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(18)Blow a new wind~ルーキー特集2022~ 柴田竜成「大学では日本一を取りたい」

ラグビー 2022.06.10

 今年度も21人の猛者たちが明大ラグビー部に入部。5月に行われた対早大新人戦では敗北を喫し、課題が残る結果となった。この負けをバネに今後どれほど強くなるのか。逆転劇に期待がかかる。本企画では、彼らに電話取材を行い、高校時代やこれからの4年間への思いについて伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です) 

 

 第10回は柴田竜成(営1=秋田工)のインタビューをお送りします。(この取材は5月16日に行われたものです)。

 

――明大に進学した理由を教えてください。

 「日本一に近いチームだったので進学しようと思いました。全国高校大会(以下、花園)でいい結果を残すことができなかったので大学では日本一を取りたいと思い、進学を決めました」

 

――高校3年間で学んだことはありますか。

 「主将だったのでチームをまとめることの難しさや、人間性の部分では落ちているごみを拾うことなど周りに気を配ることを学びました」

 

――主将をして良かったことはありますか。

 「ポジションがスクラムハーフなので主将と同じように声を出してチームをまとめなければならないのでそこは同じ役割があったので良かったです」

 

――高校時代で印象に残っている試合はありますか。

 「花園の試合全てです。どうしても勝ち切れなかったので印象に残っています。(最後の松山聖稜高戦を振り返って)勝ち切れない部分が出てしまい自分の未熟さを知りました。特にゲーム全体の流れを把握する部分が課題だと感じました」

 

――先日の早大新人戦を振り返っていかがですか。

 「自分の持ち味である速いテンポはあまり出せませんでした。ポイントに行くのも遅かったですし、ラックから球を供給する部分でももたついてしまったのでそこでテンポが遅くなりました。スタミナ面もフィットネスが足りなかったので強化していきたいです」

 

――目標にしている先輩はいますか。

 「先輩は全員レベルが高いのでそれぞれのいい所を見たり聞いたりして盗んでいけたらと思います。(先輩以外では)南アフリカのデクラーク選手です。強気なプレーであったり、タックルやキックの部分ですごい選手なので小柄ながらもディフェンスができるハーフを目指していきたいです」

 

――早大新人戦が終わってチームの中でどのような話し合いをしましたか。

 「試合に向かう姿勢が早稲田より劣っていたので、ラグビーよりも気持ちの面や姿勢、試合前の準備を大切にしていこうと話しました」

 

――大学生活はいかがですか。

 「ラグビー以外の授業の面でもだんだん慣れてきたのでこれからもっと両立を図って頑張っていきたいです」

 

――今後の意気込みをお願いします。

 「近い目標は早く上のチームに上がって、少しでも早く紫紺を着られるように頑張りたいです。4年間の目標は日本一になることです」


――ありがとうございました。


[牛嶋淳太郎]


◆柴田 竜成(しばた・りゅうせい)営1、秋田工高、174センチ・78キロ

同期で仲が良い選手は同じ秋田出身の最上太尊(商1=仙台育英)。よく八幡山周辺を散策しているそう。


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