(4)全日本大学駅伝直前インタビュー②/樋口大介、金橋佳佑、丸山幸輝、安部柚作

競走
2020.10.27

 全日本大学駅伝(以下、全日本)まで残りわずか。出雲駅伝中止という事態に開催が危ぶまれたこともあったもののここまで来た。昨年の雪辱は忘れない。明大が狙うはシード権ただそれのみだ。今回はそんな明大競走部のエントリーメンバー計16名に話を聞いた。

 ※この取材は電話にて行われたものです。

 

樋口大介(法4=伊賀白鳳)

――現在のコンディションはいかがですか。

 「夏合宿もしっかりできて状態は上がってきているところです」

 

――どんな走りを見せていきたいですか。

 「落ち着いて淡々と攻める走りをしていきたいです」

 

――10月の記録会後取り組んだことはありますか。

 「特に取り入れたことはなくて、これまでのことをこれまで通りに取り組んできました」

 

――応援自粛下のレースについてどう思いますか。

 「地元なので応援してくれる方も多いかなと思っていたので、少し寂しい気持ちはあります」

 

――現地での応援は相当力になりますか。

 「そうですね。きつくなっていても応援してくれる人がいたらその時元気が出てきて楽しくなってくるので、現地での応援の力はすごいです」

 

――最後の全日本、最後の駅伝シーズンについて。

 「大学入学してから駅伝で結果を残すことが最大の目標なので、最後の駅伝シーズンは何がなんでも結果を残したいという思いです」

 

――山本佑樹駅伝監督と歩む、最後の年について。

 「佑樹さんは1年目の時から故障が多い自分のことを親身になって相談に乗ってくれたり、期待してくれていたので駅伝で結果を残して恩返しできたらなと思っています」

 

――全日本に向けての意気込みをお願いします。

 「今のところだいぶ調子が上がってきて絶好調なので、走れたらしっかり結果を残したいなと思っています」

 

 

金橋佳佑(政経3=札幌山の手)

――現在のコンディションはいかがですか。

 「調子は良くもなく悪くもないですけど、昨年より確実に力が付いているのでレースではしっかり良い走りができるかなとは思います」

 

――今シーズンはここまでいかがでしたか。

 「5000メートルでは自己ベストも更新することができてスピードも付いてきているなっていう感じもありますし、だいぶ良い感じなんじゃないかなと思います」

 

――今のチームの雰囲気はいかがですか。

 「すごく良い感じで、みんな練習もできていて上位に入賞できる雰囲気ではあると思います」

 

――全日本駅伝ではどういう走りを見せていきたいですか。

 「自分の持ち味である安定感を生かして、前半から攻めた走りができればいいなと思っています」

 

――当日はどんな戦いになると思いますか。

 「今年もハイペースになるんじゃないかと思うので、しっかり最初から気を引き締めていきたいと思っています」

 

――応援自粛の下でのレースになりますが思うことはありますか。

 「駅伝だと沿道の声援が力になるんですけど、今回はしっかりそういうのがないので自分の走りに集中できればいいなと思います」

 

――個人目標はどれくらいでしょうか。

 「個人では最低限区間5位以内で走って、いい流れをつなげていければいいなと思っています」

 

――最後に、全日本に向けた意気込みをお願いします。

 「しっかりチームの上位入賞に向けて自分の持ち味を生かしてチームに貢献していきたいと思います」

 

 

丸山幸輝(文3=佐久長聖)

――現在のコンディションはいかがですか。

 「今はコンディションがあまり良くないですが、今年は夏合宿がうまくできて練習が積めているので自信はあります」

 

――本番どんな走りを見せていきたいですか。

 「大学1、2年は故障で走れないことが多かったのですが、今回選んでいただいて、今回走らなければ次はないという気持ちで走りたいです」

 

――10月の記録会後に取り組んだことはありますか。

 「10月の記録会はあまり良い走りができてなくて、そこから走りを修正するために補強であったり、夏合宿が終わってジョギングの距離が減ってしまうと思うんですけど、なるべく減らさないように取り組んでいました」

 

――走りたい区間はどこですか。

 「一番走りたい区間は4区です。自分の力が一番力を発揮できるのが4区。コースの特徴として上り下りが繰り返しあって、上りも下りもあまり得意ではないんですけど繰り返しのコースは高校時代からよく走っているイメージがあるので、一番走りたい区間です」

 

――応援自粛下のレースについてどう思いますか。

 「今までのレースと比べると違和感はあるんですけど、テレビの前で応援してくれる人がたくさんいると思うので、その人たちの期待に応えられるような走りをしたいです」

 

――やはり現地での応援は力になりますか。

 「トラックと比べて駅伝は応援の人数はとても多くなると思うので相当力になります」

 

――当日はどんな戦いになると思いますか。

 「他の大学も今年はすごく記録会でもタイムを出していて力があると思うので、明大も調子は良いんですけど本当に全員がベストな走りをしないと上位では戦えないと感じているので、レース当日まで一人一人がベストな状態で臨めれば、と思っています」

 

――全日本駅伝に向けての意気込みをお願いします。

 「大学初めての公式戦でのエントリーとなったので、その期待にしっかり応えられるように頑張りたいです」

 

 

安部柚作(法1=国学院久我山)

――現状のコンディションはいかがですか。

 「これから上がってくるかな、って感じです。特にいいわけではないですけど、上がってきているかな、という感じはします」

 

――今は好調ではないという感じですか。

 「前がだいぶ重かったので、足の重さが取れてきて、試合に向けて足がいい感じに軽くなっているのかなと練習で感じるので、調子が上がってきていると感じます」

 

――当日はどんな走りをしていきたいですか。

 「求められる走りをするってことなんですけど、チームの目的がシード権獲得なので、区間8番以内で走りたいと思っています」

 

――入部して半年経ちますが、明大の競走部の雰囲気はいかがですか。

 「もともと、いい意味で自由というか主体性を重んじているイメージで入ったんですけど、その通りで各自の意識を尊重し、自分で考えないといけない部分は多いなと感じます」

 

――全日本は無観客でのレースになります。

 「沿道に人がいない駅伝というのはあまりなかったので、どういうふうになるかとかは想像もつかないですけど、少なくとも自分のことを応援してくれる人はいると思っているので、それを思えばそこに直接いなくても力になるとは思います」

 

――最後に駅伝への意気込みをお願いします。

 「自分の希望区間とかは特にないので、自分の任された区間を自分の力を出し切ってチームに貢献できたらいいなと思っています」

 

――ありがとうございました。

[競走部担当一同]

 

第97回箱根駅伝まであと67日。