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(71)~playback~ 吉田幹「土台となれるプレーをし続ける」

ラグビー 2021.11.22

 「強い明治を取り戻す」。新体制発足時、飯沼蓮主将(営4=日川)はスローガンに込める意味について言及した。3連覇の懸かる関東大学対抗戦、そして日本一奪還に燃える全国大学選手権へ。紆余曲折を経て迎える最後のシーズン。4年生に明大での4年間についてとラストシーズンへの意気込みを伺いました。

 

 第18回は吉田幹(文4=佐野日大)のインタビューをお送りします。(この取材は10月24日に行われたものです)

 

――明大ラグビー部に入部したきっかけを教えてください。

 「昔おじいちゃんが明大ラグビー部でプレーをしていて、僕が住んでいた地域はラグビーが盛んではなく、ラグビーは高校から始めました。大学をどうするのかとなった時に、おじいちゃんが明大でラグビーをしていたこともあり、明大に入りたいと思うようになったのがきっかけです」

 

――4年間を振り返っていかがですか。

 「練習面ですごくきつかったのですが、楽しい思い出も非常に多くできました。自分としては3年生の終わりにFWに転向したので、覚えることが多くて大変な部分が多かったのですが、非常にいい経験ができたと思います」

 

――今までで一番印象に残っている試合を教えてください。

 「日本一になった1年生の時の試合も印象深いですが、3年前のジュニア選手権の東海大戦が印象に残っています。最後キックで勝って、チーム全体が一丸となっているのをとても感じられたので、すごく見ていて面白かったです」

 

――4年間を通して成長したところはありますか。

 「プレー面は幅が広がったと思います。僕はラグビーを高校から始めて、同期や後輩に比べて歴も十何年変わってくるレベルだったので、何も分からない状態でした。ただがむしゃらにやっていたので、その分うまい選手や高いレベルの中でプレーをすることで、自分自身のレベルが高くなってプレー面に余裕ができました。そのおかげで、いいプレーができるようになったと思います。私生活は我慢強くなったと思います。(練習が)きついので、そのきつさの中でもメンタルや体が、ちょっとしたことではへこたれなくなったと思います」

 

――きつい中でも頑張れた原動力は何ですか。

 「まず、初心者だからといって試合に出られないのは嫌だったので、とりあえず人一倍練習して、うまくなって試合に出てやろうと最初は思っていました。ですが、やっていくうちにどんどん同期が目立って、先輩や後輩が期待されることで、もっとやらなくてはと思いました。負けたくなかったというか、一番になりたかったのだと思います」

 

――同期の中で尊敬している人はいますか。

 「2人いて、江藤良(文4=報徳学園)と児玉樹(政経4=秋田工)です。同じポジションで、良はずっと一緒に試合も出て同じところで争っていました。僕はFWに転向したのですが、BKとして2人ともAで頑張ってくれているのですごくそこは尊敬しています」

 

――吉田選手にとって〝MEIJI PRIDE〟とは何ですか。

 「僕個人のプレー面でもそうなのですが、どのチームにいても土台となれるプレーをし続けることだと思います。僕たちはそんなに特出しているわけではないので、その部分を生かして、勝っていても自分たちで声を出して、アタックだったら少しでも前にゲインするといった当たり前のことを4年生が確実にやっていけば、おのずとチームも勝っていくと思うので、それが〝MEIJI PRIDE〟だと思います」

 

――今後の意気込みをお願いします。

 「今、ケガをしているのでまずはそこを治したいです。もしこれから試合に関わることになったら自分の力を出して、どんな形であれ日本一に貢献して、自分の悔いのないように大学生活を終えたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[安室帆海]

 

◆吉田 幹(よしだ・みき)、文4、佐野日大高、179センチ・92キロ

コロナ禍で寮にいる時間が増え、アクリル画で絵を描き始めた。「普通の色合いじゃ面白くないので自分の世界観を盛り込んで描いています(笑)」。


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