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(74)明早戦直前 早大突撃インタビュー! 長田智希主将「明治は日本一を取るためには絶対に越えなければいけない壁」

ラグビー 2021.11.25

 本連載では早大監督、注目選手のインタビューを全3回にわたってお届けする。第2回は右センター長田智希主将(スポ4=東海大仰星)。高校時代には主将としてチームをまとめ日本一に導いた。明早戦にも1年次から出場し続け、今年度主将を務める長田選手に明早戦への意気込みを伺った。(この取材は11月7日にオンラインで行われたものです)

 

――今年度のスローガン『Be Hungry』の意味を教えてください。

 「まずは言葉の通り、常にハングリーさを続けるという意味で、今年度は監督やコーチ陣も入れ替わって、新しいことにチャレンジする年になりました。また常にチャレンジするという気持ちを全員が持つという意味と、目標である日本一に向けて一日一日成長を続けて、今の自分に満足しないという意味です」

 

――主将を務められていますが、東海大仰星高時代と変わったことはありますか。

 「大きく違うのは、周りの4年生とよく話すようにしています。リーダー陣とミーティングをする機会が週に2回はあって、リーダー陣と今のチームの状況であったり、チームに足りない部分を話しています。何人かで考えてチームづくりをするように心掛けています」

 

――大田尾監督が今年度より就任されましたが、長田選手から見てどのような監督ですか。相良前監督との違いもあれば教えてください。

 「相良監督はラグビーのことをグラウンドに立って全体に落とし込むよりも、組織としてのチームづくりを重要にしているように見えました。大田尾さんは選手としても有名で、グラウンドに立ってラグビーを教えてくれるのが大きな違いです。システムの変化や新しいコーチ陣によって変化があったと思います。春の時点で方向性を示されて、春から今にかけて積み重ねていっています」

 

――大田尾監督が導入した部のルールや仕組み、練習はありますか。

 「部のルールはそこまで変化はなくて、今まで大切にしてきた部分を継承してやっています。練習はシステムが変わると必要になるスキルが変わるので、今年度のラグビーに必要なスキルという意味では違った練習が入ってきます。まず今年度の僕らの中で天理大で大敗して、コンタクトシチュエーション、タックルやブレークダウンでの体を当てることの重要性に気付かされました。下半身のトレーニングが増え、レスリングの練習が増えました。また普通の練習の中でもブレークダウンが多く取り入れられてきました」

 

――レスリングのメニューにはどのようなメリットを感じますか。

 「やはり相手と体を当てる場面、ブレークダウンを組み合った場面に、言葉に表しにくいですがちょっとした感覚が良くなりました。タックルを受けたときにすぐに倒れていたシチュエーションを自立して足を使うプレーが増えてきて、役に立っていると感じています」

 

――今年度の接点、ブレークダウンはどう思われますか。

 「改善はされていると思います。タックルシチュエーションのスタッツにも出ていますし、昨年度とは異なる前に出るタックルが増えています。それでも前回の帝京戦では、引いてしまうシーンもあって、まだまだこだわれるシーンもあります。その中でもこだわろうと話した中で成長はしてきていると思います」

 

――長田選手にとって、明大はどんな存在ですか。

 「今までの早明戦の歴史もあると思いますが、それを抜きにしても僕が入学してから日本一を一番争っているのは明治だと思います。僕たちが荒ぶる、日本一を取るためには絶対に越えなければいけない壁だと思います」

 

――今年度の明大の印象と注目選手を教えてください。

 「毎年、まずは個々の能力やスキルが高くて、他のチームを見ていても一番厳しい相手だと感じる相手です。注目しているのは、やはり児玉(樹・政経4=秋田工)や江藤(良・文4=報徳学園)は高校時代から戦っている相手なので、意識はする相手ではあります」

 

――明早戦の展望を教えてください。

 「やはりどちらのチームが自分たちの強みを出し切るかだと思います。明治も展開してテンポのいい球出しからのアタックが強みだと思います。それか僕たちの継続するアタックのどちらがその時間を増やせるかです。自分たちがしたいアタックの時間を増やせるかがポイントだと思っています」

 

――明早戦の楽しみ方を教えてください。

 「ラグビー自体が楽しみではなく、あの雰囲気、周りの観客の雰囲気も、会場に初めて足を運んだら味わえるものです。初めての早明戦は、雰囲気が他の試合と異なって、なんかすごいなと感じました。あの雰囲気は早明戦でしか感じられない雰囲気だと思います」

 

――最後に意気込みをお願いします。

 「明治というのは常に日本一を争っている相手なので、ここに勝つかどうかで荒ぶる、日本一を取れるかが決まってきます。まずは対抗戦の早明戦で勝ち切ることで、いい形で選手権につなげたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[田中佑太]

 

◆長田智希(おさだ・ともき)スポ4、東海大仰星高、179センチ・90キロ

趣味は映画鑑賞。最近見た映画は『コンフィデンスマンJP』シリーズ。「映画は二つありますが、どちらもおすすめです(笑)」。

 

次回は大田尾監督のインタビューをお届けします。

 


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