(3)春季リーグ戦事前インタビュー 松下竜巳×平賀龍生×櫻井倭

卓球
2022.05.10

 新型コロナウイルスの影響で2シーズンぶりに開催される春季リーグ戦。明大はチーム力を生かして卓球界王者の威厳を見せつけられるか。熱い戦いの開幕が近づいた選手たちに気持ちを伺った。第3弾は、松下竜巳(商4=野田学園)主将、平賀龍生(文2=明豊)、櫻井倭(情コミ1=鶴岡東)のインタビューをお届けする(この取材は5月1日に行われたものです)。

※写真は本人提供

 

 

――春季リーグ戦が始まるにあたってどのような気持ちですか。

松下(以下、松):今回の春季リーグ戦は前回2年前、秋の秋季リーグ戦から久しぶりのリーグ戦となるので、今回は前回秋季リーグ戦で負けた悔しさを晴らせるように優勝を狙って頑張っていきたいと思います。

平賀(以下、平):大学に入って初めての公式の団体戦なので頑張りたいと思います。

櫻井(以下、櫻):1年生として出場させていただくので、自分の思い切って向かっていくプレーをしてチームに貢献できるように頑張りたいです。

 

――昨年度から変えたことや新しく練習に組み込んだことはありますか。

:最近は少し練習時間の開始を早くして、サーブやレシーブなど、基本的な技術をみんなで集まって30分でも長く練習しています。

 

――春季リーグの目標は何ですか。

:今回はキャプテンとしてみんなを引っ張っていきたいです。また、全勝優勝で終えられるよう頑張っていきます。

:チームとしても個人としても優勝をしっかり勝ち取れるように頑張ります。

:個人としては出場した時に絶対に勝つという気持ちで臨むことで、チームとしては優勝することが目標です。

 

――リーグ戦はどのような作戦で臨みますか。

:強い選手がそろっているので、出場する6人みんなで点を取ってどの試合も4―3で勝つつもりで。厳しい試合になることも想定しながらやっていこうと思います。

 

――新しいメンバーも増えましたが部の雰囲気はいかがですか。

:最上級生として見た感じでは、どの学年も夜に残って練習したり、試合の反省などをしているので、部としては今とてもいい状態にあると思います。

:練習する時みんなが教え合ったりしていますが、普段は学年関係なくみんな明るく話せているのでいい雰囲気だと思います。

:全員が勝ちたいという気持ちを持って練習していることと、先輩方も夜残って練習していることに結構刺激を受けて、頑張らなければいけないという気持ちになっています。なので、自分の練習しやすい環境といいますか、強くなれる環境で練習させてもらっています。

 

――リーグ戦は長いですが、体力やモチベーションはどのように維持しますか。

:5日間連続の試合になるので、体力的な面の強化としては、後半戦でも体力を残せるように練習量を増やして鍛えています。

:後半には上位校と当たる予定になっているので、そういう面で体力面と精神面どちらも大切ですが、精神面が大事だと思うので休める時に休もうと思います。たまにはリラックスして、自分の趣味を楽しんだり動画を見たりしてストレスをかけすぎないようにしたいです。

櫻:ベストコンディションで臨めるように意識して、まずはケガをしないように体のケアやストレッチをしっかりしてトレーニングを行っていきたいと思っています。

 

――ライバルになる学校はありますか。

:特に意識している学校は筑波大、専大、中大、この3校が特に山場だと思っています。筑波大は今年入ってきた1年生が全国でトップクラスの強い選手です。専大と中大はやはり毎年6人とも強い選手がそろっているので手ごわいと思います。専大には2年前の秋のリベンジをしたいですし、中大は昨年度の関東学生選手権でダブルスもシングルスも優勝しているので意識しています。

 

――春季リーグ戦は1年間の中でどのような大会ですか。

松:今年のチームの勢いを決める大事な立ち位置だと思うので、ここで優勝して次のインカレに向けることが大事だと思います。やはりチームを勢いつけるためにとても重要な大会になると思います。

 

――新しい環境になって、いかがですか。

:高校の時と比べると桁違いに先輩方が強くて、相手しているだけでも自分の練習になるというか。また一球に対する姿勢も、先輩方はミスが少ないので、そこを見てもっと練習しなければいけないなと思います。自分ももっと上で勝てるような練習が必要だなと感じています。

 

――主将としてどのようなお気持ちですか。

:やはり歴史ある明大卓球部なので、その歴史の中でキャプテンに選んでいただいたことに誇りを持ちたいです。今年自分たちがグランドスラムを達成できるように、自分のことだけではなく、チームにも目を配っていきたいと思います。

 

――ありがとうございました。

 

[新谷歩美]