「明大卒業は胸を張れる」 小山慶一郎さん

2010.03.26

 15歳からジャニーズ事務所に所属し、明大在学中にNEWSとしてデビュー。現在は、歌手・俳優・司会・キャスターなど幅広いジャンルでマルチな才能を発揮している小山慶一郎さん(平19文卒)。大学を卒業し、25歳になった今だからこそ感じる思いとは――。

明大生小山慶一郎

 「大学時代の親友とは、今も飲みに行きますよ。大学に居た自分は素の自分。飾らなくて良かった。先生や友達が支えてくれて、周りに本当に恵まれていた」と大学時代を懐かしそうに振り返る小山さん。実は卒業時には、模範卒業生に表彰された秀才でもある。「明治大学卒業ということは胸を張れることですね」。その表情からは、母校・明治に対する愛が感じられた。

一つのこと信じて

 「誰でも大学4年間で一つは興味を持ったこととかあるでしょう?その一つを持っている人は社会に出ても強いと思う。一つでいいから頑張れることを見つけたら、不思議とそこからいろいろなことに派生していく。自分に付加価値を付けることにもつながると思う。そしてさらに、自分というものは何か?ということを見つけられた人は社会に出たら強い」。社会に出ても、一つのことを信じ、常にアンテナを張って生活することの重要性を語った。
 
 また、「社会に出たら自由な時間も減るし、我慢が必要になってくる。もちろん高い目標は必要。だけど、その目標が達成できなくてもそれを妥協だとは思わないでほしい。新たなことに挑戦するチャンスを与えられた。そのきっかけも自分で生かせるようにしてほしいね」と後輩たちへエールを送った。「大学生の時はこんな風に考えたりできなかったし、今だから言えるんだよね」と笑顔で気さくに話す小山さんからは、社会人の先輩として余裕が感じられた。「どんな結果になっても、後になれば、笑える時が来るから。人生一度しかないんだし、攻めて戦ってほしい」。

◆小山慶一郎 こやまけいいちろう 平19文卒 ジャニーズ事務所