ラクロス女子部
新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止になった昨年度。活動が制限される中でも選手を支えたマネジャーたち。今回はそんな縁の下の力持ちたちの声を発信していく。第7回はラクロス女子部の黒木茉美マネジャー(政経4=明大明治)です。
――入部理由を教えてください。
「まず大学では新しいことを始めたいと思っていて、中学、高校時代は吹奏楽部だったのですが、体育会系のマネジャーをやってみたいと思っていました。いろいろ探してみて、見た時に一番直感的に楽しそうだと思ったからです」
――マネジャーとしてのスケジュールはどのようになっていますか。
「授業がある日だと、ラクロス部は基本朝練なのですが、練習の30分前くらいに着くようにしています。練習の準備をして、練習中は練習を回すことが仕事です。練習が終わったら片付けをして、あとは授業を受けたり、バイトをしたりという日程です」
――練習中はどのようなことをしていますか。
「女子ラクロス部はスタッフというポジションがあって、スタッフの中にマネジャーとトレーナーというのがあります。私はマネジャーなのでメニューのタイムキープと、ボトルケア、あとはビデオを撮ったり、ラクロス特有なんですが審判をしたりもします」
――マネジャーをやっていて大変だったことはありますか。
「試合中ベンチに入れる人数が少なく、昨年度は3人しか入れなくて。チームスタッフが12人いたので、その中で3人選ばれて入れるという感じでした。狭き門で選ばれなかったときとかはつらかったです」
――選ばれる基準は何かありますか。
「選ばれる基準は強みですね。チームへの貢献度。例えば、チームの雰囲気を盛り上げるのが強みだったら、その強みを認められたりとか、選手のケア、テーピングが上手く巻けたりとかの知識が豊富だったら、その強みを認められて入れたりします」
――自身の強みは何だと思いますか。
「私の強みはオールマイティなところだと思っています。マネジャーなのですが、トレーナーがいない時にはトレーナー的な業務もやらないといけない時があって。そういう時のために、テーピングなどは日頃から練習していてある程度巻けるようにしています。また審判の技術もスタッフによって違うのですが、外部に勉強しに行ったりして審判の技術もある程度は身に付けるようにしていて『1人いれば安心』というようなオールマイティなところが強みです」
――マネジャーをしていてやりがいを感じるのはどのような時ですか。
「練習中などに『それファールだよ』と教えてあげたり、ラクロスのルールは複雑なので、選手にラクロスのルールを教えたりして、試合の時に相手チームよりも明治のファールが取られる回数が少なかったりすると良かったなと思います。自分が練習中にしたことが、試合に生かされて勝ちに貢献できたと思った時が一番嬉しいです」
――ラクロス女子部の一番好きなところや自慢できるところは何ですか。
「尊敬できる人が多いところだと思います。結局、私はマネジャーなので部員のためにやっているところが多いです。選手を勝たせるために仕事をしているのですが、そういう風に思える人がいるのは当たり前のことではないと思うので『この人たちのために頑張りたい』と思える人がいるところが好きなところです」
――ラクロス女子部のアピールポイントをお願いします。
「4年間やっていた私から言うと、絶対に、入りたいと思った子を後悔させない自信があるので少しでもSNSを見て『かっこいいな』とか『挑戦してみたいな』と思った子には飛び込んできてほしいと思います」
――ありがとうございました。
[入野祐太]
ラクロス女子部ってこんな部活!
体育会ラクロス部女子には、現在66名が所属しています。活動日は、朝練を中心とした週5日です。現在は関東1部リーグに所属し「日本一」を目指し活動しています。昨年度の「関東準優勝」という悔しい結果を糧に、今年度は『REBORN ~ALL No.1~』を目標に掲げています。これは「日本一に輝くため、昨日までの自分から生まれ変わる」という私たちの決意を表しており、日々努力を重ねています。
そんなラクロスの最大の特徴は「初心者から始められる」ところです。所属する部員の中で、ラクロス経験者はたったの「3名」。現在は、部内に4名の日本代表が所属していますが、もちろん全員「初心者」からラクロスを始めています。このように、ラクロスは自分の努力次第で、日本一や日本代表を目指すことができる、可能性が無限大なスポーツです。
今、この文章を読んで少しでも挑戦したいと思ったのなら、勇気を出して飛び込んできてください。絶対に後悔しない4年間になるはずです。「一生の仲間と 本気の青春を」一緒に過ごしませんか?お待ちしております!
