(1)ルーキー特集①/竹尾拓真

競走
2022.04.04

 明大競走部に新たな風が吹く。関東学生対校選手権(通称、関東インカレ)で1部昇格を果たし、3部門それぞれで活躍を見せた昨年度。一方で箱根駅伝は予選会からと、試練も待ち受けている。これからの競走部に欠かせないルーキーたちは、どのような思いで明大の門をたたいたのか。新進気鋭の紫紺15人を紹介する。

 

 第1回は短距離部門・竹尾拓真(農1=明星学園)のインタビューです。(この取材は3月11日にオンラインで行われたものです)

 

――陸上を始めたのはいつ頃ですか。

 「中学2年生の後半です。それまで野球をやっていて、陸上部から4継で大会に出ないかと誘われて出たことがきっかけで陸上を始めました」

 

――明大を選んだ理由は何ですか。

 「高校の先輩である木村颯太選手(法3=明星学園)に憧れて、同じ環境で練習したいと思い志望しました」

 

――いつ頃から目指し始めましたか。

 「高校1年生の時からすごい憧れで、追い付きたいとずっと思って練習していました」

 

――明大に進学が決まった時の気持ちはいかがでしたか。

 「颯太先輩に追い付いて勝ちたいと強く思いました」

 

――明大入学が決まってから木村颯選手とお話しされましたか。

 「高校の練習に颯太先輩がよくいらっしゃるので、よく話していました。練習内容とか勉強のこととか聞いていました」

 

――木村颯選手の印象はいかがですか。

 「全国大会にしっかりピークを合わせてタイムも出して決勝に残ってすごく強いと思います。自分と違うところはそこなのかなって。ずっと最前線で戦っている感じなので」

 

――憧れの選手はやはり木村颯選手でしょうか。

 「やはり颯太先輩に早く追い付きたいです」

 

――木村颯選手からはどのようなことを吸収したいですか。

 「勝負強さとか走りとか全てを吸い取って勝ちたいです」

 

――明大競走部の印象はいかがですか。

 「颯太先輩も速いんですけど、他にも木村稜先輩(政経3=乙訓)や野口航平先輩(商4=洛南)も速くて、とても話しやすくていい先輩だなと思いました」

 

――大学の練習はいかがですか。

 「結構走り込みをしてきつかったんですけど、しっかり食らいついて頑張りたいなと思うことができたので良かったです」

 

――高校の練習との違いはありましたか。

 「大学は(高校よりも)個人で練習するなと思いました。高校と違って先生が練習を進めるのではなく個人で進めていくのだなと思いました」

 

――同期の印象はいかがですか。

 「短距離ブロックの中では絶対に負けたくないです」

 

――自身の強みはどこにありますか。

 「集中力です」

 

――今後伸ばしていきたいポイントはありますか。

 「200メートルが苦手なので、颯太先輩に勝ちたいです。100も200も勝ちたいです」

 

――4継での希望の走順はありますか。

 「自分はコーナーも直線も走れると思うので、とにかくメンバーに入れるように頑張りたいです」

 

――今年度の目標は何ですか。

 「U―20の標準を切って、決勝で走りたいです」

 

――試合でのルーティンはありますか。

 「朝早く起きて顔を洗って絶対に散歩に行きます。朝散歩するとリラックスできて集中モードになれるので、大会の日の朝は散歩するようにしています。はやりの曲を聴きながら散歩をしています(笑)」

 

――休日の息抜きは何をしていますか。

 「たまに温泉に行っています」

 

――陸上以外の趣味はありますか。

 「趣味はゲームです。マリオカートにはまっています。やりすぎると肩凝っちゃうのでやりすぎないようにしています」

 

――4年間の目標はありますか。

 「颯太先輩に勝つというのもあるんですけど、日本学生対校選手権の100メートルで上位入賞したいです。タイム的には10秒3とか2を狙って行きたいと思います」

 

――明大競走部での意気込みをお願いします。

 「明治には自分より強い先輩が多いので、しっかり食らいついて負けないように頑張っていきたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[大橋直輝]

 

※写真は本人提供