

フェンシング部
新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止になった昨年度。活動が制限される中でも選手を支えたマネジャーたち。今回はそんな縁の下の力持ちたちの声を発信していく。第10回はフェンシング部の荒川泰成主務(政経4=大分豊府)です。
――主務の仕事内容を教えてください。
「大会のエントリーや合宿などの支払いをしたり、部員のモチベーションを上げていったりするマネジャー的な存在です」
――部員のモチベーション管理という面ではキャプテン的な一面もあるのですね。
「そうですね。主将はいますが、主務は裏のキャプテンではないですけど、裏方で支えるような形になります」
――仕事をする時に心掛けていることはありますか。
「自分自身としては、部活動における精算などはやったことがなかったので、そういった面でも、今後の社会人としてのスキルを学んでいくという意識で取り組んでいます。部活動としては、いかに良い環境で部活動をやってもらえるか、また次の世代が部活動をしやすいような運営をどのようにしたら良いのかということを考えながら行っています」
――主務になった経緯を教えてください。
「監督からの任命や、前の世代の先輩の承認があって、私が主務に選ばれた形になります」
――主務としての仕事をこなしながら選手としても活動されていますが、やはり大変ですか。
「部活の運営の部分で支障が出てしまって、練習に参加できない時もありましたね。大会のエントリーだったり、部活動として重要な手続きという部分で、自分自身が把握して責任を持ってやらないと、些細なミスが大きなミスにつながる可能性もあるので、そこは気を付けないといけないなという思いはありますね」
――逆にどんなときにやりがいを感じますか。
「部員が笑顔で活動できるような雰囲気ができると、自分自身もそれに貢献できたのではないかと感じ、一番やりがいを感じます」
――主務をしていて身についたと思うことはありますか。
「コミュニケーション能力ですね。主将が中心になって部員とのコミュニケーションを取っていきますけど、主務も全員とコミュニケーションを取っていく必要があります。以前だとあまり話すことがなかった部員もいたのですが、そういった部員とも関わっていく必要があったので、自分自身が変わる必要がありました。さまざまな性格の部員がいる中で、相手に合わせて話し合うことは、以前の自分では考えられなかったことだと思います」
――やはり主将と支え合って取り組むことも多いですか。
「そうですね。支え合っています。練習面や、成績を残すための目標という部分は主に主将が取り組んでいます。私は主務という立場として部内の仕事や、上下関係の部分など、プレー面だけでなく部員の統率的な部分を行っています。その中で今後、部がどうあるべきかといったことを主将と主務で話し合っています」
――マネジャーを募集したいと伺ったのですが、仕事内容はどのようなことをしますか。
「1年生なので、まだ仕事内容について分からないことがたくさんあると思うので、最初は主務と会計から仕事内容について学んでもらうことになります。後に主務や会計の仕事のフォローだったり、マネジャーとして責任を持って部活動の運営に貢献していただける方がいるとうれしいです」
――今のフェンシング部の雰囲気を教えてください。
「何事にも挑戦的です。今回の取材に関しても、今までのフェンシング部では取り組んだことがなかったので、新たな挑戦として取り組みたいという思いでした。部活動全体としても、新たな練習方法に取り組んだり、以前は行わなかった筋力トレーニングをやってみたり、持久力的なトレーニングを取り入れたりしています。他大学との練習試合ができないという状況もあるので、練習方法に工夫を凝らしたり、試合形式の練習の際も、ただ単にするのではなく、選手同士で話し合ってお互いのできていることやできていないことを確認し合っています。こういったことから今の挑戦的な雰囲気ができているのではないかと思います」
――最後に今年の目標を教えてください。
「昨年はほとんど試合がなかったので、新たなスタートと思って好成績を残せるように頑張っていきたいです。また、部活動には真面目に取り組んで、明るく楽しんで部員が過ごせるような、次の世代に引き継ぎやすい新たなフェンシング部を目指して、この1年間取り組みたいと思います」
――ありがとうございました。
[萩原亜依]
フェンシング部ってこんな部活!