(写真はラクロス女子部提供)
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自転車部
自転車 2021.04.08新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止になった昨年度。活動が制限される中でも選手を支えたマネジャーたち。今回はそんな縁の下の力持ちたちの声を発信していく。第18回は自転車部の大沼美咲マネジャー(商4=旭川北)です。 ――普段のマネジャーの仕事を教えてください。 「平日はマネジャーが特に練習に行く必要はなくて、基本的に活動があるのは合宿がある時や週末の練習場に行くときに、一緒に帯同して活動しています。具体的な仕事の内容としては、練習のときはタイム測定とか練習場所の確保とか、あと合宿のときだったら宿など泊まる施設の予約とかもマネジャーがやっています」 ――仕事はどのくらい忙しいのですか。 「そもそもマネジャーが動く時間が、合宿とか週末とか限られた時間なので、普段は特に忙しさはないですが、試合になるとやはりやることが多いので、そのときはちょっとばたばたしますね、一日だけとかなのですが」 ――学業との両立はできますか。 「そうですね、学業との両立は結構できると思いますし、自転車部はマネジャーとかだったら兼サーとかもできますし、私もそうですがアルバイトも掛け持ちできるので、結構やりやすい環境かなって思います」 ――どうして自転車部のマネジャーになったのですか。 「正直自転車競技が好きだったというよりは、マネジャーをやりたくていろんな部を探していた時に、自転車部は選手も少ないですがマネジャーも学年に1人、2人ぐらいだったのでマネジャーの裁量権が大きくて、選手や部により自分の力で貢献できるのではないかと思って入部を決めました」 ――自転車競技を知らなくてもできるものですか。 「全然大丈夫です。たぶん知っている人の方が少ないと思うので、その辺は私たちマネジャーもそうですし、選手もみんな優しくて教えてくれるので、そういう知識とかは全く問いません」 ――マネジャーをしていて大変なことはなんですか。 「一番大変なのは、連絡ですかね。宿の連絡も練習場所の連絡もそうですが、報連相をしっかりしないと『え、この人数で泊まるんじゃないの?』とか行き違ったりするので、そういう連絡とかは本当に意識して私もみんなに声を掛けて何度も確認するようにしています。そういうところはすごく気を付けないといけないので、大変かもしれないです」 ――マネジャーをする上で心掛けていることはありますか。 「先ほども言った連携を心掛けることと、周りをよく見ることです。人によって試合前の集中具合やルーティーンが違うので、そこを意識して見極めて、その人に合ったサポートや環境づくりに努めています」 ――やりがいを感じる時はどういう時ですか。 「試合とか見ていて、選手が良い結果を残してくれたりとか、マネジャーの仕事って決まっているわけではないですけれども、カメラを自前で持っているマネジャーが多くて、試合中に撮った写真とかを、選手が後々SNSにあげてくれたりとか、何かのホーム画面に使ってくれたりした時はうれしいなって思いますね」 ――一番うれしかった出来事はなんですか。 「すごく何気ないことですけれど、私は宿取りをすることが多くて『大沼さんが取った宿は間違いないね』とか『いつも良い宿取ってくれるよね』って言われたときとか。あと上の学年になると主務っていう立場で、何代も上のOBさんや監督、部長と事務的な連絡を取ることが多いのですが、その時の対応がすごく早くて『大沼さん頼りになるね』とか『見習わなきゃと思うよ』とか言われたときは、自分の対応が間違えていなかったのだなってすごくうれしくなりましたね」 ――マネジャーから見た自転車競技の魅力はなんだと思いますか。 「コンマ数秒を争う熱い戦いが繰り広げられる点です。大学ごとでタイムが拮抗(きっこう)する中、少しでも速さを求めて練習して必死に良い記録を追い求めている姿は、見ていても胸が熱くなります。それから、あまり知られてはいないですが、種目とかが短距離の場合は細かく分かれているので、純粋にタイムを競うものだったり着順を競うものだったり、それを見て段々知っていく中で自分のお気に入りの競技、見ていて楽しいと思う競技ができてくると思うので、その競技のことをもっと知ったりとか。あとは他校の選手とかも結構集まるので、その中でコミュニティーを広げられます。すごく競技人口自体も少ないので、コミュニティーも広げられるっていうのが魅力だと思います。でもやっぱり、乗っている人が一番魅力ですかね。ちょっとなんか、面白い人が多いです(笑)そもそも自転車やっている人が変わった人が多いと思います(笑)性格もそうですし、ちょっとなんか、あれ?っていう、癖になる面白さがあるんです」 ――一押しの選手はいますか。 「一押しですか(笑)新入生で言うと、今年何年かぶりに女子の選手を取ったので。渡部春雅(政経1=駒大高)っていう選手が、本当に実力もしっかりあるので、一押しですかね。春雅ちゃんは全然変な人じゃないです(笑)春雅ちゃんは本当にまともです(笑)」 ――最後に新入生に向けてお願いします。 