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(77)特別編 早大突撃インタビュー!槇瑛人「トライを取って必ず勝てるようにしたい」

ラグビー 2022.11.24

 本連載では早大監督、注目選手のインタビューを全3回にわたってお届けする。第3回は槇瑛人(スポ4=国学院久我山)。持ち味のスピードを生かしたプレーで存在感を放ち、今年度は最上級生として早大BK陣をけん引してきた。そんな槇選手に明早戦への意気込みを伺った。(この取材は11月11日にオンラインで行われたものです)

 

――今年度の早大の特徴を教えてください。

 「去年と比べて河瀬(諒介・令4スポ卒・現東京サントリーサンゴリアス)さんや長田(智希・令4スポ卒・現埼玉パナソニックワイルドナイツ)さんがいなくなって、トッププレーヤーはあまりいないですがその分真面目な選手が多いです。昌彦(相良・社学4=早実)からもよく言われているのですが、そのような選手がいない分ひたむきなプレーやラグビーをやる上でコンタクトで負けないことなどの部分は一つ強みだと思います。スキルの高い選手はそれなりにいるので、BKの展開力などは強みだと思います」

 

――相良主将はどのような人ですか。

 「昌彦は昔は喋るタイプではなくて、言葉で引っ張るというよりはプレーで引っ張る感じだと思っていました。ですが最近は思ったことがあればすぐに言いますし、プレーでももちろんですがそれ以外の部分でもチームを引っ張ってくれていると感じます。主将になって最初の方も言うタイプではなかったですが、合宿の頃から言いづらいことも言いますし変わったなと思います。私生活では僕はあいつにいじられています(笑)」

 

――最上級生になり何か意識をしていることはありますか。

 「久我山でキャプテンをやっていたのですがそこまで話すのがうまいわけではないので、意識しているのは考えなくても誰にでもできることをすることをしています。例えば練習でハンズアップや前を見るなど、当たり前のことを徹底させていく上で自分がそこを率先的にプレーしていきたいと思いますし、周りにも声掛けするようには意識しています。自分的には行動で見せる方が得意だと思うので、前に出て力強いプレーなどでチームを鼓舞していきたいと思います」

 

――昨年度全国大学選手権(以下、選手権)・準々決勝の明大戦を振り返ってみていかがですか。

 「立ち上がりの部分で簡単な失点をして流れを持っていかれたのと、トライを取れる場面でミスをしてしまって確実にトライを取れないと負けてしまうんだなと感じました。(負けたあとのチームの雰囲気は)みんなこんなところで負けるんだと感じていました。僕たちもいい準備をして試合を迎えられたと思っていた中での敗戦で、これだけやっても駄目だったのかと感じました。ミスでトライを取れなかったのもプレーに関与していたのは下級生だったので、4年生を上に行かせてあげられなかった要因を僕たちがつくってしまったという申し訳なさもありました。練習をたくさんしてきて、長田さんや河瀬さん、賢太(小林・令4スポ卒・現東京サントリーサンゴリアス)さんなどのいい選手がいても勝てないという状況を肌で感じて、日本一になるための壁はすごく厚いなと感じました」

 

――明大で警戒している選手はいますか。

 「石田吉平(文4=常翔学園)君です。彼のステップや元々FWで体を張れるというのも目で見てきたので、負けたくないという思いがあります。過去にも吉平のステップからディフェンスを崩されるというのもあったので、警戒したいと思います」

 

――同じウイングですが、石田選手に負けないポイントを教えてください。

 「ステップの部分では吉平の方がすごいと思いますが、パスを受けた後や前などのスピードの部分では彼には負けない意志があります」

 

――明早戦の勝負のカギはどのようなところになると思いますか。

 「最近早稲田はBKでミスが多くて、トライ取り切ることなどが課題になっています。逆に、激しいプレッシャーの中でもボールをうまく回せたらいいリズムで持ってこれると思います。帝京戦の時に課題になった激しいプレッシャーの中でのスキルや正確性など、ミスをしなければチャンスは来るので、精度が大事になってくるのではないかと思いますね」

 

――明早戦へ向けての意気込みをお願いします。

 「去年の選手権で負けたのも明治ですし、今年の春負けた試合の一つも明治です。しかも春は同点で最後ロスタイムに逆転されたという内容で、僕らがすごく悔しい負け方をしているので絶対にそこには負けられないですね。自分の強みのアタックなどをどんどん出して、トライを取って必ず勝てるようにしたいです」

 

――ありがとうございました。

 

[豊澤風香]

 

◆槇 瑛人(まき・えいと)スポ4、国学院久我山高、176センチ・88キロ

石田選手とは、明大の選手の中でも仲がいい方だそう。「春の札幌ドームの時は、どっちが何回ゲインしたかというのを言い争って『今日はお前の勝ちやな(笑)』としょうもない話をしました(笑)」


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