(30)立大戦事前インタビュー① 西川晋太郎主将、池田陽佑投手

硬式野球
2023.05.19

(この取材は4月1日に行われました)

 

西川晋太郎主将

――昨季を振り返っていかがですか。

 「昨季は春も秋も本当に悔しい結果で、優勝できるんじゃないかというところで勝ち切れなかったので、悔しい結果でした」

 

――課題はございましたか。

 「勝ち切れないというか、もう一つのところで勝ち切れないのが立教野球部というイメージだったので、それを本当に変えていかないといけないので、今年の新チームが始まるときに決めました(具体的に変えた部分はございますか)行動というか、例えば何かできなかったことをすぐ変化させることができなかったので、今は何か課題が出たら、それをつぶすためになるべく早く変化させようというのはずっとチームでやっているところです」

 

――主将に就任した経緯を教えてください。

 「キャプテン副キャプテンを決めるときに、僕たちは自分たちの学年の投票みたいな感じで、その後に監督に言いに行く感じだったのですが、そこで自分の代が結構自分に入れてくれたので、プラス自分もキャプテンしたいなという思いはあって、決まりました」

 

――前主将・山田健太選手(現日本生命)からは何かメッセージはございましたか。

 「『自分らしくやって頑張ってくれ』みたいなことを言われたので、別にキャプテンになったから何か変えるわけでもなく、自分らしくやっていこうかなと思っています」

 

――ご自身の中でキャプテン像はございますか。

 「正解はないと思うので、結構明るく声を出したり、元気出すっていうのが今までの自分だったので、それに加えて、今までより周りを見て、少しでも早く変化に気づいてチームを良くしていこうということだけで、特にこれがキャプテンだろうというのは考えていないです」

 

――今季のチームはどのようなチームですか。

 「ピッチャーが粘ってくれないと勝てないですし、特にバッターは去年ほど打力がないので、つないで点を取るチームだと思います」

 

――主将として心掛けていることはございますか。

 「チームスローガンも〝革新〟というスローガンなのですが、これはチーム、立教を新しく変えるという思いを込めていて、やはり自分が率先してチームにいい影響を与えられるように、試合で結果が出ない時に自分が思い切ってやったりだとか、自分が姿勢を見せないといけないと思うので、自分が一番やってやるぞという気持ちは見せるようにしています」

 

――今季の打撃陣についてはいかがですか。

 「4年生が内野で2人くらいしかいなくて、あとは3年生以下なので、やはり発言しにくい部分があると思うんですけど、元気出してやっていこうというのは自分がいつも言っているので、いい雰囲気で出来ていると思います」

 

――ご自身の役割についてはどう考えていますか。

 「今のところスタメンの内野で出ている4年生は自分1人なので、やはり引っ張っていかないとなと。もちろん全体もそうですけど、内野陣も引っ張っていきたいという気持ちはありますし、つないでつないでという打撃陣なので、そこでチャンスで1本打って勢いづくようにというのはずっと考えています」

 

――今季の明大のイメージを教えてください。

 「最後の最後までスキがなくて本当に粘り強いチームだと思いますし、昨年度リーグ戦優勝しているメンバーが残っているので、簡単には勝てないだろうなと思っています」

 

――ありがとうございました。

池田陽佑投手

――昨季を振り返っていかがですか。

 「秋は自分の投球ができたと思います。春はケガをしていたので、そんなになかったかなと思います」

 

――課題はございましたか。

 「終盤にかけて自分のボールが弱くなったり制球が弱くなったりしたので、そこが課題かなと思います」

 

――新学年、ここまでの調子はいかがですか。

 「1回絶不調を経験したんですけど、そこからはだんだん上がってきているかなという感じです」

 

――オープン戦ではどのような調整をされましたか。

 「自分の真っすぐでどれだけファールを取れるかとかストライク取れるかとか、質を上げることに着手してオープン戦はやっていました」

 

――投手陣の雰囲気はいかがですか。

 「みんな自分の持ち味を生かしていい投球をしているので、いい雰囲気かなと思います」

 

――実力のある投手陣がそろっています。

 「そんなことないです。みんな僕も含めてまだ技術も経験も浅いので、経験あるからどうとかじゃなく、自分の投球を一生懸命表現することが大事かなと思います」

 

――ドラフトへの思いなどはございますか。

 「大学に入る前にこの4年間で絶対にプロに行くと決めてやっているので、そこはやはり思いは強いですね」

 

――今季の明大のイメージを教えてください。

 「やっぱり投手も打者も他の大学以上に層が厚くそろっていると思うので、六大学の中でも頭一つ抜けているチームかなと思います」

 

――対戦したい選手はいらっしゃいますか。

 「誰だと思います? (上田希由翔主将(国際4=愛産大三河)でしょうか)正解! (理由はございますか)希由翔とはプライベートでも仲良くさせてもらっていて、プライベートでも仲良いですし、思い入れというか、絶対に抑えたいんだという気持ちが一番強いです。あとは一番いいバッターなので、一番いいバッターを抑えたいという気持ちもあります」

 

――ご自身の役割についてはどのように考えていますか。

 「まずは勝つことが自分の役割だと思うので、勝つことを第一に、チームの雰囲気がそれで良くなっていけばいいですかね」

 

――今季の目標や、取りたいタイトルがあれば教えてください。

 「全大学から勝利と、防御率1点台は目指したいところです」

 

――ありがとうございました。

 

[栗村咲良]

(西川主将の写真は「立教スポーツ」編集部提供)