「自転車部ではマネジャーはもちろん、メカニックやトレーナーっていう役職でも募集していますし、女性のイメージが強いかもしれないですが、男性でも全然構わないです。もし少しでも自転車部に興味があれば、自転車部のホームページとかSNSとかで声を掛けてくれれば対応できると思うので、もしよろしければTwitterとかのSNSもチェックしてもらえたらなと思います」 ――ありがとうございました。 [西村美夕] 自転車部ってこんな部活! こんにちは!私たち自転車部は1年生4名、2年生4名、3年生5名、4年生4名、マネジャー3名の計20名で春から新体制として活動しています。 自転車競技はあまりなじみがないかもしれませんが、基本的には純粋に順位や速さを競うものが多く勝敗は誰が見てもシンプルです。それが故に、コンマ数秒を争ったり長いレースの中で駆け引きが行われたりしている姿には圧倒されます。 選手はほぼスポーツ推薦での入学のため大学から関わるのはマネジャーやそのサポートメンバーとしてですが、自転車競技を知れば知るほどその面白さや奥深さに魅了されるはずです! ここ数年は、インカレと呼ばれる大学対抗の一番大きな大会で総合2位や3位という成績を収めており今年はさらに上の総合優勝を目指して部員一同日々練習に精を出しています。そんな日本一を目指して頑張る選手を支えてくれるマネジャーやサポートメンバーを現在募集しています!SNSも日々更新しているのでぜひチェックしてみてください! (写真は自転車部提供)READ MORE -
卓球部
卓球 2021.04.07新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止になった昨年度。活動が制限される中でも選手を支えたマネジャーたち。今回はそんな縁の下の力持ちたちの声を発信していく。第17回は卓球部の大野未来主務(文4=岐阜県私立富田)です。 ――仕事内容を教えてください。 「大会の申し込みや大学に提出する資料の作成と会計です」 ――主務になったきっかけは何ですか。 「最初は髙山監督に『やってみないか』と言われました。仕事内容が社会人になってからも役立つと思ったのでやってみようと思いました」 ――選手との両立は大変ですか。 「最近は就活もあって、なかなか練習する時間がないので難しいですね。練習がある時間に資料を作り、面接もあるので大変です」 ――練習したい気持ちをどう埋め合わせしていますか。 「ランニングなど体を動かすことで気を紛らわしていますが、やはり練習したい気持ちはあります。それでもこの仕事は良い経験になるし、社会人になって役立つと思うのでその面ではプラスに捉えています」 ――主務になって変わったことはありますか。 「仕事を効率良くできるようになりました。また、予定をしっかり立てて計画的に物事を進められるようになりました」 ――最近意識していることはありますか。 「最近はコロナの影響で練習がありませんでした。外出もコンビニやスーパーに行く以外禁止で、寮の中でもずっとマスクをしている状態です。寮の至る所に消毒液を設置するなど感染防止は意識しています」 ――今年度の卓球部の目標は何ですか。 「昨年度はインカレやリーグ戦が中止になってしまいました。今年度は全て優勝し、グランドスラムを達成することが目標です」 ――ご自身の目標は何ですか。 「就活を一番優先したいと思っているので、自分が納得のいくような企業に入りたいです。第一志望の企業には卓球部があり、そこに入部する予定なので大学生のうちに全国大会で3回戦にはいきたいなと思っています。また、主務としてチームのサポートに回ることが多くなると思います。自分はリーグ戦や団体戦に出る機会は実力的にもうないので、出場する選手がスムーズに試合に入れるようにし、普段の練習をしっかりできる環境をつくれるように仕事を頑張りたいと思います」 ――この1年間の意気込みを聞かせてください。 「まだ何をしたらいいか分からない状態ですが、探り探りいろいろなことを試して、グランドスラム達成のために全力を尽くしたいと思っています」 ――ありがとうございました。 [大橋直輝] 卓球部ってこんな部活!明治大学体育会卓球部は現在、4年生8人、3年生7人、2年生6人、1年生7人の計28人で活動をしています。昨年度はコロナ渦での活動となり練習ができない期間や毎年行われていた大会が中止となる期間がありました。モチベーションを保つのが難しい中でも、自粛期間では自主練習や筋力トレーニングを各自で行って、体力面を強化し他の大学に劣らないように活動をしていました。今年度は規定練習も再開となり技術的な面でも練習が可能となりました。自粛期間で体力トレーニングを続けることができたので、これを生かして練習をしていきます。また、大会では昨年度中止となった多くの大会が開催される予定です。個人の目標を達成することはもちろんのこと、団体戦では春、秋リーグ戦、インカレの3大会を優勝しグランドスラムを達成するために選手一同、日々練習をしていきます。ご声援よろしくお願い致します。READ MORE -
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