(39)秋季リーグ開幕前インタビュー 村松開人
(この取材は9月8日に行われました)
村松開人内野手(情コミ3=静岡)
――秋季リーグ戦開幕を前にして心境はいかがですか。
「新型コロナウイルスの影響で春季リーグ戦の前よりは練習量や準備する期間が短かったのでどうかなという気持ちはあるのですが、あとはやることやるだけだと思っているので、準備だけはしっかりしたいと思います」
――今季の目標を教えてください。
「昨季は首位打者やベストナインがたくさん出て、それでもチーム全体では3位だったので、個人タイトルもそうですが、何よりチームが優勝できるように、それに自分も貢献できたらなと思います。個人的にはもう一度3割以上は打ちたいですし、盗塁もしっかりして、あとは長打を打ちたいと思っています。打てるところで1本出せたらと思っているので、実践練習も含めて普段の練習から意識してやっていきたいです」
――夏はどのような練習を中心に行ってきましたか。
「自分はウエートトレーニングとバッティング練習を中心にやっていました。体重も80キロくらいに増えました。かなりパワーアップしているので、これを試合に出せたらなと思います」
――打順は今季も2番で出場されるのでしょうか。
「そうですね、そうなると思います。打てる2番になりたいと思っています。きっちり送るところは送って、そうでないところをしっかりクリーンアップにつなげるバッティングができればいいと思うので、そこは臨機応変に対応できるようにしたいと思います」
――夏季オープン戦で意識していたことを教えてください。
「チームバッティングはかなり意識していました。最初に安打を打ったら、次の打席からは好機で回ってきたらわざと犠飛や進塁打を打つなど、そういうことを意識しました。チーム全体でもそういうテーマになりましたし、個人的にも絶対に必要になってくる技術だと思うので、それは言われなくても意識してやっていました」
――秋季リーグ戦に向けて自信はございますか。
「自信と不安が半々という感じです。やはり準備期間が短かったですし、最近少し体調を崩してまた痩せてしまったので元に戻さないといけないなど、さまざまな不安はあります。春と比べたら練習量もそれほど多くないので、その辺は不安ではあります。しかし春はあのような結果も出せて自信につながっているので、その自信と不安の半々だと思います」
――対戦したい投手はいらっしゃいますか。
「法大の山下投手は唯一三振した投手なのでもう一度対戦したい気持ちがあります。直球とスライダーがやはりすごいです。苦手意識はないですが、左対左でどうしても嫌なイメージがあるので、今季対戦してそのイメージを払拭(ふっしょく)できたらいいと思います」
――チーム全体で徹底したいことはございますか。
「思い切りやることですかね。このような状況下なのでさまざまなことを言う人がいると思うのですが、その中でも野球ができるということにしっかり感謝しながら思い切りプレーすることが大事だと思います。それが結果的に勝ちにつながったら最高だと思うので、思い切りプレーすることを心掛けたいです」
――秋季リーグ戦に向けての意気込みをお願いします。
「このような制限がある中で結果を出すことは大変だと思うのですが、それを言い訳に結果が出なかったというのは嫌なので、どんな状況でも自信と覚悟を持って腹をくくって秋はやりたいと思います。優勝することが一番なので、そのためにやれることは全力でやりたいと思います」
――ありがとうございました。
[西村美夕]
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