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(9)秋季リーグ戦事前インタビュー 櫻井倭×高橋航太郎

卓球 2023.08.31

 秋季リーグ戦(以下、秋リーグ)が9月1日から開幕する。春季リーグ戦と全日本大学総合選手権・団体の部(以下、団体インカレ)では惜しくも優勝を逃している明大。秋リーグではその悔しさをバネに、優勝を目指し戦う。今回も開幕を目前に控えた選手たちに取材を行った。第1弾は、櫻井倭(情コミ2=鶴岡東)と高橋航太郎(政経1=実践学園)のインタビューをお届けする。(この取材は8月24日に行われたものです)

 

――リーグ戦を目前に控えた現在の心境を聞かせてください。 

櫻井(以下、櫻):今シーズンは春リーグと団体インカレがどちらも惜しい試合で落としてしまって優勝逃しているので、最後の秋はしっかり勝って優勝したいなという気持ちで練習しています。

高橋(以下、高):春リーグのメンバーには入っていたんですけど、試合に出る機会がなかったので、秋リーグでもしチャンスがもらえたら、しっかりチームを盛り上げて勝利に貢献できるように頑張りたいと思います。
 

――現在のコンディションはいかがですか。
櫻:
団体インカレの後、個人インカレ予選だったり国体とか大会が重なってて、体調の面ではこれから調整が必要かなと思うんですけど、卓球に関しては技術面や足の動きも結構良くなってきているので、 いい感じではきていると思います。

高: 僕も試合の感覚は全然大丈夫なんですけど、ちょっと練習や大会が続いて体は万全ではないのですが、試合に間に合うようにうまく調整できればいいかなと思います。

 

――昨年度グランドスラムを経験した櫻井選手から見て、今年は他大の強さに変化を感じていますか。

櫻:1年生の加入はもちろんありますし、周りも自分たちだけじゃなくて強くなってるので、去年に引き続き自分のプレーを発揮して、去年よりも多く勝てたらいいかなと思います。
 

――関東学生新人選手権で準優勝、関東学生選手権で3位となった高橋選手は、今回のリーグ戦での活躍が期待されますが、いかがですか。

高:他の大学でも入ったばかりの1年生が試合に出るような大学が多く見受けられるので、他の1年生には気持ちや技術で負けないように練習で調整していければなって思っていますし、上級生には挑戦者という気持ちでも常に向かっていくようにしたいと思います。
 

――団体インカレ後から大会を重ねる中で改善した点はありますか。

櫻:インカレの試合を見た中で細かい技術というか、サーブとか練習の3、4球目の早い段階の部分でミスが少ないっていうのが、出てる選手を見ててすごく感じたことなので、ミスを直すことを意識してやってきました。
高:僕もインカレの試合で先輩方の試合を間近で見ることができて、一つ一つの技術の精度や自分の流れをつかむこと。決勝の試合を見たら、やっぱりレベルが違うなっていう風に感じたので、一つ一つの技術に対して意識を高く持って取り組んでいます。
 

――4年生と一緒にプレーできる期間が残り少ない中で、どういった面を吸収していきたいですか。

櫻:一緒にいることができる期間っていうのも少ないですし、今のうちに間近で見れることを生かして、細かいところから吸収していきたいなと思うのと、自分から分からないところを積極的に聞いて、勝ち方ももっとたくさん学びたいなと思います。
高:宇田さんや戸上さんといった世界で活躍している選手が練習しているところを見ることができるのは、本当にあと数ヵ月ぐらいしかないので、自分がいいと思ったところをうまく自分なりに取り入れて、 自分に合ったように生かしていければと思います。
 

――秋リーグで特に意識している大学はありますか。

櫻:どの大学も関東でトップクラスの選手が粒揃いで、特に早稲田はTリーガーの濵田選手、筑波にもTリーガーの三浦選手がいるので、そういうところを倒したいと思います。

高:僕が気をつけているのは、今回1部に昇格した駒澤大学と日本体育大学がとても勢いに乗ってるチームだと思うので、そういったチームに勢いで負けないように頑張っていきたいと思います。

 

――秋リーグの目標を教えてください。

櫻:チームとしてはもちろん必ず優勝。個人としては、明治の選手層は厚く、試合に出られるとは限らないので、そこまでの練習や練習試合で監督に少しでも使ってもらえるような姿勢を見せ、去年の春に引き続きリーグ戦に出て全勝で自分の役目を果たせたらいいなと思います。
高:僕も試合に出るとは確定していないので、もし試合に出ることがあれば、チームを盛り上げたり声出しをしっかりして、試合に出なくても応援や先輩たちのサポートでチームの優勝に貢献できればなと思っています。

 

――ありがとうございました。

 

[北原慶也]


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