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(31)新進気鋭〜ルーキー特集2021〜 行松真「ラグビーをもう一度やろうと思えたのは仲間のおかげ」

ラグビー 2021.06.09

 新世代、ここに見参。新しくラグビー部の門をたたいた23人の若人たち。近い将来、1月の国立競技場に歓喜の声をとどろかせることだろう。本企画では、そんな彼らに電話取材を行い、それぞれが4年間に懸ける思いを伺った。5月20日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)

 

 第21回は行松真(営1=甲南)のインタビューをお送りします。(この取材は5月11日に行われたものです)

 

――明大に進学した理由を教えてください。

 「指定校推薦で入ったのですが、学力とラグビーの両方が優れているため進学しました」

 

――高校3年間を振り返っていかがですか。

 「いろいろな経験ができたと思います。1年生の時は先輩たちが引っ張ってくれて充実した1年を過ごしました。2、3年生になり引っ張っていく立場になってうまくいかなくなったことが増え、特に3年生の時はコロナがあり主将としてどう引っ張っていけばいいのかに悩んだ1年でした」

 

――高校時代に学んだことはありますか。

 「仲間の大切さです。コロナで何カ月も会えなくなりましたが、仲間と声を掛け合ってラグビーだけではなく普段からコミュニケーションを取ることで気晴らしにもなり、ラグビーをしたいなと思いました。コロナの影響でラグビーから気持ちが離れることがあったのですが、ラグビーをもう一度やろうと思えたのは仲間のおかげだと思います」

 

――ラグビーでの強みを教えてください。

 「高校生の時はパススキルで自信があったのですが、大学生になってレベルの差が大きくて、自分の得意なプレーが分からなくなりました。けれど最近監督にキックを褒められてキックを自分の強みにしていこうと思っています」

 

――目標にしたい先輩はいますか。

 「明大のハーフはレベルが高いので皆さん尊敬していますが、飯沼蓮(営4=日川)さんは2年生からずっとレギュラーで出ているので目標にしている先輩です」

 

――練習の時意識していることはありますか。

 「体が小さいので少しでも高く当たってしまうと持ち上げられてしまいます。体勢が浮いて押せない状態にならないように、できている回数は少ないですが低く当たって自分の一番強い体勢で当たるようにしています」

 

――寮生活はいかがですか。

 「楽しいです。寮を知らなかったので怖いイメージがあって先輩から仕事をやらされるイメージがありました。しかし全然そういったことはなくて、先輩方もしゃべりかけてくださるのでコミュニケーションが楽しいです」

 

――今後の目標を教えてください。

 「紫紺を着ることです。日々の練習からしっかり準備して自分のスキルを出し切って、日頃の練習から大切にしていきたいです」

 

――ありがとうございました。

 

[牛嶋淳太郎]

 

◆行松 真(ゆきまつ・まこと)営1、甲南高、164センチ・68キロ

 最近ハマっていることはモンスターハンター。モンスターハンターをきっかけに木戸大士郎(文1=常翔学園)と仲良くなったそう


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