

(23)Blow a new wind~ルーキー特集2022~ 西野帆平「日本一を目指すチームでラグビーがしたい」
今年度も21人の猛者たちが明大ラグビー部に入部。5月に行われた対早大新人戦では敗北を喫し、課題が残る結果となった。この負けをバネに今後どれほど強くなるのか。逆転劇に期待がかかる。本企画では、彼らに電話取材を行い、高校時代やこれからの4年間への思いについて伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第15回は西野帆平(文1=東福岡)のインタビューをお送りします。(この取材は5月11日に行われたものです)。
――明大に進学を決めた理由を教えてください。
「高校の時から日本一を目指せる強豪校にいて、大学でも日本一を目指すチームでラグビーをしたいと思ったからです」
――高校3年間を振り返っていかがですか。
「地元(大阪)から離れて福岡にある東福岡高校を選んで、切磋琢磨(せっさたくま)しあえる仲間が増え、挑戦できて良かったと思います」
――高校時代一番印象に残っている試合はありますか。
「高校最後の全国高校大会の準決勝です。3年間一緒に過ごした仲間との最後の試合で、一番悔しい試合だったからです」
――高校時代、監督に言われたことで今でも大切にしている言葉はありますか。
「男子校だったので、『男として恥ずかしい行動はするな』と言われていました」
――高校でも寮生活でしたが、大学の寮生活はいかがですか。
「高校の時は1人部屋でしたが、大学では各学年1人ずつの4人部屋で、高校の時よりも先輩との距離が近いのでとても仲が良い気がします。倉田真(政経4=京都成章)さん、床田淳貴(情コミ3=桐蔭学園)さん、金昂平(政経2=大阪朝鮮)さんと同部屋です。この間、同部屋の先輩と一緒にブラジル料理のシュラスコを食べに行きました!」
――ご家族の方と連絡は取られますか。
「試合のメンバーに入ったときに連絡したり、たまにビデオ通話もします。(ビデオ通話で)愛犬が見れるときもあるので、癒されています。愛犬に会えるのが帰省の楽しみです」
――同期の雰囲気と同期の中でおける自分の存在を教えてください。
「みんな基本的に明るくて仲が良いです。食堂に集まって、話し合いやゲームをしたりします。同期で仲が良いのは、航太(仲間・文1=常翔学園)と潤乃助(伊藤・文1=常翔学園)です。航太とは学科も専攻も同じなので同じ授業を取って、いつも一緒に行動しています。同期の中で自分は大阪の貴公子的な存在です(笑)」
――吹田ラグビースクールでは山村和也(商1=報徳学園)選手と一緒でしたが、また同じチームになれていかがですか。
「同じ大学に行くと分かったときはうれしかったです。中学の時も日本一になることができたので、大学でも一緒に日本一を取りたいです」
――プレー面での自分の強みを教えてください。
「コンタクトです。小中高どのカテゴリーにおいてもコンタクトを重視していたので、常に成長することができました」
――自分の強みと苦手なプレーを大学ではどのように伸ばしていきたいですか。
「ウエートなどで体を作って強みであるコンタクトを伸ばしていきたいです。また、スクラムが課題なので先輩方から学んでいきたいです」
――これからの意気込みを教えてください。
「Aチームに上がって、紫紺のジャージーを着て試合に出たいです!」
――ありがとうございました。
[井垣友希]
◆西野 帆平(にしの・はんぺい)文1、東福岡高校、176センチ・107キロ
最近の楽しみは、下高井戸にあるたい焼き屋さんに行くこと!日替わりたい焼きの味が気になり、平日毎日食べに行くことが日課だそう!
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ラグビー 2022.06.22今年度も21人の猛者たちが明大ラグビー部に入部。5月に行われた対早大新人戦では敗北を喫し、課題が残る結果となった。この負けをバネに今後どれほど強くなるのか。逆転劇に期待がかかる。本企画では、彼らに電話取材を行い、高校時代やこれからの4年間への思いについて伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です) 第21回は渡邉陽平(商1=開志国際)のインタビューをお送りします。(この取材は5月16日に行われたものです) ――明大に進学した理由を教えてください。 「小学生の頃から明治のラグビーが好きで、元々はファンでした。明治でプレーできるチャンスがあるならチャレンジしたいという思いがあって進学しました」 ――特に明大ラグビー部のどのようなところが好きでしたか。 「全員で体を張って、コンタクトで前に出るというところに魅力を感じていました。入部後も、上級生の先輩全員体が大きくてフィジカルの部分で自分とは差があるのですごく強い印象です」 ――ご自身のプレーでの持ち味を教えてください。 「キックが得意です。中学、高校とずっとキックを練習していたので自信を持っています」 ――高校時代で一番記憶に残っている試合を教えてください。 「高校2年の時の花園予選決勝の新潟工業高校戦です。その年には絶対に花園に出ようという、チームとしての覚悟がありました。結局試合は負けてしまい、自分はその試合で全く何もできませんでした。それが悔しくて印象に残っています」 ――新潟工業高はライバルのような存在だったのですか。 「県内の伝統校で、自分が1年生の頃は全く通用しませんでした。しかし、2年生の時にはあと少しで勝てそうで、3年生になった時には勝つことができました。新潟工業に勝つということは高校に入学した時の目標でもあったので、すごくうれしかったです」 ――高校3年時の全国高校大会を振り返ってみていかがでしたか。 「3年間の集大成で最後にやってきたことを見せる場でした。(尾道高戦では)相手に流れを渡してしまい自分たちのやりたいことがなかなかできませんでしたが、最後に自分たちがやってきたことを少し見せることができたのでそこは良かったです」 ――尊敬している先輩はいらっしゃいますか。 「稲村心(文2=新潟工)さんです。中学の頃はもともと同じチームで一緒にプレーしていたので、それですごく仲良くしてもらっています。一緒にご飯も行ったりします」 ――大学で特に伸ばしたいところを教えてください。 「フィジカルの部分で差を感じているので、体を大きくして当たり負けない体づくりを目標にしています。大学ラグビーは全然レベルが違います」 ――これからの意気込みをお願いします。 「まずは体づくりを徹底し、小さいことを積み重ねて最終的には紫紺を着て試合に出れるように頑張ります」 ――ありがとうございました。 [豊澤風香] ◆渡邉 陽平(わたなべ・ようへい)商1、開志国際高、183センチ・79キロ地元新潟県の自慢は「定番ですがお米が美味しいところです(笑)」。栄養満点のお米を食べて育った渡邉選手のプレーに今後も期待です!READ MORE -
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