃないかと思います。――東インカレを振り返っていかがですか。北:早稲田にだんだん近づいていると思うんですけど、やっぱりあっちの方が粘り強いので、こっちは勢いでいっちゃって最後やることなくなるって感じです。早稲田は引き出しが多くて、明治も勢いだけじゃなくて、そういうところをインカレまでに伸ばしていけたらと思います。根:早稲田戦は、自分が一本取れたらというところで決め切れなくて、相手の流れで試合が運んでそのままいっちゃったので。やっぱり簡単なボールとか当たり前のことを当たり前にちゃんとしていかないと、早稲田とか決めてくるところには勝てないと思うので、インカレに向けてそこを修正していきたいと思いました。――意識する選手はいますか。 北:やっぱり早稲田の船水(颯人)さんがいるときに勝たないと早稲田に勝つ意味ってあまりないかなと思うので、今年中にチームとして勝ちたいなと。個人戦シングルスでも、目指すのはやっぱり船水さんです。根:僕は目指すものというよりはペアが4年生の立木(雅也・農4=中京)さんで、立木さんは個人戦でずっと結果残していて、一番良い成績が2位なので最後良い結果で終わってもらいたいと思うので、ベスト4、ベスト8以上は目指して、僕と組んで良かったなと思ってもらえるように頑張りたいなと思います。――最後にインカレへの意気込みをお願いします。北:明治としては去年準優勝なので、優勝目指して早稲田倒すことを目標に頑張っていくのと、個人としてはシングルスで上位目指していけたらと思います。根:今まで早稲田に負けているので最後勝って4年生にいい思いをしてもらいたいです。――ありがとうございました。[福田夏希] READ MORE -
(5)新人インタビュー 根本大地
ソフトテニス 2018.05.11関東学生春季リーグ戦が5月12日に開幕する。今回は5日間にわたり、リーグ戦のカギを握る期待の1年生5人のインタビューをお届けする。根本大地(政経1=大和高田市立高田商)――明大に進学した理由は何ですか。 「もう一回日本一を目指して頑張ろうと思ったからです」――早大など他の強豪に進学するつもりはなかったのですか。 「早大は今インカレで連覇しているので、そこを倒して優勝したいなという気持ちがあって違うところに行こうと思って明治を選びました」――昨年のインターハイ団体準々決勝の敗戦を振り返っていかがでしょうか。 「僕自身、地元のインターハイということで優勝を狙っていました。団体戦で僕が勝って他2ペアがマッチポイントを持っていたんですけど、まあ取り切れない部分とかちょっと誤審があったりしたので、悔しさもあり納得いかない部分がありました」――高校3年間で成長したと思うことは何ですか。 「高田商業では〝目配り、気配り、心配り〟というソフトテニス部で掲げていることがあって、周りに気を遣って行動しろとか言われるので、人間的な部分でも成長することができたと思います」――紙森(大和高田市立高田商高)先生とのエピソードで印象的な話はありますか。 「僕自身、バックボレーの面でできない部分があって、紙森先生は教えるのがうまくて、全然できなかったんですけどコツとかポイントとか一つ一つ教えてもらって、違う高校の先生にもうまくなったなあと言われるようになりました」――自身のプレースタイルはいかがですか。 「僕自身ちょっと元気出してやるプレーが主というか特徴で、派手なプレーっていうよりは確実にという感じです」――自身の強みは何ですか。 「レシーブですね。僕的にこれが得意っていうのはないんですけど、強いて言えばレシーブでいろんなコースに打てるっていうところが僕の武器だと思っています」――自身の性格はどうですか。 「勝負ごとになったら負けたくないというのがあるので、負けず嫌いな部分はあるのかなと思います」――北本達己選手(商1=大和高田市立高田商)についてどうですか。 「中学校から知っていたんですけど、試合とかはしたことがなかったです。しっかり周りを気にして行動して自分の考えとかもしっかり持っているので、存在は大きかったと思いますね。明大に行くって言っていたので、僕もやっぱり試合に勝ちたいと思ったので明治大学を選んで一緒に行こうって話をしました」――相方の山根稔平(早大)選手はどんな選手ですか。 「本当にちゃんとやる人で僕的には付いていけないくらい一人でどんどん行っちゃって。一生懸命やってチームのために動いてくれていたなと思います」――意識する選手はいますか。 「僕自身あんまり考えたことがないんですけど、やっぱうまいなって思う人はいっぱいいますね。同じ学年の大橋(和生・関大)と一個下の林(湧太郎・大和高田市立高田商)には負けたくないと思っていました」――挫折はありましたか。 「小学校のとき震災で僕福島県にいました。そこは区域が原発とかでやられたところで、ペア組んでいた子もばらばらになってしまいました。そこで一回自分自身で変わったところが少しあって、ペアがいない分、自分が頑張ろうという1年間でした」――現状の課題はありますか。 