

アメリカンフットボール部
新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止になった昨年度。活動が制限される中でも選手を支えたマネジャーたち。今回はそんな縁の下の力持ちたちの声を発信していく。第12回はアメリカンフットボール部の川端美裕マネジャー(商4=麗澤)です。
――マネジャーになろうと思ったきっかけを教えてください。
「高校までずっと文化系で活動していましたが、大学に入って何か新しいことに挑戦したいと思い、体育会のマネジャーをやってみようと考えました。野球部やラグビー部のマネジャーは未経験の人があまりいないのですが、アメリカンフットボールは選手もマネジャーも大学から始める人が多くて、初心者を歓迎していたので入りました」
――仕事内容はどのようなものですか。
「選手たちは自分たちの練習中の動画を見てミーティングをするので、そのための動画を撮影したり、また選手のテーピングを巻いたりボトルの準備をします。これらが全員で行う仕事です。加えて、他の大学の人と連絡を取る学生委員、試合や練習の様子を撮影してSNSにアップする広報という役割もあります。ベースとなる仕事の他、1人一つ何か担当を持って活動しています」
――アメリカンフットボール部のマネジャーならではの特徴はありますか。
「他の大学を見ても普通、マネジャーとトレーナーは学生の中で分けて活動しています。しかし、私たちはマネジャーがテーピング等のトレーナー業務を行っているので、そこは魅力の一つだと思います。入ったころは全然やり方も分からないので、1年生の間はずっと練習をして、2年生になるころから選手のテーピングを任せてもらうことになります。私たちは学生主体で活動しているので、あまり大人の方が練習に来ないこともあり、このような方針で続けてきています」
――部内の雰囲気はどうですか。
「体育会の色が強過ぎるということはないです。上下関係や厳しさという点においては、練習中はもちろんしっかりやりますが、他の時間ではメリハリがあって横も縦も仲が良く活動しています」
――活動頻度を教えてください。
「シフト制で週4回ほど練習に参加しています。練習が始まる1時間前に集合して、仕事が終わり次第帰宅します」
――ルールが分からなくても大丈夫ですか。
「マネジャーの子は入ってきた段階では全然分からない子がほとんどです。はじめに先輩から説明をしてもらい、後は自分で動画を見て学んだり、普段の練習で選手たちの動きを見て理解を深めたりしています」
――これまでマネジャーをやっていて記憶に残っているシーンはありますか。
「昨年度の早大戦(一昨年度関東王者)や一昨年度の関学大戦(全国大会3連覇中の強豪)で勝利したことは強く覚えています。マネジャーからしても、負ける試合と勝つ試合では雰囲気の違いを感じるので、勝ったときというのは私たちも嬉しいです」
――活動の中で大変なことを教えてください。
「日々の練習で改善しないといけない部分はたくさん出てくるのですが、マネジャーも人数が多いので、私たちの中で意見が食い違ってしまうことがあります。そういうときに、どうにかみんなが納得できるまで話し合って、解決に導いていくことは大変ですが大事な仕事です」
――マネジャー活動で手一杯になってしまいますか。
「今はコロナの影響でアルバイトは禁止なのですが、そうでないときはアルバイトをしている人もたくさんいますし、基本的に授業を優先させてもらっています。休みの日は遊びに行くことも全然あります。また、例年は学年ごとに選手とマネジャーが一緒にBBQをしたり、海に行ったりと遊びに行くイベントもあります」
――どんなときにやりがいを感じますか。
「もちろんチームが勝利したときはうれしいですし、日々の仕事を通して、選手から感謝されるとやっていて良かったなと思います。また自分がテーピングを巻いた選手が試合で活躍すると特にうれしいです」
――アメリカンフットボール部のマネジャーを考えている新入生にメッセージをお願いします。
「マネジャー未経験でも、自分がスポーツをやったことがなくても心配はいらないですし、部内は和気あいあいとした雰囲気で活動しています。しかし、しっかりとチームのために日々の練習等、やるときはやる部活なので何か大学で打ち込みたいと思っている方や何かに新しく挑戦したいと思っている方、お待ちしております」
――ありがとうございました。
[佐藤慶世]
アメリカンフットボール部ってこんな部活!
新入生のみなさんこんにちは!体育会アメリカンフットボール部GRIFFINSです! この部活は大きく分けて選手、マネジャー、AS(アナライジングスタッフ)から構成され、学生日本一を目指して活動しています! 大学から新しいスポーツを始めるのもな、、、と思ったそこのあなた!GRIFFINSはアメフト経験者だけでなく、高校まで未経験だった部員もたくさんいます! 愉快で楽しい先輩方が基本からきちんと教えてくれますよ。先輩後輩同士とても仲が良いところもこの部活の魅力です! 授業の都合で練習に最初から参加できなくても大丈夫です! 選手、マネジャー、ASすべて入部受付けています!
