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紅出勘太郎 チームを引っ張る 紫紺の守護神へ

ハンドボール 2021.09.19

 ハンドボールの名門・氷見高で二度の全国制覇。U—16日本代表にも選出された期待のゴールキーパー、紅出勘太郎(政経1=氷見)が明大の門をたたいた。「自分がチームをリードしたい」。これまでの経験を武器にチームを引っ張り、大学でも頂点を狙う。

 

憧れの舞台へ

 ハンドボールは幼なじみの兄の誘いから始めた。「自分もこの舞台に立ちたい」。地元で行われた全国大会の決勝を観戦した時に全国制覇を目指すようになった。中学時代はキーパーにおける基本を身に付け、実力を大きく伸ばした。監督に練習中ずっとキーパーの基礎動作をさせられたこともあった。そうした熱心な練習の甲斐もあり、見事全国制覇を果たし、U—16日本代表にも二度選出された。

 

飛躍の3年間

 高校生になり、ハンドボールの名門・氷見高へと進学。中学時代に二つ上の安平光佑(日体大)を見て、氷見高でプレーすることを決めた。中学生の時、相手として試合をした時に大きな衝撃を受け、一緒にプレーすることを望むようになった。

 氷見高での練習では、自主性が重んじられた。そのため普段の練習と比べて自主練によりハードに取り組んだ。「伸びたい選手が伸びる感じだった」。そんな環境の中で、紅出が1年の時に行われたインターハイと国体。そこで氷見高は二度の全国制覇を成し遂げた。それらの大会で紅出は一年ながら多くの試合に出場し、優勝に貢献した。「憧れだった大舞台で出てとてもうれしかった」。その後、目標を失いブランクに陥る時期もあった。それでも後ろからチームを必死に支え続けた。

 

チームを引っ張る存在へ

 明大は主将の高橋海(営4=法政二)に憧れて入学した。大学でプレーする中で紅出のポテンシャルは爆発した。高校より自分のペースでパフォーマンスを見せることができた。大学での目標はインカレ優勝だ。それを胸に抱いて、自分の武器であるチームの流れを変えるスローイングを磨いていく。「自分の力を起点にチームを先導したい」。チームをリードする守護神へ、彼の成長は止まらない。

 

[細田裕介] 

 

紅出 勘太郎(べにで・かんたろう)政経1、氷見高。趣味は洋服を買うこと。ヒップホップ系の音楽が好き。188センチ・87キロ。

写真は本人提供)


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