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(23)全日本選手権直前インタビュー 松原星

フィギュアスケート 2021.12.19

(この取材は12月4日に行われたものです)

 

松原星(商3=武蔵野学院)

――東日本選手権(以下東日本)後、ステップスピンがあまり良くなかったとおっしゃっていましたが、今どのような状態ですか。

 「先日の都民大会でレベルの確認とか、そこまで練習して実際都民大会で取れているかというのをやってみて、なぜ跳べていないかということも教えてもらったので、全日本に向けて練習していこうと思っています」

 

――どのような練習をなさっていますか。

 「スピンは自分でビデオを見て思うのが『結構遅いな』ということで、すごく速さを意識してスピードを出す練習をしているのと、ステップはとにかくエッジワークのインとアウトを使い分けるというのを意識しています。真っすぐだと跳べないのでインとアウトどちらが良いのかを工夫しながら練習しています」

 

――東日本後もエッジワークが課題とおっしゃっていました。

 「気をつけて意識してやると『ここもできてない』ということが出てくるのでしっかりと本番緊張した中でも出せるようにしたいです」

 

――フリップの出来はいかがですか。

 「この間の都民大会の6分間練習でやっと踏み込んでつかめた気がして、改めて自分でビデオを見たときに少し発見するものがあって、そこから試している最中なのですが、今うまくいっているのでそのまま持っていきたいです」

 

――具体的にどのようなことを発見されたのですか。

 「跳び方ですね。なんとなく自分の固定した跳び方が少し違うのではないかと思っていて、そこでなんだか良い発見をしたというか。この跳び方をやってみようかなというのが掴めた気がするのでそれを試している感じです」

 

――プログラムで変えたところはありますか。

 「特にないです」

 

――表現よりも技術を意識しているのですか。

 「シーズン後半になってきて、少し適当になってきているかなというのが課題です。表現とかももちろんですけど、やはり技術で成功させなければ点数は出ないと思うのでジャンプを頑張らないとなと思っています」

 

――都民大会はどのような感じでしたか。

 「都民大会はSP(ショートプログラム)でルッツを失敗してしまったのと、FS(フリースケーティング)の前半でルッツを転んでしまって。でもスピンが締められたのは収穫でした」

 

――本番が近づいてきましたが、どのような気持ちですか。

 「本当に期間も少ないのでいかに自信を持って臨めるかだと思います。とにかく自分の納得のいくまで練習をしていきたいなと思っています」

 

――有観客の舞台ですが、いかがですか。

 「本当にすごく久しぶりのお客さんが入っている試合なので楽しみです。最近どんなに成功しても失敗してもシーンとしているのは結構寂しいし、なんだか自分だけの演技みたいに独りよがりになってしまうかなと思っていたので、そういうのもあって演技中に下を向いているのかなと思います。言い訳でしかないですが(笑)。お客さんがいればお客さんの方を見ようという気持ちになりますし、『見てー』という気持ちにもなるので、すごく楽しみです」

 

――全日本でのライバルはいらっしゃいますか。

 「ライバルは自分ですね」

 

――シーズン前から大きな目標として掲げられていた全日本にどのような気持ちで臨みますか。

 「やはり全日本選手権(以下全日本)はもちろんSP通過が一番大事になってくるので、一つの目標なのですが、SP通過できたときにFS、去年はSPを通過できてもFSで全然力が出せなかったので、SPもたくさん練習しますがFSもしっかりと練習して全日本に臨みたいと思います」

 

――全日本でのこだわりはありますか。

 「今年はオリンピック選考もあって緊張感がとんでもないのかなと思うので、楽しみなのもありますが緊張感もあります。周りに流されず自分の演技をできたらなと思います」

 

――全日本で特に見てほしいところはありますか。

 「最近樋口先生という以前習っていた先生のレッスンが再開して、SPとFSのブラッシュアップをしてもらっているので、少しでもいい表現が出せるといいなと思っています」

 

――全日本の目標を教えてください。

 「SP通過はもちろんですが、SP、FSノーミスで行くことが最大の目標です」

 

――都民大会で得たものを使えばノーミスは叶いそうですか。

 「都民大会ではルッツの一本目を失敗してしまったのが結構悔しくて、SPもルッツが途中開いてしまったのが『ああー』という感じだったので、ルッツをしっかり跳んで、フリップは今シーズン?昨シーズンからかな?全然決められていないのでしっかり決められるように頑張ります」

 

――ありがとうございました。

 

[新村百華]

 


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