人生最後の学生生活、最高の仲間と学生日本一目指してみませんか?GRIFFINS一同お待ちしております!
(写真はアメリカンフットボール部提供)
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自転車部
自転車 2021.04.08新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止になった昨年度。活動が制限される中でも選手を支えたマネジャーたち。今回はそんな縁の下の力持ちたちの声を発信していく。第18回は自転車部の大沼美咲マネジャー(商4=旭川北)です。 ――普段のマネジャーの仕事を教えてください。 「平日はマネジャーが特に練習に行く必要はなくて、基本的に活動があるのは合宿がある時や週末の練習場に行くときに、一緒に帯同して活動しています。具体的な仕事の内容としては、練習のときはタイム測定とか練習場所の確保とか、あと合宿のときだったら宿など泊まる施設の予約とかもマネジャーがやっています」 ――仕事はどのくらい忙しいのですか。 「そもそもマネジャーが動く時間が、合宿とか週末とか限られた時間なので、普段は特に忙しさはないですが、試合になるとやはりやることが多いので、そのときはちょっとばたばたしますね、一日だけとかなのですが」 ――学業との両立はできますか。 「そうですね、学業との両立は結構できると思いますし、自転車部はマネジャーとかだったら兼サーとかもできますし、私もそうですがアルバイトも掛け持ちできるので、結構やりやすい環境かなって思います」 ――どうして自転車部のマネジャーになったのですか。 「正直自転車競技が好きだったというよりは、マネジャーをやりたくていろんな部を探していた時に、自転車部は選手も少ないですがマネジャーも学年に1人、2人ぐらいだったのでマネジャーの裁量権が大きくて、選手や部により自分の力で貢献できるのではないかと思って入部を決めました」 ――自転車競技を知らなくてもできるものですか。 「全然大丈夫です。たぶん知っている人の方が少ないと思うので、その辺は私たちマネジャーもそうですし、選手もみんな優しくて教えてくれるので、そういう知識とかは全く問いません」 ――マネジャーをしていて大変なことはなんですか。 「一番大変なのは、連絡ですかね。宿の連絡も練習場所の連絡もそうですが、報連相をしっかりしないと『え、この人数で泊まるんじゃないの?』とか行き違ったりするので、そういう連絡とかは本当に意識して私もみんなに声を掛けて何度も確認するようにしています。そういうところはすごく気を付けないといけないので、大変かもしれないです」 ――マネジャーをする上で心掛けていることはありますか。 「先ほども言った連携を心掛けることと、周りをよく見ることです。人によって試合前の集中具合やルーティーンが違うので、そこを意識して見極めて、その人に合ったサポートや環境づくりに努めています」 ――やりがいを感じる時はどういう時ですか。 「試合とか見ていて、選手が良い結果を残してくれたりとか、マネジャーの仕事って決まっているわけではないですけれども、カメラを自前で持っているマネジャーが多くて、試合中に撮った写真とかを、選手が後々SNSにあげてくれたりとか、何かのホーム画面に使ってくれたりした時はうれしいなって思いますね」 ――一番うれしかった出来事はなんですか。 「すごく何気ないことですけれど、私は宿取りをすることが多くて『大沼さんが取った宿は間違いないね』とか『いつも良い宿取ってくれるよね』って言われたときとか。あと上の学年になると主務っていう立場で、何代も上のOBさんや監督、部長と事務的な連絡を取ることが多いのですが、その時の対応がすごく早くて『大沼さん頼りになるね』とか『見習わなきゃと思うよ』とか言われたときは、自分の対応が間違えていなかったのだなってすごくうれしくなりましたね」 ――マネジャーから見た自転車競技の魅力はなんだと思いますか。 「コンマ数秒を争う熱い戦いが繰り広げられる点です。大学ごとでタイムが拮抗(きっこう)する中、少しでも速さを求めて練習して必死に良い記録を追い求めている姿は、見ていても胸が熱くなります。それから、あまり知られてはいないですが、種目とかが短距離の場合は細かく分かれているので、純粋にタイムを競うものだったり着順を競うものだったり、それを見て段々知っていく中で自分のお気に入りの競技、見ていて楽しいと思う競技ができてくると思うので、その競技のことをもっと知ったりとか。あとは他校の選手とかも結構集まるので、その中でコミュニティーを広げられます。すごく競技人口自体も少ないので、コミュニティーも広げられるっていうのが魅力だと思います。でもやっぱり、乗っている人が一番魅力ですかね。ちょっとなんか、面白い人が多いです(笑)そもそも自転車やっている人が変わった人が多いと思います(笑)性格もそうですし、ちょっとなんか、あれ?っていう、癖になる面白さがあるんです」 ――一押しの選手はいますか。 「一押しですか(笑)新入生で言うと、今年何年かぶりに女子の選手を取ったので。渡部春雅(政経1=駒大高)っていう選手が、本当に実力もしっかりあるので、一押しですかね。