こんにちは。体育会フェンシング部です。フェンシング部では、全員で20人程と少人数で部活動を行っています。その中でも部員の個性は豊かで、活発的に活動を行います。また、全員が一丸となるため部活動以外にも食事や遊びを通して楽しんでいます。
フェンシング部は、リバティタワー地下二階トレーニングルームで平日は18時から21時まで、休日は10時半から14時まで活動しています。大会では、リーグ戦、カンカレ、インカレ、全日本選手権個人、団体で好成績を残すために日々練習に取り組んでいます。
フェンシング部でマネジャーに入部していただくことによって、部員とコミュニケーションを取ることができ、部活運営でマーケティングや事務仕事など今後の社会で活かすことができます。フェンシングを経験していなくても楽しむことができます。
経験者、未経験者関係なくお待ちしています。よろしくお願いします。
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自転車部
自転車 2021.04.08新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止になった昨年度。活動が制限される中でも選手を支えたマネジャーたち。今回はそんな縁の下の力持ちたちの声を発信していく。第18回は自転車部の大沼美咲マネジャー(商4=旭川北)です。 ――普段のマネジャーの仕事を教えてください。 「平日はマネジャーが特に練習に行く必要はなくて、基本的に活動があるのは合宿がある時や週末の練習場に行くときに、一緒に帯同して活動しています。具体的な仕事の内容としては、練習のときはタイム測定とか練習場所の確保とか、あと合宿のときだったら宿など泊まる施設の予約とかもマネジャーがやっています」 ――仕事はどのくらい忙しいのですか。 「そもそもマネジャーが動く時間が、合宿とか週末とか限られた時間なので、普段は特に忙しさはないですが、試合になるとやはりやることが多いので、そのときはちょっとばたばたしますね、一日だけとかなのですが」 ――学業との両立はできますか。 「そうですね、学業との両立は結構できると思いますし、自転車部はマネジャーとかだったら兼サーとかもできますし、私もそうですがアルバイトも掛け持ちできるので、結構やりやすい環境かなって思います」 ――どうして自転車部のマネジャーになったのですか。 「正直自転車競技が好きだったというよりは、マネジャーをやりたくていろんな部を探していた時に、自転車部は選手も少ないですがマネジャーも学年に1人、2人ぐらいだったのでマネジャーの裁量権が大きくて、選手や部により自分の力で貢献できるのではないかと思って入部を決めました」 ――自転車競技を知らなくてもできるものですか。 「全然大丈夫です。たぶん知っている人の方が少ないと思うので、その辺は私たちマネジャーもそうですし、選手もみんな優しくて教えてくれるので、そういう知識とかは全く問いません」 ――マネジャーをしていて大変なことはなんですか。 「一番大変なのは、連絡ですかね。宿の連絡も練習場所の連絡もそうですが、報連相をしっかりしないと『え、この人数で泊まるんじゃないの?』とか行き違ったりするので、そういう連絡とかは本当に意識して私もみんなに声を掛けて何度も確認するようにしています。そういうところはすごく気を付けないといけないので、大変かもしれないです」 ――マネジャーをする上で心掛けていることはありますか。 「先ほども言った連携を心掛けることと、周りをよく見ることです。人によって試合前の集中具合やルーティーンが違うので、そこを意識して見極めて、その人に合ったサポートや環境づくりに努めています」 ――やりがいを感じる時はどういう時ですか。 「試合とか見ていて、選手が良い結果を残してくれたりとか、マネジャーの仕事って決まっているわけではないですけれども、カメラを自前で持っているマネジャーが多くて、試合中に撮った写真とかを、選手が後々SNSにあげてくれたりとか、何かのホーム画面に使ってくれたりした時はうれしいなって思いますね」 ――一番うれしかった出来事はなんですか。 「すごく何気ないことですけれど、私は宿取りをすることが多くて『大沼さんが取った宿は間違いないね』とか『いつも良い宿取ってくれるよね』って言われたときとか。あと上の学年になると主務っていう立場で、何代も上のOBさんや監督、部長と事務的な連絡を取ることが多いのですが、その時の対応がすごく早くて『大沼さん頼りになるね』とか『見習わなきゃと思うよ』とか言われたときは、自分の対応が間違えていなかったのだなってすごくうれしくなりましたね」 ――マネジャーから見た自転車競技の魅力はなんだと思いますか。 