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ラクロス女子部

ラクロス(女子) 2021.04.04

 新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止になった昨年度。活動が制限される中でも選手を支えたマネジャーたち。今回はそんな縁の下の力持ちたちの声を発信していく。第7回はラクロス女子部の黒木茉美マネジャー(政経4=明大明治)です。

 

――入部理由を教えてください。

 「まず大学では新しいことを始めたいと思っていて、中学、高校時代は吹奏楽部だったのですが、体育会系のマネジャーをやってみたいと思っていました。いろいろ探してみて、見た時に一番直感的に楽しそうだと思ったからです」

 

――マネジャーとしてのスケジュールはどのようになっていますか。

 「授業がある日だと、ラクロス部は基本朝練なのですが、練習の30分前くらいに着くようにしています。練習の準備をして、練習中は練習を回すことが仕事です。練習が終わったら片付けをして、あとは授業を受けたり、バイトをしたりという日程です」

 

――練習中はどのようなことをしていますか。

 「女子ラクロス部はスタッフというポジションがあって、スタッフの中にマネジャーとトレーナーというのがあります。私はマネジャーなのでメニューのタイムキープと、ボトルケア、あとはビデオを撮ったり、ラクロス特有なんですが審判をしたりもします」

 

――マネジャーをやっていて大変だったことはありますか。

 「試合中ベンチに入れる人数が少なく、昨年度は3人しか入れなくて。チームスタッフが12人いたので、その中で3人選ばれて入れるという感じでした。狭き門で選ばれなかったときとかはつらかったです」

 

――選ばれる基準は何かありますか。

 「選ばれる基準は強みですね。チームへの貢献度。例えば、チームの雰囲気を盛り上げるのが強みだったら、その強みを認められたりとか、選手のケア、テーピングが上手く巻けたりとかの知識が豊富だったら、その強みを認められて入れたりします」

 

――自身の強みは何だと思いますか。

 「私の強みはオールマイティなところだと思っています。マネジャーなのですが、トレーナーがいない時にはトレーナー的な業務もやらないといけない時があって。そういう時のために、テーピングなどは日頃から練習していてある程度巻けるようにしています。また審判の技術もスタッフによって違うのですが、外部に勉強しに行ったりして審判の技術もある程度は身に付けるようにしていて『1人いれば安心』というようなオールマイティなところが強みです」

 

――マネジャーをしていてやりがいを感じるのはどのような時ですか。

 「練習中などに『それファールだよ』と教えてあげたり、ラクロスのルールは複雑なので、選手にラクロスのルールを教えたりして、試合の時に相手チームよりも明治のファールが取られる回数が少なかったりすると良かったなと思います。自分が練習中にしたことが、試合に生かされて勝ちに貢献できたと思った時が一番嬉しいです」

 

――ラクロス女子部の一番好きなところや自慢できるところは何ですか。

 「尊敬できる人が多いところだと思います。結局、私はマネジャーなので部員のためにやっているところが多いです。選手を勝たせるために仕事をしているのですが、そういう風に思える人がいるのは当たり前のことではないと思うので『この人たちのために頑張りたい』と思える人がいるところが好きなところです」

 

――ラクロス女子部のアピールポイントをお願いします。

 「4年間やっていた私から言うと、絶対に、入りたいと思った子を後悔させない自信があるので少しでもSNSを見て『かっこいいな』とか『挑戦してみたいな』と思った子には飛び込んできてほしいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[入野祐太]

 

ラクロス女子部ってこんな部活!

 体育会ラクロス部女子には、現在66名が所属しています。活動日は、朝練を中心とした週5日です。現在は関東1部リーグに所属し「日本一」を目指し活動しています。昨年度の「関東準優勝」という悔しい結果を糧に、今年度は『REBORN ~ALL No.1~』を目標に掲げています。これは「日本一に輝くため、昨日までの自分から生まれ変わる」という私たちの決意を表しており、日々努力を重ねています。

 そんなラクロスの最大の特徴は「初心者から始められる」ところです。所属する部員の中で、ラクロス経験者はたったの「3名」。現在は、部内に4名の日本代表が所属していますが、もちろん全員「初心者」からラクロスを始めています。このように、ラクロスは自分の努力次第で、日本一や日本代表を目指すことができる、可能性が無限大なスポーツです。

 今、この文章を読んで少しでも挑戦したいと思ったのなら、勇気を出して飛び込んできてください。絶対に後悔しない4年間になるはずです。「一生の仲間と 本気の青春を」一緒に過ごしませんか?お待ちしております!

 

(写真はラクロス女子部提供)


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