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(31)明スポがボッチャの全国大会に出場!/2022ボッチャ東京カップ

明大スポーツ新聞 2022.04.18

 全力を出し切った。4月9日、東京体育館で幕を開けた2022ボッチャ東京カップ。明スポは東日本大学選手権の優勝校として、予選リーグに参戦した。ボッチャ日本代表〝火ノ玉JAPAN〟やタイ代表、著名人チームも参加した今大会。明スポは決勝トーナメント進出を後わずかのところで逃したが、2勝1敗の好成績を残した。

  

◆4・9 2022ボッチャ東京カップ(東京体育館)

 予選Dリーグ 明大スポーツ――2位

 

[1回戦]

明大スポーツ 0{0―1、0―1}2 小平プレミアムズ〇

[2回戦]

〇明大スポーツ 2{1―0、1―0}0 五月会

[3回戦]

〇明大スポーツ 4{4-0、0-1}1 Shibuya Revival

 

【出場選手】

中村、山岡、渡辺

 

 「しっかりと勝ちにいきたい」(中村謙吾・情コミ1=明大中野八王子)。限られた時間と環境の中で、練習を重ねて挑んだ夢の舞台。気合十分に臨んだ第1試合では、ボッチャ甲子園優勝チーム・小平プレミアムズが立ちはだかる。「自分たちよりも数段上のプレーをしていた」(山岡慎・政経1=明大中野八王子)。第1エンドを何とか1失点で抑えて迎えた第2エンドは、相手の投球がジャックボール(目標の球)にぴったりとくっつく展開に。どうにかして事態の打破を図るも、相手のボールはびくとも動かずに敗北。初戦から全国のレベルの高さを目の当たりにした。

 

 「東日本の大学代表として立派に戦いたい」(渡辺悠志郎キャプテン・情コミ1=渋谷教育学園渋谷)。気持ちを切り替えて挑んだ第2試合。世田谷カップ優勝チーム・五月会を相手に1点を先制。今大会の初得点にチーム一同、胸をなでおろした。1点でも多く得点を重ねたい第2エンド。ボールが散らばりコースが定めにくい状況に、明スポは落ち着いて勝利することを優先する。大量得点とはならなかったものの、今大会の初勝利にチームの士気は確実に高まった。

 

 連戦となった第3試合の相手は、他の2チームに完封勝利したShibuya Revival。手ごわい相手を前に、明スポ全員の集中力は最高潮に達していた。相手が先に球を投げ尽くした第1エンド。ミスが出たものの一気に4点を先制し、大きくリードする。続く第2エンドも明スポは有利に試合を進めるが、相手の最後の1球によって状況は一変する。予選会の最後と同様のロング勝負に、明スポは果敢に得点を積み重ねようと奮闘。ミラクルは起きなかったものの「締めにふさわしいプレーだった」(山岡)。

 

最後の投球を構える中村(写真左)、それを見守る渡辺(写真中央)と山岡

 

 最後は得失点差の順位決めによって、惜しくも決勝トーナメント進出には至らなかった明スポ。それでも初めてとなる全国の大舞台で、2勝1敗という堂々の成績を残した。「全てを出し切ることができた」(中村)。試合を終えた選手たちの表情は、どの顔も晴れやかだった。「ボッチャの魅力をより感じることができた」(渡辺)。3年前に本格始動した明スポパラ担当。この日、その歴史に大きな一ページが刻まれたことは間違いない。ボッチャを広め、楽しみ、そして勝利する。われわれの挑戦は、まだ始まったばかりだ。

 

[渡辺悠志郎]

 

写真提供:パラスポーツマガジン

 

試合後のコメント

渡辺キャプテン

――今後の活動について教えてください。

 「今大会ではミスを連発してしまいました。あと一歩のところでベスト8入りを逃してしまったことが悔しいです。ボッチャの腕を磨いて、またリベンジしたいと思います。そして、後輩や他の大学生を中心にボッチャの魅力を発信し、ボッチャの普及に取り組んでいきたいと思います」

 

中村

――試合を終えていかがですか。

 「今回でボッチャは引退するという強い思いを持って臨んでいました。ベスト8に上がっているチームを見ると悔しく、自分もそこに混ざりたいという思いは確かにあります。ですが、全国大会でボッチャの最後を迎えることができる。これは当たり前のことではありません。全てを出し切れました。今まで貴重な経験をさせてもらいました。ボッチャありがとう」

 

山岡

――ボッチャについて今の考えを教えてください。

 「ボッチャの大会に出たことで、今まで出会わなかった人たちや、これまでできなかった経験ができました。ボッチャは障害のある人、ない人が一緒に楽しむことができる数少ない競技だと思います。これからもボッチャに注目していきたいです」

 

〝これがボッチャだ!!〟(昨年度9月号より抜粋)


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