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(51)日本選手権兼U20日本選手権事後インタビュー/山本佑樹駅伝監督

競走 2022.06.13

 4日間にかけて開催された日本選手権兼U20日本選手権。日本一を決める大舞台に7選手が挑んだ。今回は山本佑樹駅伝監督のインタビューをお届けする。

 

――近藤亨選手(商4=愛知県私立愛知)は8位入賞しました。

 「近藤亨に関しては、競走部副監督の山本豪もかなり自信を持って送り込んでいて、本人も手応えを感じていました。予選を通るというのはかなりハードルが高いところだったのですが、そこをクリアして決勝に行ったというのはすごいことだなと思いました。決勝は先輩2人、河村(一輝・令2政経卒・現トーエネック)、佐久間(秀徳・令4商卒)が7位に入っていました。それを一つでも越そうというチャレンジをして、結果的に8位だったのですが、今の1500メートルのメンバーやレベルを考えると、十分上出来な結果だったと思います。自己ベストも予選で更新しましたし、最後の夏はもう少し記録を狙っていきたいですね。本当に良かったと思います」

 

――近藤亨選手が「驚くような結果が出た」と仰っていましたが、監督の目から見て驚くような結果でしたか。

 「日本選手権で決勝行って入賞というのは、確かに本人の中では当日くらいしか考えていなかったと思います。ですが、我々としては日本選手権に挑むに当たっては、いけるんじゃないかという手応えはありました。またこういう大きな舞台で力を発揮したというのは、彼のチャレンジ精神でもぎ取った結果かなと思います。我々もこの結果に関しては、驚きというか、いい結果が出たなという感じですね」

 

――U20日本選手権に出場された1年生の総括をお願いします。

 「まずは3000メートルSCの窪田(悠人・政経1=沼津東)に関しては、得意な3000メートルSCで思うような結果がなかなか出ていなくて、今回セカンドベストで満足できる走りができたかなと思っています。うまくいかない中でもこつこつやっていったことが、このように結果として現れたのは非常に良かったかなと思います。3000メートルの吉川響(文1=世羅)も調子はすごく良かったので、入賞は確実にできると思っていました。どこまでレースを動かせるかというところでは、前半あれだけ引っ張って最後少し競り負けはしましたけど、しっかりまとめてきたという部分では良かったかなと思います。堀(颯介・商1=仙台育英)に関しては、僕自身が本当は1500メートルか5000メートルかしっかり絞らなければいけなかったです。出れるなら二つ出ようかという僕の優柔不断さが出て、結果的に1500メートルも5000メートルも駄目になってしまったので、本人とはきちんと絞っていかないと駄目だよねという話はしました。ケガの具合に関しては、転倒があって擦り傷は結構ありましたけど、それ以外は大丈夫そうなので、一度ゆっくりしてから頑張らせようかなと思っています。森下(翔太・政経1=世羅)が一番、僕らとしては心配です。やはり全国高校駅伝の1区で区間賞を取って『自分はやれる』という手応えを持ちながら今やっている中で、少しそのギャップに苦しんでいるところがあります。ですからさっきも少し話して、一度リセットして今の現実を受け入れた状態で、何を積み上げていくかを一個一個冷静に考えていってやろうという話をしました。強くなる時には絶対に必要だと思うんですよね。だからここで腐らずにとにかく前を向いて頑張ろうという話をしました。彼は今少しきつい思いをしていると思うのですが、頑張ってほしいなという感じはしています」

 

――森下選手は今年度から駅伝のメンバーとなる可能性もある選手ですよね。

 「そうですね。多分周りもそう期待しているし、我々もそのつもりで選手勧誘から動きました。本人が一番それは思っていると思います。大学1年次からトラックでも自分が活躍して明大を引っ張るんだという気持ちが少し空回りしているというか、思うようにいかなくて、少し気持ちが落ちてきているようなところもあります。ですが1年生なので、まずは学校の生活にも慣れて夏以降上がってきてくれればいいと思います。故障なく練習はできているので、まずはメンタルのフォローをしながら、そこは焦らずやらせたいなと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[飯塚今日平]


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