特集記事
SPECIAL

(2)2年連続の栄冠へ “繋翔”の集大成を/#atarimaeni CUP展望

サッカー 2021.01.06

 最強明治の最後の船出だ。1月6日より、今年度インカレの代替大会となる、#atarimaeni CUP サッカーができる当たり前に、ありがとう!が開催される。全国32チームが参加する今大会。関東第2代表として戦う明大の初戦は7日。中国第1代表の福山大との対戦だ。“繋翔”を体現し2年連続の栄冠へ、最後の戦いが幕を開ける。

 

 総合力を手にし、明大サッカーは新たな境地へと達した。結果や伝統を引き継ぎ、超えていく。そんな思いから今年度のスローガン“繋翔”を掲げ臨んだ今シーズン。前年に5冠を獲得したプレッシャー、新型コロナウイルスの影響でのチーム練習不足、王者を待っていたのは様々な困難だった。そんな中でも「総合力の問われるシーズンになる」と檄(げき)を飛ばした栗田監督。強い個人が高め合うサッカーを体現した明大は、リーグ戦では勝ち点48を積み上げ2年連続の王座へと輝いた。

 

 しかし、今季トーナメント戦では負けが続いた。「トーナメントの怖さや難しさは大きく感じている」(住永)。2回戦で中大相手に涙を飲んだ天皇杯東京都予選。1回戦で東海大相手にまさかの敗戦を喫したアミノバイタル杯。今季はここまでトーナメント形式の大会では予想外の結果が続いている。

 

 それでも今季はプロ内定選手を12人輩出。優勝に向け、戦力は十二分だ。リーグ戦終盤、S Bとして攻守に存在感を放った須貝英大主将(商4=浜松開誠館)を負傷で欠いたものの、失点は僅かに20とリーグ最小を記録した。さらに得点へのカギとなるのが、M F持井響太(文4=滝川二)と坂本亘基(法4=ロアッソ熊本ユース)らサイドアタッカー陣。相手は自陣で守備を固めることが予想される中で、アタッキングサードでの個を生かした打開は得点へ不可欠となるだろう。須貝に代わりキャプテンマークを巻くM F住永翔(政経4=青森山田)は、F W小柏剛(商4=大宮アルディージャユース)をキープレイヤーに挙げた。「F Wが決めるかでチームの良し悪しが決まる」(住永)。チャンスを小柏、佐藤凌我(政経4=東福岡)らF W陣が、ものにできるかが勝負のカギを握る。

 

 2年連続の日本一の座へ、準備は万端だ。「やっぱり明治は違うなって思わせたい」(住永)。新たな段階へと突入した明大の強さを見せつける時がきた。明大の伝統と強さを過去から繋ぎ、王座ヘと翔け上がる。

 

[土屋秋喜]


関連記事 RELATED ENTRIES

定期購読・新聞購入のご案内 クレジット決済による定期購読