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いい流れはいい部屋から

明大スポーツ新聞 2022.02.03

 大みそかは大掃除。わが家の恒例行事が幕を開けた。といえども私の攻撃範囲は自分の部屋だけであるが。元来、整理整頓のせの字もないほど片付けが苦手な私である。年末のバイト三昧を言い訳にして散らかった部屋を前に「めっちゃめんどい」。そう言い続けているとついに母の堪忍袋の緒が切れた。「部屋が汚いと心の中がぐちゃぐちゃになるし、運もやってこないよ」と。

 2021年を振り返ると、自分の部屋が汚いために起きたやらかしは多々ある。物があふれた部屋から目的のものを見つけ出せず、遅刻。机の上が汚いために勉強へのやる気が起きず、単語テストで撃沈。思い返すほど母の言った通りだ。部屋が汚いだけでモチベーションが上がらない。心がいつも焦ってイライラしていたかもしれない。

 ここで釈明すると、毎日部屋が汚いというわけではない。週が始まってからだんだんと物が散らかってくるのだ。そして日曜日にリセット。ただ、部屋が散らかる過程で少しずつ何かを無駄にしている気がする。時間だったり気持ちの面だったり。

 「部屋は心の表れ」という母のありがたい言葉を胸に、大掃除を開始。半年前から物であふれて開けることのできなかった机の引き出しを開けることに成功。もう読むことのない高校生の恋愛漫画も売り払った(締めて130円)。ポリ袋1枚分のいらない物を部屋から排出し断捨離に達成。少しだけ生まれ変わったような気持ちがする。格闘の末、部屋をきれいにして新年を迎えることができた。さらに初詣で大吉を獲得。確実に、私に流れが来ている予感がする。2022年は部屋を毎日きれいにすることを維持して、いい流れを呼び込んでいけますように。


[新谷歩美] (執筆日1月9日)


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