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(37)秋季リーグ開幕前インタビュー 上田希由翔

硬式野球 2021.09.20

(この取材は9月8日に行われました)

 

上田希由翔内野手(国際2=愛産大三河)

――昨季は思うような結果が出ない時期も続いたと思います。

 「昨年度は良い形で終えられたので昨季も良い形で打たなければならないと思っていました。さらに、4番に立っているので4番らしい打撃をしないといけないという思いや自分は打たなければいけないと勝手に思い込んで自分で自分を苦しくしていたと思っています。試合が終わってからはとにかく練習して自分が納得するまで練習するようにしていました」

 

――キャンプが中止となりましたがその影響は大きいでしょうか。

 「本来の練習量に比べるあまり量ができていないと思います。ですが、量ができない中でも質を高めていこうと意識してやっていたので、今できる最低限のことはできていると思います」

 

――この夏に成長した点はございますか。

 「逆に試合が少なかった分、筋力アップに重きを置いて食べ物やウエイトのやり方などを見返したので、筋力は上がったと自分でも実感しました。さらに筋力アップしたことによって打球がより飛んだり、体幹を保てたりとまだまだですが打撃に結びついてきたという実感があります」

 

――この夏メンタル面での成長はございますか。

 「福王昭仁コーチにも言われたのですが、オープン戦もあまりできず必死にやろうとしても思うような結果は出ないと思うので、この秋は楽しんでやろうと思っています。楽しむには結果を出さないといけないのですが、今季はもう少し昨春思っていた気持ちよりは気楽にやろうと思っています」

 

――今季はどのようにチームに貢献していきたいですか。

 「今までは4番として決めなくてはという意識が強かったです。ですが、今季は気楽にいこうということが目標なので、後ろがいるから自分もしっかりつなごうという意識を強く持ってやろうと思っています」

 

――4年生は今季がラストシーズンになります。

 「2年間しか一緒にプレーすることができなかったのですが尊敬できるいい先輩たちです。その先輩たちを優勝させられるように、自分たちはサポートもしつつ頑張りたいと思います」

 

――今季の目標をお願いします。

 「数字を気にしすぎるといけないということが分かったのであまり考えすぎないようにしたいです。好機で打席が回ってくることは絶対にあると思うので、つなぐ意識でがむしゃらに頑張りたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[宮本果林]




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