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(6)リーグ戦後ラストインタビュー/鎌田祐輔

ホッケー 2023.12.19

 今季100周年を迎えた明大ホッケー部は、関東学生1部リーグ戦(以下、リーグ戦)で46年ぶりの春秋連覇を果たし、リーグ戦での通算優勝回数は41度目となる最多優勝を記録。また全日本大学王座決定戦(以下、王座)では9年ぶりに表彰台入りを飾り、100周年の節目にふさわしい成績を収めた。本記事では、シーズン終了後の選手のインタビューをお届けする。

 

第6回はGK鎌田祐輔(理工4=伊予)のインタビューをお送りします。(この取材は12月7日に行われたものです)

 

――4年間で一番印象に残ったことを教えてください。

 「ホッケーだと朝練です。それがきつかったのが一番の思い出です。自分は理系なので、単位取るのはすごくしんどかった思い出があります」

――朝練ではどのようなことをしていましたか。

 「1年次は5時半ぐらいに起きてグラウンドに出て準備したりするのですが、2年生になると5時50分ぐらいまでに起きてそこからグラウンドに行って練習します。6時から練習で、挨拶して、ストレッチして、柔軟して、ウォーミングアップみたいな感じでサッカーして、その後シュート練習とかですね」

――学業と両立するために工夫していたこととかありますか。

 「できるだけ1限を入れることをやっていました。1限があると、理系の人は、部活動が6時から7時で終わります。普通は8時まで練習があるのですが、7時に練習が終わって早めに学校に行けるので、二度寝せず、運動した後の頭に入りやすい環境の中で、授業を受けられたのは大きかったです」

――寮生活の思い出教えてください。

 「4人部屋で1〜4年生が1人ずついて、普通の一人暮らしだと経験できないことが多かったと思います。毎日起きると誰かがいて、帰寮しても誰かがいて、会うとお疲れ様ですとか絶対挨拶があって、他愛もない話をすることは自分の中ですごく楽しかったです」

 

――同期に伝えたいことをお願いします。

 「寮で4年間一緒に過ごしてきて、これからずっと続いていく関係だと思っているので、仲良くしてほしいですね」

――リーグ戦春秋連覇という結果になりましたが、振り返っていかがですか。

 「自分は全然干渉してないのですが、一緒に練習してきて、仲間が喜んでいる姿を見ると本当にうれしいです。はしゃいで試合終わった瞬間にグラウンドの中に走りに行ってうわーみたいな感じで盛り上がったりしていたのはすごく感動しました」

――4年間振り返って、自分で1番いいプレーだったなと思うプレーはありますか。

 「一番ホッケーに燃えていた時期が2年前で。僕が2年生の時の4年生の方が練習終わってからも、ずっとSO(シュートアウト)戦の練習付き合ってくれる先輩がいて、自分的には最も良かった時期ではありますね」

――退任となる小池文彦監督にかけたい言葉はありますか。

 「自分が卒業してからもずっと明治の監督でいてほしいと思っていました。自分が入ってきてからずっと4年間一緒にやってきたので、自分と一緒に卒業するのは、 自分が大人になって八幡山のグラウンドに戻った時に寂しいというか、悲しい気持ちになりますね」

――高校と大学では練習面などでどう違いましたか。

 「高校の方がしんどかったです。大学は練習してうまくなるというより今の状況をキープするみたいな練習が多くて、自主練で自分を伸ばすという感じなんですよね。高校はずっと長い間練習してうまくなっていくのですが、その積み上げてきたものを大学で少しずつ消費していって、だんだん下手くそになっていった感じですね」

――大塚さんが仲いい同期として名前をあげていましたが、どのようなことを話しているのですか。

 「自分は多分大塚が一番仲いいと思っています。たまに散歩するのですが、5時間とか6時間ぐらい歩いて新宿とか渋谷とか下北沢に行って、そのまま終電なくして、同じ時間ぐらいかけて歩いて帰ってくるのを本当に時々やっていますね。ずっと語るのですが、ずっとお笑いみたいなこともしていて、向こうはボケとツッコミどっちもできるので、僕が初め突っ込むとボケてきて、僕がボケると突っ込んできてみたいな関係です」

――これからのホッケーの関わり方や進路を教えてください

 「地元の愛媛に帰ります。高校で一緒にやっていた人たちが最近ホッケーのチームを作って、ユニフォームも作成して、 今部員を揃えているところです。もうキーパーはやらないのですが、そこに自分も参加して、フィールドとしてスティックだけはずっとこの先も触っていきたいです」

――後輩へのエールとか期待することを教えてください。

 「坂本を3年間見てきて3年間育ててきたので、自分の思いじゃないですが、意思を受け継いでほしいというのはあります。あと他の後輩にも、自分は先輩の中でも多分カマダとかカマユウとか言われるぐらい絡みやすい部類ではあるんですよね。でもその中で先輩の威厳も残しつつ、うまい関係をこの先作っていってほしいですね」

――ご自身の思いやポリシーはどういったものですか。

「能ある鷹は爪を隠すみたいな感じでなんかぼちぼち爪を隠していけたらいいなと思っています」

――ありがとうございました。

[加藤菜々香]


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