「コンマ数秒を争う熱い戦いが繰り広げられる点です。大学ごとでタイムが拮抗(きっこう)する中、少しでも速さを求めて練習して必死に良い記録を追い求めている姿は、見ていても胸が熱くなります。それから、あまり知られてはいないですが、種目とかが短距離の場合は細かく分かれているので、純粋にタイムを競うものだったり着順を競うものだったり、それを見て段々知っていく中で自分のお気に入りの競技、見ていて楽しいと思う競技ができてくると思うので、その競技のことをもっと知ったりとか。あとは他校の選手とかも結構集まるので、その中でコミュニティーを広げられます。すごく競技人口自体も少ないので、コミュニティーも広げられるっていうのが魅力だと思います。でもやっぱり、乗っている人が一番魅力ですかね。ちょっとなんか、面白い人が多いです(笑)そもそも自転車やっている人が変わった人が多いと思います(笑)性格もそうですし、ちょっとなんか、あれ?っていう、癖になる面白さがあるんです」 ――一押しの選手はいますか。 「一押しですか(笑)新入生で言うと、今年何年かぶりに女子の選手を取ったので。渡部春雅(政経1=駒大高)っていう選手が、本当に実力もしっかりあるので、一押しですかね。春雅ちゃんは全然変な人じゃないです(笑)春雅ちゃんは本当にまともです(笑)」 ――最後に新入生に向けてお願いします。 「自転車部ではマネジャーはもちろん、メカニックやトレーナーっていう役職でも募集していますし、女性のイメージが強いかもしれないですが、男性でも全然構わないです。もし少しでも自転車部に興味があれば、自転車部のホームページとかSNSとかで声を掛けてくれれば対応できると思うので、もしよろしければTwitterとかのSNSもチェックしてもらえたらなと思います」 ――ありがとうございました。 [西村美夕] 自転車部ってこんな部活! こんにちは!私たち自転車部は1年生4名、2年生4名、3年生5名、4年生4名、マネジャー3名の計20名で春から新体制として活動しています。 自転車競技はあまりなじみがないかもしれませんが、基本的には純粋に順位や速さを競うものが多く勝敗は誰が見てもシンプルです。それが故に、コンマ数秒を争ったり長いレースの中で駆け引きが行われたりしている姿には圧倒されます。 選手はほぼスポーツ推薦での入学のため大学から関わるのはマネジャーやそのサポートメンバーとしてですが、自転車競技を知れば知るほどその面白さや奥深さに魅了されるはずです! ここ数年は、インカレと呼ばれる大学対抗の一番大きな大会で総合2位や3位という成績を収めており今年はさらに上の総合優勝を目指して部員一同日々練習に精を出しています。そんな日本一を目指して頑張る選手を支えてくれるマネジャーやサポートメンバーを現在募集しています!SNSも日々更新しているのでぜひチェックしてみてください! (写真は自転車部提供)READ MORE -
卓球部
卓球 2021.04.07新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止になった昨年度。活動が制限される中でも選手を支えたマネジャーたち。今回はそんな縁の下の力持ちたちの声を発信していく。第17回は卓球部の大野未来主務(文4=岐阜県私立富田)です。 ――仕事内容を教えてください。 「大会の申し込みや大学に提出する資料の作成と会計です」 ――主務になったきっかけは何ですか。 「最初は髙山監督に『やってみないか』と言われました。仕事内容が社会人になってからも役立つと思ったのでやってみようと思いました」 ――選手との両立は大変ですか。 「最近は就活もあって、なかなか練習する時間がないので難しいですね。練習がある時間に資料を作り、面接もあるので大変です」 ――練習したい気持ちをどう埋め合わせしていますか。 「ランニングなど体を動かすことで気を紛らわしていますが、やはり練習したい気持ちはあります。それでもこの仕事は良い経験になるし、社会人になって役立つと思うのでその面ではプラスに捉えています」 ――主務になって変わったことはありますか。 「仕事を効率良くできるようになりました。また、予定をしっかり立てて計画的に物事を進められるようになりました」 ――最近意識していることはありますか。 「最近はコロナの影響で練習がありませんでした。外出もコンビニやスーパーに行く以外禁止で、寮の中でもずっとマスクをしている状態です。寮の至る所に消毒液を設置するなど感染防止は意識しています」 ――今年度の卓球部の目標は何ですか。 「昨年度はインカレやリーグ戦が中止になってしまいました。今年度は全て優勝し、グランドスラムを達成することが目標です」 ――ご自身の目標は何ですか。 「就活を一番優先したいと思っているので、自分が納得のいくような企業に入りたいです。