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(16)BEST GAMES~リーダーたちの名試合~ 片倉康瑛

ラグビー 2020.06.02

 転機となった試合、心に残っている試合…。今季の核を担うリーダー6選手の〝BEST GAME〟とは。選んでもらった試合を当時の記事とともに振り返ります。第2回は片倉康瑛選手(法4=明大中野)の〝BEST GAME〟です。


◆2018・9・29 関東大学ジュニア選手権(八幡山グラウンド)

▼対帝京大戦

 ○明大19{12―7、7―7}14帝京大


<理由>

 「当時、9連覇中だった帝京大と個人的に初めての公式戦でした。緊張していましたが通用するところもあり、自信を持てるきっかけになった試合となりました。また、次の日に予定されていた対抗戦の日体大戦のロックのリザーブをこの試合で選ぶと告げられていて、この試合のパフォーマンスが評価されて翌日の試合のメンバーに選ばれることができたので、この帝京大戦を選びました」


【復刻記事】(学部、学年は当時の表記です)

昨年度覇者・帝京大に粘り勝ち 攻守の積極性光る/関東大学ジュニア選手権

 王者に競り勝ち、連敗を阻止した。ジュニア選手権3戦目の相手は昨年度の決勝で敗北を喫した帝京大。先制トライを奪われるも、前半のうちに2トライを返し、12-7で折り返す。後半もFW陣を中心に必死のディフェンスで逃げ切り、1914でノーサイド。敗戦を喫した慶応戦での反省を生かし、1週間で見事な修正力の高さを発揮した。  

 

 セットプレーの安定で勝利を手繰り寄せた。5―7で迎えた前半27分。敵陣深くで、マイボールラインアウトを得ると、強力FW陣を擁する帝京大をモールで押し切り、フッカー大塚健太郎(商4=佐賀工)が逆転トライ。12―7で前半を折り返す。後半25分にも相手ゴール前でアタックを繰り返し、左フランカー髙橋広大(情コミ2=桐蔭学園)がディフェンスのスキを突き中央にトライを決めた。後半も、粘り強いディフェンスで帝京大を1トライに抑え、最終的に19―14で試合終了。スクラム、ラインアウトでも「常にプレッシャーをかけることができた」(ゲームキャプテン右ロック舟橋諒将・文4=札幌山の手)と帝京大相手に重戦車FWの強さを見せた。

 

 悔しい敗北を力に変え、王者にぶつけた。前節の慶応戦では試合開始序盤に2トライを献上するなど、立ち上がりでの不安が露呈。しかし、今試合では「入りから明治のペースに持っていこうと思っていた」(フルバック石井雄大・政経4=国学院栃木)と序盤から今試合のテーマである〝アグレッシブハント〟を実践し、テンポの良いアタックを展開。開始から敵陣での攻防が際立った。ミスから先制トライは許したものの、前半の連続トライで流れをつかみ取り勝利を収めた。Bチームの帝京大撃破は今季初。Aチームに負けじと強豪相手に粘り勝ちを決めてみせた。1週間で高い修正力を見せたBチーム。次戦は強豪・東海大との一戦だ。ジュニア選手権優勝に向け、負けられない戦いはこれからも続く。

 

[上松凜助]


試合後のコメント (抜粋)

左ロック片倉康瑛(法2=明大中野) 

――慶応戦から修正したポイントについて伺いたいです。

 「ファーストタックルの精度が課題として出ました。今日も受けてしまっている部分がありましたが、前に出るいいディフェンスができたと思います」


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