特集記事
SPECIAL

(16)パラ大学祭に出場! 無念の6位に終わった

明大スポーツ新聞 2020.12.14

 1年ぶりの開催となった、第2回パラ大学祭。今回は全11大学による、計8チームが参加。明大代表として参加した明スポだったが、昨年度より結果を落とす6位で大会を終えることとなった。

 

※写真撮影の際のみマスクを外しております。その他新型コロナ感染対策を徹底した上で行っております


 悔しい結果に終わった。4つのパラスポーツによる総合得点を競い合う今大会。明スポは最初の目隠しレースで4位となり好発進を見せる。続く車いすバスケットボールでは、見事な連携プレーで2位という好成績。しかし、続く第3種目ボッチャからはパラスポーツ経験者との差が如実に現れる。勝負所での投球ミスが響き、上位進出ならず。最終種目車椅子リレーで巻き返しを図りたかったが、他大学に圧倒され6位に終わる。総合得点による順位も6位となり、満足のいく結果とはならなかった。「もっと練習して、来年は雪辱を果たしたい」(金井)。今回の反省を生かし、来年こそは悲願の優勝をつかみ取る。


真剣な表情で狙いを定める明スポ部員


激しいぶつかり合いが特徴の車いすバスケットボール

 

 一見健常者には相応しくないスポーツのように思われてしまうパラスポーツ。しかし実態は全く異なり、万人が楽しめることこそがパラスポーツの特色だ。今大会も集まった多くの大学生が笑顔を見せ、真剣な表情で取り組んでいた。大会の主催者である上原大祐さん(NPO法人 D_SHiPS32代表理事)も「日本ではパラアイスホッケーチームが6つ、アメリカには90チーム近くあり健常者も混ざってプレーしている」と話すように、日本ではまだまだパラスポーツの認知度が低いのが現状だ。延期されたパラリンピックまで残された時間は残りわずか。地道な活動から少しでも多くの人々にパラスポーツの魅力を届けたい。

 

[田中佑太]

 

出場選手のコメント

藤里陽(政経4=明大中野)

――今日のイベントを振り返って。

 「このイベントに参加できるのは今回で最後になるが、卒業後も積極的にパラスポーツのイベントなどに参加していきたいと思う」

 

丸山拓郎(政経4=京華)

――今日のイベントを振り返って。

 「スポーツを取り巻く環境はとても大きいのだと改めて実感しました。大会主催者や運営者はもちろん、参加者応援者、協賛者など、実に多くの人々の力によってスポーツは成り立っているのだと学びました」

 

渡部伊織(政経4=市原中央)

――今日のイベントを振り返って。

 「私にとって最後の大会になりましたが、来年は後輩が悲願を成し遂げてくれると期待しています。明スポは〝パラスポーツの日常化〟に向け、今後も励んで参ります」

 

下神大生(営2=済美平成中教校)

――今日のイベントを振り返って。

 「悔しいの一言です。2年間練習してきたボッチャで自分のミスにより負けてしまいました。来年の大会に向けて練習を積み重ねていきたいです」

 

田中佑太(法2=本郷)

――今日のイベントを振り返って。

 「個人的にはボッチャで悔しい思いをしたので、次の大会ではボッチャで優勝したいです」

 

金井遥香(情コミ1=大船)

――今日のイベントを振り返って。

 「工夫一つで大きく変わる結果に会場も大盛り上がりで、どんな人でも楽しめるスポーツだということを改めて実感しました」

 

出口千乃(情コミ1=大妻女子)

――今日のイベントを振り返って。

 「パラスポーツというものを初めて体験して率直に楽しかったです。また参加してみたいと思えたので、機会があればこのようなイベントに積極的に参加したいと思います」

 

宮本果林(情コミ1=鎌倉女学院)

――今日のイベントを振り返って。

 「来年に向けて、しっかりと練習を積んで、次こそ優勝したいです!」

 

注目!!

部活動、サークル、ゼミやO B会でボッチャ体験してみませんか!?

明スポが取材に行き、記事にします!

イベント運営のお手伝いもご相談ください。

個人でのボッチャ体験希望も承っています!

お気軽にお問い合わせください!


関連記事 RELATED ENTRIES