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2年連続世界クロカン出場!!

競走 2011.04.23
 2年連続でクロカンの日本代表に選ばれ、世界大会に出場した鎧坂哲哉主将(営4)。明大のエースとして、大舞台で結果を残してきた。最終学年を迎える今年は、ますます注目が集まる。

 昨年鎧坂主将は世界大学クロカンで優勝し、学生では世界でもトップレベルのランナーであることを証明した。今年も2月の千葉国際クロカンで日本人トップの4位に入り、2年連続で世界クロカンの日本代表に選ばれた。今回2年連続の選出は鎧坂主将と早川(東海大)のみ。世界クロカンでは成績こそ昨年の順位を下回ったが「スタッフやほかの選手たちともいろいろ話せていい経験になった。この経験を成長につなげていきたい」と収穫を口にした。西駅伝監督も「国際大会は経験。それをどう持ち帰って今後につなげていくか」と言うように、貴重な経験になったことは間違いない。

 そして、今年はクロカンだけでなく、トラックでも世界で勝負する鎧坂主将。その格好の舞台となるのが、8月のユニバーシアードだ。この大会は学生のオリンピックともいわれ、2年に1度行われる。2年前は同学年の柏原(東洋大)らが出場した。今年は鎧坂主将も有力候補の1人に挙がる。「ユニバは目指していくもの。ユニバで勝負したい」(鎧坂主将)と意欲は十分。まずはユニバーシアード5000mの代表選考会である織田記念陸上(4・29 広島広域公園陸上競技場)に照準を合わせる。

 鎧坂主将は「世界で戦える選手になりたい」と話す。出場するだけではなく、戦える選手になる。その目標に向かって走り続ける。

◆鎧坂哲哉 よろいざかてつや 営4 世羅高出 165cm・50kg


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