特集記事
SPECIAL

(26)北京パラ直前企画 競技ガイド/アイスホッケー

明大スポーツ新聞 2022.03.03

 普段は体育会を取材する明スポが3月4日から開幕する北京パラリンピックに注目! 大会開幕に合わせ、全6競技の説明やみどころを紹介する。こちらのガイドをお供にぜひパラリンピック観戦を!

 

 パラアイスホッケーは下肢に障害のある選手がアイスホッケーのルールを一部変更して行うスポーツである。『スレッジ』と呼ばれるスケートの刃を2枚付けた専用のそりに乗り、左右の手にスティックを1本ずつ持って競技を行う。

 GKを含めた6人でプレーを行い、交代は随時可能。ゲーム進行中に交代することもある。

 リンクの中央にあるセンターアイススポットで、レフェリーの落としたパックを両チームが奪い合うフェイスオフからゲームは始まる。選手はスティックを使ってパスをしながらシュートを打ち、相手チームのゴールにパックを入れようとする。パックが相手のゴールラインを完全に超えると1点。ゴールライン上に少しでもパックが重なっている場合は得点にはならない。

 試合は15分×3ピリオド制で、それぞれのピリオド間には15分のインターバルを挟む。終了時点で同点の場合は延長戦を行い、先に得点を挙げたチームが勝者となる。延長戦でも決着がつかない場合には、シュートアウト(ペナルティーショット)により勝敗を決定する。


 冬季パラリンピックの花形競技、アイスホッケー。選手同士の接触が認められており、〝氷上の格闘技〟とも呼ばれるほど迫力のある競技だ。速いパス回しに加えて、鮮やかにゴールを奪う姿は見る人を魅了する。

 北京パラリンピックの出場枠はわずかに8つ。そのうちの最後の2枠を懸けて、昨年11月末から6チームの総当たり戦による最終予選が行なわれた。日本は2大会連続出場を目指して挑んだものの、結果は5戦全敗で6チーム中最下位。北京パラリンピックへの出場権を逃した。

 北京パラリンピックに出場する8チームの中での一番の注目は現在3連覇を果たしているアメリカだ。前回大会の優勝メンバーの半分以上が今大会も名を連ねている。対するはアイスホッケーが国技のカナダだ。アメリカに惜敗し銀メダルに終わった前回大会の雪辱を果たせるか。両者の対戦が実現すれば、こちらの対戦カードも見逃せない。

 

[萩原彩水]


※写真/PARAPHOTO/秋冨哲生


関連記事 RELATED ENTRIES

定期購読・新聞購入のご案内 クレジット決済による定期購読