特集記事
SPECIAL

(13)いよいよ開幕 目指すは1部昇格のみ/関東インカレ展望

競走 2021.05.19

 1部昇格に向け準備は万端だ。11年ぶりに2部降格の辛酸をなめてから2年がたった。今年度は例年以上に短距離、長距離、競歩、各部門が一体となり、1つの目標を目指している。チーム全員が「1点でも多く点数を取る」(鈴木聖人・政経4=水城)。この一心に4日間を駆け抜ける。

 

 他校の主力選手とどこまで渡り合えるか。ハーフマラソン、1万メートルが控える初日。2部とはいえど、箱根駅伝常連校から藤木(国学院大)、佐藤(青学大)らエースが集結するため大熱戦が予想される。日本選手権の出場を決め、好調の手嶋杏丞(情コミ4=宮崎日大)を筆頭に明大からも出し惜しみなく主力選手がエントリーされた。「短距離と共に競走部として頑張りたい」(鈴木聖)。チームに貢献するためには長距離部門から1人でも多くの入賞者を出せるかがカギとなる。

 

 2日目の三段跳びには4月に行われた六大学対校競技大会で見事優勝を勝ち取った鈴木憲伸(営3=明大中野八王子)が登場する。「最低でも15メートル50」を目標に。昨年度は対校戦ではなかったものの優勝を果たした故に「優勝以外はない」。2年連続王者への期待が高まる。

 

 表彰台独占も夢ではない。3日目に行われる1万メートルWでは昨年度、世界記録も更新した競歩部門の柱・古賀友太(商4=大牟田)がエントリー。2年前の失格の経験があるだけに最後の関東学生陸上競技選手権(以下、関東インカレ)では「2部で優勝するのは当たり前」。審判目線でも通用するフォームへの改善に力を入れ、手応えは十分だ。濱西諒(文3=履正社)、清水海地(理工2=長野日大)ら頼もしい後輩と共に競歩部門から大量得点を果たしたい。

 

 勝負の最終日には200メートル決勝が残る。華々しい功績を持つ木村颯太(法2=明星学園)、木村稜(政経2=乙訓)の2人への注目度は高い。日本学生対校選手権(以下、全日本インカレ)も見据え、標準記録の突破を狙う。また、今年度主将を務める石川雅也(法4=新居浜東)も4×400メートルRにエントリーされた。「チームを盛り上げることが私の使命」。常にチームのことを第一に考えてきた熱き主将が運ぶバトンは1位でゴールするのか、目が離せない。

 

 「明大は1部で戦わなければならない」(石川)。短距離部門はもちろんそれ以外の選手もそれぞれがチーム目標の〝1部昇格〟に向け、ほとばしる熱い思いをレースにぶつける。関東インカレでの結果が、後に続く全日本インカレひいては駅伝シーズンなど明大競走部の勢いにも関わってくる。幸先の良いスタートを切るためにも外せない戦いだ。

 

[出口千乃]


関連記事 RELATED ENTRIES

定期購読・新聞購入のご案内 クレジット決済による定期購読