「バック系が基本苦手なので、バックのハイボレーであったり決定打が僕は足りていないんで、そういう部分は一本で決められる選手になりたいです」――それを直すためにはどうしたいですか。 「自分がうまくいかないんで、人に頼っていきたいですね。周りの人を見て学んだり聞いてみたり、自分自身やってみてこれは合う合わないみたいな感じで、いらないものはどけて、いいなあと思ったものは自分のものにしてできるようになっていけたらいいなと思います」――チームの印象はどうですか。 「攻撃的なプレーで、インカレの個人戦優勝しているペアもいますし、団体2位にもなっているので総合力的には強いなと思っています。人数が他の大学とは違って少ないと思うので、チーム全体がしっかりとまとまっていて、会話も多いですしいいチームだと思います。皆さんと仲良くなれた気がします」――明大での目標をお願いします。 「僕自身、全中とかインターハイとか勝ったことが無かったんで、インカレで優勝したいです。技術面でもそうですし精神面でも少しずつ成長して優勝に貢献できたらなと思います」――どんな選手になりたいですか。 「うまさよりは強さで、勝っていける選手になりたいです」[垣内萌恵]READ MORE -
(4)新人インタビュー 宮下こころ
ソフトテニス 2018.05.10関東学生春季リーグ戦が5月12日に開幕する。今回は5日間にわたり、リーグ戦のカギを握る期待の1年生5人のインタビューをお届けする。(この取材は3月4日に行われたものです)宮下こころ(営1=文化学園大杉並)――明大に進学した理由は何ですか。 「姉が通っていて候補にあったというか。テニスを大学でも頑張りたかったので姉に聞いたところ、すごく良い環境でできると聞いて選びました」――ソフトテニスを始めたのはいつですか。 「小2からです。あまり運動が得意ではなくて、最初は全然勝てなかったんですけど中学とか高校とかでも学んでできるようになって、楽しくなってきました」――姉の真緒選手(宮下・法2=文化学園大杉並)の影響はありますか。 「テニスを始めたのも姉がきっかけです。今まで付いていくというような感じで。自分は結構姉に任せるところが多いので頼りになるし、しっかりしていて尊敬しています」――石川から東京の文化学園大杉並高へ入学したのはどうしてですか。 「やっぱり姉が。最初は県内がいいと思っていたんですが、姉と電話で『来て後悔はないし自分の成長のためになるから絶対来た方がいいよ』と言われて来ました」――チームメートの笠井選手(菜々子・法1=修大鈴峯女子)の初対面の印象はどうですか。 「おっとりしてるな、って。初めて知ったのは、JOCで優勝して『うわっすげぇ』みたいな。合宿で会った時はその印象でしたね」――高校時代の相方である林田選手(リコ・東女体大)はどんな存在ですか。 「本当に林田がいなかったらここまで来られなかったなみたいな。ライバルとしてもいい刺激になったというか、彼女が頑張るから自分も頑張らないとなと思います」――同じ大学に進学しようとはならなかったのですか。 「あんまり進路の話をしていなくて。『一緒に行こうよ』っていう感じはなくて『一緒に行けたら良かったんだけどね』という感じでした」――今までで一番うれしかった試合は何ですか。 「優勝した中で一番うれしかったのは、団体戦です。みんなでやったという感じがあって。初めて日本一を取ったのが高校1年の(全日本高校)選抜の時だったんですけど、一番泣いたし『これが日本一なんだ』と感動しました」――ソフトテニス人生における挫折は何ですか。 「高校1年の時に調子が悪くてインターハイ予選に出られなかったことです。それまでレギュラーにいさせてもらったんですけど、予選で外されて。あとは3年のインターハイ優勝後のプレッシャーから、(国体の)連覇が懸かっている前の時期あたりにうまくいかなさすぎて『優勝したからこんなにつらかったのか』って。嫌でした」――チームの印象はどうですか。 「すごく明るくてやるときはしっかりやって、まとまりがあると思います」――自身の性格はどうですか。 「マイペースって言われます。人見知り(笑)。慣れたらすぐふざけます」――自分のプレースタイルはどうですか。 「よく言われるのは冷静沈着というか。あまり派手じゃなくてチャンスボールが来たのをしっかり決めたり、後衛が困ってきたときには自分から出て打ったりという感じです」――苦手なプレーは何ですか。 「早い展開の中で仕掛けていくのが苦手です」――春季リーグ戦での目標を教えてください。 「やるからにはやっぱりインカレ優勝を目指しているので、そこでも優勝目指してやるのと、初めてのリーグなので雰囲気とか他のチームも見たりして、やりたいと思います」――ライバルはどこの大学でしょうか。 「東女体大ですね。やっぱり体育大で体力もあると思うし林田とか中心に、いろいろな強いメンバーがそろっているなと思うので」――今後の目標を教えてください。 「高校でも日本一取れたので、大学でも取れたらちょっと違う景色が見られるかなと思うのでインカレ(のタイトル)を取ることと、あとは日本代表に入って金メダルを取ることです」――ありがとうございました。[垣内萌恵]READ MORE