(32)新進気鋭〜ルーキー特集2021〜 吉田輝雅「ラグビーをトップレベルでやりたいと思った」
新世代、ここに見参。新しくラグビー部の門をたたいた23人の若人たち。近い将来、1月の国立競技場に歓喜の声をとどろかせることだろう。本企画では、そんな彼らに電話取材を行い、それぞれが4年間に懸ける思いを伺った。5月20日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第22回は吉田輝雅(政経1=東海大相模)のインタビューをお送りします。
――明大に進学した理由を教えてください。
「高校で主将をやっていて全国大会に出てベスト16で終わってしまい、悔しさがありました。ラグビーをトップレベルでやりたいと思って進学しました」
――高校3年間を振り返っていかがですか。
「一番成長できたと思います。主将になっていろいろな人と話す機会が増え、コミュニケーション能力が上がりました。ラグビーの能力だけでなく、人としても成長できたと思います」
――印象に残っている試合はありますか。
「3年生の時に行われた神奈川県大会の決勝です。自分たちは桐蔭学園を倒して花園に出場するというのが目標だったので、3年間それを目指してやってきました。しかし、勝つことができなかったので、そこの悔いがやはり大きいです」
――ラグビーでの強みを教えてください。
「ステップや自分のキャリーからのチャンスメークとディフェンスです」
――課題はありますか。
「フィジカルの部分で、まだまだ体ができていないので、もっとフィジカルを強くして強い相手にも負けないようにしたいと思います」
――センターのポジション争いという部分はいかがですか。
「今の段階ではポジション争いに食い込めるような段階ではないので、今年は自分の体づくりとスキルの向上をしっかりしていきたいと思います」
――目標とする先輩はいますか。
「高校の時からの先輩である池戸将太郎(政経2=東海大相模)さんです。高校時代からずっと見てきてラグビーに対してだけでなく私生活もとても努力をしていて尊敬しています。(同じセンターでは)同部屋の児玉樹(政経4=秋田工)さんです。自主練習の時に一緒に練習したりキックなどを教えてもらったりしています」
――寮生活はいかがですか。
「最初は慣れなくてきついところもありました。ですが今は先輩たちも優しく、自分も慣れてきてどうしたらいいのかが分かったので、すごく充実しています」
――大学の授業はいかがですか。
「課題が多くて大変です」
――目標を教えてください。
「紫紺を着て日本一になることです」
――ありがとうございました。
[牛嶋淳太郎]
◆吉田 輝雅(よしだ・こうが)政経1、東海大相模高、177センチ・80キロ
天気の良い日は屋上で空を見ていることが多い。「空を見るのが好きです」
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