春雅ちゃんは全然変な人じゃないです(笑)春雅ちゃんは本当にまともです(笑)」 ――最後に新入生に向けてお願いします。 「自転車部ではマネジャーはもちろん、メカニックやトレーナーっていう役職でも募集していますし、女性のイメージが強いかもしれないですが、男性でも全然構わないです。もし少しでも自転車部に興味があれば、自転車部のホームページとかSNSとかで声を掛けてくれれば対応できると思うので、もしよろしければTwitterとかのSNSもチェックしてもらえたらなと思います」 ――ありがとうございました。 [西村美夕] 自転車部ってこんな部活! こんにちは!私たち自転車部は1年生4名、2年生4名、3年生5名、4年生4名、マネジャー3名の計20名で春から新体制として活動しています。 自転車競技はあまりなじみがないかもしれませんが、基本的には純粋に順位や速さを競うものが多く勝敗は誰が見てもシンプルです。それが故に、コンマ数秒を争ったり長いレースの中で駆け引きが行われたりしている姿には圧倒されます。 選手はほぼスポーツ推薦での入学のため大学から関わるのはマネジャーやそのサポートメンバーとしてですが、自転車競技を知れば知るほどその面白さや奥深さに魅了されるはずです! ここ数年は、インカレと呼ばれる大学対抗の一番大きな大会で総合2位や3位という成績を収めており今年はさらに上の総合優勝を目指して部員一同日々練習に精を出しています。そんな日本一を目指して頑張る選手を支えてくれるマネジャーやサポートメンバーを現在募集しています!SNSも日々更新しているのでぜひチェックしてみてください! (写真は自転車部提供)READ MORE -
卓球部
卓球 2021.04.07新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止になった昨年度。活動が制限される中でも選手を支えたマネジャーたち。今回はそんな縁の下の力持ちたちの声を発信していく。第17回は卓球部の大野未来主務(文4=岐阜県私立富田)です。 ――仕事内容を教えてください。 「大会の申し込みや大学に提出する資料の作成と会計です」 ――主務になったきっかけは何ですか。 「最初は髙山監督に『やってみないか』と言われました。仕事内容が社会人になってからも役立つと思ったのでやってみようと思いました」 ――選手との両立は大変ですか。 「最近は就活もあって、なかなか練習する時間がないので難しいですね。練習がある時間に資料を作り、面接もあるので大変です」 ――練習したい気持ちをどう埋め合わせしていますか。 「ランニングなど体を動かすことで気を紛らわしていますが、やはり練習したい気持ちはあります。それでもこの仕事は良い経験になるし、社会人になって役立つと思うのでその面ではプラスに捉えています」 ――主務になって変わったことはありますか。 「仕事を効率良くできるようになりました。また、予定をしっかり立てて計画的に物事を進められるようになりました」 ――最近意識していることはありますか。 「最近はコロナの影響で練習がありませんでした。外出もコンビニやスーパーに行く以外禁止で、寮の中でもずっとマスクをしている状態です。寮の至る所に消毒液を設置するなど感染防止は意識しています」 ――今年度の卓球部の目標は何ですか。 「昨年度はインカレやリーグ戦が中止になってしまいました。今年度は全て優勝し、グランドスラムを達成することが目標です」 ――ご自身の目標は何ですか。 「就活を一番優先したいと思っているので、自分が納得のいくような企業に入りたいです。第一志望の企業には卓球部があり、そこに入部する予定なので大学生のうちに全国大会で3回戦にはいきたいなと思っています。また、主務としてチームのサポートに回ることが多くなると思います。自分はリーグ戦や団体戦に出る機会は実力的にもうないので、出場する選手がスムーズに試合に入れるようにし、普段の練習をしっかりできる環境をつくれるように仕事を頑張りたいと思います」 ――この1年間の意気込みを聞かせてください。 「まだ何をしたらいいか分からない状態ですが、探り探りいろいろなことを試して、グランドスラム達成のために全力を尽くしたいと思っています」 ――ありがとうございました。 [大橋直輝] 卓球部ってこんな部活!明治大学体育会卓球部は現在、4年生8人、3年生7人、2年生6人、1年生7人の計28人で活動をしています。昨年度はコロナ渦での活動となり練習ができない期間や毎年行われていた大会が中止となる期間がありました。モチベーションを保つのが難しい中でも、自粛期間では自主練習や筋力トレーニングを各自で行って、体力面を強化し他の大学に劣らないように活動をしていました。今年度は規定練習も再開となり技術的な面でも練習が可能となりました。自粛期間で体力トレーニングを続けることができたので、これを生かして練習をしていきます。また、大会では昨年度中止となった多くの大会が開催される予定です。個人の目標を達成することはもちろんのこと、団体戦では春、秋リーグ戦、インカレの3大会を優勝しグランドスラムを達成するために選手一同、日々練習をしていきます。ご声援よろしくお願い致します。READ MORE -
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