(152)MARCH対抗戦事後インタビュー③/勝浦小太郎、新野冴生

競走
2022.11.29

 寒空の中行われたMARCH対抗戦。今年度は57年ぶりに5校そろって箱根駅伝(以下、箱根)に出場するため、非常に注目度の高い大会となった。明大からは11人が出場し6人が自己ベストを更新した。今回はレース後の選手の声をお届けする。

 

 第3回は勝浦小太郎(商4=札幌山の手)、新野冴生(文3=日野台)のインタビューです。

 

勝浦

2組8着 30分36秒57

――今回の目標は何でしたか。

 「20日にも1万メートルを走って、連戦の中でどれだけ30分を切るタイムに近づけるかを目標に臨みました」

 

――レースプランは何かありましたか。

 「1万メートルは中盤の走りが重要になってきて、ラストスパートは頑張れるので、中盤どれだけ先頭に食らいついて粘っていけるかをテーマに走っていました」

 

――実際に走ってみていかがでしたか。

 「中盤休んでしまって、狙っていたタイムからは少し落ちてしまいました。ですが終盤に持ち直せた点では次のレースにつながるところがあったように感じます」

 

――現在の調子はいかがですか。

 「気温も下がってきて、うまく疲労も抜けて調子は上向いてきていると思うので、このまま維持してしっかり練習を積んでいきたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

新野冴生(文3=日野台)

新野

2組11着 30分46秒22(自己新)

――今回のレースを振り返っていかがでしたか。

 「20日に上尾シティハーフマラソン(以下、上尾ハーフ)があって、本来であればその前週の日体大競技会に出て上尾ハーフという流れが良かったのですが、就職活動の関係で日体大競技会には出られませんでした。短いスパンにはなるのですが、出場して全く思うような走りができなかったのが正直な感想になります」

 

――調子の部分ではいかがでしたか。

 「多少ハーフの疲れもあって調子的には良くなかったのですが、良くないなりにしっかり粘り切る走りをしようとしました」

 

――レースプランはありましたか。

 「これまでの1万メートルのレースだと距離におびえて消極的で弱気な部分が出てしまい、最初から後ろで進んでいくことが多くありました。今回はそういった気持ちにならないためにも、ペースメーカーの若林選手(青学大)についていって前の方でレースを進めようという姿勢で臨みました」

 

――自己ベストを更新されました。

 「自己ベストは更新できたのですが、目標は30分ちょうどで悪くても30分20秒でまとめようと思っていました。なので結果には全く満足していないと言いますか、喜びはないです」

 

――今後の意気込みをお願いします。

 「今大会と上尾ハーフは悔しい結果に終わったのですが、その失敗を自分なりに精査して次に生かさなければならないと痛感しました」

 

――ありがとうございました。

 

[覺前日向子、原田青空]

 

第99回箱根駅伝まで、あと34日。