（９）関東インカレ直前インタビュー⑧／村松璃久、木村颯太、木村稜
春季トラックレースの大舞台が２年ぶりに復活する。今年度で節目の100回目を迎えた関東学生陸上競技対校選手権（以下、関東インカレ）。昨年度は新型コロナウイルスの影響で10月に延期されたが、今年度は例年通り５月に開催される。コロナ禍はいまだに続くものの、明大では多くの選手がトラックレースで実力を伸ばしている。念願の１部復活に向け、チーム一丸となって本戦を戦い抜く。
本特集では、関東インカレに臨む31人の選手の声をお届けする。
第８回は短距離部門・村松璃久（政経４＝明大明治）、木村颯太（法２＝明星学園）、木村稜（政経２＝乙訓）のインタビューです。（この取材は５月15日、16日に電話で行われたものです）
村松
ーー関東インカレの目標を教えてください。
「200メートルは決勝に残って明大の得点に貢献することです。マイル、４継は自分の役割を果たして優勝に貢献したいです」
ーー自分の強みはどこだと思いますか。
「技術というよりは、目標に対して高いコミットメントを持てることが強みです。誰にも負けない心の強さを持っていると思います。そういった負けん気を試合でも発揮したいです」
ーーラストシーズンはどのように過ごしたいですか。
「個人としては関東インカレをステップにして、全日本学生対校選手権に出場したいです。また、自分が納得のいく記録に挑戦したいですね。チームとしては、リレーで引っ張る立場なので、まずは出場する。そして決勝に残り、入賞してチームを盛り上げたいです」
ーー１部昇格について、貢献できることは何だと思いますか。
「チームに貢献することは大前提として、自分が持つ下克上の気持ちを後輩が感じ取ってくれればと思います」
木村颯
ーー今年度も無観客試合となります。
「やはり声援があった方がテンションは上がると思いますが、昨年度も同じような感じだったのでそこまで気にならない感じですね」
ーー関東インカレに向けて取り組んでいることはありますか。
「とりあえずスピードを徐々に上げているところですね。練習でのスピード感を上げていき本番に合わせている最中で、特別変わったことはしていないです 」
ーー負けたくない相手はいらっしゃいますか。
「稜（木村）に負けたら悔しいですね。お互い意識し合っていると思います。高校時代から勝ち負けを繰り返してきたので次はどうなるか分からないですけれども、ワンツーフィニッシュが一番良いですね」
ーー関東インカレでの目標はありますか。
「順位は１人速い人がいるので、その人に勝ちたいなとは思っているのですが、高望みはし過ぎず２番か３番を狙って頑張っている感じですね。４継はこの体制になって初めてなので、まだどうなるか分からないですけれども、個人個人は走れていると思うので、バトンがつなげさえすればタイムは狙えると思っていますね」
木村稜
ーーリレーにも今回出場されます。
「練習を見ている感じではみんな走れる形になっているので、楽しみな種目でもあるなと思っています」
ーー今回はタイムより順位を意識していきたいですか。
「今回はタイムとかよりもケガをせずに終わることを考えているので、その上でできる限りのことをしたいなと思っています」
ーーライバルと考えている人はいらっしゃいますか。
「ライバルというか、同級生の木村颯太君と一緒に頑張っていきたいなと。また２つ学年が上の先輩とも走るので３人で頑張りたいなという形ですね」
ーー関東インカレへの意気込みをお願いします。
「個人としてはチームの力になれるように。リレーでもチームの力になれるいい走りをしたいと思います」
ーーありがとうございました。
［競走部担当一同］
※写真は明大競走部提供
