特集記事
SPECIAL

(27)北京パラ直前企画 競技ガイド/アルペンスキー

明大スポーツ新聞 2022.03.03

 普段は体育会を取材する明スポが3月4日から開幕する北京パラリンピックに注目! 大会開幕に合わせ、全6競技の説明やみどころを紹介する。こちらのガイドをお供にぜひパラリンピック観戦を!


 パラアルペンスキー。雪山に造られた傾斜のあるコースを滑り、タイムを競う競技。滑降(ダウンヒル)、スーパー大回転(スーパーG)、大回転(ジャイアントスラローム)、回転(スラローム)、スーパー複合(スーパーコンビ)の5種目で行われる。それぞれの競技は、立位、座位、視覚障害という3つのカテゴリーに大きく分けられ、さらに障害の程度や種類、運動機能などによって細かく区分される。

 

 立位のクラスは上肢もしくは下肢に障害がある選手で競われる。選手によってはストックを使用しなかったり、義足を用いたりして滑走。座位のクラスは下肢に障害のある選手で競われる。選手たちは「チェアスキー」に乗って縦横無尽に滑走し、最大時速は100㎞超えるスピード感が魅力の競技。視覚障害のクラスは、前にいるガイドの音声を頼りに滑走する。ガイドと共に一心同体で滑走する姿は必見。

 

 日本は座位のクラスで世界トップクラスの実力を誇る。森井大輝(トヨタ自動車)は2002年のソルトレイクシティパラ五輪から出場。2006年のトリノパラ五輪から4大会連続のメダルを獲得している。さらに世界選手権では4度の優勝を果たしており、まさに日本のパラアルペンスキー界を引っ張ってきた男だ。村岡桃佳(トヨタ自動車)はパラアルペンスキーだけでなくパラ陸上でも活躍する、二刀流を体現した選手だ。2018年の平昌パラ五輪では出場した5種目全てでメダルを獲得するなど力を見せつけた。今回の北京パラ五輪では日本選手団の主将も務める。東京パラ五輪に出場してからわずか半年という中で迎える今大会。どんな滑走を見せてくれるのか、目が離せない。


[新谷歩美]


※写真/PARAPHOTO/中村 “Manto” 真人


関連記事 RELATED ENTRIES

定期購読・新聞購入のご案内 クレジット決済による定期購読