第一志望の企業には卓球部があり、そこに入部する予定なので大学生のうちに全国大会で3回戦にはいきたいなと思っています。また、主務としてチームのサポートに回ることが多くなると思います。自分はリーグ戦や団体戦に出る機会は実力的にもうないので、出場する選手がスムーズに試合に入れるようにし、普段の練習をしっかりできる環境をつくれるように仕事を頑張りたいと思います」 ――この1年間の意気込みを聞かせてください。 「まだ何をしたらいいか分からない状態ですが、探り探りいろいろなことを試して、グランドスラム達成のために全力を尽くしたいと思っています」 ――ありがとうございました。 [大橋直輝] 卓球部ってこんな部活!明治大学体育会卓球部は現在、4年生8人、3年生7人、2年生6人、1年生7人の計28人で活動をしています。昨年度はコロナ渦での活動となり練習ができない期間や毎年行われていた大会が中止となる期間がありました。モチベーションを保つのが難しい中でも、自粛期間では自主練習や筋力トレーニングを各自で行って、体力面を強化し他の大学に劣らないように活動をしていました。今年度は規定練習も再開となり技術的な面でも練習が可能となりました。自粛期間で体力トレーニングを続けることができたので、これを生かして練習をしていきます。また、大会では昨年度中止となった多くの大会が開催される予定です。個人の目標を達成することはもちろんのこと、団体戦では春、秋リーグ戦、インカレの3大会を優勝しグランドスラムを達成するために選手一同、日々練習をしていきます。ご声援よろしくお願い致します。READ MORE -
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拳法 2021.04.07新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止になった昨年度。活動が制限される中でも選手を支えたマネジャーたち。今回はそんな縁の下の力持ちたちの声を発信していく。第16回は拳法部の丹羽桃子マネジャー(文4=淑徳巣鴨)です。 ――マネジャーになったきっかけを教えてください。 「元々マネジャーも格闘技も未経験で拳法という競技も知りませんでした。しかし新歓で声を掛けてもらい練習を見に行ったところ部の雰囲気が明るく入部を決めました」 ――入部当初はいかがでしたか。 「入部当初は部員数も多かったため、一つ一つ仕事を覚えていくのが大変で一から全て先輩に教わりました。練習のタイミングに合わせて行動するのが特に難しかったです」 ――昨年度の府立(団体インカレ)で優勝した時の気持ちを教えてください。 「一昨年度に優勝を逃し、初めて負けた選手の姿を見て1年間ずっと悔しい思いを持っていました。その分昨年度唯一開催された府立で皆が力を発揮して優勝することができたのはマネジャーとしてすごく誇りに感じました。試合に勝って喜んでいる選手の顔が見れることがやはり一番うれしいです」 ――部の雰囲気はいかがですか。 「すごく明るいです。先輩後輩関係なく皆で共に成長しようという雰囲気が表れていて良いと思います」 ――マネジャーとしてのスケジュールはどのようになっていますか。 「基本的にマネジャーは練習が始まる30分前に集合します。平日は18時から練習が始まるので17時半には集まって道場内の用具を準備しています」 ――新入生に伝えたい拳法部の魅力を教えてください。 「格闘技の体育会系は怖いイメージがあるかも知れないですが、拳法部は皆が一つの目標に向かって努力しており、一生懸命で誠実な人が集まる部活です。大学に入って新しいことを始めたい人はぜひ一度見学に来てください」 ――ありがとうございました。 [牛嶋淳太郎]拳法部ってこんな部活! こんにちは!拳法部です。私たちは、全国大会7連覇の実績を持つチームです。大学から始めて全国の舞台で活躍できることが明大拳法部の大きな魅力です。普段は和気あいあいとしていて親しみやすく、温かな雰囲気に惹かれて入部した部員も多数います。選手の得意技が異なるように、マネジャーもさまざまです。学部、出身、人生経験がそれぞれ異なる個性豊かな部員が揃っています。一方で練習や試合では己に厳しく果敢に励む、そのようなメリハリのある選手たちから目を離せません。全国優勝という1つの目標に向かって先輩後輩、マネジャー共に切磋琢磨し全力で向き合っています。互いに尊重し合い、人としても大きく成長できるまさに新たなスタートを切るのにぴったりの場所だと思います! 各種SNSを通じて情報発信をしています。常時体験、見学も受け付けているのでぜひお気軽にお越しください。部員一同お待ちしています!! (写真は拳法部提供) READ MORE