ボクシング部
新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止になった昨年度。活動が制限される中でも選手を支えたマネジャーたち。今回はそんな縁の下の力持ちたちの声を発信していく。第15回はボクシング部のモーミィントウダーマネジャー(法3=飛鳥)です。
――マネジャーになったきっかけを教えてください。
「私はもともとボクシングが好きで中高でボクシングをやっていた経験がありました。また、大学では真面目に何かに打ち込みたいと思っていたのでボクシング部のマネジャーになりました」
――どのようなお仕事をしていますか。
「マネジャーが私一人ということもあって、やることはたくさんあります(笑)週6日の練習に参加して、タイマーやモップがけ、水分補給をやっています。また、練習中に選手がケガをしないように事前準備をしています。練習後ですと、選手が飲むプロテインの準備をします。選手によって飲む量や種類が異なるので、そこの管理をしています。試合では司会を担当することもあります」
――大変なことはありますか。
「練習外で大変だと感じることがあります。私は会計も担当しているので、ボクシングに必要な日用品の購入からグローブなどの道具の発注をしなければいけません。あとは、選手の体重管理やコロナウイルスのことがあるので体温などの体調管理もしています。大変というか緊張する場面でいうと、ボクシング連盟と連絡を取るときです。明治大学として試合に出られるように受け付けをするのですが、少し緊張します(笑)」
――やりがいを感じるときはどんなときですか。
「もちろん選手が試合に勝ってくれることがもちろん一番やりがいを感じるときです。しかし、昨年度はコロナウイルスの影響で試合が1年間なかったので、選手がケガをせずに元気に練習に来てくれることにやりがいを感じます」
――選手はどんな方たちですか。
「体育会だからなのか、根は真面目な方が多いです(笑)静かな方もいますし、見た目がチャラそうな方もいてそれぞれですが、みんなとても優しいです」
――マネジャーをする上で心掛けていることはありますか。
「選手の私生活も学校生活も充実するように、日頃からストレスを解消のため悩み相談を聞いてあげたりアドバイスをしたり、選手が毎日気楽に精一杯頑張れるようなサポートを心掛けています」
――最後にマネジャーとしてこれからの意気込みをお願いします。
「コロナウイルスが収まってきて、これから試合も増えてくると思います。マネジャーは私一人なのですが、しっかりとサポートして皆さんの力になりたいと思っています」
――ありがとうございました。
[宇野萌香]
ボクシング部ってこんな部活!
体育会ボクシング部は、1924年に日本の大学で初めて創部された、最古の歴史と伝統のある部です。過去には、全日本大学選手権優勝3回、オリンピック選手7名をはじめ、全日本チャンピオンや、プロで活躍している選手も多く輩出しています。部の長い歴史の中には低迷していた時期もありましたが、現在は関東大学リーグの3部におり、3部優勝・2部昇格がチーム目標です。現在の部員数は選手11名、マネジャー1名で、日々厳しいトレーニングを積んでいます。ボクシングはストイックな個人競技というイメージが強いですが、部はあくまでもチームであり、一致団結が至上であるとして、ボクシング部では〝BOXING TEAM MEIJI〟をモットーに上下の垣根なく切磋琢磨(せっさたくま)しています。3年後には創部100周年を迎え、古豪復活に燃える選手たちに対して、熱い応援をよろしくお願いいたします。
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